2016/7/30 称名滝から室堂へ
関東甲信越の梅雨も明けたし、そろそろ本格的に夏山?!というわけで。
たっちゃん&T世さんのテン泊企画にのっけていただいて立山へ(いつもありがとうございます!)。
称名滝起点に、弥陀ヶ原~室堂~大日と周遊する予定であります。
称名滝へ向かう道路は6時にゲートオープン(19時~6時は閉鎖)。
オープンに合わせて向かうと、10数台が待ち中でありました。
時間通りに開いたゲートをとおって称名滝駐車場へ。
かなり広い称名滝駐車場に停めて、続々と出発していく日帰りの方たちを見送りつつノンビリ準備をしていると、たっちゃん隊もほどなく到着。
雨粒がどこからか風に乗ってばらばらっときたり、とパッとしない天気ですが。
ともかくも出発。
大日岳登山口を過ぎ、称名滝へと続く道路を歩いていくと、称名川にかかる飛竜橋に到着。
橋を渡ったところから、一気に600mほど登り上げる八郎坂が始まります。
いったいどんな急坂なんだろう・・?と思ってたら、石畳で傾斜もそれほどきつくなく、歩きやすい道。
斜面自体はかなり急だけど、九十九折りにジグザグと道がつけられているので、道は緩やか。
所々で木立が切れて、称名滝を眺められるのがいいね!
・・・実はちゃんと称名滝見たのは初めて、ちょっとウキウキしながら眺めます。
滝の眺めは非常に涼し気なんだけど、この道、風が通らずかなり暑い。
前日雨が降ったということもあり、湿度も高いし(ほぼ100%)。
汗だくだくになりながら登ります。
所々、木立が切れて明るくなったところにはこんなお花たち。
ぐい~っと高度を上げていくにつれて、道幅が狭くなったり岩がちになったり。
前日の雨でぬれた岩はちょっと滑りやすく、足元注意で登っていくと
高原道路脇の木道に出てきました!
こんなとこに木道があったなんて、知らなかったなぁ。。。
バスでこのへん走るときは、ぐーすか寝てるしなぁ。。
こんな感じに、ちょっと展望開けてそうなところもあり。
このまま雲が高くなってくれたらいいなぁ、なんて思いながら歩いていくと
弘法手前の公衆トイレに到着。
とってもキレイなトイレを借りて、ここで一息。
ひっきりなしに通り過ぎる高原バスを見ながら一息ついたら、再び木道へ。
道の左側(登る方へ向かって左側)の木道を歩き、道路を一度渡って右側の木道に移れば、あとは道路とつかず離れず歩きます。
(右側の木道の入り口がわからず、あやうく追分まで道路を歩く羽目になるとこでした。。)
こんな感じでゆる~りのんびり。
草原だったり笹原だったり、灌木の中だったり。
所々藪っぽいところもあるのは、この辺はあまり歩く人いないからかな。
花もちらほら。もう秋の花?!
晴れてれば、これはこれで楽しい道なんでしょうけどね。
ガスってて展望は望めそうにもなく、ひたすら黙々と歩いちゃいました。
前方のガスの中にうっすらと弥陀ヶ原ホテルが見えてきたあたりで、追分に到着。
ここでまたまた大休止したら、天狗平山荘目指して出発。
距離も時間も短そうな旧道を行くか、獅子鼻岩経由の通常ルートをいくか。
しばし悩んだけど、開けて気持ちよさそうな通常ルートにしましょ、ってことで。
弥陀ヶ原ホテルからの木道周回ルートも合流しているこのあたりは、広い木道もバッチリ整備されているし、湿原もいい雰囲気♪
ぽわぽわのワタスゲがいい感じ。
池塘ちらばる先には、大日岳が見えてるはずだったんだけど。。。
花もそこそこ咲いてます!
特にタテヤマリンドウは、草原の中に白い小さな星がキラキラ輝いているようで、なんともかわいらしい。
で、そんな湿原をゆる~り歩いて少し下ると、水場の沢に到着。
沢にかかる木橋を渡ると、鎖のかかる岩場が始まります。
トラバースあり、よじ登りあり。
足場はしっかり切られてるので問題ないけど、重荷だし足元濡れてるし、で気を遣いつつ。
70mほど登ったら、再び池塘散らばる草原に出てきました。
ここから天狗平までは延々と木道が続きます。
たっちゃん曰く、晴れてたらステキなとこなんだけどなぁ。。。と。
こりゃ、お天気安定したときにまた来るしかないですな(o^-^o)
ガスは全然晴れないけど、このまま雨降らずにテン場までたどり着けるならいいか、なんて話していると、突然ばらばらっと雨が。
う~、思ってたより雨の降りだしが早い・・(;´Д`A ```
予想では、テント張ってから夕立、という感じだったんだけど。
しかも雨足はかなり強く、雨具上下を着て歩きます。
木道の両脇はチングルマの綿毛がいっぱい、確かにこりゃすごいんだけど、それどころじゃない私たち。
雨に打たれてしょぼしょぼ歩いていくと、湿原の向こうに大日の稜線がうっすらと。
・・・稜線見えたのはうれしいけど、雨、止んでくれたらもっと嬉しいんだけどな。
テンションだだ下がりで歩いて、ひとまず天狗平山荘に到着。
ここで雨宿り、と思ったけど、玄関先はいっぱい。
わずかな軒先で一休みしつつ作戦会議。
もうこんなにずぶ濡れじゃ、テントはないよね、と意見は一致。
翌日の天気がもちそうならどこか素泊まりって手もあるかな、なんて言っていたら、どうも雨も小やみになってきて。
ならば室堂まで頑張りますか!と歩き初めてしばらくすると・・・一層激しく雨が・・・
道沿いのチングルマにも雨粒がいっぱい。
沢筋にはまだ咲き残ってるチングルマもあったけど、とても立ち止まって眺める余裕はなく。
いやぁ、こんなに激しい雨の中歩いたのは初めてかも?な雨に萎え萎え。
ようやく室堂ターミナルにたどり着いたときは、このまま立山駅に下りましょ、と意見一致でありました(^^;
久々にやられましたわ。
まぁ、急きょ下山も可能な立山でよかった。
で、高原バスとケーブルカーでサクサク立山駅に下り、ちょうど駅前にいた称名滝行きのバスにもうまく乗れて、称名滝駐車場に戻ってきてこの日は終了。
ま、様子はわかったし、次回の楽しみが増えたということでよしとするか。
下山後は、グリーンパーク吉峰の立ち寄り湯へ(610円)。
その後は魚津のラーメン屋、吉久で味噌野菜ラーメン食べて、たっちゃん隊とは解散、でありました。
(詳細は速報)
ん~、ここはまたリベンジだな。
でもお初の道を歩けたのはよかったし、歩きやすくて静かで歩きごたえもあって満足!
ありがとうございました♪
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コメント
せっかくのお花畑もねぇ…
残念としか(^_^;)
やっぱりエスケープルートは大事ですね(^O^)
いつもバスから木道見てましたが…
称名滝までつながってるとは知りませんでした。
投稿: katsu | 2016年8月 3日 (水) 12時24分
katsuさん>
ほんとほんと。
でも、また今度行こう!という気がもりもり湧いてきました!
今度はkatsuさんもぜひ称名滝から♪
静かでとってもいい道でしたよ(^^
投稿: まきchin | 2016年8月 3日 (水) 23時31分