2016/7/2 雄国沼から猫魔ヶ岳周回
先週は山に行かずに、下界でいろいろ用事片づけていたまきchin隊。
この週末は、多少雨が降ってもいいから山に行きたい!というわけで。
お花見メインで雄国沼へ。
雄子沢登山口の駐車場は、先週は6時の時点ですでに満車だったとか。
ならば、と登山口で車中泊。
#駐車場に簡易トイレあり
登山口泊だとギリギリまで寝られていいね、停める場所の心配しなくていいし。
そしてこの日も、我らが出発した6時前にはほぼ満車でありました。
道路を渡ったところから登山道、もといハイキングコースへ。
ここから雄国沼まで、ゆるやか~に登る道を3kmほど歩きます。
左手に雄子沢川の沢音を聞きながらの道。
さすがに一番のメジャールートだけあり、よく踏まれていて歩きやすい。
ぬかるんでるところも多いけど。
所々で道を横切る小沢で靴をじゃぶじゃぶ洗いながら、ゆる~りのんびり。
まだ朝早いので、道も静かなもんです。
・・・でも、単調すぎて歩いてるうちに飽きてきた(^^;
あと○キロ、という標識を見ながら歩いていくと、いつしかブナ林の中へ。
ブナはいいね、涼やかで癒される。
ブナ林になると、それまで広かった道も少し狭くなり、傾斜もやや増しな感じになり。
もうすぐ雄国沼かな~、と歩いていくと、雄国山への分岐を右に分け、林が灌木帯になって
雄国沼休憩舎に到着。
キレイで大きな小屋にはトイレも完備(宿泊は不可)。
小屋裏には水場もありました。
トイレ借りつつ一息ついたら、ニッコウキスゲの群落地を目指して出発。
沼を左手に歩いていくと
お、前方にニッコウキスゲの群落が。
ほんのりオレンジ色~(^^
ウキウキ歩いていくと、木道へ。
ここからは反時計回りの一方通行で歩くみたい。
さてさて、どうかな?とドキドキしながら木道を進んで・・・
木道の先にオレンジ色が広がってるのが見えてきた!
最盛期はこの辺りも一面オレンジ色だそうだけど。
それでも、そのオレンジ色の絨毯のほうへと歩いていくと
向こう側の木道を見ると、しゃがんで写真を撮る人多数。
そうこなくっちゃ!
猫魔ヶ岳と雄国沼、ニッコウキスゲ。
そして三脚立てて写真を撮る人々。
ちょうど青空も覗いて、日光もきらきら差してきて。
ニッコウキスゲもキラキラ♪
元気の出る色ですね!
ニッコウキスゲの絨毯が見られてよかったo(*^▽^*)o
天気予報もビミョウだったので、ひょっとしたらガスの中かも?とか思っていたのですが。
青空も覗いてくれたし、ニッコウキスゲもまだ結構残っていてくれて、よかったよかった。
ゆっくりと木道を一回りしたら、だんだんと人が増え始めた雄国沼を後にして金沢峠へ。
ここからぐる~りと外輪山沿いに歩いて、猫魔ヶ岳を目指します。
雄国沼から金沢峠は、丸太の階段を7分ほど登ります。
登り上げたところにシャトルバスの停留所と展望台がありました。
#展望台から少し下ったところにトイレあり。
展望台から雄国沼を見下ろすとこんな感じ。
ニッコウキスゲ満開の頃は、緑の湿原が一面オレンジ色だそうな。
沼を挟んだ向こうには、猫魔ヶ岳と、ちょこんと頭を出した磐梯山。
これからぐる~り歩いてあっちまで行くのか、と思うと、ちょっとゲンナリ(^^;
ま、行きますかね。
古城ヶ峰への分岐までは、こんな舗装路を歩きます。
右手には喜多方方面の展望が開けていて、風が通って意外と涼しい♪
左手の灌木の切れ間からは、雄国沼。
木道が通ってない先の湿原にも、ニッコウキスゲがたくさん咲いてました。
そんな舗装路を歩いて、古城ヶ峰の分岐を過ぎると、草むした林道へ。
歩く人もあまりいないのか、草もさもさ。
いちおう轍はついてるけど。
真新しいタイヤ跡は、オフロードバイクのかな。
足下の雑草がもさもさ茂る道には、なぜか錆びたフライパンが複数落ちていて謎でした(笑)
林道っぽい道はいつしか山道になり、ゆる~り歩いていくと厩岳山の分岐に到着。
ここから先はキレイに刈り払われた道へ。
ちょいと斜度が増してきたか。
でもって、木立の中の道は暑い。。。
立ち止まって水分補給しながらゆるゆる登っていくと、雄国沼からの道に合流。
ここから先は本道につき、一気ににぎやかな道になります。
合流地点から猫魔ヶ岳へは、いったん30m下って100m上がる道。
ここを通る間に、団体3組含めて10組以上とすれ違ったかな。
合流するまでは、誰にも出会わなかったのに。
で、この道が結構曲者。
通行量が多いためか掘れてるところが多いし、段差も大きいし、ぬかるんで滑りやすいし。
最後にきたねぇ、なんて言いながらぐい~っと登って
猫魔ヶ岳山頂、到着!
正面には磐梯山も♪ 雲かかってなくてよかった~(o^-^o)
そしてこの猫魔ヶ岳、北と南にそれぞれスキー場があるのが面白い。
南側にはアルツ磐梯と猪苗代湖が見えまして。
北側には裏磐梯猫魔スキー場と桧原湖、五色沼方面。
意外といいぞ、この眺め。
時折パラパラっと雨がぱらつく中ではありましたが、ちょうど山頂には我らのほかには単独の方が一人のみ。
のんびり景色を眺めながら一休み、であります。
全体的に靄ってるけど、意外と展望きいてよかった。(o^-^o)
うっすらと飯豊っぽい山並みも見えたし。
さて、眺めに満足したら、山頂手前の一等三角点にタッチして雄国沼へと下ります。
来た道を下って登り返せばさきほどの分岐、そしてその先には大きな猫岩。
ごろ太君、猫の顔が見える!とか言ってたけど・・・私には見えない・・・。
大きな岩の周りでは、何人か景色眺めながら休憩中。
私らもちょいと一息ついたら、あとは一気に下ります。
猫岩からしばらくはぐい~っと下る道だったけど、あとはほぼ穏やかなブナ林の中の道。
所々で足元ぬかるんでるけど、それでもやっぱりブナはいいね♪
小さな沢も何本か。
じゃぶじゃぶ歩いて靴の泥を落とすも、すぐに泥んこに(^^;
ま、そんな道も楽し、ってことで。
ゆるゆると下っていくと雄国沼のほとりに到着、堰堤を歩いて雄国沼休憩舎に戻ってきました。
小屋の前は、ちょうどお昼時ということもあってお昼食べる人たちで大混雑。
トイレも長蛇の列だったので、我らは止まらずさくさく下山。
それでも、この時間でもまだ登ってくる人たちとすれ違ったのにはビックリでした。
雄子沢登山口へと歩いてる途中、登山道にはネズミがちょろちょろと。
小さくてかわいかった♪
で、ゆる~り下って無事下山。
登山口の前後には、駐車場に入れなかった車が40台くらい、ずら~りと路駐してました。
いちばんいいシーズンだものねぇ。
今度はもっと満開の時に来たい、と思いつつも、意外と天気よくて展望もあり、ニッコウキスゲもまだまだたくさん咲いてて、とっても楽しめた山行で満足、です。
で、下山後のお風呂は休暇村裏磐梯(800円)、腹ごしらえはお馴染み喜多方ラーメンでありました。
(詳細は速報)
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コメント
雄国沼のキスゲ、これだけ咲いていてもまだ最盛期ではないんですか
駐車場が満車になってしまうのも頷けます
ヤマネ?、カワイイですね~
投稿: 青空 | 2016年7月 6日 (水) 21時02分
青空さん>
びっくりですよね。
地元の方によると、最盛期は一面オレンジ色だそうで。。。
それでも十分満足、満喫できました(^^
雄子沢登山口からだと、大した登りもなくゆっくり歩いてこれますしね。ほんと、満車になってしまうのも納得、でした。
カワイイねずみさん?ヤマネさん?も見られて、とっても和んじゃいました~(^^
投稿: まきchin | 2016年7月 6日 (水) 21時38分
おはようございます。
すっかり花の季節ですね(^O^)
僕も黄色の大花好きです。
花見に行きたいなぁ~
投稿: katsu | 2016年7月 7日 (木) 08時32分
katsuさん>
はい、どんどんいろんな花が咲いてきてますね!
ニッコウキスゲの色は、気分もぱぁっと明るくなる気がして大好きです♪
ここのところ、週末の天気が悪くてイマイチですけど。。
どんどん咲いていくお花たちを見に行きたいですね!
投稿: まきchin | 2016年7月 7日 (木) 20時40分