2016/5/5 東赤石山~西赤石山縦走(GW7日目)
1日目(4/29):大峠~古光山~倶留尊山~曽爾高原
2日目(4/30):護摩壇山・大股~伯母子岳~口千丈岳&和歌山ラーメン
3日目(5/1):高薮~平家平~笹ヶ峰~寒風山トンネル
4日目(5/2):名頃~三嶺~菅生&高知ひろめ市場
5日目(5/3):讃岐うどん巡りPart1
6日目(5/4):善通寺~善通寺五岳~鳥坂&讃岐うどん巡りPart2
7日目(5/5):筏津~東赤石山~西赤石山~東平
8日目(5/6):讃岐うどん巡りPart3
9日目(5/7):尾道・勝山町並み観光&蒜山焼きそば
10日目(5/8):犬挟峠~蒜山~上蒜山登山口&蒜山焼きそば
一日好天予報のこの日は、ロングルートの東赤石山~西赤石山の縦走へ。
笹ヶ峰縦走と並んで、今回歩きたかったコースであります。
車中泊した道の駅とよはまからは、高速で移動。
・・・すると、前を走っていたたっちゃん号が突然路肩で停車。
なんと左後輪がパンク!!笹ヶ峰で林道走った時に、なんか踏んでたのかしらん?
こりゃJAFか? 山は難しいかな。。。なんて話しつつも、たっちゃん、さくさくとスペアタイヤに交換完了。さすが。
二車線区間で路肩も広くて、早朝だったので車少なくて、しかも左側のタイヤでよかった。。
幸いにしてこれから向かう新居浜にはオートバックスもあるし、今日は砂利道は走らないので、下山してからタイヤ交換するとのこと。
ならば注意しながら行きましょね、ということで、そろりと出発です。
まずは、下山口の東平へ車をデポ。
東平では別子銅山の産業遺産群を見学できるってこともあり、道は細いながらもしっかり整備されてました。
観光用駐車場の奥に登山者用駐車場もあったみたいだけど、よくわからず観光用Pに駐車(^^;
そこから、登山口の筏津へと向かいます。
筏津登山口のバス停のところの路肩が広くなっていて、そこに停まってる車がたくさんあったけど、我らは橋を渡って川向うの筏津山荘の駐車場へ。
#トイレはバス停のところにありました。
準備したら、橋を渡って登山口へ。
道の横っちょを入っていくと、そこから登山道が始まります。
植樹林の中をぐい~っと登っていくと、右手の瀬場谷を高巻く新緑鮮やかなトラバース道へ。
そういえば、前回(2010/11/21)来たときはちょうど紅葉で、彩り鮮やかな道だったっけ。。。なんて思いつつ。
途中に水場があったり、傾斜が少しキツくなったりしながらトラバース道を歩いていくと
瀬場谷にかかる丸太橋、登場。
これを渡ったところで、沢沿いに赤石山荘へと向かう道と、山頂へと登り上げる道とに分岐。
我らは右手の山頂ルートへ進みます。
最初は九十九折りにぐい~っと高度を上げる道で、ちょいと単調だなぁ。。。なんて登っていくと。
気持ちよさげな沢が登場。
こういう変化のある道がいいね!と思ったのもつかの間。
沢を渡渉してからはず~っと、こんな感じの杉林の道。
沢沿いの道ではあり、沢から吹き上がる風が涼しくて気持ちよいのではありますが、これまた単調ですな。
沢音を聞きながら黙々と登っていくと、再び沢渡渉。
ここで杉林の道は終了、明るい雑木林の中を登る道に。
道が明るくなったところで一息ついたら、あとは山頂目指して登るのみ。
足元は岩ごろの道、所々で水が流れて沢っぽくなっていたりして。
ちょいと歩きにくい岩ごろ道だけど、頭上にはちらほらとツツジが咲いていてちょっとウキウキ。
そんな道をぐい~っと登って
稜線を巻く道に到着。
山頂へは、ここから少し西側へ進み、岩場を直登して向かいます。
大きな岩がごろごろ転がる急坂。
えいやぁ、と登って稜線へ、そこから東へ、さらに大きな岩が積み重なる道を登って
東赤石山、到着!
ここまでの道と同じく、大きな岩が積み重なった山頂であります。
山頂の西側には、西赤石山へと続く稜線。
なかなか荒々しいですな。そして山の名前のとおり、岩が赤っぽい。
南側には、先日歩いた平家平~ちち山~笹ヶ峰の稜線。
いい眺めだ!!(o^-^o)
ちょっと風が強いので、岩陰で一休みしながら景色をぐる~りと眺めたら、いよいよ西赤石山へ向けて出発。
山頂から少し下り、登ってきた道を左に分けて、稜線上の道をそのまま進みます。
ペンキ印とかはほとんどないけど、なんとなくついてる踏み跡を辿って登ります。
足場も手がかりもあるし、岩も滑りにくいので、まぁどうにか。
ゴリラみたいな岩もあり。
・・・この岩、正面から見たらスフィンクスみたいだった。
さて、ここまでの岩稜もなかなかな道だったけど、ここから先がまた大変。
遥か足下には赤石山荘の赤い屋根。
高度感ありすぎて、怖い!
しかも踏み跡がますます薄くなっていて、迷うところも多数。
鎖もハシゴもなし!
かと思ったら、岩の斜面をトラバースしたり。
意外と歩けるところがあるもんだ。
改めて見るとすごいとこ歩いてるなぁ、と思うけど、この時は必死。
振り返ると、越えてきた岩稜が。
いったいどこを歩いてきたんでしょうね。
そんな岩の道を歩いていって
赤石山荘への分岐に到着。
は~、やれやれ。核心部通過、であります。
私らびびりまくってたもんで、結構時間かかっちゃったなぁ。。。
この道、夏にかけてはいろんな花が咲き乱れるそうで。
花を楽しみながら歩ければ、また違う感じかな?
さて、ここからは穏やかな道歩き、と思っていたら。
前赤石山のトラバースで再び岩の道。
でもさっきまでの道に比べれば、全然歩きやすい。
前赤石山のトラバースを過ぎれば、あとはこんな感じの穏やかな道。
ようやく心穏やかな稜線歩きであります。
アケボノツツジもちらほらと。
今回はこの花もお目当てだったので、キレイに咲いていてくれてうれしい(^^
センボンヤリ、キバナノコマノツメ
外にもスミレたくさん。足下も華やか。
そんな道をゆる~り登っていくと、物住頭に到着。
ちょっと開けた山頂では、西赤石山から足を延ばしてきたお姉さんが休憩中。
挨拶して、我らは先へと進みます。
西赤石山へは、ゆるやか~に下って登る道。
稜線左側の斜面のカラマツの新緑が、なんとも美しい!
振り返ると、歩いていた稜線の下はアケボノツツジでほんのりピンク色。
芽吹きはじめの新緑とも合わさって、なんともいえずいい色合い♪
西赤石山山頂、到着!
いやはや、ここまで結構歩きごたえのある稜線でした。
三角点のある山頂の先に展望のよい場所があり、そこで大休止。
銅山越へと下る稜線、その先には平家平~ちち山の稜線。
アケボノツツジは咲きはじめかな。
伸びやかな稜線が気持ちのよい眺めであります♪
さて、そんな景色をノンビリ眺めたら、下山開始。
西赤石山の斜面に咲くアケボノツツジが眺められる、という兜岩へと下ります。
ロープのかかる急坂を一気に100m下ると、大きな兜岩に到着。
ここで一休みしてる人も多し。
そしてここから西赤石山の斜面を振り返ると
こんな感じ。
すご~い、と大感激だったのですが、地元の方によれば今年はまだまだ、だそうで。
これからもっともっと咲くんでしょうね。
いやはや、いいですね。
山肌が花の色で染まるのって見たことなかったので、ほんといいもの見せてもらいました♪
さて、アケボノツツジの眺めに満足したら、いよいよ下山開始。
兜岩からの降り口がわからなくてうろうろしてたら、岩の上にいたおじさんが教えてくれまして。
東平へ下る道中もアケボノツツジの中なのか、と思いきや。
最後は九十九折りに下って
鉱山の索道跡の道へ。
明治の昔に、こんな山の中にこんな道を作って索道を通してたんですねぇ。。。
レンガ造りの遺構もあり。
住居跡とか停車場跡なんてのもありまして。
そんな道をゆる~りと下って
第三通洞のある広場に出てきました。
ここから先は観光エリア、整備された道を下って駐車場に到着、であります。
振り返ると、赤石山の稜線が。
遠目にも、ほんのりピンク色に染まってるのがわかりますね♪
いやはや、この日も大満足。
赤い岩の岩稜歩きの東赤石山に、穏やかな西赤石山。
両方の稜線歩きを楽しんで、花も景色も楽しんで。
贅沢な縦走でありました!
下山後は急いで登山口の車を回収して、たっちゃん号はタイヤを交換しに新居浜へ。
我らは道の駅マイントピア別子の温泉(500円)で汗を流してから買い出しして、たっちゃん隊と合流して道の駅マイントピア別子で車中泊であります。
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コメント
連日のお楽しみ、たくさんのかわいいアケボノツツジと爽快な縦走、絶好調ですね。この縦走路は私もいつか歩いてみたいものです。
この日は、熊森山-雪見岳を歩いていました。毛無山の南側の尾根です。地図では破線ですが全く問題なく歩けました。トレランの若者に2人会ったのみ。西に残雪の南アルプスがきれいで良い山旅でした。
今週末はお出かけですね? 私はウン十年ぶりの雲取山-飛竜山に登ろうと思います。
投稿: ねも | 2016年5月19日 (木) 18時49分
ねもさん>
アケボノツツジ、色も形もかわいらしいですよね。
斜面にたくさん咲いていて、とってもキレイでした(^^
展望のよい山歩き、いいですねぇ~
残雪の山並みを眺めながら歩くのは、気分爽快でしょうね♪
今週末もお天気よさそうですね、楽しみましょう!
投稿: まきchin | 2016年5月19日 (木) 23時46分