2016/4/29 古光山~倶留尊山(GW1日目)
1日目(4/29):大峠~古光山~倶留尊山~曽爾高原
2日目(4/30):護摩壇山・大股~伯母子岳~口千丈岳&和歌山ラーメン
3日目(5/1):高薮~平家平~笹ヶ峰~寒風山トンネル
4日目(5/2):名頃~三嶺~菅生&高知ひろめ市場
5日目(5/3):讃岐うどん巡りPart1
6日目(5/4):善通寺~善通寺五岳~鳥坂&讃岐うどん巡りPart2
7日目(5/5):筏津~東赤石山~西赤石山~東平
8日目(5/6):讃岐うどん巡りPart3
9日目(5/7):尾道・勝山町並み観光&蒜山焼きそば
10日目(5/8):犬挟峠~蒜山~上蒜山登山口&蒜山焼きそば
たっちゃん&T世さんと歩く、西日本&四国のGW山旅の1日目。
一気に四国へ行くのはなかなか大変なので、途中でちょっと寄り道、ということで奈良の倶留尊山へ。
ただ、それだけだとあっという間に終わっちゃうので、隣の古光山もからめて縦走で歩きます。
下山口の曽爾高原ファームガーデンには6時過ぎに集合。
そこに車を1台デポして、古光山登山口の大峠へと向かいます。
#曽爾役場前から林道を通って大峠へ行ったけど、すれ違いもキビシイくらいの道で距離もあり。
#国道369号の菅野からみつえ高原牧場を目指して大峠へ行く道のほうが、幅もあるし短くて走りやすい(車を回収するときはこっちの道を使った)。
登山口には、先客の車が1台。
駐車スペースもほとんどないので、道が少し広くなったところに寄せて停めて、いざ出発。
#大峠にはトイレなし。ファームガーデンには外トイレなし。
さて、私は久しぶりの山歩き。
ちょっとどきどきワクワクしつつ、階段上って山道へ。
最初はおとなしく、林の中を九十九折りに登る道、と思いきや。
出ました、前夜の雨でぬかるんでずるずるの急坂。
急な上にかなり足元がえらく滑る。
初日にしていきなりどろんこにはなりたくないので、ロープ掴んで這い上がります。
どろんこ道の先は、木の根やら岩やらが絡んでごつごつとした急坂が続きます。
いやはや、なかなか大変だ!(;´Д`A ```
そんな大変な道をぐい~っと登っていくと、ようやく穏やかな道になり。
この南峰、結構展望が開けていて気持ちよい。
西側には、荒々しい岩壁が特徴的な兜岳と鎧岳。
道を走ってるときはどか~んと聳えて見上げていたのに、今は見下ろしてます。
これから目指す古光山と後古光山の先には、曽爾高原と倶留尊山。
・・・かなりアップダウンありますね。。。(^^;
そんな景色を眺めながら一息ついたら、古光山目指して出発。
ここから先は、岩稜のアップダウンが続きます。
ヤセ尾根のアップダウンなので気は抜けないけど、木々に囲まれた道なのでそれほど怖くはなく。
(怖くはないけど、岩場っぽいところや足元悪いところは歩くの遅くて、T世さんに全く追いつけず。。)
足元注意で歩いていって
古光山に到着!
ここは展望あまりなし。木の隙間から、倶留尊山がちょいと見えたくらい。
そんならさっくり先へ進みますか、ということで、山頂を後にして後古光山方面へと向かいます。
そしてここから先が、これまた急坂の連続!
かなり急で滑りやすい道を、一気に200mほど下ります。
大峠から登った分よりももっと下っちゃうんだなぁ。。。と思いながら、ロープ掴んで下降。というかずり落ちる。
そんな急坂を下りきったら、お次は同じくらい急な斜面を100mm強よじ登り。
足、つりそう。
さっきの古光山からの下りとは違って滑りやすいところはないけど、なんせ斜度が急。
手足フル活用でよじ登って
後古光山に到着!
振り返ると、古光山が見えてます。
いやはや、ここまででもうすでに結構満足しちゃってるんですけど。
こんなにアップダウン激しい山だったとは。
ここで一息つきたいところだけど、風は結構強いし先もまだ長いし。
ぐるっと景色を眺めたら出発。
後古光山から先は、急坂なれど階段や鎖が整備された道。
・・・が、階段がコケむしていて滑りやすい、というオマケつき。
広葉樹林の中のそんな道を下っていくと、いったん開けて緩やかに。
前方には倶留尊山も間近に見えてきた♪
そして植樹林の中の滑りやすい階段をぐい~っと下って
長尾峠に到着。
ここで林道を横切り、いよいよ亀山、二本ボソ経由で倶留尊山へと登る道に入ります。
道は、階段だったり緩やかになったり。
最初は植樹林だったけど、そのうち新緑の道になり。
視界が開けてからは、曽爾高原を左手に眺めながら階段の道を登ります。
ここから二本ボソまでの稜線の道は、折からの強風が吹き付けてなかなかしんどかった。
それにしてもこの稜線、なかなか面白い景色。
稜線右側(東側)は切れ落ちてるのに、左側(西側)は気持ちよさそうな草原。
滑ったら気持ちよさそう、なんて言いながら、亀山越えて歩きます。
亀山峠を過ぎ、二本ボソへ向けて登る途中で振り返れば、歩いてきた古光山が一望。
黄金色の曽爾高原を囲む山々の眺めも、これまた面白い。
二本ボソの手前には管理小屋があり、ここで入山料500円を支払います。
維持管理のための入山料、だそうで。
小屋の先の二本ボソは、展望のひらけた小ピーク。
目の前に聳える倶留尊山へは、100m弱下って100mちょい登り返し。
・・・もうここがピークでいいよ、なんて若干げんなりしつつも、倶留尊山へ向けて出発。
道の両脇にはシャクナゲの木がたくさん。
花の時期にはキレイだろうな、と思いつつ、最後にまだ急坂来ましたか~、なんて思いつつ。
一気にぐいっと登り返して
ようやく山頂到着であります。
あ~、疲れた。古光山からの道は、想像以上にアップダウン激しかった。。。
山頂は、木々に囲まれてそれほど展望はナシ、でしたが。
二本ボソや古光山方面は開けてよく見えました♪
さて、山頂で一息ついたら、あとは下山するのみ。
登ってきた道を亀山峠まで戻って、そこから曽爾高原へと下ります。
亀山峠から曽爾高原へと下る道は、緩やかで歩きやすい。
ハイキングっぽい人たちがゆるゆると上がってくる中、つったかた~と下って曽爾高原に到着。
曽爾高原は、お亀池を囲むススキの大草原。
この時期はまだ枯れススキだけど、一面に穂がゆれる頃にはいい雰囲気かもです。
そんな曽爾高原の遊歩道を歩き、車道をショートカットしながら下って、車をデポしたファームガーデンに戻ってこの日は終了。
下山後は、ファームガーデンにあるお亀の湯へ(平日650円、休日750円)。
ちょっと混んでたけど、広くてなかなか気持ちいい温泉でありました。
登山口の車を回収したら、翌日の山へ向けて移動開始。
お昼には、その土地のグルメを食すべし、ということで。
途中、閉門時間を過ぎちゃったけど高野山にもちょっと寄り道。
今度は一日使って歩き回りたいねぇ、なんて言いつつ。
そしてこの日のお宿、道の駅ごまさんスカイタワーで車中泊。
(ここ、夜はトイレの電気が付かなかった。。)
長い一日でありました。
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コメント
こんにちは。
いきなり楽しそうな山々ですね(^O^)
景色もよりどりみどりで♪
地元ではありますが…
宇陀はとにかく交通の便が悪いので、
あの辺の山は(^_^;)
時間ができたら、宇陀、台東の山々はゆっくり歩きたいと思ってます。
情報ありがとうございました(^O^)
投稿: katsu | 2016年5月11日 (水) 12時33分
katsuさん>
古光山から倶留尊山は、景色がどんどんと変わっていって、しかもあまり見たことない景色で面白かったです。
道は激坂で大変でしたけど(^^;
地元だったんですね!
この付近、晩秋に歩いたら楽しそうだな、というピリリとした山が多かったです。
投稿: まきchin | 2016年5月11日 (水) 20時03分