2016/4/2 浅草岳BC

ザラメ雪を求めて越後の山へ。

天気も展望も、斜面もザラメも大満喫！
裏切りませんねぇ～（＾＾

===浅草岳（早坂尾根）===
2016/4/2（土）：大自然館（7:25）～ヤヂマナ沢左岸尾根～▲前岳（11:05）～▲浅草岳（11:20-12:20）～早坂尾根～大自然館（14:35）
歩行・滑走距離：17.0km
累積登高：1,150m
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さてこの週末は、たっちゃん＆T世さんとまきchin隊の4人で越後の山へ。
この時期ならではのザラメ雪を楽しみに、浅草岳へと向かいます。

今年は雪があるとこ限られているので、浅草岳も混んでるだろうなぁ～とちょっと早めに入山口へと向かったのですが。

既に20台近くの駐車の列。。。
恐るべし。

まぁ、この時期で入山口からシールでず～っと行けるところなんて、今年はそうないですもんねぇ、というわけで。
さっくり準備して出発。

除雪最終地点からシール登行開始。
たら～りと歩いて、最初の橋の手前で右手の林道へ。

林道を辿って670m付近まで登ると、杉林を抜けて明るいブナ林の斜面へ。
少し斜度があり日陰の斜面は、早くもほぼ緩んできていて問題ナシ。

スキーのトレースやスノーシュー、ツボ足の跡が入り乱れる斜面をぐい～っと登っていくと

お、守門岳も見えてきた。(o^-^o)

さて、この展望開ける950m付近から先は、急な斜面もなくゆるやか～に尾根上を登り上げます。
ちょっと風が強いけど気持ちの良い尾根歩き、さぁて山頂目指してGo！と歩いていると、テレ仲間のつるべ師匠＆テレテレ笑子さんチームにバッタリ！！
年末ぶりですねぇ～、としばらくおしゃべりしたら、我らは一足お先に出発です。

ブナ林を抜けて、ゆる～りのんびり。

登り上げていくと、尾根の先に、黒くとんがった嘉平与ボッチが見えてきた。
嘉平与ボッチってこんなに近かったっけ？と思ったけど、ここまでで登山口から既に2時間強。
ゆる～く登り上げる道なので、いつの間にか高度が上がってるようで。

振り返れば、歩いてきた尾根の向こうに守門岳。
青空にクッキリすっきり聳えて壮観♪

右手にはこんもりとした北岳も。
秋には一面の紅葉でキラキラ輝いていた斜面も、今はまだ真っ白。

そんな景色の中、黙々と尾根を辿ります。
昨年よりもだいぶ木が出てる気がするけど。。

嘉平与ボッチの手前まで登り上げると、目の前には藪ぼーぼーの斜面。。。
あらら、だいぶ藪出てきちゃってるのね。。。

それでもかろうじてつながってる雪を辿って、右側斜面（南斜面）のクラックの上をトラバースで通過。
まぁ落ちてもクラックにはまるだけなんだけど、藪がひっかかっておっかなかった（＾＾；

通過してやれやれ、と振り返ってみれば、ボッチの北側にはすごい雪庇。
ひゃ～、北側はあんなになってるのか。。。

そしてこのボッチを巻いちゃえば、あとは山頂までゆる～りと。
この日は雪も緩んで歩きやすいザラメだし、山頂はすぐそこだし。

すぐ目の前の前岳へ向けて、最後の一歩きであります。

前岳の北側斜面をトラバースで歩いていくと、目の前にはいよいよ山頂が♪
ゆっくりノンビリ、他のパーティの人ともおしゃべりしながら山頂を目指します。

ごろ太君、鬼が面の岩壁を背にぐい～っと。
ここだけ切り取ると、なんだか日本じゃないみたいな景色（笑）

で、ほどなく山頂到着♪
天気もいいし時間もあるし、景色眺めながらちょいと一休み。

こちら、鬼が面の向こうには越後三山や未丈が岳。

田子倉湖の向こうは会津朝日岳か。
そのさらに奥には、燧ケ岳や平が岳も見えてます。

本日滑り込む早坂尾根の先には、粟が岳に御神楽岳。
そしてその奥には真っ白な飯豊連峰！

そしてなんといっても今日の一番はこれ、守門岳！o(*^▽^*)o
いやぁ、カッコイイです。
今日はあっちの山にもたくさんの人がいるんだろうなぁ。

そんな感じでぐる～りと景色を眺めていると、つるべ師匠＆笑子さん御一行が到着。

こんな素晴らしい天気の日に浅草岳に来れてよかった、お会いできてよかった！とひとしきりおしゃべりして。

一足お先に、早坂尾根へと滑り込みます！
見るからに広大で緩やかなこの斜面、雪はどうかな？と滑ってみれば。

いい感じのザラメ雪！
ほどよく緩んで、キモチイイ♪o(*^▽^*)o

しかも、左手にどか～んと聳える守門岳を眺めながら、ですから。
なんとも贅沢。

見上げれば、この大斜面。
しかも先行は2人組と単独の方のみ、ほぼまっさらなザラメ斜面であります。

目の前に広がる山並みに、まるで飛び込んでいくようで。
この開けた眺めも、また素晴らしい。

滑るほどに、ちょっとずつ形を変えていく守門岳もまた面白くて。
いやはや、タマリマセンね！

そんなわけで、標高1,206mのポコまで400m弱、一気に滑り降りてきちゃいました。
満足満足♪(o^-^o)

そしてここで、歩いた稜線、滑った斜面を眺めながら大休止。
3組ほどが滑っていったのを見送って、20分ほどノンビリしたら再び出発。

尾根の突端まで、ゆる～りとほぼ横移動。
さすがに雪はしゃびしゃびでちょいとストップスノーなとこもあるけど、板つかみが出現するほどではなし。

1,100m付近から西側のブナ林の尾根へと滑り込みます。

ブナの尾根を下るほどに杉林の急斜面へ。
滑りやすそうな斜面や尾根筋を拾って150mほど下れば、急斜面は終了。

あとはスノーブリッジを拾って小さな沢をいくつか越えつつ、ゆる～りと下って

無事、林道に出てきました。
よかったよかった。

振り返れば、浅草岳の稜線がもうあんな遠くに。
スキーの機動力、恐るべしですわ。

さて、ここからは林道沿いに下るのみ。
先行の方のトレースをありがたく辿りますが。。。こんな長かったっけ？てなくらい、長～い林道。

足の裏や膝が痛くなってきて、まだ終わらないのか？！と心配になってきたころ

ようやく行きのトレースに合流し、登山口に帰ってきました。
お疲れさまでした！

登りごたえありながらも、景色眺めながら楽しく登れた浅草岳でありました。
この時期ならではのザラメもタップリいただけたし、天気も景色も最高だったし。
楽しかった♪o(*^▽^*)o

そんな大満足の浅草岳は、たっちゃん作の動画でどうぞ♪

そして下山後の温泉は神湯、道の駅ゆのたに泊で魚沼ホルモンで夕食。
こちらの詳細は速報へ。

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