2015/8/15-16 大天井岳、稜線歩き（1日目）

久し振りの大天井岳へ、展望の稜線歩き。

期待を裏切らない展望を満喫♪

===合戦尾根～大天井岳===
2015/8/15（土）：中房温泉（5:10）～合戦小屋（7:40-8:00）～燕山荘（8:50-9:10）～大天荘（11:50-12:20）～▲大天井岳（12:30-12:50）～大天荘（12:55）
累積登高：1,650m
歩行距離：11.6km
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さて、お盆山行の第二弾は、困った時の大天井岳ということで。
祖母谷～親不知縦走から2日間の休息を経て、土日でのんびり稜線歩きといきましょう。

合戦尾根といえば、最近大人気で登山口の中房温泉には車を停めるスペースもない、と。
ならば、南安タクシーの車預かりサービスを利用させていただきます。
＃豊科の南安タクシー本社から登山口までタクシーで送迎してくれて、車も預かってもらえます。
＃車1台1,000円＋タクシー送迎料金。

豊科の南安タクシーには朝4時着、そこからタクシーで中房温泉へ。
登山口に着くまで、わたくしぐーすか寝てましたが、ちゃんと起きていたごろ太君によると、やはりこの日も路駐の列だったようで。

というわけで、楽々中房温泉に到着したまきchin隊。
トイレに行ったりして準備したら、いざ、出発。

最初はいきなりの急坂。
まだちょっと薄暗い林の中の九十九折りをゆっくり登ります。

200mほどもぐいっと登り上げると、開けた第一ベンチに到着。
ここから第二ベンチ、第三ベンチ、富士見ベンチ、合戦小屋、と200m登り上げるごとに休憩スポットが登場します。

それにしても、なんて歩きやすい道！
さすが大人気の尾根、よく踏まれているし整備されてるし。

第一ベンチまでの道よりは少し緩やかになった道を登り、合戦小屋への荷揚げ用ケーブルをくぐってすぐに

第二ベンチ、到着。
すでにたくさんの人が一休み中。

そしてここから先は、緩急繰り返しながらぐい～っと登る道。
大きな段差には梯子がかかっていたりして。
第三ベンチ、富士見ベンチと過ぎて登り上げて

合戦小屋に到着。
ここでちょいと一息。

そして合戦小屋で一息、といえば。

スイカでしょう！(o^-^o)
喉も乾いてるしいい感じに暑いし。

一切れを3つに切り分けてもらってガブリ。
ごろ太君、カブトムシも食べるところがないくらいに食べつくしてました（笑）

さてさて、スイカ休憩したら後はぐいっと燕山荘までは一登り。
合戦沢ノ頭まで九十九折りに登り上げれば、展望開けてきた尾根上を登る道に。

尾根の先には燕山荘。
もうちょいですな。

右手には、餓鬼岳に針ノ木岳。

左手には、目指す大天井岳。

いやぁ、いい眺め♪

そしてこの頃になると、燕山荘から下ってくる人達と大量にすれ違い。
さすが夏休みシーズンだけあって、お子様連れのパーティもかなり多い。

何度もそんなパーティとすれ違いつつ、ぐい～っと登り上げて燕山荘に到着。

ここまで登り上げて、目の前にどばぁ～んと広がる裏銀座の山並み。
鷲羽岳に水晶岳、野口五郎、と目で辿るのがなんとも楽しい至福のひと時♪

燕岳も目の前に。
みんな小屋前にザックをデポして、山頂まで歩いているようで。

小屋の裏手には、ちょっと終わりかけだけどコマクサもたくさん。
その向こうには槍ヶ岳がクッキリ（＾＾

小屋の前には人がいっぱいだけど、そんな景色を眺めながらちょいと腹ごしらえして。
一息ついたら、大天井岳目指して歩く、大展望の稜線歩きへとGo！

槍ヶ岳を正面に眺めながら、の贅沢な道。
これまでの合戦尾根とは打って変わって、歩く人も少なくて静かで。
やはり、困った時の大天井岳（への道）。

大下りノ頭までは、ゆる～りとアップダウンを繰り返す道。
蛙岩の前後は少し岩っぽいところもあるけど、あとは概ね歩きやすい。
稜線の先の大天井岳の周りにはガスが上がってきてるけど、山頂にはかからずふわふわと漂うのみ。
・・・このまま昼過ぎまで晴れていてくれるかな。

大下りノ頭をぐいっと下れば、喜作新道の分岐までは尾根の西側や東側を行ったり来たりしながら登ります。

尾根の西側は、こんな感じのザレた道。
どか～んと裏銀座の展望が開けて、吹き上げる風が結構冷たくて寒いくらい。
1週間前は山の上も暑かったのに、急に気温が下がってきたかな。
もう秋ですかねぇ。

そして尾根の東側は、緑いっぱい花いっぱいの道。
あんなに東側では吹いている風も、ここは全くなくて暑い！（やっぱりまだ夏か）

タカネナデシコ、ウメバチソウ、ホソバトリカブト、コガネギク
ほかにも、ハクサンフウロやコバノコゴメグサ、イワツメクサ、オヤマリンドウなどなど。

そんな花いっぱいの暑い道と、大展望の寒い道。
そんな稜線をぐい～っと歩き、鎖と梯子のかかった切通岩をすぎれば、喜作新道分岐に到着。

さぁ、大天荘目指して最後の一登り！
これを登りきれば、ビールが待っている！！

最後の道は、大天井岳の斜面をトラバースでぐい～っと登り上げます。
この最後の登りがキツイ、ともいうけど、私は割と嫌いじゃないなぁ～
だって、これを登りきれば大天荘だもの。

というわけで、なんとなく足取りも軽く、トラバース道をぐい～っと登り上げて

大天荘、到着！
よかった、まだキレイに晴れてます♪
テン場もまだまだ空いているし。

広いテン場にはまだ数張り、我らも早速受付済ませてテントを張って。
まずは晴れてるうちに山頂を踏みましょ、ということで、小屋裏の道を登って

大天井岳山頂、到着～
ここまで来る道からず～っと眺めていた裏銀座や黒部の山々、一望であります♪

喜作新道の向こうには、槍穂もどか～ん。
スッキリ晴れてますねぇ～o(*^▽^*)o

安曇野側から雲が湧いてきていますが。
常念岳もまだ見えてます。

いやはや、この展望を眺めるのは久し振り。
来て良かった！(o^-^o)

山頂からの展望を満喫したら、さくさく戻ってまずはカンパイ。

小屋で生ビール♪

そして、お目当てだったインディアンランチは売り切れでガッカリでしたが。

天ぷらそば＆冷やし中華で腹ごしらえ。
折角の大天荘ですもん、豪華にいっちゃいます。

そして小屋でノンビリ過ごしたら、場所をテントに移してさらにカンパイ。
ひなたぼっこしながらビール飲んでたら、「まきchinさん？」とお声かけていただきまして。

「山で会いましょう」のchiakiさん！
何度かニアミスもしていて、いつかどこかでお会いするんじゃないか、と思っていたのですが。
お会いするのは初めてだけど、なんだかそんな感じしなくて話に花が咲いちゃいました♪

そんなバッタリもあり。
景色を眺めながらのんびりマッタリ、だんだんと増えてくるテントを眺めつつ。
この日は結局、50張くらいだったみたい。

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