2015/4/29 岩木山BC・弥生ルート(GW1日目)
2015/4/29:岩木山・弥生ルート
2015/4/30:北八甲田・箒場岱ルート
2015/5/1:南八甲田・猿ヶ岳、駒ヶ峰、櫛ヶ峰
2015/5/2:北八甲田・中央⇒銅像ルート
2015/5/3:北八甲田・硫黄岳、大岳、小岳
2015/5/4:岩木山・長平ルート
いよいよ始まった今年のGWは8連休。
前日の仕事を終えて準備して、えいっと一気に青森入りであります。
皮切りは、岩手山・弥生ルート。
まぁ君とまきchin隊の3名でGo。
下山口の弥生登山口に車をデポして、スカイライン入口の臨時駐車場へ。
ここから春スキーバスで山頂へ向かいます。
#時間帯によるけど、弥生や岩木山神社前、百沢、嶽温泉を回ってから
スカイライン入口に来るので、確実に座りたい場合は嶽温泉から乗るのがよいかも
(ただ嶽温泉は、駐車場が心もとない)。
#もしくは弥生に車をデポって、弥生のバス停まで歩いてバスに乗るか
(が、デポ地点からバス停まで結構距離あり)。
この日はのんびり出発なので、スカイライン入口10時発のバスでいいか、と思っていたけど、9時半発のに間に合っちゃいまして。
バスに揺られて津軽岩木スカイラインをぐねぐね登って、八合目駐車場に到着。
レストハウスの前には、それなりに山スキーヤーがたむろしてますねぇ。
レストハウス入口には、コース状況を記したホワイトボードあり。
ありがたや。
例年よりも相当雪が少ないので、こういう情報がほんと助かります。
#実際、この5日後にまた岩木山に行ってみたら、かなり状況厳しくなってました。。。
八合目から九合目へと向かうリフトが動いていれば、それを使ってラクちん登山となるところですが。
この日はまだ調整中にてリフトは動かず、板を担いで歩いて山頂を目指します。
雪がついた斜面をトラバースして九合目を目指す人も多いですが。
我らは夏道沿いに行きますかね。
九合目までは、登山道は灌木の中。
歩き出しはそれでも灌木がまばらだったのでよかったけど、歩くにつれて担いだ板に木の枝がひっかかって歩きづらくなって、意外と大変。
踏みぬくところも何箇所かあるし。
斜面を見降ろすと、右下にはトラバースのみなさま。
む~、あっちのほうが楽だったか?
そんなことを考えつつ、板にひっかかる枝をかき分けながら登っていくと、リフト終点のある九合目に到着。
トラバースの皆さまともここで合流。
ココから先は面倒な灌木もナシ、岩ごろの登山道を歩きます。
まぁ君によると、いつもならここも雪で真っ白、しかも凍ってて、アルパインアイゼン付けて登るそうで。
・・・今年はもうすっかり夏道の装い。
道の上には雪のカケラもありません。
そんな道をてけてけ登っていくと、鳳鳴ヒュッテに到着。
今年は少雪のため、ここから種蒔苗代へ下れば百沢ルート、左にトラバースしていけば長平ルートだそうで。
弥生ルートの我らは、そのまま小屋の前を通る登山道を登って山頂へ。
益々斜度を増す登山道をぐい~っと。
時折吹きぬける風に涼みつつ、岩ごろの道をよじ登って
岩木山山頂に到着~(o^-^o)
いや、久し振り。
前回、山頂まで来たのは2008/10/11だったので、実に6年半ぶりであります。
・・・と、そんな余韻に浸る間もなく。
広い山頂の一角にある岩木山神社奥社の横っちょから、山頂東側の斜面へと下ります。
下ったところには、弥生コースへと滑り降りるパーティが2組ほど。
先に滑っていかれた皆さまを見ていると、どうやら雪切れ多く、大黒沢源頭へのトラバースポイントが限られているようで。
竹竿を辿っていけば大丈夫そう、というのを確認してから、滑降準備して我らもドロップ!
山頂直下は結構急だし、荒れててコブっぽい。
ちょいと廻り込んで、滑りやすそうな斜面を選んで滑りだせば、こりゃなかなかいいザラメ♪
竹竿に沿って2度ほどトラバースを挟みつつ100m滑り降りて、大黒沢源頭の1,420m付近で大休止。
目の前に、これから滑り降りるこんな大斜面をどか~んと眺めつつ。
生憎空気が霞んでて遠望はないけど、この斜面にはちょいと興奮しちゃいますねぇ~
このGWの予定を相談しつつ、この先のルートはどうなってるかなぁ、と話しつつ。
の~んびり一休みしたら、いよいよお楽しみの大斜面へ。
滑り出しはちょっと縦溝あったけど。
下ればそれもなくなっていい斜面♪
どこまでも続く広い斜面とザラメが気持ち良すぎて、止まれませ~ん(≧∇≦)
ヒャッホウ~の声を響かせつつ。
まぁ君もどこまででも滑っていっちゃいますよ~(o^-^o)
いやはや、楽しい!
一気に350mの大斜面を滑り降りちゃいました。
満足満足。
先に滑り降りたパーティはオカワリで登り返してましたが、我らはこの一本で満足。
そのまま沢筋に沿って下ります。
沢底が広いうちは亀裂を気にしつつしゃぁ~っと滑り、狭まってくるにつれて右岸をトラバース気味に下ります。
下るうちにどんどん雪が薄くなり、そしてブナの梢は新緑になり。
こんな中をしゃぁ~っと下って、これぞ春スキー。
雪が薄くなったトラバース斜面は、所々雪がアヤシイところもあり。
明日・明後日には完全に雪がなくなっちゃうんじゃないか、というところも何箇所か。
我らが滑ったときは、辛うじてセーフ。
先行者のおかげですっかり道のようになったトラバースルートをひたすら下ります。
右手の尾根上につけられた登山道と合流するあたりで、わずかに残ったスノーブリッジで左岸へ。
そのまま登山道沿いに滑れるところまで滑って、登山口1キロ手前あたりでギブアップ。
もっと早く雪が切れるかと思ったけど、意外と長く滑ってこれたねぇ、なんて話しつつ。
板を担いでざくざく残雪踏みつつ、雪融け水が沢のように流れる登山道を歩きつつ。
そのまま道を下って、デポした車に到着です。
#登山口にも数台置けそうだけど、道がかなり狭いし藪が迫ってるので、
大きな車だと無理かも。
この手前にも、数台置けそうなスペースがいくつかありましたが、
りんご農家さんのジャマにならないように。。。
#ちなみに例年だと、残雪のためここまでは入ってはこれないらしい。
(その代わり、かなり下まで滑り降りられるってことですな)
そしてスカイライン入口に戻りがてら、ちょいとお花見です。
今年は林檎の花が咲くのも10日ほど早いそうで。
ほのかにピンク色に染まる白い花が、岩木山によく映えますねぇ~(o^-^o)
ネックレスロードからは、満開のオオヤマザクラ越しに眺める岩木山が美しい♪
弘前の桜は早くも満開を過ぎたようだけど、ここは今がちょうど花盛り。
春の岩木山、タップリ満喫であります。
そしてこの後は、百沢の「アソベの森いわき荘」で温泉⇒八甲田越え⇒道の駅おいらせの奥入瀬麦酒館。
詳細は速報へ。
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