2015/4/4 昼闇山BC
土曜日のみ好天予報のこの週末は、頸城・海谷エリアの昼闇山へ。
日曜日は山は無理そうなので、そんならどか~んと歩いちゃいましょう、と吉尾平経由でぐる~りと。
昨年(2014/3/29)、たっちゃんに連れて行っていただいたルートに再び。
メンバーは、ユッキー&ヨッシー、まぁ君、まきchin隊の5名。
名立谷浜SAに一旦集合した朝6時ころは、霧雨が降っていてアヤシゲなお天気。
・・・天気回復せずか?!
が、登山口の焼山温泉に移動すると雨も止んで日が射してきて一安心。
旅館に声かけてトイレお借りして、準備したらゆる~り出発。
なんだか雪が一気に融けたような?
周囲の山肌が結構出てるような気がしなくもない。
まずはスキー場跡をゆる~り歩きます。
前方の山々はガスの中だけど、どんどん雲が晴れていってるようで。
期待しちゃいますね♪
スキー場跡を抜けると、あとは標高750m付近までゆる~りと続く林道沿いに歩きます。
足元の雪は既にざっくざく、帰りが思いやられますが。
どんどん広がる青空に、思わず顔がゆるんじゃいますねぇ~(o^-^o)
川にかかる橋を渡ってからも、まだまだ続く林道歩き。
アケビ平の杉林の中を、ゆる~り歩きます。
杉林の先には、烏帽子岳や阿弥陀山がちらほらと。
そんな山並みを眺めつつ、おしゃべりしつつ歩いていると、それでもだんだんと登り上げていっているわけで。
右手の沢が二俣に分かれるところで、ちょこっと登り上げて750m付近に到着。
登山口から2時間、400m弱登り上げてきました。
ここで一息ついたら、斜面をトラバース気味に下って沢を渡って左岸へ。
このまままっすぐ行けば、昼闇谷経由で直接昼闇山に登り上げるのだけど、我らは吉尾平に寄り道ですから~
沢へとトラバース気味に下るところは、雪が辛うじてつながっている状態。
一番手のまぁ君は無難に通過、体重の軽いユッキー&ヨッシーも通過。
・・・危ないのは私とごろ太君でしたが。
雪が崩れることもなく、無事通過であります。
来週はもう崩れちゃってるだろうなぁ、別の降り口探さなくちゃね。
沢底は雪タップリで余裕しゃくしゃく、左岸に乗り上げてトラバース気味に歩いて行くと
目の前に、烏帽子岳と阿弥陀山がどか~ん!
この大迫力の景色がしばらく続きます。
山並みをウットリ眺めつつ歩いて行くと、沢がもう一本登場。
所々雪が切れている斜面をトラバースで下り、しっかり雪がついた沢底をしばらく遡ってから左岸に乗り上げると、いよいよ吉尾平へ!
こんな山々に囲まれて日本離れした景色が素晴らしい吉尾平にいるのは我らのみ。
なんて贅沢なんだ!!
こんなとこでテント張ってノンビリできたら最高だろうねぇ~
ぐる~り山を見回せるところで一息ついたら、鉢山へ向けてゆる~りと歩きます。
景色は素晴らしいけど風が通らず暑い暑い、時折吹きぬける風に思わず歓声上げつつ。
右手の阿弥陀山からは、雪崩痕がいくつか。
一つ一つの雪の塊と立木の大きさとを比べると、かなり驚きの大きさで。
あんなのに巻きこまれたらイチコロでしょうな。
そんな景色の中を、鉢山のコル目指してゆる~りと。
ゆるやか~な斜面もだんだん斜度を増してきて。
鉢山と小鉢の間の細い斜面へ。
鉢山からは雪が崩れてきそうなので、なるべく左手を登りましょ。
さっきまで見上げていた阿弥陀山が、どんどんと目線の高さになり。
ぐい~っと小鉢を巻きこむように登り上げて
下界にはいつの間にか雲が広がっていて。
鉾ヶ岳の中腹にも雲がかかってますねぇ。
さぁ、あとは、あの昼闇山の肩まで稜線を辿って200m弱を登り上げるのみ。
一気に行きますヨ~
標高を上げていくと、目の前にはどか~んと昼闇山。
ん~、いつ見てもカッコいい。(o^-^o)
・・・昨年来た時には、何人も山頂直下の急斜面に取付いてましたが、この日はトレースはなし。
事前の天気予報イマイチだったから、みんな敬遠したかな。
こちらは雨飾山。
残念ながら雲をかぶってますね。
というか、この昼闇山より内陸側の山は、軒並み雲をかぶってました。
そしてこちらは、鉢山に鋸岳、鬼ヶ面山。
ギザギザの山容がカッコいい♪
何度も立ち止まってはこんな景色をウットリ眺めつつ。
ぐい~っと登り上げて
昼闇山の肩、1,620m地点に到着~
今日はここまで!は~、歩いた歩いた。
さて、ここから昼闇谷へと滑りこむか、それとも登ってきた稜線から開けた緩やかな斜面へ一旦滑りこんで昼闇谷にトラバースで滑りこむか。
まぁ君とごろ太君、斜面を覗きこんでためつすがめつ。
谷上部の急斜面は、雪が切れてるところもなさそうだけど斜度はかなりのもの。
ドロップポイントも狭いし、ちと私には不安過ぎる。。。
・・と思ってたら、昼闇谷ダイレクトではなく、北西斜面から回り込むルートに決定。
やれやれ、一安心。
(まぁ君とごろ太君は、昼闇谷に滑り込みたそうだったけど)
斜面の上部は、かなり急斜面。
それでもヨッシー、しゃぁ~っとザラメ撒き散らしてカッコいい~
ちょいと硬め、所々まとわりつくザラメだけど、これはこれで良し。
もっとストップスノーかと思ってたけど、意外といいぞ。
ごろ太君もゴキゲン。
開けてるし、斜度もいい感じだし、なによりかなりの距離を滑れるし。
相変わらずのへなちょこテレマークでも、気持ちよ~くターンできますな。
ヨカざらめ雪であります!!
300mほどそんな斜面を一気に滑り降りたら、尾根をトラバースしながら乗越して昼闇谷へ。
目の前に広がるのは、どか~んと聳える昼闇山。
ここもまた、日本離れした景色がすごい!
し~んと静かな谷の中で景色を眺めていると、昼闇山方面から滑ってきた人達が下って行きました。
さて、我らも下りますかね。
ここからは、谷に沿ってゆる~りと下るのみ。
雪もだいぶ滑らなくなってきてるし、足も疲れてるので、注意しながら下ります。
先行の方のトレースにつかず離れず下って登りのトレースに合流、あとはトレース通りにひたすら下って
ちょうどこの付近だけ晴れていて、景色も雪も満喫できた一日でありました。
吉尾平経由だと、歩く距離も増えて結構な廻り道になるけど、やっぱりあの景色は素晴らしい。
廻り道するだけのことはありましたねぇ~、満足満足。
下山後は、焼山温泉の立ち寄り湯で汗を流して、道の駅うみてらす名立へ。
月食眺めながらの鍋宴会でありました(詳細は速報へ)。
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コメント
ウロコでイキたい。。。
そのまま下山後、1時間チョロッと走って、
某所に来ればヨカッタのに。。。w
投稿: 雪舞幹事長 | 2015年4月 8日 (水) 15時47分
ウロコ板、快適でしたよ~
小鉢の巻き上がりからは
傾斜出てきたんでシール貼りましたけど。。。。
滑りは感覚が掴めず
曲がる度に何故か正面にブナの樹が😱
投稿: fwix | 2015年4月 8日 (水) 17時34分
雪舞幹事長さん>
1時間チョロッと走れば、ウロコで歩いてこんなとこに行けるんですねぇ~
ぜひぜひ、行っちゃってください!
投稿: まきchin | 2015年4月 8日 (水) 23時46分
fwixさん>
滑りも、いつもの快調なキャプテンでしたよ~
この週末、早く帰れたおかげでウロコ板の引き取りも完了!
私もそろそろデビューできるかな?
投稿: まきchin | 2015年4月 8日 (水) 23時48分
ウロコ祭りだぁ==!
もちろんゴロ太さんも!?
投稿: 雪舞幹事長 | 2015年4月 9日 (木) 12時25分
雪舞幹事長さん>
ごろ太君はウロコ持ってませんよ~(笑)
そして私は、お祭りできるほど滑れませ~ん
投稿: まきchin | 2015年4月 9日 (木) 21時35分