2015/2/22 西吾妻（二十日平）BC

西大巓と西吾妻の間の斜面は、一面真っ白な樹氷原。

久し振りの樹氷、やっぱいいねぇ～♪
展望も素晴らしかった！

===西吾妻（二十日平）===
2015/2/22（日）：グランデコ第3クワッド降り場（10:25）～▲西大巓（11:45-12:05）～1,890mコル（12:10-12:20）～▲西吾妻山（12:55-13:15）～二十日平（途中休憩）～グランデコ（14:35）
歩行・滑走距離：10.0km
累積登高：520m
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> 2/21 三岩岳BC

さて、車中泊した道の駅会津坂下（できたばかりでめちゃキレイ）を早目に出発し、喜多方のまこと食堂で朝ラーをいただいた後は、グランデコへ。
裏磐梯ビジターセンターでトイレ借りて、不動滝Pに車を一台デポして、グランデコ駐車場へは車一台で向かいます。
＃天候悪化ならボス大巓を周るという案もあったので、とりあえずデポ。。
＃グランデコ駐車場は有料（1,000円）。

さすがグランデコ、駐車場もセンターハウスも人がいっぱい。

センターハウスで1回券3枚／1人を購入して、入山届出したら、ゴンドラとリフトを乗り継いでゲレンデトップを目指します。
＃ゴンドラは1回券2枚、リフトは1回券1枚

トップでシールオンしたら、早速林の中へ。
恐らく前日のトレースがばっちりついてる上に、本日朝イチリフトで上がって入山してる人も多数と思われ。
さすが百名山の吾妻山への近道だけあり、スキーのトレースよりもワカンやスノーシューのほうが多いかも？

ふと振り返れば、木立の隙間から磐梯山がどか～んと。
山が近い！o(*^▽^*)o

出発が遅めということもあり、林の中は人もおらず静かなもんです。
トレース辿っての～んびり、前日ガッツリ歩いてるので、こんなノンビリマッタリもよいねぇ。

そして雪はといえば、日なたは激モナカ・・(；´Д`A ```
それでも日陰になってるところはパフパフ雪がキープされていて。
う～ん、本日の下りはてこずりそうですなぁ。。それとも昼になって気温が上がれば、イイ感じに緩むかな？

風もなく、穏やかな林を登っていくと、だんだん展望がひらけてきて。
右手に見えてる安達太良山には、もう雲がかぶさってきてますねぇ。

樹氷の奥に見えてる磐梯山は、まだまだクッキリ。
このトンガリっぷり、なかなかいい眺めですな。

そして目の前にはニセ大巓。
このころになると、第4クワッド方面から登ってきた人とも合流、人も増えてきた。

トレースは、このニセ大巓の左側を巻くようについてますが。
右側を巻いて行けば、ひょっとして西大巓に登ってシールオフせずとも、うま～くコルまで下れるかも？とのハラもあり、我らは右側の巻きトレースへ。

ところがこのトレース、スキーではなくワカンやスノーシュー、ツボ足のトレースでぼっこぼこ。
しかも結局トラバースしつつも妙に下ってる。。。

・・・そんならやっぱり西大巓まで登って、コルまで100mほど滑り降りますかね。
雪もよさそうだし。

というわけで方針変更、ここから尾根上へと登り上げて。

ゆる～りタシタシ歩いて、西大巓に到着～

ちょっと風が強い山頂では、風を避けて樹氷の影でみなさん一休み中。
我らも風を避けつつ、取りあえずシールオフ。

山頂の上からは、どか～んと真っ白な飯豊連峰が一望♪(o^-^o)
昨日奥会津の山から遠く眺めた真っ白な山並み、この日は間近に眺めて大迫力！

そしてもちろん磐梯山も、まだまだクッキリ。
いいねぇ～

さてさて、そんな山並みを眺めたら、西吾妻へ向けて出発。
コルまでほんのちょっとだけど、しゃぁ～っと滑っちゃいましょう～

まぁ君、早速斜面に飛び込みます！
無数のシュプールでギッタギタの斜面は、上部はモナカ、下部はちょい重めの雪。
さすがにヒャッホウ～は出ないみたい。

続いて私も、おっかなびっくりのへっぴり腰でつっこみますが。
見事撃沈。(^^;

いや、雪質悪くなると、とたんにコントロール不能ですわ。。。

50m弱滑り降りたところで、トラバース気味にコルを目指して移動。
ま～ったりと滑って、コル部で再びシールオンであります。

さぁ、目の前に聳える西吾妻まではあと140mほど。
樹氷楽しみながら登りましょ。

それにしてもすごい樹氷。
登るほどに大きくなっていく樹氷に、思わず目を奪われちゃう♪

振り返れば、樹氷越しに西大巓と磐梯山。

磐梯山と樹氷、ア～ップ♪
だんだん雲に飲み込まれそうになってますが。

今年も樹氷には会えずじまいかなぁ、と思っていたのですが。
今日も、西吾妻まで行くとは思ってなかったので、思いがけず樹氷達に出会えて嬉しい～

そんな樹氷の中をどんどん歩いて行くと、いつの間にやら山頂直下の西吾妻小屋。
その向こうには、どどんと飯豊連峰♪(o^-^o)

そしてこちらは朝日連峰。
右側には、月山も見えている？！

予想以上にいい天気（もっと天気悪いと思ってた）に大展望。
たとえ雪が多少悪くても、こんなに素晴らしい展望を楽しめちゃうなんて、もう出来すぎでしょう～（＾＾

いやもう、ワクワクしすぎちゃって大変。
真っ青な空の下の一面の樹氷、やっぱりテンション上がりますねぇ～(≧∇≦)

テンション上がってると歩くのも早い。
一気に140mを登って、開けた西吾妻山頂に到着～

西吾妻の山頂は、だだっ広くて山頂標識は見つからず。
というわけで、二十日平へと下る斜面の上までそのまま移動して、そこでシールオフ。

正面には、どど～んと中大巓や藤十郎、東吾妻へと連なる稜線が一望。
残雪期になったら、大平下りや大沢下りにチャレンジしてみたいところですな。

そんなプランをしゃべりつつ、滑降準備して出発。
まぁ君も我らもお初な二十日平へ。

まずはしゃぁ～っと、南東に延びる尾根筋へと滑りこみます。
オープンバーンのこの斜面はシュカブラだらけ、硬くてなかなか難儀。

樹林帯の中へ入れば多少は滑れるところも出てくるかと思いきや。
樹間が密過ぎて、滑るところがない！！

う～ん、残念。
パウダーたっぷりだったら、また違ってたんでしょうけどねぇ～
確かにいろんな記録見ても、あまり滑り系向きじゃないってあったっけね。

地形とGPSとにらめっこしつつ、先行のトレースを参考にしつつ。
ルートを辿って500m弱滑り降りると、1,550m付近でようやく斜面が緩やかに。
やれやれ。

ここでちょいと一息。
山頂では強かった風も、ここでは全くナシ。
一休みするにはいい場所です(o^-^o)

下山後の計画なぞしゃべりつつ一休みしたら、あとは一気にゲレンデまで500m弱下っちゃいましょう。

1,550m直下の斜面を下り、沢の左岸尾根へと乗り上げれば、そこから先はブナ林の中のちょい開けた斜面。
ようやく雪巻きあげて滑ります！

雪は重めだけど、なかなかいいかも？！
少なくともモナカではないし、板つかみも出ないし。
予想以上に楽しい～

そんな斜面をマッタリ下れば、開けて明るい二十日平に到着。
ここまでくれば、あとはもう沢を越えてスキー場に戻るのみ。

先行の方のトレースを忠実に辿り、尾根のちょい北側を下って沢を越え、カニ歩きでほんの少し登れば、そこはもうゲレンデ。

お疲れ様でした～
終わってみれば、大展望とすばらしい樹氷を楽しめたし、雪も心配してたほど悪くなかったし。
楽しゅうございました（＾＾

あとはゲレンデベースまでたら～りと滑り下り、下山届を出して終了～
は～、満足満足。

下山後は、ラビスパ裏磐梯でお風呂に入って再び喜多方へ。
ラーメン＆デザートでの豪華〆の模様は速報へ

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