2014/7/6 安達太良山・湯川
今年から沢の世界に足を突っ込んだまきchin隊。
Mt.Raccoさんとまぁ君に誘っていただいて、この週末は沢登り教室に参加、です。
(主催:福島県勤労者山岳連盟、実施主体:福島登高会)
前夜の交流会から参加させていただいて大盛り上がり。
翌日はスッキリ早起きして、入山口の塩沢スキー場駐車場に集合。
#駐車場向かい側にトイレあり。
この日の参加者は25名。
ほとんどの方が福島県内の山岳会所属の方、もしくは福島・宮城在住の方ばかり。
Raccoさんとまぁ君、HATさんと我らは、関東からおじゃまさせていただきます。。
5人ずつ、5班に分かれてミーティング。
私は福島登高会のトラ山さんが班長の第1班。
副班長は同じく登高会のOさん、そしてMt.Raccoさんと、初沢登りのKさんとご一緒です。
まぁ君とごろ太君は第2班、HATさんは第3班でした。
班ごとに準備運動したら、第1班から順に出発。
まずはスキー場脇をゆる~り歩いて登山道へ。
くろがね小屋への道を左に分けて歩いて行くと、湯川にかかる丸太橋に到着。
この先から入渓です。
ちょいと水量多め?
歩き始めはなんだかおぼつかない足取りですが、足裏の感じを確かめながら歩きます。
水流のど真ん中に大きな倒木があり、それに水流が当って水しぶきがすごい。
ここで教わったのは、まず何mくらいの高さなのかよく観察すること、そしてどこから取りつけそうかよく見ること。
じ~っと滝を眺めて我らが登ったのは
右岸の壁。
手掛かり足がかりも結構あり、滑るところもなく無事クリア。
水量多め?とは言いつつも、水はキレイに澄んでます!o(*^▽^*)o
もっと暑い日だったら泳ぎたくなっちゃうようなところもあり。
(でも冷たいし、水量多いから遠慮。。)
三階滝に到着~
下から見上げると2段に見えるけど、この上にももう1段あってかなり大きな滝。
隊長トラ山さん、ロープで確保して右岸を登るよ!とのことで。
するする~っと登って行っちゃいました。
ウチら、あんなとこ登れるのか?!
というわけで、おっかなびっくりチャレンジ。
ちゃんと上から確保してるから大丈夫!と背中を押されまして。
見上げてるときは垂直に見えた滝も、登ってみれば意外と寝てるし、そんなに滑るところもなく、しっかり足の置き場を確認しつつ登れば大丈夫でしたが、やはりビビりますね~(;´▽`A``
講習会でなけりゃノーザイルで登っちゃうそうで、いやはやさすがです。
中段の滝は、こんな感じ。
第2班と第3班合同で左岸を登ったそうですが、第1班は右岸を巻き巻き~。
ハシゴと鎖完備、踏み跡バッチリの巻き道でした。
滝登攀中の第2班と第3班。
滝に近づくと、水しぶきや風がすごくて結構寒いのね~
そしてこれが上段の滝。結構大きい!
我らが第1班は、この滝に左岸からチャレンジ。
壁の取付きまでへつっていくのもキンチョウしましたが。
岩壁をよじ登るのも、結構な高度感で緊張しますね~
上からしっかり確保していただいているので、安心感はありましたけど。。
そんなこんなで三階滝をクリアしたら、あとはしばらく気持ちのよいナメ沢歩き。
こんなへつりもあり~
・・と思ったら、後ろでKさんがどぼん!(^^
いや~、きれいキレイ。
滑るか?!と思った岩も意外と滑らず歩きやすい。
こんなとこではどういうところに足がかり手掛かりを求めればいいか、教わりつつ。
確かに言われてよく見れば、結構あるある足がかり。
ヌルヌルで滑りやすいところもありましたが。
焦らずゆっくり登ってクリア。
八幡滝に到着!
岩肌をスダレのように流れ落ちる水が、いかにも涼やか。
ここでくろがね小屋へ向かう登山道と合流、登山者がちらほらと登山道を歩いて行きます。
腹ごしらえ休憩したら、班ごとに講習会。
2班と3班は、ランニングビレイとりつつシャワークライムの訓練。
先々週の桜沢を思い出します。。。
ごろ太君、足がかりがなかなか見つからずに苦労した模様。
我らが1班は、ロープワーク&懸垂下降練習。
登高機代わりにはプルージックよりもクレムハイスト(だっけ?)のほうがよい、それ用に6mmくらいのロープでスリング作っておくとよい(太いスリングだと効かない)、とか。
なるほどなるほど。
さて、ひとしきり練習したら、最後の霧降の滝目指して遡行開始。
こ~んなキレイなナメ沢を、ゆる~り登ります。
結構滑りやすいところもあり、笹をひっつかみながら慎重に。
トラ山さんから「この笹が命を助けることもあるよ!」と声が飛びます。
滝もキレイ!滑りやすいけど。
意外と沢の脇よりも水流の中の方が滑りにくかったりして。
ウォータースライダーできそうなとこもあり。
もうちょっと水量少なかったら、楽しくひゃっほ~いと滑れそう♪
そんな癒しのナメ沢をゆる~りとつめて
霧降の滝、到着~o(*^▽^*)o
高さ15mほどの滝を真下から眺めるのは、なかなかの迫力。
こんなに滝の近くまで寄れるのも、沢登りならではですね~
滝を見上げて一息ついたら、ここから八幡滝まで下降開始。
・・・と思ってちょいと踏み跡に入ったら、なんだかぐいぐい登って八幡滝の落ち口の遥か上まで登ってしまい。
こりゃ道違うよね、ってんで引き返して、来た道を戻ります。
下りは、登ってきた沢の中を歩くところあり、沢沿いのわずかな踏み跡を辿るところあり。
ガチで来た道を戻るのかと思ってビビってたのですが、そうではなかった。
(昔の登山道?)
所々についてる鎖や笹をひっつかんで、滑った時の用心をしながら下ります。
八幡滝まで戻ったところで沢装備解除。
アプローチシューズに履き替えて、登山道へ。
左手に沢音を聞きながら、トラバース気味に細い道を下ります。
ゆる~く下る道は歩きやすい。
参加者全員からの感想、各班リーダーからの講評、まとめの講評をいただいたら、記念撮影して解散。
いやはや、ほんとにお世話になりありがとうございました。
こんな初心者に、まさに手取り足取り教えていただいて、とっても勉強になったし楽しかったです。
ちょいと厳しめなところもありましたが、それも沢、いつかはビビらず歩けるようになりたいなぁ。。と思いつつ。
同じ沢でも、班ごとにルート取りがちょっとずつ違うのもまた楽し、ですね。
なんだかちょっと、山スキーに似てるかも?歩き方とか。
解散後は、Mt.RaccoさんとSOIGAさん、HATさん、まぁ君とまきchin隊とで岳温泉へ(一人350円)。
硫黄の香りがするお湯でノンビリ疲れをほぐしました。
福島登高会のみなさま、郡山労山のみなさま、そしてご一緒させていただいたみなさま。
とってもお世話になり、ありがとうございました!
ちょこっと入口を覗いたばかりのまきchin隊ではありますが、また宜しくお願いします♪
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コメント
いよいよレポ完成♪
講習会では、班長からその場その場でアドバイスやら指示があって本当に有意義でしたね。
別な班の行動も気になっちゃいますけどね…
またまた機会があれば宜しくお願いします。
投稿: mt.racco | 2014年7月 9日 (水) 08時13分
今年は沢登り、ですね。
講習会で教わるのは良い事だと思います。
ずいぶん前、この沢を歩きましたが、もう少し水量が少ない時でした。
ウオータースライダー、滑りましたよ~♪
http://blog.goo.ne.jp/yamatosoba0729/e/449dd91522b2e4ab8b449f6b4dbdc29b
この記事、です。
投稿: やまとそば | 2014年7月 9日 (水) 20時38分
Mt.raccoさん>
はい、本編完成♪
班長やOさんからの指示やアドバイス、ほんとに為になりました。
今、この場で何をしなくてはいけないのか?って、やっぱりその場じゃないとわからないですもんねぇ。
ありがたや。
お誘いいただいて、ありがとうございました!
またよろしくおねがいします~♪
投稿: まきchin | 2014年7月 9日 (水) 21時27分
やまとそばさん>
講習会、とっても有意義でした。
と同時に、こういう機会を設けてくださった山岳連盟の皆さまに感謝、です。
・・・で、やまとそばさんのレポ、拝見しました。
ナメ滝のど真ん中を登ってらっしゃるんですねぇ~スゴイ!
ウォータースライダーも、楽しそうです~(^^
また季節を変えて行ってみるとおもしろそうです♪
投稿: まきchin | 2014年7月 9日 (水) 21時35分
ご参加&差し入れありがとうございました。
交流会の記憶がほとんど無くて、二日酔いで(汗)でした。
画像見てさらに(汗)でした(笑)
これからも是非沢登りを安全に楽しく続けてくださいませ。
また機会がありましたらご一緒しましょう!
投稿: トラ山 | 2014年7月10日 (木) 07時55分
トラ山さん>
こちらこそ、いろいろと教えていただき、ほんとにありがとうございました!
が、交流会は私も、テントに移ってからの記憶が。。(汗)
これまで夏は稜線歩き一辺倒でしたが、沢登りという新しい世界も覗かせていただきまして。
「安全に楽しく」、行ってみたいと思っています。
またどうぞ、よろしくお願いします!
投稿: まきchin | 2014年7月10日 (木) 21時26分