2014/6/15 富山・入善の里山、負釣山へ

鮮やかな新緑の、富山の里山でプチハイク。

新緑と爽やかな風が吹きわたる道を、上から降ってくる毛虫を避けつつ歩きます。。

===負釣山（おいつるしやま）===
2014/6/15（日）：負釣山登山口（11:40）～▲負釣山（13:10-13:55）～負釣山登山口（15:00）
歩行距離：5.4km
累積登高：580m
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山仲間と黒部峡谷の秘湯・黒薙温泉に泊まった翌日は、入善の里山、負釣山（おいつるしやま）へ。
入善町の最高峰、富山100名山のひとつでもあるそうで。
お昼からちょいと登るにはちょうどいいよ、とシュンちゃんにおススメいただきました。

宇奈月温泉から黒部川沿いを走り、下立（おりたて）で黒部川を渡ってバーデン明日（あけび）の前を通過。
そこから車一台程の幅になった道を、負釣山登山口の標識に沿って走っていくと、登山口に到着、です。

10台ほど停められそうな駐車スペースには、3台ほど駐車中。
さすが里山、登ってる人結構いるんですねぇ。

というわけで、まっちゃん＆みいさんとまきchin隊の4名、準備して出発！

標識の後ろから九十九折りの道を登っていくと、2度ほどおりかえしたとこで登山口に到着。
ここから山道に入ります。

新緑の中の道は、そよそよと風が吹き抜けてイイ気持♪

山頂までは、ほぼず～っと細い尾根上を上がる道。
しょっぱなからいきなり急坂が登場するあたりは、富山のお山らしいですね～

歩き始めから120mほど登り上げて、ようやく一合目の標識が登場。
この調子で10合目まで登ってたら、1,000m以上登っちゃいそうだけど、本日の標高差は600m弱。
・・・どうやら登るにつれて、標識の間隔が短くなっていくらしい。
逆じゃなくて良かった（笑）

尾根上を黙々と登っていくと、

おおお！カモシカ！！しかも結構デカイ！！！(≧ｍ≦）
こんなのが登山道上に立ちはだかってたもんだから、そりゃもうビックリですわ。

・・・このカモシカくん、数秒我らと見つめあった後、ゆっくりと林の中へと入って急斜面をがさごそ下っていきましたとさ。
あ～、ビックリした。

さ、我らは山頂目指して登りますよ～
ナカナカの急坂を、ゆっくり一歩一歩登ります。

それにしても、新緑鮮やかで風は涼しく、静かでいい道！
ちょい急坂なのも、シーズン初めにはいいかも～（って山歩きシーズンIN遅っ！！）

道沿いには、所々にツツジの群落あり。

真っ白なヤマボウシも。
枝一面に咲いてます。

ナルコユリも、振ればしゃらしゃら音がしそうなくらいつり下がっていて。
可愛らしいねぇ。

三合目～五合目は、そんな花を眺めながら、ちょっとしたアップダウンを越えつつゆる～りと尾根上を歩きます。

六合目を過ぎ、ちょっと展望が開けたところで一休み。
向こうに見えてるのは栂海新道ですかね。

・・・そんな山並みを眺めつつ、涼しい風に吹かれていると、上からつい～っと落ちてきたものが。

出たな、ケムンパス！！
どうやら富山のお山には毛虫が大量発生しているようで。
この山も例外ではなく、登山道ににょろにょろ、木々の枝からはぽた～んと。
くわばらくわばら。(；´Д`A ```

さて、山頂までは標高差であと150mほど。

鎖やロープのかかった急坂をよじ登ります。

七合目から先は、急に標識の間隔が短くなり、あっという間に次の標識が登場。
これ、急坂だから近く感じるのかしらん？いやいやほんとに間隔狭くなってるんでしょ、とか言いながら、山頂直下の急坂をぐい～っと登り上げて

負釣山山頂（959m）、到着～o(*^▽^*)o

昼過ぎてなんだか靄ってきてたので、山々の展望は諦めてたのですが。

お、こりゃ～剱岳ですな。(o^-^o)

こちらは朝日岳方面。

昼下がりの山頂は、日が燦々と照ってるけど涼しい風が吹き抜けてなんともイイ気持。
虫もほとんどいないし、山頂には毛虫もいないし、しばしノンビリ一休み。

登る間にすれ違ったのは3組ほど、さすがに里山といえども昼前から登る人はそんなにいないか～、と山頂でノンビリしていたら。
なんと単独の外国の女性が登ってこられました。
アメリカ出身のこの方、昨年から黒部に住んでおられるそうで。
人も景色も食べ物も素晴らしいトコですね、とニコニコされてました。

・・・さて、そろそろ下りますかね。

なかなかの急斜面が続く尾根道を、一気にぐい～っと下ります。
久し振りの急坂の下り、何気に膝にきますわね。

それでも下りは早い早い、一気に下って登山口まで戻ってきました。
いや～、楽しかった！

車に戻ってザックを降ろすと、まっちゃんのザックには巨大毛虫がにょろり。
私の帽子にもにょろり×２が鎮座してましたとさ。(；´Д`A ```

さて下山後は、バーデン明日で汗を流します（一人520円）。
透明だけどとろっとした熱めの温泉がかけ流し、しかも広くて空いててナカナカいいとこでした。

そして、我らは北陸道⇒上信越道と走って、いつもの道の駅あらいできときと寿司。。ではなく、気分を変えて食堂ミサで味噌ラーメン。
事故渋滞の上信越道藤岡方面をスルーして渋滞解消しかけの中央道へと抜けて、22時過ぎには帰宅、です。

この梅雨の晴れ間、黒薙温泉に行ってなければどこに行ってたかな？
東北へ花見山行か、はたまた残雪稜線歩きか。
・・・そんな楽しみ方とは違ったこれまた贅沢な週末でした。

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