2014/5/18 白馬鑓温泉BC

2日目は白馬鑓温泉へ。

白馬の大迫力の景色の中、天上の温泉へ。
山と雪と温泉とスキー、もう何も言うことはありません！！

===白馬鑓温泉===
2014/5/18（日）：猿倉（6:35）～小日向のコル（8:50-9:05）～湯ノ入沢源頭（9:15-9:25）～鑓温泉（10:25-12:45）～湯ノ入沢源頭（13:05-13:15）～小日向ノコル（13:55-14:10）～猿倉（15:10）
歩行・滑走距離：12.8km
累積登高：1,170m
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行き：赤が登り、青が下り
帰り：橙が登り、緑が下り

> 5/17 白馬杓子尾根へ

さぁ、この日も猿倉起点で遊びます。
前夜祭の途中から合流した雪舞幹事長、今朝合流したダイスケさんと、こばさんとまっちゃん＆みいさん、ごえどんさん、まきchin隊の8人パーティ。
みんなで天上の温泉、白馬鑓温泉を目指します！

体調不良orお忘れモノのメンバーと別れ、猿倉の駐車場へ。
この日は当初から好天予報だったということもあり、まだ朝早いのに駐車場はもうイッパイ！
・・・いやはや、前日とは打って変わってニギヤカな山行になりそうですな。

というわけで、この日も早速板を担いで林道を歩きます。
残雪踏み踏み、新緑の道を登っていくと

鑓温泉登山道の入り口に到着。
ここから山へと入ります。

・・・と言ってもしばらくはツボ足のまま。
岩ごろの道を登ったり、残雪の上を歩いたり。
登山道入り口から100mほど、ゆる～りと登り上げたところで

ようやくシールオン。
木立の向こうには、第一の関門、小日向のコルへの斜面が見えてますね～

さ～、行きますよ！
小日向のコルの取付きを目指して、ゆる～りと200mほど登ります。

背後に白馬の稜線を仰ぎ見つつ。
大迫力の眺めですねぇ。(o^-^o)

そしてこちら、緩やか～な斜面ではありますが。
前夜祭の疲れ（二日酔い？）が残るまっちゃんとわたくし、皆さんからは遅れ気味。
・・・あ、突然足にあたるようになった靴が痛くて、なかなか足が前に進まない、というのもありますが。。（と、言い訳）

というのはさておいて。

小日向のコルまで200m強、今行程で一番の急坂に取付きます！
使える道具は何でも使うってことで、クトー装着してがしがしと。

まだ朝8時半、なのに足元の雪は既にずるずるザラメ雪。
・・・帰る頃には、妖怪板つかみが出現しまくりかなぁ。
ま、カチカチに硬くて苦労するよりいいか、と思いつつ、ずるっと足元から崩れる雪に難儀しつつ。

コルまで登り上げてヤレヤレ。
・・・そして目の前には、いよいよ鑓温泉が見えてきましたね！o(*^▽^*)o

ここで一旦シールオフ、200mほど下ります。
この下りさえなければねぇ。。。なんてグチこぼしつつ。

湯ノ入沢源頭へと向けて滑り下りますが。
なんだか昨年よりも雪が少ないような？岩肌の斜面もガッツリ出ているし。

そしてこの斜面、ザラメで緩んではいるけどやっぱり縦溝ぼこぼこ。
ただでさえ苦手な縦溝なのに、テレじゃぁとてもじゃないけど滑れない(；´Д`A ```
・・・いやはや、難儀しましたわ。こんなとこでもちゃんと滑れるようにならなくちゃねぇ。

下りきった湯ノ入沢源頭は、いつもならガッツリとデブリが出ているところなんだけど今年は全くなし。
それどころか雪が途切れてて、いったん板を脱いで移動する始末。
雪融けが早いのか、それともそもそも積雪が少なかったのか？！

ま、ともあれ、我らの先に雪はあり。
頭上に見えてる温泉目指して、登るのみ！！

それにしても今日は人が多いですねぇ～
鑓温泉までの人、白馬鑓ヶ岳の山頂を目指す人、登れるところまで登ってザラメ斜面を滑る人。
人は多いけど、目的はいろいろ。
それもまたいいよね♪

快足のみいさん、ごえちゃんを見送って、まきchin隊とまっちゃんはノンビリ登ります。
（というか、私の鈍足にまっちゃんが付き合ってくれてるだけか。。）

背後に小日向山のコルを眺めつつ。
今下ってきたばかりだけど、帰りにはこれをまた登らなくちゃいけないと思うと・・・メンドクサイ・・・（汗）

ま、それはともあれ。

源頭からぐい～っと400m弱、1時間ほど登り上げていくと、目の前には鑓温泉。
前日から入ってる人達のテントもちらほら、そして露天風呂に早速浸かってる先発隊の姿も見えてるような？！

温泉を目の前にしても、へろへろまきchinのペースはなかなか上がりませんが。
同じように鑓温泉を目指してる方ともおしゃべりしながら、ゆる～りと登り上げてようやく到着。

そしてここまで来たら

（Photo by こばさん）
もちろん、早速温泉～
まっちゃんが張ってくれたツェルトの中で、水着に着替えてどぼん！(≧ｍ≦）
ほんのり硫黄の香りがしてイイお湯～♪o(*^▽^*)o

熱いお湯に雪を切り出して放り込んでも、どんどんお湯が湧いてくるのであまり効果はなし。。
それでもどぶんと肩まで浸かると、ほんとイイ気持。

こんな雪の中で入る露天風呂。
小屋が再建されるまでのお楽しみですな。
みんなで出たり入ったり、いやはやすっかり楽しんじゃいました～

昨年は湯船の周りにはガッツリ雪が残っていたのですが、今年はほとんどなし。
やっぱり雪が少なかったのかなぁ。それとも雪融けが早かった？

そんな感じで2時間以上、すっかりノンビリ過ごしちゃいましたが。

（Photo by 雪舞幹事長）
むちゃくちゃ名残惜しいけど、そろそろ下りますかね。。。

というわけで。
妙高・火打・焼山や、高妻・乙妻・戸隠を眺めつつ、広大な谷を滑り下ります！
一面の快適ザラメ斜面は、雨の縦溝もなくて滑りやすい♪

白馬鑓の稜線ははるか上、我らはとてもそこまでは行けませんが。
それでもこんな景色の中滑り降りるのは、気分爽快ですね～

小日向のコルへの登り返し地点まで400m、一気に滑り降りちゃいました！

さて、登り返し地点の湯ノ入沢源頭でシールオン、ここから斜面をトラバースして小日向のコルまで200m登り上げます。

最後の一登り。
頑張っていきますか！

温泉疲れ？で足はだるいし、靴に足が当たって痛いし。
・・・とか心の中で言い訳しつつ、やっぱり皆さまに遅れを取ってるまきchin。

おっと、もっと遅れを取ってる二人がいましたね。

40分ほどで小日向のコルへと登り上げて、この日の登りは終了。やれやれ。
シールオフして、最後の滑りの前に一休み。

折しも、目の前には白馬岳がどか～ん。
よお～く目を凝らして見ると、山頂直下の超急斜面にシュプールがついてたりして。
いやはや、すごい人もいるもんだ。

さて、我らもいきますか！
小日向のコルから200mほど、急斜面を滑り下ります。

大斜面に華麗なシュプールを刻む雪舞幹事長。
カッコいいねぇ～(≧ｍ≦）

小日向のコル直下の斜面はさすがにちょっと急だし、さっきまでと違って雨溝ガッツリだし。
私はちょいと撃沈気味。どうにかこうにか、怪我もなく下ってヤレヤレ。

さて、帰りは来た道を辿るのではなく、長走沢の雪をつないで下ります。
ざっくざくのぼっこぼこで滑りにくい～

沢の下部は、辛うじてスキーで降りられる幅しか雪が残ってなかったりして。
こりゃ、来週はもう雪つながってないだろうなぁ。

斜面の先の雪を確かめながら滑り降り、無事に林道まで下ってヤレヤレです。

振りかえると、青空に聳える白馬岳。
2日間、楽しく遊ばせてもらってありがとう～♪

この日も雪があるとこまで滑り降り、あとは板を担いで下って駐車場へ。
いやはや、楽しかった～

この日のダイジェストの動画は、こばさん撮影のコチラで：

さて、下山後の温泉は、この日も小日向の湯へ。
ちょいと混んでましたが、ノンビリ浸かってすっきりサッパリ、皆さまとはここで解散です。

猿倉起点の白馬2Days。
雪に恵まれ天気に恵まれ、山も温泉も大満喫♪

ありがとうございました！

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