2014/2/22 日白山BC
上越国際にて、知人とのファミリースキー予定が入っていたこの週末。
知人との合流はお昼、ってことは午前中に山に入れちゃう?!というわけで。
なかなか行く機会のなかった日白山へ。
この週、気温はず~っと低かったけど雪は結構降っていたので。
状態見ながら、危なそうだったら戻ってきますかね。
そして先週は大雪にて出かけられなかった人も多かったと思われ、今週は満を持して!の人がたくさんいるかな、と思いきや。
二居の集落から除雪最終地点まで行ってみると、我らのほかには車はなし。。
ま、時間早いし。みんなこれからかな。
#正確には、除雪最終地点手前の転回スペースに駐車。除雪車の邪魔にならないように。。
というわけで、11時半までには戻ってきましょ、と早目の出発。
除雪最終地点で雪壁をよじ登って歩き始めると、ありがたいことに前日のトレースが。
たとえ前日のトレースでも、あるとないとじゃ全然違うよね。
雪がふんわりと20cmくらい積もったトレースを、ありがたく辿ります。(o^-^o)
ゆる~りと林道のトレースを辿り、950m付近で林道を離れて地王堂川の右岸へ。
前日のトレースはそのまま林道に沿って延びていて、どうやら東谷山へと向かっている模様。
我らはそのトレースと別れて、川の右岸へと向かいます。
ココから先は、ラッセルですな。
右岸をちょいと進んで、一つ目の堰堤の上を通って左岸へ。
山トモ情報によると、二つ目の堰堤で沢を渡るってことでしたが、まぁ渡れるところで渡っときますかね。
(というか、堰堤いっぱいあってよくわからん。。)
左岸に渡ると、あとはしばらく杉の植林の中をゆる~り登ります。
花粉症の人には辛い道?
地王堂川ごし、左手に見えているのは東谷山かな。
東谷山から日白山へぐるりっぷってのも、いつかやってみたい~。
杉林の中から出たり入ったり。
膝丈のパウダーを踏みつつ、ゆる~り1,150mくらいまで登り上げて、急な尾根の取付きへ。
それにしてもこの急斜面、滑ったら楽しそう~♪o(*^▽^*)o
樹間もイイ感じだし、藪は埋まってるし、斜度があって雪もタップリだし。
今日は曇ってて気温低いので、きっと帰りもパウダーがキープされてるに違いない。
期待でワクワクしながら、杉やブナやダケカンバが入り混じる急斜面をぐい~っと登ります。
結構な急斜面だけど、雪がタップリ積もって底つきナシなので登りやすい。
しかも軽い雪だしね。
・・これ、ずるずるザラメだったりアイスバーンだったりすると、ちょっとキビシイかもねぇ。
ラッセル交代しながら登っていくと、1,250m付近でダケカンバの疎林の台地に到着。
強風吹き抜けて結構寒いけど、ここでちょいと一息。
あとは目の前の急斜面を、稜線に向けて350mほど登るのみ。
1,500mのコルまでぐい~っと登り上げる急斜面は、所々にオープンバーンあり疎林あり。
結構雪も積もってるし、斜度もあるのでオープンバーンはちょいと不気味。
疎林帯をつないで、ジグ切りつつぐい~っと登ります。
そんな感じで夢中で登り上げる急斜面。
ふと足元を見降ろすと
きゃぁ~
結構登ってきたのね、しかもかなり斜度あるし!!
・・ここも雪が硬かったりずるずるザラメだったりしたら、あまり登りたくないトコですねぇ。
そして高度を上げるにつれて、どんどん風が強くなり。
それまでぱふぱふだった雪もちょいとウインドクラスト気味。
場所によっては、なんだか不安定で怪しげな雪質。
オープンバーンになるべく出ないよう、木立の間を辿って登って・・・
1,500mのコルに到着~
晴れてればぐるり360°の大展望だそうだけど、この日は曇り空にて展望はナシ。
おまけに風は強いし気温も低いし(ペットボトルがガッチガチに凍ってた)。
稜線辿って山頂へ、なんて気分にはとてもならず。
というわけで、ちょいと稜線から下ったところでさっくりシールオフ。
トラバース気味に50mほど下ってウインドクラスト地帯を抜けて、いざ、斜面へ!
軽~い雪が舞い上がってばっふばふ(≧∇≦)
水分タップリの越後の重雪かと思いきや、気温が低いのが幸いしてか激軽パウダー♪
登ってくる人は皆無、の貸し切り斜面(*≧m≦*)
誰もいない山に、ひゃっほ~の声がこだまします!
ゼイタク極まりないっすね
ごろ太君:
今シーズン最高のパウダーかも?
パウダー舞い上がるドパウの滑り、よだれがたなびいちゃいます(^^
1,500mコルから1,250mの台地まで、一気に滑ってきちゃいました。
時間があれば、も一度登り返して滑りたいくらい。最高っす。
・・・が、まだまだ続くドパウの斜面。
右岸目指して一気に残りの急斜面を滑り降ります。
ごろ太君再び:
こんな雪を二人占めできてしまうなんて、もうほんと贅沢の極み。
天気と雪と、条件がうまく揃ってくれました(^^
急斜面を滑り降りたら、あとは登りのトレースに沿って下るのみ。
所々で林の中に寄り道しつつ、ボブスレー状態で下って、堰堤も無事越えて。
林道に合流したら、東谷山のほうへと向かう真新しいトレースが一本。
もう一パーティ入ったみたい、でも日白山は今日は我らだけだった模様。
そのまま林道を下って行ったら、お散歩中の地元のおじいちゃんにバッタリ。
しばしおしゃべりして、またおいで~、と声をかけていただいてお別れして。
無事、入山口に戻ってまいりました。
午前中のショートトリップでしたが、もう満足すぎるくらい満足。
日白山、ICからも近いし、歩く距離も程良くてお手軽なのに素晴らしくいい斜面で。
まぁ、雪質は天候によってがらりと変わるんでしょうが、この日はイイ雪でしたねぇ。
晴れてれば大展望だそうなので、今度は東谷山とセットで歩いて滑ってみたいですね。
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コメント
いや~♪
ゲレンデ集合の前にさくっ~♪っとは
流石ですねー! 奥さーん!!
一度は行ってみたいぞー^^
まぁ君から山の名前聞いた時は??
実は、この山...ちゃんと読めてなかった(笑)
確かに一度
東谷山から日白山へぐるりっぷ・・・
してみたいでーす^^v
こーんな美味しいパウダー...
たまにっは、大遠征、必要かなー??0^^0
投稿: みい | 2014年2月26日 (水) 21時32分
みいさん>
浪速の奥さ~ん♪ズが鍋倉アタックしてる頃だよねぇ。。と思いつつ。
こっちも山にアタックしてきました!!(^^v
私らも初めてだったこの山、天気大当たりで美味しいパウダー♪(^^
でも天気がいいと、山頂からはぐるり360度の大展望だそうですが、そうなると今度は超激重雪になるみたいで。。
どっちをとるか、悩ましいですよね。
今度、遠征のときに是非。
東谷山から日白山へのぐるりっぷ、行きましょう♪
投稿: まきchin | 2014年2月27日 (木) 00時14分
その昔、そのぐるりっぷをした時に、堰堤に気が付かず(その手前の雪が盛り上がっていたので)ジャンプして落ちました
下に柔らかい雪が吹き溜まっていたので九死に一生を得ました
投稿: 青空 | 2014年2月27日 (木) 23時09分
青空さん>
ひゃ~、なんと!
でも確かに、上から見ると堰堤わかりづらいですよね。
柔らかい雪にダイブ、でよかったです・・(^^;
東谷山からのぐるりっぷ、の~んびり歩いてみたいです♪
投稿: まきchin | 2014年2月28日 (金) 00時19分