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2013年10月 1日 (火)

2013/9/22-23 表大雪、秋の稜線歩き(2日目)

表大雪の稜線歩き、2日目はピッカピカの青空が広がるいい天気。

201309230
白雲岳避難小屋の向こうに広がるのは、忠別岳、トムラウシなどの表大雪の山並みと、十勝連峰。
大雪山系、広く大きな山並みです。

===白雲岳避難小屋~大雪山・旭岳===
2013/9/23(月):白雲岳避難小屋(6:00)~白雲岳分岐(6:55-7:05)~▲北海岳(8:20-8:45)~▲間宮岳(9:30)~▲旭岳(10:40-11:20)~姿見ノ池(12:30)~旭岳ロープウェイ姿見駅(12:50)
歩行距離:13.1km
累積登高:530m
======

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> 稜線歩き1日目(2013/9/22)へ

夜半に眺めた夜空は、満天の星。
好天に期待しつつ、この日の朝は日の出を眺めてから出発しよう作戦。

というわけで、日の出前に朝食を済ませ、小屋の前から朝日に照らされる大雪の山並みを眺めます。

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うお~、めちゃくちゃいい天気。風もないし。
朝日に照らされて暁色に染まる山並みの、なんと美しいこと♪o(*^▽^*)o

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高根ヶ原の向こうには忠別岳、化雲岳、そして王冠のようにひと際高く聳えるトムラウシ。
右奥にはオプタテシケや十勝岳、富良野岳もずら~りと。
そしてはるか右奥には夕張岳と芦別岳、左奥には日高の山々も見えてます♪

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雲海の向こうの日高山脈、アップ。
一番高いところが幌尻岳かな。

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テン場の上の岩山も、朝日に照らされて真っ赤っか。
こんな鮮やかな色は久し振り。

前日、前々日とお天気イマイチだったのは、この日の夜明けの素晴らしさを際立たせるためだったのかしらん。
素晴らしい朝に、感動しきり。(≧∇≦)

さぁ、日が昇ったら、早々にテントを撤収して出発準備。
テン場の周辺では、そこかしこからナキウサギの声が聞こえてくるんだけど、姿は全く見えず。
荷造りしながらナキウサギの姿を探すも、結局発見できず終い。
(一瞬、走り去る後ろ姿を見た気がするけど。。)

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では、ゆるりと出発しますかね。
今日は展望もすごいことになってそうなので、のんびり景色を眺めながら、来た道を辿って旭岳を目指します。

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さらば、白雲岳避難小屋。
今度来るのは何年後かな。
・・・いやいや、そんなに後じゃなく、またすぐに来たいところではありますが。

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足元には、立派な霜柱がいっぱい。
ざっくざっくと踏みながら、ゆる~りと登ります。

そしてこの先、何度も何度も振り返りながら登るもんで、全く進まない。

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この景色を見たかったんだよねぇ。(≧m≦)
トムラウシを背にした、白雲岳避難小屋。
色合いといい、小屋の佇まいといい、ちょっと日本離れした景色。

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小屋とトムラウシ、アップ。
いつかまた、あの山からずい~っと表大雪を歩きたい。

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見上げると、紅葉の斜面の上にはお月さま。
一晩中、明るく照らしてくれてたっけね。

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そしてやっぱり、目が戻ってしまうのはこちらの景色。
なんて静かで、なんて雄大なんだろう。
いくら眺めても飽きません!(*≧m≦*)

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何度も振り返りながら岩ごろの道を登っていくと、草原の中の緩やかな道になり。

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右後方に、石狩岳やニペソツ山を望むようになると、ほどなく白雲岳分岐に到着。
前日はにぎわってたココも、まだ時間が早いこともあり静かなもんです。

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この分岐から白雲岳へは往復1時間弱、標高差100mほどをゆる~りと登れば到着、ですが。
白雲岳から景色をぐる~りと眺めるのもいいけど、のんびり稜線歩きもいいよねぇ、というわけで。

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奥に顔を出してる旭岳へ向けて、出発!
またいつ雲が出てくるかわからないし、晴れてるうちに稜線を歩いちゃいましょ。

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岩ごろの白雲岳の斜面を巻くようにしてゆる~り下り、雪渓を渡って北海平へ。
昨日はガスがかかってた烏帽子岳、黒岳、桂月岳、凌雲岳もずら~り見えてます♪

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雪渓を抜け、ナキウサギの声がこだまする岩ごろのトラバースを抜けて。
休憩適地の開けた窪地を過ぎ、北海岳目指して北海平をゆる~り登ります。

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左前方には、これから歩く稜線と旭岳。
荒涼とした草原と緑の斜面、そして火山礫の旭岳の斜面とが連なる眺めに、なんだか別の惑星に来たような錯覚に陥ってみたり。

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ゆる~り歩いて行くと、左後方には再び、トムラウシや十勝連峰がお目見え。

紅葉も終わりかけの北海平だけど、こんな山々を眺めながらなので、これはこれでなかなか足が前に進まない。
風もなく、静かでおだやかで。
あぁ、なんていいところなんだろう。

そんな北海平をゆる~りと歩いて

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北海岳(2,149m)、到着~
前日は強風吹き荒れて長居できなかった山頂は、今日は嘘のように穏やか。

というわけで、ちょいと一休みしながら、御鉢平をぐるりと囲む山並みを眺めます。

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まずは黒岳に桂月岳、凌雲岳。
黒岳の向こうは、ニセイカウシュッペかな。

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お隣には、北鎮岳に比布岳。存在感あるねぇ。

旧火口の御鉢平の真ん中には、有毒温泉なる温泉と、硫化水素ガスが湧いてるそうで。
真ん中辺の白くなってるところが、それかな。

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そして、火口壁の向こうに見えてるひときわ高い山が、旭岳。
これからこの火口壁の上の稜線をゆる~り歩いて、旭岳を目指します♪

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十勝連峰もトムラウシも、まだまだガッツリお目見え中。
稜線を歩いてる間も、この山並みをず~っと眺めることができそうね。(*^m^)

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こんなにいい天気だと、山頂に居合わせた方とのおしゃべりも弾むってもんで。
地元から来られたこの方、大雪でこんなに風がなくて穏やかな天気なのも珍しい、と興奮気味に話しておられました。
・・・そうかぁ、こんなに穏やかな日にはそうそう出会えるわけじゃないのね。
連休最終日にそんな日がきてくれたことに、感謝。

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さぁて、名残は惜しいが、あまりのんびりしてるわけにもいかないので。
そろそろ旭岳へ向けて出発しますかね。

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遠くにトムラウシや十勝連峰を眺めながら、開けたザレ道の稜線を、ゆる~りアップダウン繰り返しながら歩きます。
やっぱり、風があるのとないのとじゃぁ全然違うねぇ(当たり前だけど)。
昨日は強風に煽られてちょっとピンチだったけど、きょうはもう鼻歌交じりの稜線歩き♪

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右手の御鉢平の火口壁は、これまたもう大迫力で。

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前方奥の旭岳目指して、荒涼とした稜線を歩きます。
ん~、この景色、やっぱりどこか別の星を歩いてるみたい。

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ああ、でも、眼下に広がる緑の斜面と青い池は、やっぱり地球の景色ですな。

こんな感じで稜線を歩いて行くと、間宮岳の分岐に到着。
ここで御鉢平をぐる~りと回る道を離れ、旭岳へと向かう道へ。

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旭岳方面から続々と歩いてくる人達とすれ違いつつ。
御鉢巡りなのか、黒岳へと抜けるのか、はたまた中岳温泉や裾合平をぐる~り歩いて姿見平へ戻るのか。
さすが、人気の山ですな。ちょうど紅葉だしね。

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2か所ほど急なザレ道がありつつも、ほぼ緩やかな道を下っていくと、いよいよ最後の200mの登りが目の前に。
ザレザレのいやな急坂ですが。
ひと頑張り、一気に登りますかね。

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というわけで。
ザレた直登、がんばって登ります。
下るより登るほうがまだマシのような気もしつつ、すれ違う方と「雪のほうが歩きやすいですよね!」とぼやきつつ。

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一気に登って、旭岳山頂(2,290m)、到着~
ようやく晴天の山頂に立つことができました!

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山頂から地獄谷を見降ろしてみると、吹きあがる湯気が大迫力。
そして真っ青な池や色とりどりの紅葉がキレイ~
上から見ると、こんな眺めだったんだねぇ。

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十勝連峰やトムラウシは、そろそろ雲に飲み込まれそう。
今はまだ、雲海にぽっかり頭を出してますが。

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こちらは東大雪の山々。
ニペソツはもうほとんど雲の中ですな。

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こっちはまだ雲がかかる気配はなく。
白雲岳や北海岳、そして歩いてきた稜線が一望♪

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白雲岳の右手には、なんと雄阿寒岳、雌阿寒岳がクッキリ。
このほかにも、白雲岳の左手には斜里岳と羅臼岳も。
・・・朝のうちは、利尻岳や羊蹄山まで見えてたというウワサもあり。
いやはや、さすが北海道最高峰、素晴らしい眺めです。

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北海道のてっぺんからの眺めは、なかなか気分爽快。
大賑わいの山頂で、しばらく景色を眺めながらノンビリ一休み。

・・・っと、この日は飛行機で帰らなくちゃいけないわけで。
14時には駐車場まで降りてたいな、ってんで、頃合いを見て下山開始。

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続々と登ってきてますねぇ。
老いも若きも、男も女も、どんどん登ってくる方とすれ違いつつ。

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山頂からしばらくは、ザレた斜面の踏み跡を辿ります。
眼下に広がる紅葉で、目を慰めつつひたすら下る下る。

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下るうちにガレた斜面になり。
浮石を踏まないようにして、ひたすらざくざくと。

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右手の地獄谷から吹きあがる蒸気が大迫力。
あの吹き出し口はいったい何度くらいあるんだろう?!
温泉卵なんて一瞬だね、なぁんてアホなこと言いつつ。

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そんな感じでさくさく下って、姿見ノ池に到着。
振り返ってみると、なんと旭岳には雲がかかってるし。
・・・タッチの差でしたね、山頂で晴れててよかった~

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あとはもうゆる~りと姿見駅目指して、一面のチングルマの紅葉の中を歩いて終了。
ロープウェイ駅は混んでたけど、ちょうど出発する便に乗ることができました。

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ロープウェイの車窓からは、こんな感じの紅葉が。
これからどんどん紅葉が進んでいくんでしょうねぇ。

2013092349
というわけで、無事、下山。
駐車場は超満員、観光バスも続々と到着してて、大混雑のロープウェイでありました。

そして下山後のお風呂は、ロープウェイすぐ近くの旭岳温泉・湧駒荘へ。(一人600円)
源泉かけ流しでいろんな種類のお湯が楽しめて。
施設もキレイだし広いし、ここ、一度は泊まってみたい。

お風呂にゆっくりのんびり浸かったら、あとはもう新千歳目指してひた走るのみ。
新千歳には18時過ぎに到着し、20時半発の飛行機で帰京。
23時過ぎには無事帰宅、です。
車で遠征したときとあまり変わらない時間に帰ってこれました。

<今回の山行>
3日前に思い立って、ばたばたと飛行機とレンタカーの予約をして向かった北海道。
完全なる思いつきで行った割には、山も味も温泉も、十分すぎるほどに楽しむことができました。

お天気は当初の予想通り、1日目は強風、2日目は回復傾向にあるものの風と雲がまだ残り、3日目はすっきりピーカンで。
3日目の表大雪の稜線歩きは、満を持しての感あり。
稜線上の紅葉はやや終わりかけてたものの、素晴らしい展望に大満足です。

・・・飛行機とレンタカーをうまく使えば、3連休でこんなに楽しめることがわかっちゃったまきchin隊。
また思い立って北海道、なんてやっちまいそうです。。。(汗)

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登山」カテゴリの記事

コメント

いや懐かしいですねぇ
ナキウサギ、姿は見れませんでしたか
兎というより、どうみても鼠にしか見えませんが

湧駒荘も懐かしいねぇ
冬場にお泊りしましたが、夜中に露天で
ぬるすぎて出られなくなりました。。。

投稿: fwix | 2013年10月 1日 (火) 00時52分

いやぁ実に素晴らしい&羨ましい! 前日・前々日と強風に耐えたご褒美ですね。
とても雄大で、非日本的景色と思います。日高の山まで見えたとは‥‥
このあたりからのトムラウシは本当に魅力的に見えますね。次はあそこだ、という感じで(大雪山を歩き始めたばかりの30年くらい前の私)。そうして私たちはどんどん山にはまっていくのです(笑)

昭和の時代には結構歩いたのですが、今世紀になってからは全く(涙)。この素敵なレポートを見ると、しばらくぶりで歩いてみたくなりました。

投稿: ねも | 2013年10月 1日 (火) 08時59分

こんにちは。
秋はこれがありますからねぇ。
年に何回もない大当たりかと♪
うらやましい限り!
いやはや…
知床連山まで見えるんですね♪
怠け者の僕は間違いなく、
帰りは白雲平とお鉢平で満足して、
裾合平経由にしてたでしょうけど(^_^;)
ええもん見せていただき
ありがとうございますm(_ _)m
おかげで益々欲求不満が~

投稿: katsu | 2013年10月 1日 (火) 12時39分

fwixさん>
ナキウサギねぇ。声はすれども姿は見えず。
たしかに、兎というよりもネズミですね(笑)

湧駒荘、お風呂はかなり良かったです。
冬にここに泊って滑り倒す、なんてゼイタク、してみたいなぁ。。

投稿: まきchin | 2013年10月 2日 (水) 01時58分

ねもさん>
3日目に晴れてくれて、ほんとによかったです。
このまま強風が吹き続けてたらどうしよう?!と、この前日は本気で心配してました。

ここから見るトムラウシは、ほんとに魅力的です。
弾丸北海道が意外と容易であることがわかってしまったので、来年いつかアタックしちゃうかも?!
・・・確かにこうやって、どんどんハマっていくんですよねぇ。。。(笑)

今度は花の時期に歩きたい、と思ったりしています。

投稿: まきchin | 2013年10月 2日 (水) 02時01分

katsuさん>
狙ってもなかなか狙えないですよね。
いやはや、ほんと、ラッキーでした。。。

> 怠け者の僕は間違いなく
何をおっしゃいますやら。
katsuさんなら白雲岳ピストンがオマケについてくるでしょう(^^

私らも裾合平経由で下ろうかと思ったのですが、晴天の旭岳をゲットすべく、ちょいとがんばりました。
さすが北海道の最高峰ですよね、そんな遠くまで見えるとはビックリでした。

投稿: まきchin | 2013年10月 2日 (水) 02時04分

う〜んたっぷりだなぁ\(^O^)/
北海道の弾丸ってすんげー。
最近、北海道出身の友人から北海道の山の魅力をたっぷり聞かされているので、いてもたってもいられないほど北海道に行きたいところでございます。しかもシャキッと晴れてて遠望がバッチリって羨ましすぎて堪らん!

投稿: Toby | 2013年10月 2日 (水) 10時10分

Tobyさん>
弾丸北海道、やろうと思ったらできちゃうんだなぁ、てのが今回の大発見。
まぁ、内地の天気が悪くて北海道はイイ、という時だけの発動ではありますが。
・・・またやっちゃうかも?!

北海道出身の山ノボラーがいらっしゃるんですねぇ。
そりゃまた、話聞いてたらもういてもたってもいられなくなりそう!
日帰りで行ける山も多そうだし、ぜひぜひTobyさん隊も、来年はアタック~♪

投稿: まきchin | 2013年10月 3日 (木) 00時43分

はじめまして、札幌のぎょと申します。
偶然こちらのブログ発見いたしましたのでコメントさせていただきます。
9月22日と23日は日高の幌尻岳に登っていました。
とっても空気が澄んでいて、雲海の上に大雪山の山並みが見えていました。
ちょうど同じ頃に見つめ合っていたことになります(笑)
最高の北海道遠征でしたね!!
また、おじゃまさせていただきます。

投稿: ぎょ | 2013年10月 4日 (金) 17時23分

ぎょさん>
初めまして、コメントありがとうございます!
なんと、雲海を挟んで向かい合っていたんですね~
この日はとっても天気が良かったので、幌尻岳にもたくさん人が登ってるだろうなぁ、と思いながら眺めていました(^^v

ブログ早速拝見しました、写真が素晴らしく美しいですね!
北海道の澄んだ空気と水と空が、ほんとキレイで、ウットリ見とれちゃいました(^^
見てると、また北海道に行きたくなってきちゃいますね。。。
こちらからも、3日間あれば意外と楽しめることが分かったので、また機会を狙って歩きに行きたいと思っています。
そのときは、参考にさせていただきますね!

投稿: まきchin | 2013年10月 4日 (金) 21時52分

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