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2013年9月27日 (金)

2013/9/22-23 表大雪、秋の稜線歩き(1日目)

北海道山行の2~3日目は、旭岳ロープウェイから白雲岳避難小屋への1泊2日の稜線歩き。

201309220
チングルマの紅葉で染まる裏旭から仰ぎ見る旭岳。
北海道の最高峰は、高く大きく聳えて大迫力。

===大雪山・旭岳~白雲岳避難小屋===
2013/9/22(日):旭岳ロープウェイ姿見駅(6:20)~姿見ノ池(6:40-6:50)~▲旭岳(8:35-8:40)~▲間宮岳(9:55)~▲北海岳(10:55)~白雲岳分岐(12:15-12:25)~白雲岳避難小屋(12:50)
歩行距離:13.1km
累積登高:1,060m
======

201309221

さぁ、いよいよ今回の山行のハイライト。
秋空の下、大雪の山並みを眺めながら、白雲岳避難小屋へ向けて稜線を辿ります。

事前にチェックした天気予報では、22日はまだ強風が残るけど、23日は風も収まって絶好の山行日和になるはず。

道の駅あさひかわを4時過ぎに出発し、旭岳ロープウェイ乗り場の駐車場には5時過ぎに到着。
乗り場前の駐車場に車を停めて、6時のロープウェイ始発を待ちながら出発準備。
#乗り場前の駐車場は150台くらい駐車可、1日500円。駐車場内の宿泊(テント、車)は不可、だそうな。
#この50mくらい手前に、無料の公営駐車場もあります。50台くらい駐車可、トイレ付。車中泊するならコチラですね。

5時半頃にはぼつぼつ人が並び始めたけど、まぁそんなに急ぐこともないか、とまきchin隊はのんびり準備です。

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準備しながら見上げる旭岳の山頂には、アヤシゲな雲がまとわりついてるし。
しかも、雲がすごい勢いで流れてる。。。今日もかなりの強風だねぇ。。。coldsweats01

6時前に出た臨時便を見送って、まきchin隊は6時の便で上がります。
#ロープウェイ片道1,600円、往復2,800円。シーズンによって料金が変わるらしい。

姿見駅で身支度整えて、いざ、出発!

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足元は霜で真っ白。
風も強くてかなり寒い、というわけで、ニット帽に手袋、冬用アウターとすっかり冬装備。
・・・ついこないだまでは、CW-Xにハーフパンツで歩いてたのにねぇ。
北海道の2,000mは本州の3,000m、そして季節が1ヶ月近く進んでいるとあっては、まぁ冬装備になりますかね。

201309224
そして目の前の旭岳は、雲をかぶってもうなんだかすごいことに。
歩いてるうちに、あの雲取れないかなぁ。
あんな中につっこむの、いやだなぁ。bearing

ロープウェイ姿見駅から姿見ノ池までは、コンクリと石段とでキレイに整備された道を歩きます。
そんな道沿いには

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ほ~、草紅葉♪(o^-^o)

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ふわふわ綿毛のチングルマも、まるで絨毯みたいに広がって。

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チングルマの紅葉、アップ。この色合い、すごい。
ピカピカ輝いてます。

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そんな色とりどりの草原を抜け、石畳の道をゆる~りと登って

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姿見ノ池に到着。
山腹から吹きだす火山ガスと、稜線にかかる雲とが入り混じって、なんだかもうすごいことになってますけど。。。
だいじょうぶかいな。

さて、ここから先は岩ごろの山道。

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振り返ると、青い池のほとりに建つ石室がヨーロッパ的な雰囲気を醸し出しててステキ♪
やっぱりなんだか、こんな景色はあまり本州では見ない気がするんだよねぇ。。。

2013092211
ゆる~り登る、岩ごろの道。
ふと右手を見ると

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紅葉の斜面の向こうに広がるのは、表大雪・トムラウシ周辺の山並み。(o^-^o)
トムラウシは残念ながら雲の中ですが。。。

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さて、左手に火山ガスを噴き上げる地獄谷を見下ろしながら、岩ごろの道を登ります。
地獄谷からは、シューシューごうごう、恐ろしげな音がひっきりなしに聞こえてきて迫力満点。

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道がちょっと急になりだした頃、六合目に到着。
ここからは斜度も増し、山頂まで一気に登り上げます。

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下界の紅葉を眺めつつ。

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いかにも熊が出そうな、雰囲気満点の池沼も見降ろしつつ。

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山頂へ向けて、風に吹かれつつ、岩ごろ&火山礫のザレ道を登りますよ~

稜線上の道は、かなり風が強くて寒い。
ごろ太君の時計についてる温度計で測ってみると、なんと0.4℃!
・・・それでこの風だもの。そりゃ~寒いでしょう。

ザレた斜面には、幾筋もの踏み跡が。
なるべく風下に近くて風が弱そうな踏み跡を選んで、ひたすら登ります。
(止まると寒いので)

2013092218
七合目を過ぎ、八合目を過ぎ。
広い尾根筋についてた幾筋もの踏み跡は、だんだん収束して一つの踏み跡に。

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岩がちの道を登っていくと、直角の曲がり角のところに大岩登場。
これはたぶん、ニセ金庫岩。

2013092221
曲がり角のすぐ先、左手にあるのが、たぶん金庫岩。
こっちは、下からも見えてましたね~

金庫岩を過ぎ、最後の急坂を一登りで

2013092222
北海道最高峰、旭岳(2,290m)山頂に到着~(o^-^o)

この山頂、これで三度目なんですけどね。
これまで三回ともず~っとガスの中、今回こそは晴れた山頂ゲット!と思ってたのに、、、今回もものすごいガスガスっぷり。wobbly
三度目の正直ならず、二度あることは三度ある状態。
・・・まぁ、翌日に賭けますか。

山頂は、昨日の爆風ほどではないけど、やっぱりかなり風が強い。
長居は無用というわけで、早々に山頂を後にして、稜線歩きへとGo!
まずはここから、裏旭キャンプ指定地へ向けて、ザレ斜面を一気に下りますよ~

旭岳山頂から裏旭へと下る道は一面ザレザレの急斜面。
しかもそれをまっすぐ下るという、なかなか難儀な道なのであります。

2013092223
ごろ太君は、楽しそうにあっさり下っていきますが。
雪道の要領でざくざく下れるところもあるけど、なんだかヘンに滑る急斜面はちと怖い。
まきchinはへっぴり腰でそろ~りと下ります。

ザレの急坂を下りきって振り返ると

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山頂、晴れてるし。
でもって、紅葉もすごいことになってるし!!o(*^▽^*)o

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山頂では晴れなかったけど、青空の下で紅葉を楽しむことができたのは幸い。
お日様に照らされた紅葉がキラキラ鮮やかに輝いて、ほんっとキレイ。happy01

2013092226
旭岳のザレ斜面を200m下りきったところが裏旭のキャンプ場。
風が吹き抜けるココでテントを張るのもなかなか大変そう、開けたキャンプ地には風避けの石囲いがいくつも残されてました。
#夏場は水場あり。トイレはなし。

さて、一息ついたら、先へ進みますかね。
ここからは、テン場を挟んで旭岳の向かい側に聳える熊ヶ岳の肩へと登り、間宮岳の分岐を目指します。

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背後に旭岳を担ぎつつ。
白ザレの道をゆる~りと。

2013092229
右手には、これから目指す白雲岳と、石狩岳、ニペソツ山といった東大雪の山々が一望♪

そんな山並みを眺めつつ。
白ザレの道を登り、熊ヶ岳の肩へと登り上げて

2013092230
間宮岳に到着~。
ここから左へ進むと中岳や雲ノ平へ、右へ進むと北海岳や白雲岳へ。

大半の人は左へと歩いて行っているようですが。
まきchin隊は右へと進みます。

2013092231
ここから先の稜線は、ガスが出たり晴れ上がったり。
旭岳山頂から間宮岳までは、山の影になってて風が弱くなってたけど、この先の稜線は吹きっさらしでかなり風が強い。
前方に、白雲岳へと連なる北海平を眺めつつ、北海岳までは試練の稜線歩きであります。

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稜線の左手には、荒涼とした御鉢平が広がって。

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紅葉に縁取られた御鉢平。
開けてなかなか気持ちの好い眺めでありますが。
この御鉢平を吹き抜けてくる風がかなり冷たくて、寒い!
手が凍えそう。

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緩やかにアップダウンを繰り返すザレ道の稜線を歩いて行くと、前方に北海岳のピークが近くなり。
山頂から北海平へ下る人、逆に北海平から北海岳へと登っていく人もちらほら見え始めて。

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辿りついた北海岳からは、御鉢平とその向こうの北鎮岳が一望♪(o^-^o)
稜線にかかる雲が晴れてれば、黒岳や凌雲岳とかも見えるんだろうけどねぇ。

ま、こんな展望だし、山頂は風も強いし。
さっくり北海岳を後にして、北海平経由で白雲岳避難小屋を目指しましょ。

北海岳から少し下って北海平に入ると、あんなに吹き荒れてた風もちょっと弱くなり。
やれやれ、と一息つきながらノンビリ歩きます。

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目の前の岩山が白雲岳。
晴れてたら寄り道しようかな、とか考えつつ。開けた北海平をゆる~りと。
この豪快な開けっぷりが、いかにも大雪。o(*^▽^*)o

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ザレ気味の道は、所々で溝のように掘れていて。
地味に色づいた草原の中を、ゆるやか~に下ります。

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白雲岳を頭上に仰ぎ見る岩ごろ地帯を抜けて、白雲岳分岐へと歩いて行くと

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お、雪渓登場。
さすが北海道、まだこんなにガッツリ残ってるところがあるんだねぇ。
まだ滑れそうではないですか。
(ごろ太君、早速靴スキーしてましたが、さすがにあまり滑らなかったようで。。)

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雪渓を渡り、黄金色に輝く道をゆる~りと登って

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白雲岳分岐に到着。
ここにザックをデポして白雲岳ピストンする人も結構いるみたい。
そして、赤岳経由で銀泉台へと下る人も多い。

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そんな方達を見送りつつ、まきchin隊は白雲岳避難小屋を目指して下ります。
さぁ~、いよいよあの小屋に久し振りのご対面!

ワクワクしながら岩ごろの道を下っていくと

2013092243
うお~!キタ!!(≧∇≦)
赤い壁の白雲岳避難小屋、まるで絵の中の世界みたい。
この大自然の中にぽつりと建つ小屋の佇まい、これがまたナントモ言えずステキ。

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小屋の向こうに広がっているのは、高根ヶ原に忠別岳、トムラウシ山。
あぁ、あの道をまた歩きたいねぇ。

目の前にこんな景色を眺めながら下る道の、なんと心楽しいこと♪o(*^▽^*)o
ハイマツやナナカマドの中、岩ごろの道をぎゅ~っと下ります。

2013092245
小屋の直下まで下ってくると、水場の近くにはキレイな沢がさらさらと。
秋色の草原を流れ下っていく様子が、これまた美しい。

そんな道をさくさく歩いて、白雲岳避難小屋に到着。
早速小屋でテント受付をして、今宵の宿を設営~
#テン場は一人300円。小屋には、6月下旬~9月は管理人さんが常駐されてます。
#トイレの紙は、各自持ち帰る方式。キレイに整備されたトイレです。
#テン場近くに水場あり。結構じゃぶじゃぶ流れてました(要煮沸)。

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このテン場、小屋は近いしトイレも近いし、水場も近いし。
しかもほぼまっ平らでペグもよく刺さり、言うことなし!!(o^-^o)

まきchin隊が到着した時点では10数張だったテン場も、最終的には30張以上。
小屋も結構混雑してたみたい。
北海道もこれまでず~っとお天気イマイチで、山行を控えてた人達がこの日、一気に山に繰り出してきたようで。
本格的な冬に入る前に、皆が待ち望んだ好天がようやくやってきたわけですな。

テントを張ったら、まずはもちろん

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担ぎあげたビールで、カンパ~イbeer
ビールはもちろん、北海道限定・サッポロクラシック。

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ビール飲んでほかほかお鍋であったまって。
あ~、シアワセ。(o^-^o)

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そうこうするうちに日が沈み始め、夕日に照らされた雲が茜色に。
一日の締めくくりの色。

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ず~っと雲に隠れてたトムラウシくん。
明日はスッキリ登場してくれるのを期待してます♪o(*^▽^*)o

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日が沈んだ後、オレンジ色に輝く地平と、夜が広がりつつある空と。
北の国で眺める夕空は、ひと際静かで鮮やかで。

あ~、こんなに澄み渡った夕空を眺めるのは久し振り。happy02

2013092252
日が沈んでしばらくすると、雲がすっきり晴れてトムラウシ方面がお目見え♪
その上には天の川もキラキラと。

2013092253
真夜中に目が覚めてみると、満月をちょっと過ぎた月がかなり明るくて、影ができるほど。
夜空も明るくて天の川は見えなくなってしまってたけど、上ってきた冬の星座がキラキラ輝いてました。

さぁ、翌日の天気に大期待♪

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コメント

そうそう、北海道に行ったら
呑むヒールはサッポロクラシックですよね~
キレ味は足りないけど、麦芽100%の旨味が楽しめますよね
たまにスーパーで売ってるんで、見つけたら即買いです

既に北海道の山では氷点下近いのかぁ
本州でも高い所は段々と寒くなってくるねぇ
静かで、紅葉の楽しめる、テント適地な山を検索中です

投稿: fwix | 2013年9月27日 (金) 10時43分

こんにちは。
旭岳は残念でしたが…
裏旭への下り…
秋はザレザレ、7月は雪渓の急斜面。
うーん行きたくなってきたなぁ(^_^;)
お鉢平、白雲小屋付近はいい景色ですね♪
トムラのギザギザがまた目立つんですよね~
7月だと晴れた日の午後はほぼ間違いなくガスってしまいますからね(^_^;)
やっぱり乾杯はサッポロクラッシックで!
さすがです(^O^)

投稿: katsu | 2013年9月27日 (金) 12時33分

fwixさん>
そう、やっぱり北海道に行ったらサッポロクラシックでしょう~♪
私も、時々コンビニとかで売ってるのを見たら買っちゃいますが。
でもやっぱり、北海道で飲むサッポロクラシックのほうが美味しい気がする(^^;

あとは、北海道に行ったらガラナですねsmile
・・あ、これはジュースか(汗)

北海道は寒かったけど、気がつけば本州の高い山ももうすっかり秋、結構気温も下がってきてるようで。
静かで紅葉楽しめて、テン泊も楽しめる山。
そんな山に、ノンビリ行きた~い(≧m≦)

投稿: まきchin | 2013年9月27日 (金) 23時58分

katsuさん>
旭岳。この翌日、リベンジです!
裏旭への下り道は、雪道のほうがず~っと下りやすいですよね。
ザレ道の急坂は、苦手です(><)

白雲岳避難小屋からの眺めは、もうほんと最高です。
トムラウシ方面がど~んと開けて、トムラウシが王冠のように聳えていて。
何度眺めても、飽きない眺めですよねぇ。。。
またサッポロクラシック担いで行きたいなぁ。。。

投稿: まきchin | 2013年9月28日 (土) 00時01分

黒岳にも行かれて、旭岳~白雲岳避難小屋、うらやましいです。

本当に、北海道の稜線歩きは素晴らしいですよね。
やめられないですよね。

朝方、雨に降らなかったですか?
続き楽しみににしています。

投稿: 840R | 2013年9月29日 (日) 14時35分

840Rさん>
コメントありがとうございます!
白雲岳避難小屋、もうほんと素晴らしかったです。
避難小屋の向こうに、高根ヶ原やトムラウシを眺めるあの景色といったら、もう。。。(><)
ぜひぜひ、歩いてみてくださいまし!

北海道、行くのはなかなか大変ですが。
稜線歩きは素晴らしいですよねぇ、また行きたくなっちゃいますよね♪

旭岳~白雲岳避難小屋のこの2日間は、幸い雨に降られることもありませんでした。
土日はかなり風が強かったので、三連休通して歩いてる方は大変そうでした。。。

ピッカピカの好天だった月曜日のレポ、追ってアップしますね!

投稿: まきchin | 2013年9月30日 (月) 00時18分

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