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2013年7月31日 (水)

2013/7/27-28 常念山脈の北端、餓鬼岳・唐沢岳へ(2日目)

2日目は、餓鬼岳から足を延ばして唐沢岳へ。

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意外と大変なアップダウンを越え、目指すは稜線の先に聳えるトンガリ山。
山深く、静かで大展望の山であります。

===餓鬼岳~唐沢岳~白沢===
2013/7/28(日):餓鬼岳小屋(5:20)~▲餓鬼岳(5:30-5:35)~餓鬼のコブ(6:30)~▲唐沢岳(8:10-8:25)~餓鬼のコブ(9:55)~▲餓鬼岳(10:50-10:55)~餓鬼岳小屋(11:00-11:40)~大凪山(13:15)~最終水場(14:25-14:30)~白沢登山口(16:05)
歩行距離:14.5km
累積登高:740m
======

201307281

> 1日目へ

さぁ、この日は長丁場。
往復5時間の唐沢岳へピストンして、白沢へ下る予定。
早目に出発しよう、と3時頃に起きてみると、聞こえてきたのはテントを叩く雨の音。。。

う~ん、小雨っぽいけど、このまま止まなかったら下山かな?
テンション全く上がらず、のんびり二度寝してしまったまきchin隊。
4時過ぎにごそごそ起き出すと、、ちょっとお天気回復傾向かも?

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四阿山方面から昇る朝日が、雲を茜色に染めて。

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昨日はすっかり雲の中だった黒姫や飯縄、妙高、火打も、今日は顔を出してます。

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しばらくぼんやりと東の空を眺めていたら、雲の隙間から太陽の光が射しこんで。

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はっと振り返ると、裏銀座に光が当たって輝いてる!(≧∇≦)

なんだか稜線には雲がかかってるし、ほんとに唐沢岳まで行くか?!と逡巡していたまきchin隊も、この景色にはようやくテンションアップ。
ばたばたと準備して、テントは張ったままで出発です。

まずは餓鬼岳に登って、唐沢岳へと延びる一本道へと進みます。

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本日の道のりは、餓鬼岳からいったん少し下って展望台を過ぎたら、ガッツリ下って登って餓鬼のコブ。
それを過ぎると、ぐい~っと200m強登ってようやく唐沢岳。
・・・遠いっすね。山は近くに見えるけどね。(;´Д`A ```

餓鬼岳から岩場の道を下り、林の中を抜けて再びハイマツ帯の中を登っていくと、展望台に到着。
晴れてれば、ここから裏銀座や槍穂、表銀座が一望ですな。

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ま、今日は生憎、見渡す稜線は雲の中なので。
足元のコマクサを眺めて、好しとしますかね。

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さて、展望台の次に目指すのは、岩ごつごつの餓鬼のコブ。
ぎゅ~っと150m下り、50mほど登り返します。

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この下り道が、なかなか難儀な急坂でありまして。
急斜面をほぼまっすぐに下る道は、上部は岩場やザレたところあり、林の中に入ってからもガッツリ急坂で。
いやはや、帰りはここ登るのキツイだろうなぁ。

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一気に150mを下ったところで一息ついたら、ゆる~り登り返して

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餓鬼のコブ、到着。
さぁて、ここから、アップダウン繰り返しながら唐沢岳を目指します。

コブのてっぺんを過ぎてしばらく、大きな花崗岩をトラバース気味に巻いたり岩の間をガッツリ下ったり。
ザレた道も抜けていくと、ハイマツや灌木をかき分けて下る道に突入。
明け方の雨で濡れた木をかきわけて下るので、足元ぐっしょり。

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正面には唐沢岳が見えてるんですが。
なかなか近づかないねぇ。

稜線上の道から林の中へと入っていくと

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道のど真ん中に、クマ糞発見!∑(゚∇゚|||)
やっぱりいるんだねぇ。。。人少ないしねぇ。。
#この付近で、デジカメの落し物発見。ZERO POINTの黒いポーチに入った、SONY Cyber-shot。
#餓鬼岳小屋の方にお話しして、預かっていただきました。

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林の中、アップダウン繰り返しながら登る道。
緩やかな道もあれば、木の根や枝をつかんで体を引き上げながら登る道もあり。
急斜面の細~いトラバース道もあり、なかなかシンドイ。

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こんな細い岩場の道もあるし。

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ゴゼンタチバナ、アオノツガザクラ、ミヤマキンポウゲ、ミヤマママコナ。
小さな花達に励まされつつ。

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そしてようやく頭上に山頂が見えてきた!と思ったら。

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このまま稜線を進むのではなく、一旦富山側へと巻く道に下ります。
う~ん、せっかく登ったのに、下ってトラバースですか。。。(;´Д`A ```

ザレた道を下ると、いよいよ山頂へ向けて最後の登り道。

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岩や木の根がごつごつした道を登ると、ロープのかかった急坂へ。
ここを登りきれば山頂、ガンバ!とよじ登っていくと

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山頂直下の稜線には、一面のコマクサが!(≧∇≦)
突然現れた一面のコマクサにはビックリ。

このコマクサの斜面の横を登って稜線に上がると、もう山頂は目と鼻の先。

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大きな岩を巻いて・・・

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岩の稜線を抜けて・・・

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唐沢岳山頂(2,632m)、到着!
いやぁ~、遠かった!

餓鬼岳から眺めた唐沢岳は意外と近くに見えてたので、もっと楽に行けるかと思ってたのだけど。
アップダウンは多いし岩場や急坂も多いし、思ったより大変だった。。
正直なめてました、失礼しました。。

常念山脈の北の端にある唐沢岳。ここより先に道はなし。
るで岬の灯台のようなこの山頂から、まずはぐるりと展望を眺めます。
・・・といっても高い山はみんな雲の中なんですけどね。。

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裏銀座の山並みが、近い!
あれがブナ立尾根、そして烏帽子や船窪、野口五郎はあの辺りかな、と想像もふくらみます。

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水晶、鷲羽、双六、槍穂方面。
今年もまた歩きに行けるかな。(o^-^o)

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浅間山に四阿山。
雲海に浮かんでますねぇ。

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奥には妙高方面の山々、そして足元に光るダムは、大町ダムと七倉ダム。
高瀬ダムは、山に隠れて見えないのね。

いやはや、この天気でこれだけ見えれば御の字でしょう。o(*^▽^*)o
とはいいつつも、晴れた紅葉の日にで、大展望拝みにまた来てみたいですな。

というわけで、山並みを眺めつつちょいと腹ごしらえ休憩したら、そそくさと山頂を後にして、来た道を戻ります。
餓鬼岳へ戻ってテント撤収したら、白沢まで下らなくちゃいけないし。
天気が悪くならないうちに、下りたいしね。

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さてさて、さっくり戻りましょ。
目指す餓鬼岳はかなり遠くに見えますが、、気のせいということで。。。

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行きによじ登った急坂を、帰りはぎゅ~っと下ります。

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ザレザレの斜面は、下るにはいいけど登りはつらい。
一歩登ると、ざりざりっと半歩は滑り落ちて、まるで砂浜トレーニングのよう。

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岩に手をかけ、慎重に通過する箇所もあり。
普通なら、ロープとかかかっていそうなとこですが。

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そしてようやく、餓鬼のコブまで戻ってきました。
目の前には、餓鬼岳へ向けて最後の急坂。(;´Д`A ```

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一息付くたびに、歩いた稜線を振り返って眺めつつ。
もう結構足にキテるので、なかなか遅々として進みませんが。

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展望台まで急坂を登り上げれば、あとは稜線を辿って最後の岩場を抜けて

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餓鬼岳山頂に戻ってきました。
は~、やれやれ。

山頂で一息付く間もなく。
餓鬼岳小屋まで戻ってテントを撤収して、さっくり下山開始。

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百曲りの急斜面を快調に飛ばして下りますが。
尾根上の緩やかな道に入ったところで、ざぁっと雨が。

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まぁ、ここまで雨に降られなかったのがラッキーだったわけで。
下山時でよかった、かな。
・・・でもまだ半分も下ってないんだけどねぇ。。。

雨は大凪山を過ぎるあたりまで降り続き、再び急坂の下り道に突入する辺りであがりました。
やれやれ。
林の中の道で、直接雨に打たれることはそれほどなかったんだけど、やっぱり雨の中歩くのは気持ち的にも辛いよね。

そして最後、最終水場まで下る標高差600m弱の急坂は、なかなか膝にくる下り道でありまして。

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一気に最終水場まで下って、ほっと一息。
もう足が棒。。。膝も痛い。。。

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が、ここから登山口へは、まだ1時間半の道のりが残っているわけで。
沢沿いのトラバース道やハシゴ、桟橋を辿って下って・・・

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どんどん下って・・・

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ようやく登山口に戻ってきました。
は~、疲れた。

登山口から砂利道を歩いて戻ってきた駐車場に、残っている車は数台のみ。
まぁ、そもそも朝ものんびり出発だったし、こんなもんでしょう。

下山後の温泉は、ほりで~ゆ~の立ち寄り湯へ(一人500円)。
さっぱり汗を流して、渋滞も終わった関越道で帰宅、であります。

<今回の山行>
「端っこ」って、なんだかいい。
ここより先に道はなく、自分の前に人影もない。
まさにここが山並みの先端。
唐沢岳は、そんな山でありました。

静かな山、と聞くこのエリアでしたが、この週末は餓鬼岳の小屋もテン場も大混雑。
(その割には、登山道は空いてたけど。燕岳からの縦走組かな。)
空いてるテン場での~んびり、というわけにはいかなかったけど、それでも雰囲気満点、北アの静かな山の趣きいっぱい。
裏銀座は目の前だし、晴れていれば槍穂や立山など北アの山々が一望、だそうだし。
紅葉の時期、空いてる平日を狙って来たいところでありますね。

唐沢岳への道は、思ったよりもアップダウンがあってキツかったですが。
出会う人もほとんどなく(この日は2組のみ)、眺めも素晴らしく、ここもまた趣きいっぱいのステキな山。

ああ、しみじみ、いい山でした。

個人的には、白沢から餓鬼岳小屋への道は、北ア三大急登よりもキツかった気がしたのですが。
・・・寝不足だったから?体調のせい?
まぁ、いずれにしろ、また来たいですね~。
今度は燕岳へと縦走してみたいですしね~。

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コメント

おはようございます。
まずまずの天気でよかったですね♪
なかなか行けない餓鬼、唐沢の情報ありがとうございました。
意外に花の多い地域でびっくりしました。
しかし…
梅雨明けを待ってたらもうコマクサの季節なんですね(^_^;)
今週末からやっと夏空が♪

投稿: katsu | 2013年8月 1日 (木) 07時06分

katsuさん>
はい、下山中は雨に降られましたが、稜線上はまずまずの天気で良かったです(^^v
餓鬼岳や唐沢岳にも花崗岩の白ザレの斜面があり、そこにはコマクサがたくさん咲いていて。
唐沢岳の山頂直下なんて、もうすごかったです♪

今週末からようやく夏空ですね。
結局、山の上は例年通りな天気だった気が。。。
さぁ、どこ行こう?!(≧∇≦)

投稿: まきchin | 2013年8月 1日 (木) 21時11分

山の朝の景色は本当に芸術的で素晴らしいですね

唐沢岳ピストン、お疲れさまでした 登り下りでかつ往復ですから、一番堪えますよね 細かい記憶はありませんが、大変だったということだけは記憶に新しいです

私の2回目の唐沢岳はもう10年近くも前ですが、トレーニング目的で白沢から日帰りでした 悪いことにその日は一日中カンカン照りだったので、暑かったという記憶も未だに忘れられません 

今週末の山は渋滞のピークですね 私は天気が良ければ飛越トンネルから黒部五郎の往復です

投稿: | 2013年8月 1日 (木) 23時15分

青空さん>
久しぶりに、こんな美しい朝の景色が見れました!
ピーカンの朝よりも、雲があって色が反射するくらいのほうがキレイだったりしますよねぇ。

青空さんの唐沢岳は、なんと日帰りでしたか!!
すごいですねぇ。。しかも暑い日とは、トレーニングというか修行というか。。
さすがです(^^
私は1泊でしたが、もうイッパイイッパイでした(汗)

ようやくの夏空、どこに行こうかワクワクしますね!
黒部五郎からの大絶景、楽しみですネ~(^^

投稿: まきchin | 2013年8月 1日 (木) 23時45分

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