2013/6/1-2 北ア・薬師岳BC（1日目）

有峰林道開通の初日、スキー担いで折立から太郎平へ。

前半は板を担いで夏道歩き、後半は残雪の山並みを眺めつつの快適尾根歩き♪

===折立～太郎平===
2013/6/1（土）：折立（7:10）～1,870m三角点（9:10-9:30）～太郎平小屋（12:15）
歩行距離：7.5km
累積登高：980m
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この日は登りのみ。

1日目：折立～太郎平
2日目：太郎平～薬師岳～太郎平～折立

毎年、5月中旬にはさっくり板納めしていたまきchin隊。
今年は雪も多かったし、コラボ山行でご一緒させていただくことも多く、まだまだ楽しくてなかなか板が納められず。

そして有峰林道開通＆太郎平小屋の夏期営業開始のこの週末。
まっちゃん＆みいさんとのコラボで、北ア・薬師岳に山スキーでアタック、であります。

直前まで天気予報は雨、こりゃ～中止かな、と半ば諦めていたのですが。
前々日くらいに天気予報好転、めでたく決行♪o(*^▽^*)o

というわけで、喜び勇んで横浜を0時に出発。
・・・がっ、環八から関越道練馬ICへと左折する交差点で、軽トラに接触されるというアクシデントあり。。。
警察やら保険会社やらに連絡して40分ほどのロス。
ま、車はちょっとこすられただけだし、もうオンボロなのでいいんですけどね。。。

いきなりテンションダウンしつつ、関越～上信越～北陸道とつないでひた走り。
みいさん隊との待ち合わせ場所、立山あるぺん村には5時半頃到着であります。

有峰林道の開通は、朝6時。
（20時～翌6時は通行止め）
ゲート前で開通を待ちましょ、と亀谷ゲートに向かってみると。。。

なんと！すでに長蛇の列！！w(ﾟoﾟ)w
この時点で、50台以上は並んでいたと思われますが。
我らの後からも、続々と車がやってきて列に連なって。
最終的には100台くらいは並んでたかも。

・・・しかも9割以上が富山ナンバー。山菜採り7割、釣り2割、山1割？

いやぁ、ビックリ。
地元のおじちゃん達とおしゃべりしながら、山支度整えながらゲートオープン待ち。
大阪と横浜？わざわざ登りに来たんかい！とビックリ（呆れ？）されちゃいました（汗）

6時のゲートオープンから15分後、めでたくゲートをくぐって、一路、折立へ。
＃通行料は、小型車1,800円。

折立の登山口の駐車場が一杯だったらどうしよう？と思っていたのだけど、ゲートに並んでいた車はほとんどが山菜採りのため、折立までは来ておらず。
余裕で駐車できました。
・・というか、既に停まってた10台くらいの車は、み～んな山スキーヤー。なぁんだ。
＃折立の駐車場は100台程駐車可。登山口にトイレもあり。

駐車したところで、これから出発しようとしてたやっとしに遭遇。
小屋で会おう！と見送って、みいさん隊とまきchin隊はのんびり準備して出発です。

ここから500m強登り上げる三角点までは、ず～っと板を担いで夏道歩き。

もうすっかり新緑の道を、板を担いでスキー靴で歩きます。

この日のために、先週飯豊でボッカトレ（？）したんですケド。
重荷はいいけど、足元のスキー靴が・・やっぱり歩きづらい・・。

木の根ごつごつだし、岩がごろごろしてるし、結構段差もあるし、急坂だし。
キツイぞ！

それでも、足元には春の花々が咲き乱れていて、心癒してくれますな。

ショウジョウバカマ、エンレイソウ、イワナシ、イワナシ（白）。

そんでもって

おお～、ミツバノバイカオウレンがてんこもり！o(*^▽^*)o
こんなにたくさん咲いてるのを見るのは、初めてかも。

いやぁ。。いいねぇ。。
花が咲き乱れる時期になりましたね！(o^-^o)

マイヅルソウやユキザサは蕾準備中、ツクバネソウやゴゼンタチバナはまだまだ葉っぱだけ。
あと1～2週間もしたら、もっとたくさんの種類の花が咲くのかな。

そして頭上には

タムシバが満開！(o^-^o)
ひんやり真っ白な花びらが、なんとも清らかで涼しげで。

こんな花たちを眺めつつ、樹林帯の中の急坂を登っていくと、標高1,750mあたりから残雪の道に突入。

ざくざく雪を踏んで、直登気味に登っていくと

標高1,870mの三角点に到着～
翌日に目指す薬師岳の稜線も、ちょこっと見えてきましたねぇ。
やれやれ、ここで一休み。

1週間前、太郎平小屋からの情報では、ここから小屋まではず～っと雪がつながってる、とのことだったのだけど。
どうもここから先の道を見ると、途中で雪が切れてるような？
ここでスキー履いて先に行かれた方も、ちょっと登った先で板を外してる気配。

というわけで。
もうちょい、板を担いで歩きますかね。

・・・って、ほらね。
三角点から40mほど登り上げたところから、1,934mの小ピークの先まで、夏道がしっかり出てまして。
1週間で、もうすっかり融けちゃったのね。

ちょうどここで、太郎平から下ってきた方とすれ違い。
この先の雪の状況を聞いてみたら、小ピークを20mほど下ったコルから先は、雪がず～っとつながっている、とのこと。
というわけで、コルまで板を担いで歩いて

ここでようやく、シールオン！
結局、登山口から3時間、板を担いで歩いちゃいました。
ああ、疲れた。

さ～、ようやく荷が軽くなった（足は重くなったけど）。歩くぞ！

しばらくは、林の中をジグ切りつつ、夏道沿いに登りつめて。

ちょいと傾斜が緩やかになったところで、左手の木立を越えて尾根北側（下から見て左側）の残雪の上へ。
尾根上は夏道がバッチリ出てるので、ツボ足の人はそっちを歩いてる模様。

我らは雪をつないで歩ける限り、こっちを歩きますよ～。
下から観察してた感じでは、辛うじて雪はつながってそうだったので、まぁいけるかな。

ガッツリ亀裂が走ってて、ちょっとドキドキしたところも1か所あったけど。

尾根の左側の雪は、イイ感じにつながってますね。ラッキー。
＃結局小屋まで、ず～っと雪はつながってましたが。
＃かなり雪融けが早いので、1週間後はどうなってるかわかりません。。

ゆる～りと登り上げる尾根の左手には

大日三山に、剱岳、立山の山並み♪o(*^▽^*)o

薬師岳の稜線もばっちり見えてます♪
・・・って、全然雪がついてないように見えるんですけど・・・明日、スキーで歩けるのかな？

五光岩ベンチの手前付近で一本はさみつつ、ゆる～り歩いて行くと

お、太郎平小屋の建つ稜線が見えてきた！
しかも、尾根上の雪もず～っとつながってるし。よっしゃぁ！(≧∇≦)

ガスってたら、なんだか方角を見失ってしまいそうな尾根ですが。
幸いにして視界はバッチリ、あとは太郎平小屋目指して尾根上をゆる～り登り上げて

太郎平小屋、到着！
早速、水晶岳がお出迎え～♪

いやぁ、水晶岳から雲ノ平、祖父岳、ワリモ岳、鷲羽岳、三俣蓮華から双六、黒部五郎まで。
ちょっと雲がかかちゃってるけど、それでもど～んと大展望であります。(≧ｍ≦）

北ノ俣岳方面には雲が湧いてきてるし、黒部五郎にも雲がかかっちゃってるし。
そんな中でも、小屋の前からの北ア大展望が眺められてよかった！
もうすっかりガスっちゃってるかと思ってたもんねぇ。

お天気良ければ、ここでしばらく展望を眺めちゃうところですが。
見る間にガスが流れてきたので、まずは荷を下ろしましょ～、と小屋に入ります。

お世話になります！

もしかしたら、翌日ガスガスで薬師岳に登れないかもしれないし。
太郎平から三角点手前までの尾根滑りがラスト滑りになったら悲しいので、せめて太郎山くらいは登っとく？とか言いつつも、まずは無事の到着にカンパ～イ

野菜タップリ、小屋特製のネパールカレーをいただきつつ。
これがまた、スパイシーで美味しくて、ビールが進むんだなぁ。。。

そしてそのまま宴会に突入という、なんとなく予想されてた流れ（笑）

美味しく夕飯をいただいた後も、まだまだ続く宴会♪

登場したのは、高岡カラコルムクラブのDr.篠川お手製の山菜コブ〆！

コシアブラ～

ワラビ～

これがもう、絶品！こんな食べ方があったんですねぇ。

小屋の方も加わって、この日は夜遅くまで大宴会でございました。。。

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