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2013年5月 8日 (水)

2013/5/3-5 蓮華温泉・雪倉岳BC(2日目)

2日目は、念願の雪倉岳へ。

201305040
登っているときには広がっていた青空も、昼頃から雲行き怪しくなり。
ようやく登頂を果たし、滑り降りる頃には、試練の斜面でありました。。

===雪倉岳===
2013/5/4(土):蓮華温泉(6:25)~兵馬ノ平(7:00)~瀬戸川(7:40-7:50)~▲雪倉岳(13:05-13:30)~瀬戸川(14:25-14:55)~蓮華ノ森(15:50-16:00)~蓮華温泉(16:10)
歩行・滑走距離:10.8km
累積登高:1,510m
======

201305041
#GPSログはまぁ君提供(感謝!)

1日目:栂池~天狗原~白馬乗鞍岳~乗鞍沢~蓮華温泉
2日目:蓮華温泉~雪倉岳~蓮華温泉
3日目:蓮華温泉~栂平~角小屋峠~木地屋

さぁ2日目は、今回のメイン、雪倉岳アタック!
朝イチバンで朝食をいただいて気合は十分、荷物も軽くして、いざ、出発。

小屋の前で出発準備してたら、小屋の方に「もしかしてまきchinさん?」と声をかけていただきまして。happy01
昨日から小屋の手伝いに来られてるとのこと、ほんとお疲れ様です&ありがとうございます!

201305042
楽しんでおいで!と見送っていただいて。
まずはシールはつけずに、夏道沿いに出発です。

朝イチの硬い雪を、夏のテン場のあたりまで滑ったら、ここでシールオン。

201305043
これまた夏道沿いに、ゆる~り登る道を辿ります。

10分ほど歩いたら、すぐに兵馬ノ平へと下る急坂に突入。

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ここでシールをはがすか、そのまま突入するか。
しばし悩んだ後にそのまま突入するも、標高差100mほどの意外と急な斜面に、敢え無く撃沈。
途中でシールオフして兵馬ノ平へ滑り込みました。

何度もシールつけたりはがしたりしてますが。
兵馬ノ平で再びシールをつけて、滝見尾根目指して登行開始。
尾根を乗越して瀬戸川へ下るルートです。

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頭上の雪倉岳には、なんだか怪しげな雲がまとわりついてますな。
あの雲、晴れないかな。

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ルート上にはピンクテープやら標識やらがふんだんについてて、迷いそうにないですね。

たら~りと150mほど登り上げ、いったん板を外して尾根を乗越して。

201305047
またまたシールオフして80mほど滑り降りると、ようやく瀬戸川に到着です。
あ~、シールつけたりはがしたり、忙しかった。。

201305048
さぁ、あとはひたすらこの谷を登りつめますよ~。
ここからあと1,200m登らにゃいかんわけで。
それを考えるとチト萎えるので、考えないことにして歩き始めます。

201305049
日陰になってるところはまだ雪が凍ってたり、上部は急斜面になっていたり。
途中でクトーつけて、がしがし直登で登ります。

2013050410
ほ~、かなりの急坂。結構登ってきたねぇ。

250mほど登って雪倉ノ滝の横あたりまできたところで、一度板を外して小尾根を乗り越します。

2013050411
小尾根の下の方は雪がつながっててたので、帰りはそこを滑ってきちゃいましたが。
行きは取りあえず、板を外してこんな感じで隣の谷へ移動。

2013050412
さぁ、まだまだどんどん登りますよ~。
目の前の谷を辿って登りきったところが標高1,900m、ここからまだ300mも登るワケですが。
なんだかスケールが大きすぎて距離感覚鈍りまくり、そんなに標高差があるようにはとても見えない。

最初は緩やかだったこの谷も、登るにつれてだんだん斜度がキツくなり。

2013050413
いやぁ・・・キツイっすねぇ・・・。(;´Д`A ```
雪もちょっと硬くなってきたし。
こうなると直登は無理無理、クトー効かせつつジグ切って登ります。

2013050414
谷を登りきるころになると、なんだか風もかなり強くなってきた。
斜面もビミョウにシュカブラってきたし。

というわけで、ここで防寒装備を整えて、再び出発。
ココから先は無木立のオープンバーン、強風に吹かれながらの700mほどの登りです。
・・・700mってことは鍋倉山1つ分くらいの登りだよね、ガンバ!と心の中で思いつつ。

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それにしても、風、強いねぇ。(;´Д`A ```
時折吹きつける強風に舞い上げられた雪が、バチバチ顔に当たって痛いっす。

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振り返ると、妙高、火打、焼山が見えていたりして。
いい眺めではありますが。

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この強風、なんとかならんもんかのう。

そしてこのあたりで、みいさんの帽子が飛ばされるというハプニングあり。wobbly
あっという間に飛ばされて追いつけず、ヘルメットに替えて歩きだします。
(が、なんと、宿に帰ったら帽子が届けられていたという嬉しいハプニング!happy02
 縁がある帽子なのね。。拾ってくださった方にも感謝♪)

足元の雪は、硬いシュカブラと、吹きだまったパウダーのミックスで。
そうなると、斜面下部のざくざくザラメ雪で湿ったシールに雪がつきまくり。

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こんな感じで、雪を落としつつ歩くわけですが。
落としても落としても、雪がシールにひっついて高下駄状態、歩きにくいことこの上なし。wobbly

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しつこい高下駄と闘いつつ、大斜面をゆる~りと歩いて行くと、山頂直下の沢状地に到着。
この右側の尾根上を登るというルートもあるようだけど、今日はみなさん沢の中を登り上げているようで。
我らもそれに続きます。

雪倉岳の山頂は、ここから見上げて左奥(たぶん見えてない)。
まだ標高差で450m位はありますが、もう2/3はきてるわけなので。
あと一頑張り!

2013050420
が、この斜面、下から見ているよりもず~っと急で手ごわくて。
時折強風が上から吹き下ろしてくるし、斜面はどんどん硬くなって凍ってくるし。
登りきれるのか?!wobbly

そろそろどこかで一息つきたくても、こんな斜面なので一息つくこともできず。
健脚みいさんにすっかり置いて行かれてしまった我ら、急坂にしばしば足を止めて息をつきつつ、黙々と歩を進めることしばし。

・・・なんと上で休憩してた人が板を流したらしく。
板が一本、しゅるしゅる~っと落ちてきた!(lll゚Д゚)

2013050421
それを見ていたまぁ君、横にしゃぁ~っと走って、無事、板をキャッチ!w(゚o゚)w
この急斜面、この雪で、あんだけ機敏に動けるとは・・・さすがです。

板も無事持ち主の元に帰って、めでたし。

それにしてもこの急斜面で、なんで板を外してたんだろう?と不思議に思っていたのですが、登りつめていくにつれてその理由が明らかに。
みなさん、シール&クトーでの登行を諦めて、板を担いでアイゼン付けて、つぼ足で登ろうとされてたのでした。coldsweats02

クトーで登って行った人もいたけど、かなり苦労してたよ、との声もあり。
今回我らはアイゼン持参なしにて。どうする?!

2013050422
クトーで頑張って登るしかないでしょう。。。(;ω;)

まぁ、斜面も厳冬期のようなアイスバーンではなく、ツボ足でステップきれるくらいだし。
クトーも効くので行ってみるか、と。
ひたすらクトーを雪面にかませつつ、細かくジグ切りまくって登りますが・・・

2013050423
怖いよ~~coldsweats02
(腰引けてるからかえって怖い、という話もある)

2013050424
左手には小蓮華山が見えてたりしますが。
そんなの眺めてる余裕はもちろんなく、ひたすらガシガシ歩きます。

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最後は、アイゼン組の跡を辿ってつぼ足で稜線上に這い上がって

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ぐはぁ・・・なんとか窮地は脱出・・・。(;´Д`A ```

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まきchin、もうこの時点でかなり泣きが入ってます。
さっきまでびっしょりだったシールは凍ってるし、高下駄になってた雪も凍りついてるし。
こんなの、全然春山じゃないでしょう。むしろ冬山です。

が、幸いにして山頂までの稜線は緩やかだし山頂はすぐそこ、あともう一頑張り!

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白馬方面は、もうすっかりガスってて見えないのですが。
朝日岳から延びる栂海新道の尾根は、まだよく見える。

さぁ、もういっちょ、いきますか。

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あ~あ、晴れて青空の下、ザラメ雪を踏みしめながらこの稜線を歩くつもりだったのに。
ガッスガスではないですか。(´・ω・`)

しょんぼりしつつも、硬い雪を踏みしめてゆる~りと稜線を辿ること20分。

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ようやく雪倉岳山頂(2,610m)、到着。
いやぁ、この天気の中、がんばった!
みんな一緒に登頂できてヨカッタ~~感謝!(≧∇≦)

2013050431
取り急ぎ、三角点と山頂標識をゲットしたら。

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強風・ガスガスの山頂をさっくり後にして、少し下ったところでシールオフ。
そそくさと滑降準備して

2013050433
いざ!・・・って、もう真っ白過ぎて何がなにやら。
しかも山頂直下はかなり硬くて急斜面で。
いきなりまぁ君がコケたのを見て、どうもまきchin、腰が引けまくり。

しばらくは硬い雪の試練の滑り、しかもホワイトアウトの中で目を回しながらではありましたが。
高度を下げていくと、だんだんザラメになってきて、視界も良くなってきて。

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広い斜面を、しゃぁ~っと。(o^-^o)

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ちょっと硬めで重い雪だけど、これはこれで楽しい!o(*^▽^*)o

晴れてれば、この大斜面を一気にしゃぁ~っと滑り降りて、シュプール眺めつつ一休み、となるところでしょうが。
こんな天気、こんな雪だし。しかも雪まで降ってくるし。

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仕方ない。。。登ってきた道を、取りあえず瀬戸川まで下りますかね。

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こんな急坂、よくまぁ登ってきたもんだ、という感じですが。

2013050438
滑れば意外といけちゃうもんで。
雪はちょっと重いけどストップスノーという感じでもなく、まぁ滑りやすいのが幸い。

まぁ君撮影の動画はコチラ
≪まっちゃん≫

・・が、1,200m以上を登り上げていい加減疲れてる足には、かなりコタエます。
ひぃひぃ言いながら瀬戸川まで滑り降りて、ようやくここで一本。
パラつく雨の中、それでも取りあえずビールで無事の登頂をお祝い。

さて、一休みしたら、さっくり戻りますかね。
帰りは兵馬ノ平経由ではなく、トラバース気味に登り返して蓮華温泉を目指します。

2013050439
先行者のトレースに沿って、ひたすら斜面を巻き巻き~

ほんとは夏道に沿って、夏のテン場付近に出る予定だったみたいなのだけど。
先行のトレースが思ったより登り気味で

2013050440
あら、天狗ノ庭から下ってくる尾根上の、蓮華ノ森に出てきちゃいました。
まぁ、最後に蓮華温泉へ向けて一滑りできるってことで。
これはこれでいいか。( ^ω^ )

2013050441
というわけで、前日に入った露天風呂を横に見ながら、ちょい重めのザラメをしゃぁ~っと一滑りで

2013050442
ようやく、蓮華温泉に帰還であります。おつかれさまでした!
まぁ君に引っ張っていただいて、みいさん、まっちゃんと一緒だったからこそ、今日のあの条件でも無事登頂できたんだな、と。
ほんとありがとうございましたhappy01

宿の窓からは、本日到着のこばさんむらちゃんが手を振って迎えてくれました。
我ら、よっぽど疲れた顔をしてたらしく、笑われちゃいましたがcoldsweats01

というわけで、早速ひとっ風呂浴びたら

2013050443
部屋でお疲れさま会~(o^-^o)

引き続いて夕食時には、本日の無事の登頂を祝って、そして明日のこばさん・むらちゃんの無事の登頂を祈って。

2013050445
カンパ~イwine
この頃にはホッと一安心、達成感に満ち溢れた顔ですな。(o^-^o)

そしてこの日も、消灯まで宴会ヶ岳で楽しく盛りあがったのでありました。smile

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コメント

お疲れ様でした。
良くもあんな条件で登りましたね。
私なら即撤退です。
でも登頂して滑る山は格別でしたでしょうから
宿で飲むビールは最高でしょうね!
こちらはグルメツアーでメタボになって
しまいましたのでもう登れないかも?
鳥海山では会えず寂しかったです。

投稿: トッキー | 2013年5月 8日 (水) 09時27分

なるほど、前日は厳しい登りだったのが良~く分かりました。
あのヨバホーで登り上げた斜面、下から見て左手の尾根が易しそうだったので左を登りました♪
登頂時に多少とも見通せたのは救いでしたね。
お疲れ様でした(^ ^;

投稿: こば | 2013年5月 8日 (水) 16時27分

トッキーさん>
さすがに厳冬期の乗鞍みたいなカッチカチバーンではなかったので、なんとか(汗)
下山して蓮華温泉に到着したときには、思わず握手を交わしてしまいました(^^
温泉もビールも、仲間も最高です!

鳥海山、ニアミスで残念。。
今度ご一緒できるのを楽しみにしております♪

投稿: まきchin | 2013年5月 8日 (水) 23時07分

こばさん>
はい。。。山頂直下は、厳しい登りだったのです。。。

登ってる時には、展望を楽しむ余裕など全くなかったのですが。
こうして写真を見てみると、意外と見通せてたんだなぁ、と思ったりしています。

でもこれで、リベンジの楽しみが増えました♪
こばさん達こそ、お疲れ様でした~(^^v

投稿: まきchin | 2013年5月 8日 (水) 23時20分

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