2013/3/16 大毛無山BC
1月、道の駅あらいのきときと寿司でみいさん隊にバッタリ会ったときに、いつか一緒に行きましょう!と話していた大毛無山。
2月中はお天気が安定せずに行けなかったのだけど、この週末はバッチリ好天予報♪
みいさんアレンジで、EVA父さん、みいさん隊、まぁくん、ごえどんさん、TOKIO軍団の13人で行ってきました。
横浜を2時過ぎに出発し、待ち合わせ場所の道の駅あらいには5時半頃到着。
みいさん隊、EVA父さん、ごえどんさんとは道の駅で待ち合わせ。
車を整理して(登山口の駐車スペースが狭いので)6時過ぎに出発。
ここからARAIスキー場跡までは車で15分ほど。
ホテル跡まで除雪されてる時もあるらしいですが。
この日の除雪最終地点は、ホテル跡のちょい手前。
準備をしているうちに、TOKIO軍団もご到着。
ご挨拶して、まずは先発隊はゆる~りと出発です。
まずはARAIのホテル跡の横を通ってゲレンデ跡へ。
ホテルのトンガリ屋根の奥の白い丸いピークが小毛無山、その右奥のトンガリピークが大毛無山。
遠いっすね。。。
2006年に廃業してから7年も経つというのに、まだまだ使えそうな建物たちを見ながら歩いてると、ここが営業してた時のことを思い出しますね。
1998年ころから廃業するまでず~っと、年1~2回は来てたっけねぇ。
(その頃は、山も山スキーもやってなかったですが)
毎年、今年こそはARAI再開!とまことしやかな噂が流れてるんですケド。
ARAI・・何もかもみな懐かしい。。。
なぁんて、感傷に浸りながらホテル跡を回り込んで歩いて行くと、ゲレンデへ。
山麓第1ペア沿いの緩やかなチビッコゲレンデを歩いて、ほどなく山麓第2ペア乗り場に到着。
さて、ここからいよいよ本格的な登りの始まり。
朝の冷え込みでちょいと硬くなった斜面へ、Go!
ちょこっと登ったところで、早めにクトー装着してがしがし登ります。
・・で、俊足のみなさまに早速遅れをとりつつも。
リフト沿いのコースを一気に300mほど登って
リフト降り場に到着(標高700m)。
ここで後続隊を待ちつつ一休み~♪
登ってくる途中でスノーモービルが1台登って行ったきりで、あとは我らのほかだ~れもいない静かな山。
いいね~、今日は貸し切りかな?
それにしても、すんばらしいお天気で。もう春スキーの陽気。
小毛無山&大毛無山の上にも、どピーカンの青空が広がってます。
・・・龍みたいな雲が、ご愛敬
一休みしているうちに、ほどなくTOKIO隊とまぁくんも到着。
TOKIOさん、毒蝮三太夫F兄さん、黄門ちゃま、山猫まーこさん、のむさん夫妻と、まぁくんの7人。
これで今回の13人が揃いました~♪
TOKIO隊の美味し~い干し柿でエネルギー補給したら、さぁ出発。
・・・と、気合だけは十分なまきchinでありますが。
先頭集団からはすぐに離されてしまいまして。
山麓第2リフト降り場から小毛無第1リフト降り場までは、開けた斜面の急坂や林道歩きを繰り返しながら登ります。
TOKIO軍団のみなさまとしゃべりながら歩きましょ~
左手の斜面は真っ白に滑らかで。
なんか絵に描いた世界みたい。
いやぁ~、キレイですな。
しばらく歩いていくと、左手には小毛無山がど~ん♪
この斜面も、滑ったら気持ち良さそう。。。
前方には、ようやく小毛無第1リフト降り場が見えてきた。
あそこまで行けばまた一休みだ~、とダルダルの足に喝入れて歩いて行くと
あり?!
先行隊は、すでに先の急斜面に取付いてますけど・・・
休みナシですかい!!(;´▽`A``
みんないったいどんだけ快足なんだ?!
若干がっくりしつつも、気合入れ直して斜面へ取りつきます。
がんばれ~・・・じぶん・・・
この坂を越えれば、きっとみんな待っている、はず。
・・というヘタレの祈りが届いたのかどうか。
途中でまぁくんに拾っていただきつつ、急斜面を越えて、ちょっと緩やかになった先でようやく一息(標高1,200m)。
一気に500mも登ってきちゃいました。
最近あんまりガッツリ歩いてないし。
も一度、足を鍛え直さないとイカンですねぇ。
こんなんじゃロングコース歩けないっしょ。
てか皆さん、健脚すぎます!(まきchin、最若手のはずなのに。。。情けなし)
ザック降ろして一息ついてる我らの正面には、こんな景色がど~ん♪o(*^▽^*)o
翌日歩く鍋倉山のある関田山脈の向こうには、越後の白い山並み。
そしてARAIのホテルが遥か彼方下にぽっちりと・・・結構登ってきましたねぇ。
さぁ、一息ついたら、山頂を一気に目指します。
ここからはあと200m強、がんばるぞ!
紺碧の空の下、真っ白な広大な斜面をタシタシと。
我らのほかに人影はなく。
あぁ、なんて素晴らしい世界。
前方の、ちょっと雪庇が張り出してる小ピークは右に巻いて上がります。
TOKIOさん、今回はラッセルなしで寂しそう。。。でもトークは冴え渡ってます!
稜線に上がると、さすがに雪はちょいとクラスト気味。
小ピークの上にはアンテナ?が立っておりまして。
いかにもここが山頂、的な雰囲気ではあるのですが。
ほんとのピークはあっちでした。
ちょこっと下ったら、あとはクラストした硬い斜面をトラバース気味にがしがし登って
大毛無山山頂(1,429m)、と~ぅちゃ~くo(*^▽^*)o
いやぁ、長かった。
そして山頂からの展望の素晴らしいことといったら。
小毛無山の向こうに見えるのは、野沢温泉、北志賀竜王、木島平、斑尾、志賀高原などなど名だたるスキー場に、苗場山、鳥甲山、岩菅山、根子岳といった山々。
そしてなんと言ってもコレ!
妙高山、火打山、焼山が揃い踏み~♪(≧∇≦)
いやはや、なんとも素晴らしい景色にウットリ。
がんばって登ってきた甲斐がありました。
天気とコンディションもばっちり、連れてきていただいたEVA父さんに大感謝。
ウットリと景色をず~っと眺めていたいところではありますが。
さすがに山頂はちょっと風もあるし、お腹も空いてるし。
ちょっと下ったところでお昼にしましょ~
集合写真撮ったら、シールはがして小ピークとのコルに移動して、と。
おお~、どんどん雪のテーブルができていく!
男衆がんばれ~、と女性陣は周りで応援。。
そして立派なランチテーブルができたところで
EVA父さんの燻製鮭の酒漬けや特大ソーセージ、毒蝮兄さんのウインナーと、いろいろお相伴にあずかっちゃいまして。
今回はノンアルビールで参戦のまきchin隊も、美味しくイタダキマシタ(^^
話にも花が咲き、笑いすぎてお腹イタイ。。。
さて、腹ごしらえも十分にしたら、あとは一気に滑り降りるのみ。
美味しそうな斜面が待ってますぜぃ。
今回は、小毛無山は巻いて、登ってきた大斜面を下り、小毛無第一リスト降り場を過ぎたあたりでマムシガエシへと滑り込む予定。
小毛無山に登り返す、という案もあったんですが。
ここまで来て美味しそうな斜面を見ちゃうと、まぁ登り返さなくってもいいかぁ、と。
EVA父さん、小毛無山を巻いちゃってちょっと残念そう。。。
いや~、それでもこれだけの大斜面を一気に滑れちゃうなんて。
もうサイコウです!!(≧∇≦)
あんなに苦労して登った斜面を、一気に下ってきちゃいました。
いやぁ、オープンバーン、最高。
しかも雪も程良く硬いザラメで、もんのすごくイイ気持。(*≧m≦*)
もう、ぎったんぎったんにしちゃってスイマセン(≧∇≦)
リフト降り場を過ぎて、林道を下ったところからマムシガエシへと滑り込み。
さすがマムシガエシ、結構斜度あるねぇ。
所々クラックも走ってるし、注意しながらGo!
ちょうど林道には、登ってきた1パーティがいて、滑り込む我らにヒュ~ヒュ~♪と声をかけてくれました。
テンション上がるね(^^
マムシガエシ、こんなとこです。
スキー場やってた頃は、こんなとこ滑れなかったけど。。。成長したもんですな。
斜面中ほどで一息ついてたら、ウサギがぴょ~んと横切って行きました。
こんなにたくさん、わらわら滑り下りてきたもんだから、ビックリしちゃったかな。
クラックを避けつつ滑り降りて、本日のメインは終了。
気持ち良かった~、と大満足の一同の横でEVA父さん、「さぁ、登り返すか!(笑)」と一言。
・・・さすがです。
ワタクシ、もう達成感で満ちあふれちゃってました。
滑ってきた斜面を振り返ると、こんなところだったわけで。
いやはや、すごいとこ滑ってきてますな。
ゴンドラ中間駅まで降りてきたら、堰堤を右に回り込んで林道コースへ。
あとは林道沿いに、滑り降りるのみ。
林道を下ってくると、チビッコゲレンデの上部に合流。
ここからはゆる~り滑り降り、ホテルの脇を通って登山口に戻ってきました。
TOKIO隊とはここでお別れ、我らは登山口近くの友楽里館(一人470円)で汗を流して、再び道の駅あらいへ。
EVA父さんとも道の駅でお別れし、みいさん隊、まぁくん、ごえどんさんと宴会、でありました。
大毛無山。ほんとグレートな山です。
3月からヘリツアーもあるらしいけど、やっぱり足で登ってこその感動がありました。
雪崩多発の山なので、かなりコンディションを選びますが。
また行こう。
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コメント
まきchin夫妻の華麗さと豪快の滑りに
惚れ惚れです。
基本が出来ているからいいですねえ。
我らシルバー隊はいきなり藪スキーから始めたので
個性が強過ぎ。
展望も天気を最高、メンバーも最高
有り難うございました。
機会がありましたら又よろしく!
バンザイ!!!!
投稿: 毒蝮サンダーユー | 2013年3月20日 (水) 16時25分
すっごいねぇ。1200登って滑るなんてしばらくやってないもんなぁ。ビッグゲレンデですな。そんなロングツアーなシーズンが始まりましたな。
今シーズンはほんとに北信エリアが熱かったんですねぇ。行ってみたいなぁ。
投稿: Toby | 2013年3月20日 (水) 20時01分
お手軽な山と思っていましたが
結構標高差があり、時間が掛かりましたね。
これからはもう少し距離が長くなるので
辛くなります。
PS:ブログリンクさせていただきましたので
よろしくです。
投稿: トッキー | 2013年3月20日 (水) 21時13分
毒蝮サンダーユーさん>
大毛無山、ありがとうございました~
ウチら、ゲレンデ歴は割と長いのですが、山スキー歴はまだまだ5年目。。。
山のころころ変わる雪質には、毎度ビビりながら滑ってます(^^;
皆さんのさすがの滑り&登りの脚力に感服、我らも精進せねば。。。
展望も天気も、メンバーも最高♪
またご一緒させてくださいね!
バンザ~イ♪
投稿: まきchin | 2013年3月20日 (水) 22時04分
Tobyさん>
久しぶりの長丁場、もう足がおっつかなくて(汗)
それでも1,200m近く登ると、さすがに滑りごたえありますね
1時間で下りてきちゃったけど(^^;
これからいよいよ、ロングなザラメツアーのシーズンですね。
ワタクシ、脚力鍛え直して(今から?!)臨む所存。
今シーズンは、これまで行けてなかった北信方面の山に行くことが多くて。
すんばらしいところをいろいろ発見しちゃいました。
来シーズンは、Toby隊も是非♪
(あ、大毛無山は雪崩の巣なので、コンディションには要注意ですよ~。。)
投稿: まきchin | 2013年3月20日 (水) 22時07分
トッキーさん>
大毛無山、ほんとありがとうございました♪
標高差、結構ありましたよね。
下から見上げた時、ちょっと唸りました。
でもさすがに登りごたえも滑りごたえも満点で。
ワタクシ、足を鍛え直してこれからのシーズンに挑みます!
そしてブログリンク、ありがとうございます♪
私もリンクさせていただきました~(^^
これからも宜しくお願いします!
投稿: まきchin | 2013年3月20日 (水) 22時14分
昨日、とうちゃん、レポ見ながら
やっぱ、写真綺麗なー(*^^*)…って、
連発…(^^)v
二人して一眼…重いのに労を惜しまず
素晴らしいです(^_^)
本当、天気、メンバーに恵まれ
最高ー\(^^)/
良い思い出になりました(^^)
ここは絶対、定番にしましょう~♪
そして、今季また、是非
ご一緒よろしくですー(^^)v
投稿: みい | 2013年3月21日 (木) 07時34分
みいさん>
いやいや~恐縮
二人ともデジイチ持ってるけど、専ら写真撮ってるのはごろ太君が主でして。
ワタクシは花がメイン、というわけでこの時期はただの重りです(^^;
大毛無山、想像以上にすんばらしいトコでしたね~。
お天気を待った甲斐がありました!
来年が今から楽しみデス♪
今シーズンは、これからいよいよザラメの季節ですね。
またぜひご一緒させてくださ~い(^^
投稿: まきchin | 2013年3月21日 (木) 23時14分
こんにちは、今シーズンは立山から始まり、羨ましい斜面をゲットされているようで、よだれをたらしながらHP拝見してます。大毛無山、めちゃくちゃ懐かしいです。アライスキー場ボードで良く行ってました。S1、2、マムシなどコースが解除されるまで、今か今かと待っていた覚えがあります。
これからはザラメの季節ですね。今後もレポ楽しみにしてます。
投稿: F一家K | 2013年3月24日 (日) 18時18分
F一家Kさん>
今シーズンは何だかんだと、結構いろんな山に行ったなぁ、と。
そしてここにもARAIフリークがいましたか!!
私もARAIはほんと大好きで(そのころはゲレンデスキーのみでしたが)、毎年数回通ってました。
朝、アバランチコントロールの音を聞きながら山を見上げたり。
船石沢とか大毛無大斜面、やっぱり私もワクワクしながらオープン待ってました♪
いやもう、ARAIの想い出語ったら、しばらく止まらなそうです。登りながら滑りながら、懐かしくてたまりませんでした。
そしていよいよザラメシーズン開幕ですね♪
楽しみましょう~(^^
投稿: まきchin | 2013年3月25日 (月) 00時56分