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2012年10月17日 (水)

2012/10/14 岩菅山・紅葉ぐるりっぷ

志賀高原の200名山、岩菅山へ。

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稜線から仰ぎ見る岩菅山は、スッキリとした形がなんともいい感じ。

===岩菅山===
2012/10/14(日):岩菅山登山口(6:20)~アライタ沢(6:50)~▲岩菅山(8:40-9:40)~▲寺子屋峰(11:25)~高天ヶ原リフト(12:00-12:15)~岩菅山登山口(13:10)
累積登高:1,050m
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日曜日だけの山行はどこに行くか。
北アの稜線はもう厳しそうだけど、展望はまだまだ楽しみたい。

・・・ってことで、志賀高原の岩菅山に行先決定。
あわよくば、山スキーの下見もできちゃうかも?という下心もあり。

横浜を0時頃に出発し、信州中野ICで高速を降りて志賀高原を目指します。
志賀高原の一の瀬のちょっと先で右手に分かれる林道に入り、しばらく走って4時頃に岩菅山登山口に到着。
※登山口の前に10数台分の駐車スペースあり。この先にも駐車スペースはいくつかありました。
※トイレはなし。

1時間ほど仮眠してましたが、外気温は1℃、車の中も深々と冷えてくる。
たまらず途中でエンジンかけたら、あったかすぎてそのまま寝過ごしました。。。
ちょっと車をあっためるだけのつもりだったのに(汗)

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まきchin隊が到着した頃には1台しか停まってなかったけど、準備する間に2台ほど来て、さくさく出発していかれました。
さあ、まきchin隊も出発。

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道端に立つ「岩菅山登山口」の標識から、ゆるりと登り始めます。
しばらく木段の道を登っていくと

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用水路沿いの水平道に到着。
一の瀬からず~っとつながっているこの道、帰りはこれを歩いて戻ってきます。

行きは、この道を左手へ。

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ちょろちょろと水が流れる用水路沿いに、水平な道をのんびりと。
途中、沢にかかる橋を渡ってさらに歩いて

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アライタ沢に到着。
ちょっと緑かかった岩の上をじゃばじゃばと流れていく沢には、ここにも橋がかかってました。

この橋を渡ると、いよいよ登山道へ。

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いや~、階段が続くねぇ。
ほんのり黄色に染まった林の中、落ち葉を踏みつつ登ります。

所々に開けたところもあり。
一息つきながら登れるので、結構登りやすい。そんなに急なところもないし。

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木立の間から覗く寺子屋峰の斜面は、赤に黄色に色づいて鮮やか♪
やさし~い色合いですな。o(*^▽^*)o

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引いてみるとこんな感じ。山全体、ほ~んのり色づいてます。
朝方はうすぼんやりと曇ってた空も、だんだん晴れてきていい感じ♪

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こっちの道も、ほんのり色づいてますよ~。(o^-^o)
「中間点」の看板を過ぎると、所々で木立が切れて頭上に岩菅山の山頂を仰ぎつつ、の道であります。

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仰ぎ見る岩菅山。
稜線上ににょきっとそびえて、なかなかカッコいい。( ^ω^ )

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眼下には、奥志賀高原のホテルも見えてます。
銀色のシーズンも、もう間もなくですな♪

こんな景色を眺めながら、笹の中の道をゆる~りと登っていくと、稜線上の道に合流。

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ノッキリ、だそうで。
稜線上の合流点は、ちょっと広くなっててベンチもいくつか。
一休みするにはよさげな場所であります。

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ここから山頂まで、200m近くを一気に登り上げる道。
笹原の中を歩いていくと、岩ごろの急坂へ。

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なかなか急ですな。
木段が崩れているところもあり、足元に注意しながら登ります。

稜線上はなかなか風も強く、フリース着込んで岩ごろの道を登っていくと

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おおお?!登山道の左手にずい~っとのびてるのは、北アルプスの山並みですな!!
ずら~りと並ぶ北アの山並みは大迫力。(*≧m≦*)
一気にテンションアップしたまきchin隊、ぐい~っと登って

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岩菅山山頂(2,295m)、到着!

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広い山頂の一角には、一等三角点もあり。
背後に見えてるのは裏岩菅山。志賀高原の最高峰であります。

そしてこの山頂、一等三角点が立っているだけのことはあり、ぐるり360°の大展望♪

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白馬三山に五竜岳、鹿島槍ヶ岳。鹿島槍ヶ岳の両側には、剱岳や立山も聳えてます。

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ずら~っと連なるのは裏銀座と表銀座の山々、もちろん槍穂も。

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横手山の向こうに四阿山や浅間山。
その後ろには、中央アルプスや南アルプスもうっすら見えてます。

この左側には、八ヶ岳と富士山もうっすらと(写真には写ってないけど)。
さすがによぉ~く目を凝らさないとキビシイ。

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横手山の反対側には、裏岩菅山と、切明温泉へと延びる稜線。
平ヶ岳や苗場山、会津駒、燧ケ岳や越後三山まで見えてて、いやもうてんこ盛り。

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素晴らしい展望の中、の~んびり。(≧∇≦)
山頂直下にはきれいな避難小屋もあり、ここで景色眺めながら一泊ってのもステキかも。

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そしていつものことながら、写真を撮る手が止まらないごろ太君。
あっちの展望がすごい、こっちの紅葉もきれいだ、と広い山頂をうろちょろ。

まぁ、こんな景色が広がってたら無理もないよねぇ。
まきchinも、腹ごしらえしながらのんびり景色を眺めます。

・・・が、のんびり過ごしてたらいつの間にか1時間も経ってしまったようで。
まだ登ってくる人もほとんどいないので、時間が経つのには全然気づかなかった(^^;

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というわけで。
名残惜しいけど、そろそろ下山しますかね。
ここからは、目の前の稜線上に伸びる道をずい~っと歩きますよ~。

急坂をノッキリまで下ると、登ってきた方が何組か休憩中。
こんにちは~、と挨拶して、まきchin隊は稜線上の道へ。

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明るい笹原の中、アップダウンを繰り返す道を歩きます。
道幅はそれほど広くはなく、アップダウンも細かく繰り返してて意外と大変ですが。

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振り返ると、ど~んと岩菅山が聳えてるし。

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眼下には、紅葉の斜面も広がってるし。

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開けて明るくて、いい稜線だ!(≧∇≦)

東館山のゴンドラやリフトで上がってきた人達と何度もすれ違いつつ、まきchin隊は東館山を目指してゆるゆるり。
笹原の中に伸びる稜線の道は、なんだか白砂山に似ているかも。

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何度も振り返って、歩いてきた稜線や岩菅山を眺めつつ。( ^ω^ )
岩菅山の上空には、ひつじ雲が浮かぶ秋空が広がっておりまして。

こんな道をのんびり歩いて

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金山沢の頭に到着。
ここから横手山への道が分岐してます。
・・・って横手山へも歩いていく道があったとは、知らなかった。

さて、ここまでくればあと一息。
針葉樹林帯に入った道を一歩きで

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三角点の立つ寺子屋峰に到着。
これでアップダウンの稜線歩きは終了、ですな。

寺子屋峰から、ちょっとぬかるんだ急坂を下っていくと

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寺子屋スキー場、リフト降り場の横に出てきました!
冬場はこの斜面を、しゃぁ~っと滑って下っちゃってるんだよね。
それを思うと、これから降る雪に備えて草がキレイに刈られた斜面は、なんだか見慣れなくて変な気分。

稜線歩きとはまた違って、開けたスキー場の斜面を下るのはこれまた気分爽快。
ざっくざっくと、東館山ゴンドラのほうへと下ります。

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斜面から見上げる岩菅山。
稜線上の紅葉はほとんど散ってたけど、このあたりはちょうどいい感じの紅葉であります。

ゲレンデを下り、途中から東館山へのトラバースルートを辿っていくと、東館山ゴンドラに到着。

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このあたりから、石畳の整備された道を下ります。
ゴンドラやリフトで上がってきて、散策する人も多いんだろうねぇ。

ゴンドラの下をくぐって更にゲレンデを下って

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高天ヶ原のサマーリフトで下ります!(大人片道400円)
リフトで下るのって、これはこれでいい気持ちなんだよね。

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紅葉の木々の向こうに見えてるのは、一の瀬ダイヤモンドスキー場と焼額山スキー場。
あと2か月もすれば、真っ白になる斜面。

束の間の空中散歩を終え、高天ヶ原から木道を歩いて一の瀬へ抜け、再び用水路沿いの道へ。

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一の瀬ファミリースキー場の下部を横切り、リフトをくぐったところから用水路沿いの水平道へと入ります。
こんなとこに、こんな道があったのね。

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そしてこの道は、やっぱりひたすら水平で。
黄色がちな紅葉の中、のんびりゆる~りと歩いて、岩菅山登山口に戻ってきました。

まきchin隊が出発したときには4台くらいしか停まっていなかった駐車スペースはほぼ満車。
ちょっと離れたところにある駐車スペースにもたくさん車が停まってました。

下山後の温泉は、志賀高原から降りてオリンピック道路に入る手前にある、みやま温泉へ。(一人500円)
ここ、ちょっと狭いので混んでたら別のとこに行こうと思ってたのですが、ちょうど空いててのんびり入ることができました。

帰りの高速道路はどこも渋滞してたけど、この日は上信越道、関越道、北関東道経由で東北道へエスケープして帰宅。
20時半頃には横浜に帰着、であります。

<今回の山行>
いつ登ろうか、と登る時期を決めかねていた岩菅山。
紅葉の時期でもあり、天気もよさそうだし、と秋も深まりつつあるこの時期に行ってきました。

東館山ゴンドラや高天ヶ原リフトで稜線に上がって、岩菅山まで往復、という方も多いと思われるのですが。
まきchin隊は、一の瀬の登山口からのぐるりっぷコースを選択。
早めの時間に登り始めたこともあり、静かな稜線歩きを満喫、であります。

そしてこの岩菅山。
山頂からの展望がこんなに素晴らしいとはビックリ。
北アの山々がこんなにずら~りと一望できるなんて。
それに上信越国境の山々もたくさん見えて、山頂では山座同定に忙しかったです。

山頂直下の避難小屋に泊まって、夜明けの山並みを眺めるってのもよさそう。

そうそう、岩菅山から寺子屋峰への稜線は、意外とアップダウンが多かったです。
岩菅山から歩くと、横手山や寺子屋峰を眺めながらの道、そして寺子屋峰から歩くと、岩菅山を正面に眺めながらの道。
どっちを歩いても歩きごたえはありますね。
このくらいの時期に、景色眺めながらのんびり歩くってのがよさそうです。
(山スキーで行くのは、ちょっと大変なのかしら。。。稜線は結構ヤセ尾根だったし)

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