« 2012/5/26-27 残雪の飯豊本山、静かな稜線へ(2日目) | トップページ | 2012/6/2-3 残雪の朝日連峰へ(2日目) »

2012年6月 7日 (木)

2012/6/2-3 残雪の朝日連峰へ(1日目)

飯豊連峰に行った翌週は、朝日連峰へ。

201206020
大朝日岳から望む朝日の主稜線。
この残雪の景色が、なんとも素晴らしい。

===大朝日岳(百名山)===
2012/6/2(土):日暮沢小屋(6:35)~ハナヌキ峰分岐(9:00)~▲古寺山(10:25-10:30)~▲小朝日岳(11:00-11:05)~大朝日小屋(12:45-13:10)~▲大朝日岳(13:20-13:35)~大朝日小屋(13:45-14:05)~▲西朝日岳(15:40-15:45)~竜門小屋(16:50)
累積登高:1,800m
歩行距離:16.4km
======

201206021

飯豊の余韻に浸り続けたこの1週間。
週末はもうのんびりでもいいかなぁ・・・と思っていたまきchinでありましたが。

飯豊から遠くに眺めた朝日連峰、あっちもまた残雪がイイ感じだよねぇ~~、とごろ太君としゃべっていたら、いつのまにか週末の行き先に決定。coldsweats01
お天気崩れそうな日曜日は、早目に下山しよう計画です。

横浜を1時頃に出発し、登山口の日暮沢小屋には6時頃に到着。
先週は、残雪のため小屋の手前2kmまでしか入れなかったという情報もあり、ドキドキしながらのアタックでしたが、この週は無事小屋まで入ることができました。happy01

201206022
小屋の前の10台弱分の駐車スペースには、先行の方の車が3台。
まきchin隊も準備して、6時半過ぎに出発。

前回(2009/6/13-14)大朝日岳にアタックしたときと同様、小朝日岳経由でのぐるりっぷ計画。

201206023
というわけで、最初は林道を辿ります。
橋を渡ってゆる~りと歩く砂利道には、所々に残雪もあり。
新緑の中、さくさく歩いて行くと林道終点に到着。

201206024
ここから先は、林の中の細い道。
右手の沢に向けて崩れ落ちた箇所あり、倒木がわしわし覆いかぶさっている箇所あり。
・・・シーズン初めの道は、なかなか難儀であります。(;´▽`A``

201206025
こんな沢を渡る箇所もあり。
前回来た時よりも、さらに削れてV字が激しくなっているような気が。。。

沢を渡り、林の中の細い道を辿っていくと、道が直角に左手に折れ曲がった所に到着。
ここから急坂の始まりです。

201206026
ごつごつした木の根がからまる急坂へ、Go!

足元から立ち上ってくる沢音を聞きつつ、雑木林の中の急坂をまっすぐに登ります。
一気に400mほども登るこの急坂。
朝イチの足には辛い。。。(;´▽`A``

足元を見ながら黙々と登る道ではありつつも。
木立が切れたところからは

201206027
月山が、ど~ん♪o(*^▽^*)o
こんな近くに見えるんだねぇ。
なんとも言えず、いい形。

月山の眺めに励まされつつ黙々と登る急坂には、春のお花達。

201206028 201206029
2012060210 2012060211
チゴユリ、タケシマラン、オオカメノキ、タムシバ。
マイヅルソウやツクバネソウは、まだ蕾。

標高1,050mを越えたあたりで、所々に残雪登場。

2012060212
いやはや、爽快な尾根歩きですな。(o^-^o)
残雪の向こうに月山を望みつつ、ざっくざっくと歩きます。

2012060213
1,100mを越えて緩やかな道になると、今度はブナ林の中の道。
東北のブナ林は、ほんとキレイ。白い幹と鮮やかな新緑に癒されます。confident

急坂の後の緩やかな道を歩いて行くと

2012060214
ハナヌキ峰分岐に到着。
ここで、古寺鉱泉からの道と合流。

さて、ここからまたしばらく急坂の連続。
古寺鉱泉から登る人が結構多いためか、よく踏まれて歩きやすい道を、古寺山向けてGo!

大木も多いブナ林の中の道をきゅ~っと登っていくと、道には残雪がちらほら現れ始めて

2012060216
古寺山への稜線に上がる手前の急坂は、一面残雪の大斜面。
ほどよくゆるんだザラメの斜面を、ざっくざっくと登ります。

2012060217
雪の白と雲の白と。
いやぁ~、この色合いの妙ときたら。タマリマセン!(≧∇≦)

2012060218
雪の急斜面を登りきると、あとは手前の古寺山向けてゆる~りと。
奥に聳えるのは小朝日岳ですな。

雪の道から夏道へ戻り、灌木の中を歩いて行くと、古寺山に到着。
ここで、古寺鉱泉から登ってこられたというご夫婦連れとバッタリ。
そしてなんと、「もしかして、まきchinさん?」とお声かけいただき。

2012060219
koyasuさん隊です~♪
いつもブログ見ていただいているとのことで、まきchin隊、大感激(≧∇≦)
しばらくおしゃべりに花が咲いちゃいましたhappy01

この日は大朝日小屋に泊まられるとのこと。
また小屋でお会いしましょう!と一旦お別れし、まきchin隊は一足先に小朝日岳へ。

2012060220
古寺山から少し下ると、目の前の小朝日岳の向こうには大朝日岳♪
大朝日小屋も見えてます!

2012060221
まず目指すのは、この小朝日岳。
残雪を越えつつゆる~りと登り、山頂直下のザレた急坂を登って

2012060222
小朝日岳、到着。
目の前には大朝日岳が、ど~ん♪
これからこの青空の下、この稜線を登るのかと思うと、テンション上がる!(≧m≦)

・・・が、テンション上がったまま進む道はと言えば。

2012060223
ガレた急な下り坂・・・150mほども急坂をガッツリ下るのであります。
がっくし。

どこまで下るんかいな、と思いながらガレガレの道を下り、下りきったところで

2012060224
黒倉沢の上へ。
沢にはまだまだ雪がガッツリ残ってますな。

ここからしばらくはゆる~りと登る道ですが、この道沿い、お花もたくさん。

2012060225 2012060226
2012060227 2012060228
ノウゴウイチゴ、シラネアオイ、コミヤマカタバミ、カタクリ

2012060229 2012060230
2012060231 2012060232
コイワカガミ、ミツバオウレン、ミヤマキンバイ、ヒメイチゲ

いやぁ~、いいねぇ。(o^-^o)

2012060234
この眺めも、いいねぇ♪(≧m≦)

黒倉沢から先はほとんど雪もなく、ゆるやか~な稜線歩き。
目の前に聳える朝日の主稜線を眺めつつ歩く道は、気分爽快♪

2012060233
大朝日岳も、ど~んと大きい!(≧∇≦)

大朝日岳まで往復して戻ってくる日帰りの方とすれ違いつつ。
風に吹かれながら緩やかな尾根を歩いて行くと銀玉水に到着。
が、水場はまだ雪の下、水は汲めず。

2012060235
というわけで、銀玉水の標識が立つところからすぐに始まる、大朝日小屋直下の雪壁へGo!

雪はそれほど硬くはなく、踏み跡に沿ってざっくざっくと登ります。

2012060236
こんな感じで。
景色はいいし、雪の上は涼しいし。
標高差100mほどの大斜面も、あっという間。

斜面を登りきると、あとはゆるやか~な稜線をのんびり歩いて

2012060237
大朝日小屋に到着♪
小屋の前では管理人さんが一休み中。

ここでザックを降ろして、管理人さんとおしゃべりしながら腹ごしらえ休憩。
もうこのままのんびりしちゃおうかなぁ。
それとも、今日は天気いいから竜門まで行けちゃうよ、という管理人さんの言葉通り、先へ進むかなぁ。
心が揺れますな。。。

ま、まずは大朝日岳の山頂を踏みますかね。
ザックを小屋前に置いたまま、カメラを持って小屋裏の道を10分ほど登ると

2012060238
大朝日岳山頂(1,870m)、到着!
前回登った時は、ガスガスで何も見えなかったのだけど。
今回はぐるりと大展望♪o(*^▽^*)o

2012060239
山頂の南側に向かって延びる稜線の向こうには、飯豊連峰♪

2012060240
山頂北側の、西朝日岳へ延びる稜線。
以東岳も見えてます。

2012060241
もちろん月山もね♪

2012060242
いやはや、大絶景! 晴れてよかった~(*≧m≦*)

山頂からぐるりと見渡す景色にウットリ。
時間が経つのも忘れてしばらくの~んびり眺めたら、再び小屋へ戻ります。
小屋の前では、さっき古寺山でお会いしたkoyasuさん隊と合流。
山の話、BCの話、おしゃべりに花が咲きまくり♪

お二人とも、この日は大朝日小屋に泊まられるとのこと。
まきchinも、もう今日はここまででいいかなぁ・・・と思っていたのですが、ごろ太君は先へ行きたそう。

もうひとがんばり、しますかね。

大朝日岳山頂へ向かったkoyasuさん隊と手を振り合ってお別れし、まきchin隊は西朝日岳へのびる稜線へ。

2012060243
所々で雪をかぶった稜線。
踏み跡を辿ってざっくざっくと。アイゼンつけずとも行けますな。

2012060244
ふう、やれやれ。
一息つきつつ、石ごろの道と残雪とが交互に出てくる緩やかな稜線を辿ります。

中岳の小ピークを越えると、いったん急な下り坂。

2012060245
目の前には、西朝日岳。
ん~、でかいねぇ。あれを登るのかぁ。(;´▽`A``

西朝日岳へ登る道は緩やかなアップダウンの道。

2012060246
稜線の雪がざっくり崩れている箇所もあり。Σ(゚д゚;)
ちょいとキンチョウしますな。

2012060247
大きく聳えて見えた西朝日岳も、一歩一歩登っていけばどんどん山頂が近くなる。
そして三角にとんがる大朝日岳が、だいぶ遠くに見えてきた。

雪の斜面をざっくざっく登って

2012060248
西朝日岳、到着。
大朝日岳がカッコいいねぇ。大朝日小屋もぽっちりと見えてますな。happy01
koyasuさん達、こっち見てるかな?

さて、ここまでくれば、竜門小屋へはあと一息。
ここから先の稜線には雪もなく、背丈の低いハイマツの中の道をゆる~りと下っていくと

2012060249
おお~う、ハクサンイチゲ!
ふっさふさの産毛に包まれて、かわいい!o(*^▽^*)o
蕾が出る前の株もあり、満開の株もあり。いやはや、素晴らしい。

2012060250
こっちはミヤマキンバイの花畑。

2012060251
ほんのりピンクのミネザクラも。

思いもかけず花いっぱいの稜線にビックリ。
花に目を奪われてなかなか足が進みませんが。
ゆるりと歩いて竜門山の分岐を過ぎ、ハイマツの中の道を下っていくと

2012060252
あ~、やっと小屋が見えた!

そして小屋の周りには

2012060253
所々にハクサンイチゲの群落!(*≧m≦*)
うわぁ、もうこんなに咲いてるのねぇ。
全体としては5分咲きくらい? 西朝日岳からの下り道は3分咲きくらいだったけど、ここはすごい。

2012060254
この花が咲くこの時期を、待ってましたよ~♪

小屋を前にして、全く足が進まなくなっちゃいましたが。
まあすぐそこだし、と思う存分ハクサンイチゲを眺めてから、いざ、小屋へ。

・・・小屋はなんとなく、し~んとして人気もない。
まさか今週も小屋独り占め?! いやいやそんなことないでしょ、と恐る恐る小屋の扉を開けてみると。

2012060255
あら? 管理人さんも不在の様子。

2012060256
あらら??

・・・というわけで、今週もまさかの小屋独り占め!
(ちょっと狙ってたけど)

この小屋、明るくって広くて、かなり快適。
二階の真ん中に陣取って、またまた荷物広げての~んびり。
※非水洗のトイレが使用可。
※管理協力費は一人1,500円。

2012060257
今回は、ツマミもお酒もちょっと多めに持ってきたので。
目論見(?)どおり、白菜鍋つつきながらプチ宴会♪

日が沈むにつれて、ちょっと風が強くなってきたけど、小屋の中はあったかくてカイテキ。
しかも小屋の窓から夕焼け空が見えてしまうというステキなロケーション。

2012060258
肝心の夕焼け空はと言えば、そんなに染まりはしなかったけど。
これはこれで、まあよしですかね。

2012060259
日が沈むと、東側の竜門山から昇る月。
明日も天気になりますように。

2日目へ

 ← ブログランキング参加中♪クリックよろしくですwink

|

« 2012/5/26-27 残雪の飯豊本山、静かな稜線へ(2日目) | トップページ | 2012/6/2-3 残雪の朝日連峰へ(2日目) »

登山」カテゴリの記事

コメント

  うわ~、1週間違うとかなり違いますね~。
 ハクサンイチゲはほんのチョットしかなかったし、ミヤマキンバイなんてなかったですよ。

 他の記事で朳差周辺もかなり咲き始めたみたいなので、今週はまきchin隊と逆パターンで朝日飯豊の連チャンを考えていたのですが、天気が・・・。

投稿: IK | 2012年6月 8日 (金) 06時31分

3週連続の東北遠征!もの凄い行動力に驚かされるばかりのファントムです。
昨年9月末、三陸沿岸への勤労奉仕の途中に私も飯豊山と大朝日岳へ登りましたが花は終わり、紅葉には早過ぎて、登って下るだけのスポーツ登山をしてきただけでした。東北の山々の懐の深さはあらためて思い知らされましたが。

花も咲き始め残雪絡みの景色も楽しめるこの季節が山歩きにも最高のように思えます。山小屋を上手く利用し、まったり山歩きを堪能するまきchin隊の山行スタイルを大いに参考にさせて頂きます。
次週はどちらのお山へ?レポート楽しみにしています。

投稿: ファントム | 2012年6月 8日 (金) 11時42分

朝日連峰の展望ゲット、オメデトウゴザイマスwink 
ねっ、とってもいいでしょ、朝日連峰lovely
竜門と以東岳の間も歩いてみたくなったでしょ?smile
カムカム東北heart04

投稿: ハニー | 2012年6月 9日 (土) 00時39分

IKさん>
雪が融けてからの山の季節は、ほんと移り変わりが早いですよねぇ。
1週間前は花もあまり咲いてなかったんですねぇ。
ガッツリ残雪だったんですね!

そうそう、飯豊もかなりハクサンイチゲが咲き始めているみたいですよね。
今週末は予定があり&天気悪く、下界で過ごすまきchin隊。
稜線上の満開(と思われる)のハクサンイチゲを思い描きつつ。。。

投稿: まきchin | 2012年6月 9日 (土) 01時23分

ファントムさん>
いやいや、三陸へ行かれた途中に飯豊と朝日に登られただなんて。
さすがファントムさん、すんごいパワーです!

東北の山って、懐深く佇まい美しく。
味がありますよねぇ。
関東からだと東北道で一直線ですので、割と行きやすいんですよ♪

すっかりマッタリ癖がついてしまったまきchin隊でして(汗)
でもでも、新緑と花の時期、楽しみましょうね!

#今週はお天気もイマイチなので、下界でのんびりです(^^ 来週、梅雨の晴れ間を狙えたらいいな。。。

投稿: まきchin | 2012年6月 9日 (土) 01時27分

ハニーさん>
ありがとうございます!
念願の朝日の大展望、ようやくゲットできました~heart04
晴れたらこんなにすごい展望なんだね、と話しながら歩いてましたデス(^^

大朝日岳からの大展望はクリアできたので。
次回はほんと、竜門から以東岳の稜線ですね!
ハニーさん隊の秋の大縦走には、とてもとても追いつけませんが。。。GoGo東北!

投稿: まきchin | 2012年6月 9日 (土) 01時30分

 おお、大朝日小屋の前でお会いしたお二人さんですね。
私たちは同じ日の朝、日暮沢小屋を出て、竜門山経由で大朝日小屋に泊まりました。小屋前で長時間まったりされてから竜門山に向かわれたと相方から聞きました。
 ミネザクラが満開で、思ったよりも沢山お花に出会えて、なんだかお得感一杯の山行でした。
そのうえ、小屋を貸切なんてなんと贅沢な・・・・・。

投稿: 越後屋 | 2012年6月 9日 (土) 16時36分

越後屋さん>
我々が大朝日小屋に到着したころ、大朝日岳まで往復して戻ってこられたお二人ですね!
そうそう、竜門小屋まで行こうかどうしようか迷っているときに、「自分たちの踏み跡があるから、辿っていけば行けるよ~」と背中を押していただいたのでした。
踏み跡のおかげで、とっても心強かったです。
ありがとうございます!

ミネザクラ、ほんと満開でキレイでしたよねぇ。
ハクサンイチゲも予想外にたくさん咲いてましたし。
新緑も残雪もお花も楽しめて、一粒で何度美味しいんだろう?!な山行で、大満足でした♪

・・・しかも竜門小屋貸切。。。贅沢ですよねぇ。。。
病みつきになりそうです(^^

投稿: まきchin | 2012年6月10日 (日) 12時20分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/500450/54903104

この記事へのトラックバック一覧です: 2012/6/2-3 残雪の朝日連峰へ(1日目):

« 2012/5/26-27 残雪の飯豊本山、静かな稜線へ(2日目) | トップページ | 2012/6/2-3 残雪の朝日連峰へ(2日目) »