2012/4/8 渋峠・芳ヶ平BC

久々の山スキーは、渋峠から芳ヶ平へ。

渋峠から芳ヶ平へ向けて滑り込む斜面は、前日に降った雪がタップリ積もって最高！
4月にしてこの雪を滑れるとは。(≧ｍ≦）

===渋峠・芳ヶ平（BC）===
2012/4/8（日）：渋峠（10:10）～国道最高地点（10:25-10:35）～2,150m地点（10:40-10:45）～芳ヶ平（11:15-11:30）～2,000m地点（12:25-12:50）～芳ヶ平（13:10-13:40）～渋峠（15:10）
累積登高：650m
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赤が登り。
横手山から渋峠へのゲレンデの下りと、1本目の下りは青。
登り返して2本目の下りは緑。

ようやくスッキリと晴れ上がった日曜日。
絶好のBC日和！

宿での朝食後、スキー部の面々と別れ、まきchin隊は一路、横手山を目指します。
第2スカイリフト乗り場下の陽坂駐車場に車を停め、準備して出発。
＃駐車場は3～40台駐車可。雪が融ければ、倍くらいはいけそう。
＃リフト乗り場で、20ポイント回数券を1枚購入。
＃これ1枚で、行きの第2・第3スカイリフトと、帰りの渋峠第1ペアリフトが二人分。

早速リフトを乗り継いで、横手山山頂へ。

いや～。空は真っ青、リフト線脇の木々は樹氷で真っ白。
テンション上がるねぇ。( ＾ω＾ )

ワクワクそわそわしながら横手山山頂に到着したら、まずは展望台から大展望をゲット。

こ～んな、です。
笠岳の向こうに、北アルプスがずら～り。やばい。(≧∇≦)

では、ぐるりと展望をば。

斑尾、妙高、黒姫、高妻、飯縄の北信五岳。

白馬三山、五竜、剱、鹿島槍、立山、針ノ木、蓮華。

薬師、赤牛、水晶、鷲羽、表銀座の稜線に、槍穂、乗鞍。

そして忘れちゃいけない、東信の山々も。

四阿山、湯の丸、浅間山。
浅間山の右奥には八ヶ岳、左奥には金峰山と富士山も。
四阿山の左側には、中央アルプスもうっすらと見えてます。

いやぁ、すんばらしい。(≧ｍ≦）
こんなにすごい展望をゲットしたのは、ほんと久しぶり。

北アの展望は、いつまで眺めても飽きることはないですが。
展望台を後にして、渋峠へ向かいます。

ここから渋峠へは、ゲレンデを一滑り。
真っ白な樹氷を抜け、ゆ～ったりと滑り降りて

群馬と長野の県境、渋峠に到着。

ここから、除雪前の志賀草津道路に沿って歩くのですが。
ほぼ平らな道をシールつけずに頑張るか、ちょっとの間だけどシール貼って楽々歩くか。

・・・平坦な道をシールつけずに歩くのも、意外と大変だよねぇ。
というわけで、シール貼ってGo！

あの表示板、ほんとはもっと高いところにあるんだろうね。

雪がタップリ積もった道路は、ビミョウにアップダウンしており。
シール貼ってよかったかも。

そしてこちらの道からの展望も、ナカナカのもの。

岩菅山。

苗場山も。

もう、足が進みません！(≧ｍ≦）

真っ白な展望を眺めつつ、のんびり歩いて行くと

国道最高地点に到着。
目の前には白根山の岩々した斜面、その向こうには浅間山。
なかなか豪快な眺めであります。

目指す芳ヶ平は、道路の左側。
国道最高地点付近の沢を下るか、もうちょい先の南尾根を下るか、はたまた渋峠から夏道沿いに北尾根を下るか。
・・・沢は、なんだか雪が崩れそうなので。南尾根を目指しますかね。

というわけで、シールはがして、道路に沿って少し下ります。

道路が西に大きくカーブするところから、南尾根の美味しい斜面目指して、Go！

滑り出しは、木々の間を抜けて、緩やかな斜面をゆ～ったりと滑り降り。

50mほど下ったところで、突如開けた大オープンバーン！

ひゃっほ～い♪

ひゃははははは。ヽ(*≧ε≦*)φ

この尾根上の大斜面。なんとノートレース、まきchin隊のシュプールのみ。
雪質はパフパフパウダーとは言えないものの、まったりクリーミーなやや重パウダー。
だが4月の雪とは、とても思えない。

いやはや、参りました。。。(≧ｍ≦）

オープンバーンを過ぎ、さらに尾根上を忠実にゆるりと下ります。
ここの尾根、木の密度がい～い感じで、すごく滑りやすい。
下るにつれて重くなってきた雪も、ほどよい斜度と斜面の広さであまり苦でもなく。
dpsも、いい働きしてますわぁ。

尾根の先端まで滑り、芳ヶ平に下る最後の斜面の上に到着。

登りのトレースや、先行の方のシュプールが残ってますが、まだまだバージンスノーもあちこちに。。
てなわけで。

どや！(*ﾟ∀ﾟ)=3

しゃぁ～っ＼(^o^)／

はぁぁ・・・アドレナリン出過ぎて、ヤバい(≧ｍ≦）

さあ、斜面を下って芳ヶ平まできたまきchin隊、ここからどうするか。
予定では、ここでシール貼って芳ヶ平を横切って、夏道に沿って北尾根を登り返して終了、のつもりだったのだけど。
あまりにも楽しすぎる斜面、ここで帰るのはモッタイナイ。。。時間もあるし。

というわけで、シールを貼ったまきchin隊は再び

滑ってきた南尾根を登り返します！

いや～、それにしてもよい天気。
時折強い風に吹かれつつも、汗をかきかき滑ってきた斜面を登ります。

木々から垂れ下がったツララをかじってみたり。
（なんかいろいろ混ざってるかもしれないけど、キニシナイ( ＾ω＾ )）

ふと眼下を見下ろすと、芳ヶ平には赤い屋根の芳ヶ平ヒュッテが。
その向こうには、皇海山、男体山、日光白根山、武尊山。
至仏山や白砂山も見えてます♪

こんな景色を眺めつつ、さきほどの大オープンバーンの上、標高2,000m地点まで登って登り返し終了。

下界では花見だんごですが。ここではさしずめ、雪見だんご。

草津白根山の火口を眺めつつ、腹ごしらえ休憩♪
静かで眺めも良くて、風もそれほど強くなく。
はぁ～、癒されますわぁ。やっぱり青空の下の春山スキー、最高！(≧∇≦)

というわけでしばらくのんびりしたら、お待ちかねの2本目♪
1本目に滑った尾根上斜面北側の、開けた気持ち良い斜面を滑ります。

こっちは、すでにトレースが何本かついてますが。

ぜ～んぜん、問題ナシ！ ぃやっほう！

沢に入りこまないように、左手の急斜面に落ち込まないように。
いやもう、こんなにいろんな斜面があるなんて。

そして最後はココ。沢状の斜面を

しゃぁ～っと。

ちょいモナカにもマケズ。

イタダキマシタ！！
や～、大満足。o(*^▽^*)o

さて、ここからは当初の予定通り、シールつけて北尾根を目指します。

開けた芳ヶ平は、沢の上に大きな穴があいてたり、池と思しき大雪原があったりと、ちょいとドキドキ。

途中までは芳ヶ平ヒュッテに向けて延びるトレースを辿り、夏道にぶつかったところで、夏道沿いに北尾根へ。

こっちの道には、黄色い旗がしっかりついてて迷うことはなし。
ちょっと急な取付きを登り、尾根に上がってからは木立の中をゆるりと登ります。

ん～、良い眺め♪
緩やかな斜面は、景色を眺めながら登るのには最適( ＾ω＾ )
が、滑るにはちょっと物足りないかしらん。

しばらくゆるりと登ると

ダマシ平へ向けた急坂に。
ここを過ぎると、あとは夏道沿いにゆる～りと登る道。

足元の雪はかな～りモナカってますが。
でもま、歩くだけなので問題なし。

風もなく暑いので、木陰に入って一息つきながらゆるゆる歩いていくと、除雪車の音がだんだん近くなってきて

お～、渋峠、到着！
行きにシールつけたとこの真下に出てきました。
おつかれさんでした～（＾＾

行きに滑り降りた渋峠スキー場は、リフトで登ります。
行きと帰りでリフト3本×2人で、回数券20Pは丁度終了。

すっかり人がいなくなった横手山の山頂からは、まだまだ大展望。
苗場山の向こうには、なんと越後三山が見えてました。

さて、横手山頂ヒュッテの横から、ゲレンデを滑り降りますよ～。

午後になって硬く締まってきた雪に手こずりつつも。
しゃ～っと滑り降りて、本日は終了！
いやぁ、遊んだねぇ。

下山後の温泉は、志賀高原から下山してすぐの、みやま温泉へ（一人500円）。
民宿併設の小さな立寄り湯で、シャワーと露天のみではありますが。
湯の花が浮くかけ流しのお湯は、かな～りgood。
空いてる時間帯を狙って行きたい温泉であります。

途中で夕飯食べつつゆっくり帰ったので、関越も環八も渋滞はナシ。
22時前には横浜に帰着、です。

＜今回の山行＞
実に1ヶ月ぶりの山スキー。
真っ青な空の下、真っ白な山並みを眺めながら登って滑って。
満喫しました！

今回、渋峠から滑り降り、再び登り返す、といういつもと違うパターン。
行程もそれほど長くないし、まあのんびり歩くかね～、とスタートしたのですが。

南尾根のあまりの楽しさに、ビックリ！
前日に雪が降ったばかりということもあり、雪質も良く。
しかも滑って楽しいいろんな斜面が目白押し。
・・・いやあ、いい意味で裏切られました。
まだまだ、いろいろ発掘しがいがありそうです。（＾＾

今後、志賀高原で天気がいい日があれば、渋峠へGo！となりそうな予感。

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