2012/4/21-22 立山BC♪(1日目)
1日目(2012/4/21):雷鳥沢
2日目(2012/4/22):室堂へ移動
かなり行動がパターン化してきているまきchin隊。
今回もご多聞に漏れず、立山黒部アルペンルート全面開通して最初の土日は立山BCへGo!
直前まで天気予報が悪く、今年はキャンセルかも・・・と思っていたのですが。
土曜日はなんとかお天気持ちそうな天気予報に、決行!
横浜を23時に出発し、入山口の立山駅には4時頃に到着。
駐車場は6割方うまってて、皆さまケーブルカー始発を待ち構えている様子。
まきchin隊も1時間ほど仮眠して、5時過ぎに切符売り場の行列へ。
始発7時のケーブルカーの切符は、6時20分に発売開始ってことで。
6時前には、かなりの行列。
というわけで、まきchin隊は今年もめでたくケーブルカー始発の切符をゲット。
美女平からの高原バスも増発されてて、8時過ぎには室堂に到着です。
※立山~室堂まで、大人往復4,190円。
※美女平~室堂間のバスは、スキー板等の大きな荷物は一つ300円。
バスの中から見た雪の大谷は、こんな具合でありまして。
今年も高さは17mあるらしい。
さて、室堂ターミナル内でシールつけたりして準備して、いそいそと表に出てみると
うぁ~、ぴっかぴかの青空と雪山!!(≧m≦)
サングラスしててもマブシイ!
こんなに天気がいいなら、もうあの斜面を登るしかないですな。
というわけで目指すのは
まずは夏道沿いに、みくりが池温泉の前を通り、雷鳥荘を目指します。
踏み固められた道は、夜の冷え込みで硬く締まっててスキーで歩くにはちとしんどい。
ぼっこぼこの雪に撃沈しそうになりつつも歩いて行くと
って、こいつか!
撮影隊を引き連れ、ひょこひょことまきchin隊の前を横切っていきました。
さぁ~て、ここまでくれば雷鳥荘まではあと一歩き。
雷鳥荘直下の上り坂は石の階段が出てたので、横っちょの雪の斜面をがしがし登って
雷鳥荘に到着!
・・・って、いつもはシッカリ残ってる雪庇が崩れてますがな。。。
雪はタップリ多いんだけど、ここまで来る道も所々で地面が覗いてたりハイマツが見えてたり。
雪融けが早い?
ともあれ、ここでいったんシールをはがして雷鳥沢キャンプ場まで滑り降ります。
昨年11月(2011/11/26-27)はぱっふぱふだったこの斜面、
冷や汗かきつつ下った雷鳥沢キャンプ場には、テントが3張ほど。これから増えるんだろうね。
みなさましっかり雪ブロックでテントを囲ってて、まるで要塞みたい。(o^-^o)
テン場を通り過ぎ、すっかり雪に埋まった称名川を越えたところで再びシール装着。
登るのは、雷鳥沢北側のいつもの尾根。
尾根に上がるまではちょい急な斜面、硬く締まった雪にビビりながらもタシタシ登って
尾根に出た!
前方には、列を成す先行の方々。
ん~、雪硬そうだなぁ・・・とか思いつつ、徐々に傾斜を増す斜面へGo!
最初の頃は、まだまだ景色を楽しむ余裕があったまきchin。
そして聳え立つ立山に目を凝らしてみると
う~ん、雄山神社の直下とか、大汝と富士ノ折立の間の斜面&岩壁とか、
アリエナイところにシュプールが・・・(写真だとよく見えないか)
すごい御方もいるもんです。
硬く締まってると思ってた斜面は、お日様に照らされて表面ザラメ。
しかも斜度が増してどうにもシールだけではキツくなってきたまきchin隊。
堪らず、スキーアイゼン装着。
スキーアイゼンを板に固定できるストッパーをつけてもらったので、ヒールリフトしてもがっしり登れるのでありますよ~。
斜面に立てられた赤い旗に沿って、シール跡やらツボ足やらスノーシューやら、無数の踏み跡は上へと伸びてます。
まきchin、それを追うのに精いっぱい(=もう振り向く余裕なし)ですが、いつの間にやら結構登ってきてるわけで。
それにしても、まだまだ登るねぇ。
というか、ここからが最後の急坂、正念場。
いつもこのあたりから、シール登高を諦めて、スキー担いでアイゼン履いて登ってたのですが。
今年は雪が硬すぎず軟すぎず。スキーアイゼンで行けちゃうかも?!
というわけで、スキーアイゼンで、れっつトライ!
・・・って、やっぱり結構斜度あって怖いんですけど・・(;´Д`A ```
スキーアイゼンつけてても、さすがに直登は厳しくてトラバース気味に高度を稼ぐことしばし。
振り向くごろ太君の視界の先には、へっぴり腰で登るまきchinと、眼下に広がる室堂の眺め。
そしてその向こう、国見岳の先には薬師岳!
いやもう、この神々しいことと言ったら。(≧m≦)
思わず足を止めて見入ってしまう
さて、薬師岳の眺めに元気をもらって、稜線まで一登り。
稜線に出た!
いつもは風が強いここも、この日はあまり風もなく。
細い稜線上に延びる踏み跡を辿って剱御前小舎を目指して
そしていそいそと向かったのは
じゃじゃ~ん♪ 剱岳!(*≧m≦*)
このお姿、一年ぶり。
雪を担いで雄々しくも凛々しいお姿、君に会いたかったよ~♪
剱沢の向こうには、白馬、大キレット、唐松、五竜岳。
あ~、こんな眺め見ながらだったら、どこまででも滑れちゃいそう。
沢には、剱御前への稜線から滑り降りる人の雄叫びがこだましており。
いやはや、ある意味極楽ですわ。o(*^▽^*)o
景色にウットリしつつ、まずは腹ごしらえ休憩~、と板のところに戻ってシールはがしたりしてたら、
ごろ太君:あれ?ヒールリフターが壊れてる?!∑(゚∇゚|||)
いったいいつから壊れたんだか。(゚д゚;)
気付いたのが、雷鳥沢を登りきった後で良かったかも・・・
なあんてのんきなことを言ってる場合ではなく。
なんで壊れたんだ?!とか、もうすぐGWなのに!!とか。
頭の中が!と?だらけのまきchin隊。
・・・取りあえず、剱沢を滑るとか、剱御前への稜線に登るとかはやめて、大人しく雷鳥沢を下りますかね。
若干しょんぼり気味のごろ太君。
気を取り直して。
剱御前小舎直下の斜面を、しゃぁ~っと。
ここ、いつもはハイマツやら岩ころやらが顔を出してるんだけど、今年はほとんど埋まっててイイ感じの斜面。
急な沢上部を滑って雷鳥坂をトラバース気味に回り込み、雷鳥坂東側の斜面へと滑り込み。
下るほどに傾斜が緩やかになり、そしてザラメ天国に。
邪魔するものはな~んにもなく、目の前には広大な大斜面!
楽しすぎて、頭のネジまで飛びそう。(≧m≦)
下りきったところでシールはがして、一休み。
ここは風も通らず、太陽に燦々と照らされて暑いくらい。
まきchin、思わずザックを枕にごろり。
ああ、なんて贅沢なごろ寝タイム。
お日様ぽかぽか、雪はひんやり。思わずうたた寝。。
が、最後にまだ雷鳥荘への登りが残ってるわけで。
の~んびりごろごろしたら、最後の一登り。
ヒールリフターが壊れたごろ太君、ジグ切ってえっちらおっちら。がんば~o(*^▽^*)o
汗をかきかき、ザラメの斜面を登って
戻ってきたところで、滑った斜面を眺めるのもお約束。
ここ(赤)を登ってあっち(青)を滑ったのか~、と目で辿るのも楽しい♪
今度はああ行ってあそこを滑ろう、とか。
妄想するのもまた楽し
てなわけで、しばし山を眺めたら
お風呂~ ビールぅ~
まだまだ皆さん、ガッツリ滑ってる時間なのに。
まきchin隊は、雷鳥荘でのんびりタ~イム
奥大日を眺めながら、ヒノキの香りでイッパイの展望風呂を独り占め♪
これまたの~んびり、芯から温まってほぐれたところで
いよっ、待ってました!!
本日の大展望と大斜面を振り返りつつ。
喫茶スペースには、同じく本日を振り返りつつ、ジョッキを傾ける人多数。
な~んか、居心地いいよねぇ。
このまま日の入りを待って、夕焼けを眺めよう・・と思ってたのですが、残念ながらこの日は雲が湧いてきて夕焼けはナシ。
というわけで、そのまま夕飯に突入。
はあ、何からなにまで大満足の一日、これにて終了~。
寝る頃には部屋の窓をガタガタ揺するほどの強風で、ちと翌日が心配になりつつも、夢の中へ。。
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コメント
でましたね、恒例の立山詣。
けっこう天気悪そうな週末だったけど、晴れたんですねぇ。
たっぷり滑って、ビール飲んで、ごちそうで…
くぅ〜うらやますぃ!
投稿: Toby | 2012年4月25日 (水) 12時18分
うっは~うっは~♪立山ですね^-^
こんな良い天気~♪ 最高~!!
翌日はダメでも、こんなん(特に剣岳)見れて
滑れて~ビールに温泉~~^^
まったり~♪いいですや~~ん^^v
うらやましぃ~♪でっす (◎´∀`)ノ
投稿: みい | 2012年4月25日 (水) 20時40分
Tobyさん>
はい、立山、行ってきました!
土日とも天気悪そうだったので、立山は諦めて東北遠征でもしようか、と思ってたのですが。
直前に土曜日の天気予報が好転し、めでたく立山を詣でることができました♪
いやぁ、山の天気ってムズカシイですよね。
しかも立山の山小屋は、もはや旅館です。たまげますぜ。(^^
投稿: まきchin | 2012年4月26日 (木) 23時16分
みいさん>
うっはっは~ψ(`∇´)ψ
やっぱり青空の雪山は、よいですね!
雷鳥沢、登り返してもう一本!とか思ったのですが、ビールと温泉が頭にチラついて、まったりモードに突入しちゃいました(^^;
さぁ~、いよいよGWですね♪
雪山にGoGo!
投稿: まきchin | 2012年4月26日 (木) 23時29分