2012/4/15 守門岳BC

今週末もまた、好天の日曜日のみの出撃。
行き先は、東洋一の大雪庇、守門岳。

大岳山頂から眺める中津又岳の雪庇の向こうには、粟ヶ岳。
クッキリ大展望♪

===守門大岳（BC）===
2012/4/15（日）：二分（6:45）～保久礼小屋（8:30-8:40）～▲大岳（10:20-11:20）～保久礼小屋（11:50-12:00）～二分（12:50）
累積登高：1,070m
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赤が登り、青が下り。

今週末もまた、土曜日雨、日曜日晴れのパターン。
でもって好天の日曜日、そろそろ春のザラメ雪を滑りたいよね、と昨年（2011/4/10）に引き続き、守門岳へGo！

ここ、駐車スペースが狭いし人気の山だし。
早めの到着が吉、と横浜を2時半に出発。
霧の関越道を走って小出ICで降り、登山口の二分の集落に着いたのは6時前でしたが。。。

すでに、除雪最終地点の登り口脇の駐車スペース（9台分位）は満車。w(ﾟoﾟ)w
※雪がなければ、畑の中の道ですので。トイレはなし。

というわけで、路駐です。

まきchin隊がのんびり準備している間にも、10台以上の車がやってきて続々と路駐。
いやぁ、さすが守門。

目の前には、真っ白に輝く守門大岳♪
今日はあのてっぺんまで行きますよ～。しゅっぱつ！

ゆる～りと開けた雪原を歩き、橋を渡ると登り道に。
朝イチの雪はまだちょっと硬く、つるりと滑りそうでドキドキ。

こんな急坂の難所を越えれば

あとは保久礼小屋までゆる～りと。
林の中の細い尾根を歩いていくと

長峰下の谷へ。
木陰が涼しい～♪

さくさくと雪を踏んで谷を歩き、途中から谷の右岸の長峰に向けて、斜面をトラバース気味に登ります。

いや～、ほんといい天気。(o^-^o)
目の前の大岳が、おいでおいでと手招きしてるぜよ。

そして振り返れば

巻機山、八海山、越後駒、荒沢岳。
ぬぉ～、山、近い！(≧∇≦)

トラバースから尾根上の道になり、木立を抜け、林道っぽいところを歩き。

どんどん近くなってくる大岳を仰ぎつつ。

最後に30mほど下ると、保久礼小屋に到着。

雪の量はこんな感じ。雪の上に出てるのは小屋の2階部分。
昨年と同じような感じかな？

さて、小屋の前の木陰で一息ついたら、あとは大岳目指してガッツリ登ります！

ふあぁ・・・急じゃのぅ・・・。（;´▽｀A``
雪はだいぶゆるんでザラメになってきてるものの、木陰になっていた部分はちょっと硬い。
一歩一歩、しっかり踏みしめつつ登ります。

馬ノ背を過ぎ。

再びブナ林の中を登っていくと

キビタキ小屋に到着。
二階建ての結構背が高い小屋なんですけどね。まだまだ埋まってますな。

さて、目指す大岳へは、標高差であと400m。

それいけ！

斜度が若干増した斜面は、ちょい硬ザラメにシールがよく効いて登りやすい。
木立の中をひたすらまっすぐ登っていくと

お、前方に真っ白な斜面！(o^-^o)

足早に登って

出ました、山頂直下のオープンバーン♪(≧∇≦)
ここで標高1,100mほど。
山頂まであと300m（＾＾

見上げんばかりのこの斜面、ほんとに直登で登れるんかいな？と若干心配したけど、全く問題なし。
い～い感じのザラメで、どこまででもまっすぐ登れちゃう。

あんまりにも気持ちいいんで、ざくざく雪を踏みしめてひたすら登って、山頂直下の棚に到着。

大岳の山頂が、すぐそこですな。

でもって、右手には守門岳の雪庇！

こりゃもう、山頂目指して登るしかないですね。

ラスト急坂、行くぜい！(≧∇≦)

眼下に越後の山並みを眺めつつ、ぐい～っと登って

守門大岳（1,432m）、到着！
守門の稜線の雪庇、今年もまた会えました♪
※大岳の山頂にもクラックが走ってまして、こっちも雪庇注意

すっこ～んと晴れた空の下、山頂からはぐるりと大展望。
今回は時計回りにてお届けします。

まずはこれ。
中津又岳の雪庇の向こうには、ど～んと粟ヶ岳。

そして粟ヶ岳の右側には

飯豊連峰！
左には二王子岳、そして真っ白に連なる飯豊の峰々。
あ～、昨年は行けなかったからなぁ。今年は行くぞ！！

御神楽山。

そして守門岳主稜線を挟んで、日光白根山、燧ケ岳、荒沢岳。

越後駒、中ノ岳、八海山の越後三山に、巻機山と仙ノ倉岳・平標山。

白砂山、佐武流山、苗場山、岩菅山、鳥甲山。

そしてなんと、北信五岳も！
飯縄、斑尾、黒姫、戸隠・高妻、妙高。
いやぁ、こんなとこまで見えるなんて、もうビックリ。(≧ｍ≦）

おまけに、日本海の向こうには佐渡ヶ島まで見えたりして。
もう、山座同定に忙しい。

山頂はほとんど風もなく、お日様ポカポカいい気持。
こんな展望眺めながら、の～んびり腹ごしらえ、ゼイタクな時間です。o(*^▽^*)o

そして山頂には、登ってくる人たちが続々と。
今回は、歩きの人よりも山スキー（しかもテレマーカー）の人がすごく多い。
みんな、山頂からの大展望に笑いが止まりません♪

さて。のんびり展望を楽しんだら、いよいよ滑降開始！

まずは山頂直下、登ってきた尾根の右手の広大オープンバーンをしゃぁ～っと。
見渡す限り、ちょい硬ザラメ天国！

この沢を下まで滑り下りちゃうと、戻ってくるのが大変そうなので。
途中で登ってきた尾根に戻って

やや狭いですが。
超快適ザラメで、へなちょこショートターンもイイ気持！

いやもう、( ＾ω＾ )

マジで、(≧∇≦)

ヤバいっす！！(*≧ｍ≦*)

山頂下のオープンバーンは、もうヨダレがたなびいちゃうくらいの素晴らしいザラメ。
そして山頂直下の棚から下は、開けた斜面がこれまた秀逸。

左手に越後駒を眺めつつ。

もうアホみたいに、ザラメ最高～～と一気に滑り降りちゃいました。
（てか、ほんとにアホ）
笑いが止まりません！！(≧ｍ≦）

あ～、もいちど登り返して滑りたい！
・・・が、ここから先の行程もあるし、あまり遅くなると関越混むし（言い訳か？！）。
まあ、大人しく下山しますかね。午後から雲が出てくるという予報でもあったし。
（ああ、ヘタレ・・・）

オープンバーンを過ぎて木立の中に入ると、そこから下はざっくざくの重雪ザラメ。
まきchinは板取られまくって腰ひけまくり。
ごろ太君はしゃぁ～っといっちゃいますが。。。

そんなわけで（まきchinは）へっぴり腰で滑り降り。
保久礼小屋まで下ってきました。

ここから長峰へはちょいと登り返し。
昨年はシールつけて登ったけど、今年は

担いでみました。
まぁ、標高差で30mくらいしかないし。
つぼ足でも、それほど埋まるところはなく、ざっくざく歩いて長峰への尾根に登り返し。

尾根に出たら再び板を履いて、ゆる～りと下ります。
ざっくざくの雪は、トレースをはずすと全く滑らない。
登り＆先行の方のトレースを辿って、来た道を素直に下ります。
※昨年は、長峰の谷の左岸を下ったりしてみたのですが。今回はおとなしく来た道を辿って下山。

長峰の谷を下り、林の中の尾根を下り、行きに苦労した急斜面を降りたら、あとは平らな大雪原をゆる～りと。

雪てんこ盛りの橋を渡って。

守門大岳と袴岳に別れを告げて。

終了！

いやぁ、大満足。o(*^▽^*)o

まきchin隊が下ってくる途中、登ってくるたくさんの人とすれ違い、さすが人気の山だな～と思ってたのですが。
道沿いにずら～りと連なる路駐の車は、なんと60台超え！！Σ(ﾟдﾟ;)
その8割強は、新潟ナンバーと上越ナンバーでありました。
地元の方に愛されるお山であります。

そして下山後の温泉は、いつもの神湯温泉へ。（一人600円）
広くてカイテキな温泉での～んびりほぐれて、渋滞回避しまくって19時前には横浜に帰着、です。

＜今回の山行＞
4月になったら守門岳！と思い続けて○ヶ月。
ようやく、絶好の春スキー日和のこの日に行ってくることができました。

この前週は、季節外れのパウダーが楽しめたようなのですが。
この日は、この季節ならではのザラメ天国！！(*≧ｍ≦*)
もう、山頂直下のオープンバーンは、脳みそとろけそうなくらいのステキなザラメでありました。

もうね。
このザラメとこのスケールは、アホにならずしてなんとする、的な素晴らしさ。
同じアホなら登って滑らにゃソンソン♪
登っただけの甲斐もあり、春スキーの神髄ここにあり、です。
（いや、ほんとはもっといろいろあるんでしょうが、まきchin隊の足前＆腕前では。。（汗））

今年は空気も澄んで、展望も素晴らしく。
北ア方面には雲がかかってましたが、北信五岳も佐渡ヶ島も、日光も上越国境も飯豊も、ぐる～りと大展望。
展望も雪も、ほんとに楽しませていただきました。

今回もまた、来た道を戻りましたが。
周回コースや登り返しで楽しむコースや、いろいろありそうなので。
足前磨いて、またチャレンジしたいお山であります。

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