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2011年8月24日 (水)

2011/8/6-13 表銀座~裏銀座縦走!(8日目・ブナ立尾根)

8日目、最終日。
青空に心を残しつつ、急登のブナ立尾根を下山。

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裏銀座登山口、高瀬ダムから仰ぐ山並み。さあ、次はどこへ行こう?

===ブナ立尾根===
2011/8/13(土):烏帽子小屋(4:50)~三角点(5:35)~濁沢(7:35)~高瀬ダム(7:50)
歩行距離:6.3km
======

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※濁沢の「沢」の字あたりのログ、一瞬衛星ロストして迷ってます。

1日目(8/6):合戦尾根~燕山荘~大天荘(小屋泊)
2日目(8/7):大天荘~横通岳~東天井岳~大天荘(小屋泊)
3日目(8/8):大天荘~喜作新道~赤岩岳~西岳(テン泊)
4日目(8/9):西岳~東鎌尾根~西鎌尾根~樅沢岳~双六小屋(テン泊)
5日目(8/10):双六小屋~抜戸岳~双六小屋(テン泊)
6日目(8/11):双六小屋~双六岳~三俣蓮華岳~三俣山荘(テン泊)
7日目(8/12):三俣山荘~鷲羽岳~野口五郎岳~烏帽子小屋(テン泊)
8日目(8/13):烏帽子小屋~ブナ立尾根~高瀬ダム

さあ、最終日。
ぐっすり眠っていた1時頃、隣のテントがごそごそ出発準備。
普通の声量でず~っとお話されてて、まきchinすっかり起きちゃいました。
う~ん、せめて声量は下げて欲しい。。。(´・ω・`)

起きたついでにちょっと夜空を見上げてみると。

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折しもこの日は満月、月光に雲が照らされて、幻想的な空。

そんなこんなでもうひと眠りしてから起き出して、出発準備です。

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東の餓鬼岳の空が染まり始めた頃、出発。
今日は急登を下るのみ、これでようやくお風呂に入れると思うとなんだかワクワクしちゃう。

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烏帽子小屋の前を通り過ぎ、烏帽子岳への道を左に分け、ブナ立尾根へ。
昨年は、ここを左に行ったんだっけね。

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しばらくは、こんな林の中の急坂をガッツリ下ります。
岩ごろごろだし、所々にハシゴはあるし、木の根もゴツゴツ出ているし。
なかなか大変な道ですな。

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重なる山々の向こうには、七倉ダムも。

道の左側はガケになっており、白ザレの斜面を見降ろしつつ下っていくと

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三角点、到着。

さて、ここから先は階段やハシゴがしっかり整備された道に。

201108138
こんな感じで、急な箇所も歩きやすくなってます。
・・・でもこれ、登る人は結構大変だよなぁ・・・単調な登りが続くからなぁ・・・。

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そういや登山道には、等間隔?に番号がふられており。
ここは標高1,850m付近、No.7です。
(烏帽子小屋から高瀬ダムまで、No.1からNo.12までふられてます)

このころから、高瀬ダムから登ってくる人たちとすれ違うようになり。
息を切らして登ってくる方が、「あとから続々と来るよ~」と。
そんなら、と登ってこられる方を数えてみたのですが・・・

・・・あまりにも多すぎて、途中で断念。
70人以上はいらした気がする。w(゚o゚)w

No.8を過ぎたあたりで、木々の隙間から

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濁沢の上部ですかね。
すんごい崩れてます。

そしてこのあたりから、道端には花がぽつぽつと。

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ハクサンオミナエシ、マルバダケブキ、ヤマハハコ、オオバギボウシ。

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クガイソウ、ソバナ。

こんな花々が咲く林の中を、九十九折りに下っていくと

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連続した細い階段、登場。
「お一人ずつ通ってください」と書いてありますが・・・
下から登ってくる人が見えず、途中で何度かすれ違い。

階段を下ると、目の前がもう濁沢です。
ここまでで、標高差1,300m近くを一気に下ってきたことになりますな。

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裏銀座登山口、の標識もあり。
あれ、そういや中房温泉には、表銀座登山口、て標識あったっけか?

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そして名の通り、白く濁った濁沢には、倒木でできた橋がかかってます。
この横には吊橋の跡もあり。
・・・きっと、鉄砲水か何かで流されちゃったんでしょうね。。。

河原には倒木や流木も多数。
斜面を高巻くところに仮道が作られており、それを歩いて行くと、テン場と大きな不動沢吊橋。
吊橋を渡ると、最後の不動沢トンネルです。

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お、今度はちゃんと電気がついてた。よかったぁ。
(先日の高瀬トンネルは、電気消されてて真っ暗だったし。。)

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トンネルを抜けると、そこはもう高瀬ダム。
青い空と、エメラルドグリーンの湖面がまぶしいねえ。

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ダムには、昨晩のうちに電話で予約しておいたタクシーが待っててくれてました。
※烏帽子小屋のヘリポートから、Docomoが通じます。
 携帯が使えない場合は、小屋の衛星電話を、有料で貸してくれるそう。
※タクシーは、予約してなくても、混んでる時期なら待ってることが多い、らしい。

高瀬ダムから信濃大町駅までタクシーで移動(8000円弱)。
大糸線松本行きの電車に35分ほど揺られて豊科駅で下り(汗だくで臭くてすいません。。という感じでしたが)、車を預けてたタクシー会社でエクストレイルをピックアップ、です。
(タクシー会社は駅から徒歩5分ほど)

下山後のお待ちかねの温泉は、豊科のほりで~ゆ~四季の郷へ(大人500円)。
まだ時間も早いので、そこそこ空いててラッキー。

帰りの高速道路も、ちょうどお盆の帰省ラッシュと逆方向ということもあり、それほど混雑もなく夕方には帰宅、です。

<今回の山行>
いやあ、今年もやっちゃいました。北アルプスのロング縦走。
昨年のように安定したお天気ではなく、昼過ぎは毎日雷雨の可能性に怯えながら(?)の山行でしたが。

幸いにして、行動中に降られたのは2日のみ。
そして、4日目の東鎌尾根、7日目の裏銀座、と晴れて欲しいところでキッチリ青空と大展望をゲットすることができ、大満足です。(*≧m≦*)
山の神様、空の神様に感謝。
・・・ほんと、お天気だけは狙ってゲットできるもんではないですからねぇ。

にぎやかな表銀座の中にあって、喜作新道は静かで穏やかで、表、裏、ヤリホの展望も素晴らしく。
の~んびり歩いて、ヒュッテ西岳のテン場での~んびり、とできた今回、かなり楽しかった。
稜線もテン場も、北アの山々の展望台です。

東鎌尾根は、聞きしに勝るキビシイ急坂。
だんだん巨大になっていく槍の眺めが、迫力満点ですごかった。
急坂の辛さも忘れさせてくれました。

そして今回、ガス気味でちょっと残念だった西鎌尾根ですが。
ここはもう、お花がすんごいですねぇ。
残雪が遅くまであるんでしょうね、いろんな花々が咲き乱れており、稜線の長さを忘れさせます。
そして私の大好きな山域に一歩一歩近づき、それらの山々の眺めがだんだん大きくなってくる、というところがまたタマラナイ。
・・・でも逆方向も、いいかもしれない。
ここもまた歩きたい。

それから、何度歩いても満足度100%の裏銀座。
今回は、鷲羽岳までくっつけて登ることができ、タップリ展望を堪能することができました。
ここからの眺めは、言葉には尽くせませんが。
相変わらず静かで美しく穏やかに伸びる稜線は、ここだけの素晴らしさです。

稜線つなげての山歩き。
あっちの稜線を行くか、こっちの稜線を行くか、考えるのも心楽しく。
あっちの稜線からはどんな展望か、あのとき歩いたあの稜線は今はどんな感じか、想像はいろいろ広がって。
歩こうと思えばどこまででも歩けるし、何だって想うことはできる。
限界なんてないんだ!と、心軽く広く、楽しく過ごした8日間でした。(o^-^o)

前半、大雨・雷雨にヘタレていったいどうなることかと思いましたが。
しかも午前中(朝?)に早々に行動終了の日もあり、のんびりしまくりの山行。
でもまあ、こんな感じで山での~んびりするのも、ほんと贅沢ですよねぇ。
病みつきになりそうです。( ^ω^ )

そして、お風呂に入らず山中8日、というのも、今回はあまり辛くなかったかも(女子にあるまじき・・(;´▽`A``)。
この分だと、もうちょい長く歩くこともできるかしらん。。(休みが取れれば、ね)

またまた地図を眺めてニヤニヤする日々が始まりそうです。

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登山」カテゴリの記事

コメント

大縦走、おつかれさまで~す。

ご無沙汰しております。
8日目のレポからコメントです。1日目以降、まだ未読のレポがありまして・・・順番が遡りそうですがお許しください。

のんびり山行、とっても羨ましいです(^^)
なかなか長期の休暇が取れないので(お盆も暦どおり出勤)、7泊8日なんて夢のまた夢です。

一番気になるのは、やはりお風呂に入れないこと。
髪って・・・”途中の水場で頭からかぶる”なんてこと、ありました?
よく男性が頭から水をかぶっているのをみて、いいな~と思ってしまいます。

ブナ立尾根は昨年夏登りました。
7月第4週にもかかわらず、登山者が少なくて、静かな登山道でした。

投稿: こまち | 2011年8月25日 (木) 00時05分

初めて投稿いたします。
たまに楽しく覗かせていただいています。
長期の縦走、しかものんびりゆったり時間をすごされていて
羨ましく思いました。

私は昨年のお盆に台風一過を狙って表銀座を槍まで歩いたのですが
ずっと雨、ガス、風で景色なんてほとんど見えず、ただ黙々と歩きました。
何のための表銀座縦走なのかって感じで。
晴れていたらこんなに素晴らしい展望なんですね。
天気の良い日にぜったいリベンジしたいですね。

同じ日の8月6日~9日にかけて穂高を縦走していまして
二日目である7日の昼過ぎ(小屋泊を決められたころ)まさにその雷雨のなかを
歩いておりました。
ちょうど畳岩尾根の頭への登りで雨から雹に変わり、
かなりの勢いで叩かれました。
朝はいい天気だったのに、昼ころから雨という天気でしたね。
他の方のブログで同じ日の記事を読むと、へー、あの時ここに居られて
こんなことされていたんだあと自分の時間とラップさせてしまいます。

それから、初めての投稿で意見するようで申し訳ありませんが
最終日早朝の話声の件ですが、本人達の今後のためにも注意された方が
良かったのではないかと思います。意外と気づいていないものです。
きっと他にも迷惑だと思った方がおられると思いますし。
あくまでもトラブルにならないように低姿勢で。

生意気言ってすみません。
登山は駆け出しです。今後ともよろしくお願いします。

投稿: だジィと申します | 2011年8月25日 (木) 05時14分

こまちさん>
ありがとうございます!

おおっぴらに長期の休みを取れるのは、夏休みのこの時期だけなんですよね~。
なので、贅沢に、のんびり歩いてきました。

これだけ長いと、お風呂が恋しくて。
体は拭けるからいいんですけど、頭が。。。
さすがに水場では洗えないですし。それに頭じゃぶじゃぶは、やったことないです(笑)
そういえば昨年黒部五郎を歩いた時、カールの底の沢で、若者が水浴びしてました(^^

ブナ立尾根は、まきchin隊が下った時はたくさんの人が登ってらっしゃいました。
それでも、表銀座の合戦尾根とかよりは、全然静かで人が少ないですよね。

投稿: まきchin | 2011年8月25日 (木) 22時23分

だジィさん>
初めまして、こんにちは!
コメントありがとうございます(^^

だジィさんは、同じ道を昨年歩かれてたのですね。
天気悪いと・・・辛いですよね・・・でも再訪して展望ゲットしたときの嬉しさは、もう倍になってかえってきますよ!!
こりゃ、またおいで、と神様が言ってるにちがいない(^^

そして7日の昼過ぎ。
雹ですか・・・しかも穂高の稜線で。
ご無事でなによりでございます。すごいファイトです!

早朝の話し声の件、たしかにそうですね。。私らも、気付かずにうるさかったり迷惑だったりすることもあったかも、と思ってみたり。
自分たちも、気をつけないといけないですね。うん。
言われないと気付かないこともありますし。
やわらか~く、注意できるように、ニンゲン磨きます

これからもよろしくお願いいたします!

投稿: まきchin | 2011年8月25日 (木) 22時33分

まきchin隊=「ド根性系縦走屋さん」のイメージを覆す山行でしたね~。 マッタリ好きのかみさんがかなり羨ましがっておりましたよ。 確かにコリャ贅沢だわ。

華やかな「表」から、静寂の「裏」に向かうコース取りもいいですね~。 我家も「裏」は何度でも行きたいし、「表」の大部分は”点”でしか行ってないので、早く”線”にしたい!

ってことで来年の我家の夏休み、まきchin隊プラン丸パクりを一つの案にさせてもらっても良いかしらん? 

投稿: たかや | 2011年8月26日 (金) 13時03分

たかやさん>
「ド根性系縦走屋」。ん~、いい響き(笑)
7月の連休の読売新道~赤牛岳~竹村新道の縦走が、まさにそれですね。(^^

今回、午後の天気がかなり不安定だったということもあり。
時間もたっぷりあったし、マッタリのんびりを決めこんじゃいました。
・・・てか、9時頃には行動終了って。普段の日なら、さあ~今日も仕事仕事!って時間ですよね。(^^;
でもほんと、贅沢でしたぁ。

来年の夏休み。
ぜひ、まるっとパクっちゃってください!
ドリンさんはノンビリマッタリ、たかやさんはちょいと寄り道&足を延ばしてガッツリ、なんてコース取りも可能ですよぉ。

投稿: まきchin | 2011年8月26日 (金) 23時27分

ご無沙汰してます。

いやいや、いい夏休みでしたね。
最初の3日ぐらいのノンビリ具合に萌え~です(笑
山のノンビリって最高の贅沢ですよね。大好き。

赤岩岳って登れるんですね。
2年前表銀座歩いたときに、友を待たせて登ろうとしたのですが
どこを見てもハイマツで踏み跡見つからず
友達をあまり待たせるのも悪いし諦めました。
百高山を目指そうと思っていたけど、ちょっと萎えた瞬間でした。

帰ってみていろんな人のレポを読んでみたけど
ハイマツのヤブコギ登頂はみいさんだけ?(笑
他の方のレポだと、もうちょっと先の踏み跡から戻る感じに登っているようですが
そのルートだと三角点を踏めないみたいですね。
ヤブ漕ぎするか、三角点を諦めるか悩ましいところです

しかも赤沢も崩落してますか・・・。
まぁまるさんの膝が治るまでに誰かが跡つけてくれるかなー(笑

百高も二百もハードル高いですねー。

投稿: のんすけ | 2011年9月 4日 (日) 08時32分

のんすけさん>
お久しぶりです!
今年の夏は、お天気になかなか恵まれませんでしたね。。。
結局テン泊山行は、この夏休みの縦走だけ、という有様です(^^;

赤岩岳は、西岳側からの踏み跡をたどると、三角点にたどりつけないんですよね。
やはり三角点をゲットしなくちゃ!と、と急坂の直登と相成りました。
ここ、斜面が急すぎて踏み跡もつかないんじゃないかと。。。
私も、よじ登ってる途中でずり落ちそうになり、そのときにかな~り萎えました。

赤沢山は、まああと2年もすれば踏み跡つくかな~、と(笑)
ほんと、ハードル高し。

二百名山は、もう行きたいとこだけつまみ食い作戦(?!)です。

投稿: まきchin | 2011年9月 4日 (日) 19時56分

ごめんなさい、随分前のレポにコメントして。返信してもらわずとも結構です。
七泊八日の旅、テント持って、うまいものは山小屋で堪能、行程を読ませてもらったら、槍のほこさき登らずに、笠も途中で引き返し、自由気ままな、長期滞在、本当に、良い意味で笑っちゃいましたし、羨ましい限りです。楽しく読ませていただきました。ありがとうございました。

投稿: F一家K | 2012年5月25日 (金) 20時01分

F一家Kさん>
いえいえ、コメントありがとうございます!
Kさんおっしゃるとおり、自由気まますぎますよね、この7泊8日の山歩き。(/ω\)ハズカシーィ

こんな感じで、ゆる~くマイペースに歩いてます。
(いや、ゆるすぎか?!)
しょうがないなぁ、もう、と笑ってイジっていただければ、と。まきchin隊、喜びます。

またツッコミ入れて下さいまし。

投稿: まきchin | 2012年5月25日 (金) 22時39分

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