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2011年8月23日 (火)

2011/8/6-13 表銀座~裏銀座縦走!(7日目・鷲羽岳、野口五郎岳)

7日目は、展望の裏銀座稜線歩き。

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裏銀座の稜線からは、先日歩いた赤牛岳が目の前に。
前日の荒天を帳消しにして余りあるくらいの大展望。

===鷲羽岳(百名山・百高山)、野口五郎岳(百高山)===
2011/8/12(金):三俣山荘(4:50)~▲鷲羽岳(6:00-6:55)~水晶小屋(8:10-8:15)~▲野口五郎岳(10:55-11:20)~烏帽子小屋(13:55)
累積登高:895m
歩行距離:13.9km
======

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1日目(8/6):合戦尾根~燕山荘~大天荘(小屋泊)
2日目(8/7):大天荘~横通岳~東天井岳~大天荘(小屋泊)
3日目(8/8):大天荘~喜作新道~赤岩岳~西岳(テン泊)
4日目(8/9):西岳~東鎌尾根~西鎌尾根~樅沢岳~双六小屋(テン泊)
5日目(8/10):双六小屋~抜戸岳~双六小屋(テン泊)
6日目(8/11):双六小屋~双六岳~三俣蓮華岳~三俣山荘(テン泊)
7日目(8/12):三俣山荘~鷲羽岳~野口五郎岳~烏帽子小屋(テン泊)
8日目(8/13):烏帽子小屋~ブナ立尾根~高瀬ダム

前日からの風が、夜中かなり吹き荒れてたものの。
三俣のテン場は、窪地になってるので全く風の影響はナシ。

そして朝。

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おお~う、表銀座と槍穂が明け方の空にクッキリ♪
晴天、キタ!!(≧∇≦)

こんないい天気なら、もう裏銀座の稜線歩きに決定でしょう。
上空でごうごう唸っている風に備えて、上着を着込んで出発!

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天気悪かったら巻こうと思ってた鷲羽岳。
待っててね~、これから登るからね!!

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というわけで、すんごい強風にあおられつつ、鷲羽岳へGo!
三俣山荘からハイマツの間を抜けていくと、ガレた九十九折りの登り道へ。
いやはや、毎度のことながら、長い急坂ですな。

風は西側からかなり吹き付けていて、ちょっと恐怖を感じるくらい強い。岩場の道はご遠慮願いたい感じ。
気温は低くないので、寒くはないのだけど。
じっとしていると体温奪われるので、ひたすら、黙々と歩を進めます。

そんなまきchin隊の周りの山々は、昇りくる朝日に照らされて茜色に。

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双六岳、丸山、三俣蓮華岳。
昨日、ガスガスの中で歩いた稜線。

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黒部五郎岳と北ノ俣岳。
次回は、黒部五郎のカールでのんびりしたい。

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ヤリホにも朝日が射してます。

ん~、いいぞいいぞ。
山々の大展望にテンション上げつつも、道はどんどん急になり。

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しかも、岩、ごろごろ。
だがしかし、思ったより息が上がらないのは、風に吹かれてクールダウンしてるからか、大展望にテンション上がってるからか。

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登っていく道の途中で黒部五郎岳を見ると。
斜面には、鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳と3つの影が!

いやあ、面白いもん見ちゃいました。(o^-^o)

面白い眺めに元気を出して、と。
岩ごろの急坂を、所々で岩をつかんで登ることしばし。
鷲羽池への踏み跡がある肩を過ぎ、少し緩やかになった岩ごろの道を歩いて行くと

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鷲羽岳山頂(2,924m)、到着!
いやぁ~、ヤリホも青空にクッキリ♪

山頂の東側斜面は風もなく、穏やかでぽかぽかイイ気持。
ザックを置いて、しばし大好きな鷲羽岳からの眺めを堪能。
さて、展望をぐるりといってみますかね。

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双六岳、三俣蓮華岳の後には、とんがり笠ヶ岳。
乗鞍と御嶽も連なってます。

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黒部五郎岳と北ノ俣岳。
黒部の源流には、鷲羽岳の大きな影が♪

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薬師岳と水晶岳。(o^-^o)
薬師岳、1か月前に見たときはまだまだ残雪も多かったのに。
あっというまになくなっちゃうんだねえ。

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水晶岳から連なる、野口五郎岳、烏帽子岳の裏銀座の稜線。
後立山も見えてますね。

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そして、朝日に浮かぶ表銀座の稜線と

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ヤリホ!

いやあ、もう、最高。(*≧m≦*)
こうやって、歩いてきた道を眺めることができるなんて、もう最高のゼイタク。胸が高鳴りますわぁ。
これが、まきchin一番のお気に入りの鷲羽岳からの展望です。

あまりの景色に頭の中カラッポになり、1時間近くも過ごしてしまいましたが。
本日はこれからの行程も長いし。

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後ろ髪ひかれまくりつつ。
裏銀座へ向けて、出発。

まずはワリモ岳へ向けてガレた道を下って

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すぐにこんな岩場に突入。
ワリモ岳の山頂を巻きつつ、所々にロープがかかる岩場を抜けると

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あとはこんな感じの稜線歩き。
いやもう、この景色、雄大すぎるでしょう。

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こんなだし。
薬師岳、でかすぎます。美しすぎます!! まきchin、もう気絶寸前。

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そしてワリモ北分岐から見る薬師サマの左手には、今回も行けなかった雲ノ平。
あ~、次回こそ再訪したい。。。

さて、景色を眺めつつも、しゃきしゃき歩きますかね。

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ここから水晶小屋までは、しばらくゆるりと斜面をトラバース気味に登り、稜線沿いにやや急になる石ごろ道を登ります。
暑い日はちとキツイ道ではありますが、この日は強風に吹かれてクールダウンしつつなので、割とテンポ良くさくさく登れちゃう。

小屋の手前まで、100mほどきゅ~っと登って振り返ると

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うあぁ。思わずため息が。
ヤリホに鷲羽、双六、三俣蓮華に笠ヶ岳。
・・・この展望、脳みそ、とろけそう。(*≧m≦*)

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そして水晶小屋に到着。
ここまで来ると、目の前に野口五郎岳が登場。
うふふ、また来ちゃいました(⇒2011/7/15-18 読売新道~赤牛岳~野口五郎岳~竹村新道)。

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コチラは水晶岳、赤牛岳、立山。
あ~、いいねぇ。

水晶小屋では、小屋の方が忙しく布団干しの最中。
風で飛ばされないかしらん、と心配になりつつも。

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ずい~っと延びる裏銀座へ、出発。

まずはザレた急坂を足元に注意しながら下り、岩場を越えつつガッツリ下ります。

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振り返るとこんな感じ。
左の赤い尾根の一番高いところが水晶小屋。だいぶ下ってきたねえ。

標識の立つ東沢乗越を過ぎると、白ザレの九十九折り、そして岩ごろの稜線へ。
この稜線も、大展望。

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どこから見ても、槍は槍。いい形ですな。

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ここから見る水晶岳は、ごろ太君の大のお気に入り。

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野口五郎岳も、なんとも美しい。
白くのびやかに連なる山並み、いいねえ。裏銀座だねえ。o(*^▽^*)o

山々を眺めつつ、岩ごろの稜線をゆるりと歩いて行くと、7月にはお花畑だった斜面に到着。

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花はすっかり終わっており、チングルマの綿毛がそこかしこに。
昨年の今頃は、まだ花盛りだったんだけど。

花畑を過ぎるとほどなく竹村新道分岐に到着。
ここから白ザレの斜面をトラバース気味にゆるゆると登ります。

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鷲羽と水晶を背に、歩け歩け~

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真砂岳のトラバースを過ぎ、真っ白な野口五郎岳への九十九折りの道を登って

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野口五郎岳山頂(2,924m)、到着!
山頂、二人占めです。

そして何度もシツコイですが。
歩いてきた道を、やっぱりここでもぐる~りと眺めちゃいますよ~。o(*^▽^*)o

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表銀座、大天井岳と喜作新道、ヤリホ。

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ヤリホと西鎌尾根、笠、双六、鷲羽岳。

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野口五郎小屋の先には裏銀座の稜線。

野口五郎岳。何度来てもよいねえ。(≧∇≦)
この360°の大展望といい、静かさといい、稜線の美しさといい。
鷲羽岳からの眺めは胸高鳴る感じ、そしてここからの眺めは静かに想いにふける感じ。安らぎます。

山頂標識の岩陰で風を避けつつ、こんな景色眺めて一休みしたら。
そろそろ、出発しますかね。

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真っ白な岩がごろごろ転がる道を下っていくと、すぐに野口五郎小屋。
相変わらず、小屋の周りの道がキレイに掃き清められて整備されていて、とっても歩きやすい。
一度はここに泊まってみたいと思いつつも。。。今回も通過。。

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ここから先は、いよいよ裏銀座の稜線歩き。
真っ白な岩や白ザレの道を、ゆる~りと歩きます。ん~、イイ気持!

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目の前の赤牛岳からずい~っと延びるのは、読売新道ですな。
ん~、あれを登ったのは、つい1ヶ月前でしたか。。。

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振り向くと、水晶岳。

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前方には、三ツ岳ですかね。
その向こうは、船窪かしらん。
もう12時近くだってのに、この日はまだ雲も湧かず、大展望。

三ツ岳の手前で、道はトラバースのお花畑コースと登りの展望コースとに分岐。
まきchin隊は、もちろんお花畑コースへ。

昨年は花畑も結構大きく、雪渓も残ってて水を汲んだ記憶があったのですが。

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ん~、今年は花もだいぶ終わっちゃってるかな。
雪渓も小さく、水汲みは断念。

お花畑からちょこっと急坂を登ると、展望コースと合流。
三ツ岳を巻いて岩ごろの道をゆるゆると下っていくと、ブナ立尾根を登ってきた方々とたくさんすれ違いました。

途中で一息ついてたおじさんとおしゃべりしていたら。

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同じくブナ立尾根から登ってこられた方に、「あれ?ブログやってません?」とお声かけいただき。
いつも見ていただいてるとのことで。。。ありがとうございます!
今日は野口五郎に泊って、翌日竹村新道を下られる、と。

お互い、晴れてていいときに来れましたね、よい山旅を!と、それぞれの道へ歩を進めます。

岩ごろを過ぎ、白ザレの道をゆるりと下っていくと

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お、高瀬ダム。相変わらず色がすごい。

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九十九折りの道を下ると、しばらく緩やかな白ザレの斜面。
昨年は、コマクサがたくさん咲いてたこの道も、今年はもうみんな終わってしおれてちゃってます。

さあ、あとは眼下の烏帽子小屋へ向けて下るのみ。
脇目もふらずにガツガツ下り、最後の岩場を下っていくと

2011081246
ようやく到着~。
お盆休み前の金曜日だし、テン場混んでるかも?と心配してましたが、ギリギリセーフ。
※烏帽子小屋、水場はなし。小屋で天水を購入です(1L200円)。
※トイレは小屋の前にあり。トイレットペーパーと手洗い場もついてます。

まきchin隊が到着したときは10張弱だったテントも、夕方には倍以上に。
北ア縦走最後の夜は、なかなかニギヤカな夜でありました。

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コメント

まきchinさま 初めまして!
先月の海の日連休に五色ヶ原に行き、
その後、五色ヶ原関連のWEBを検索していてこちらに
たどり着き、以来まきchinさまの大ファンです

海の日連休の渋い赤牛岳~裏銀座縦走にも痺れましたが
今回の縦走もすばらしいですね!
ロング縦走羨ましいです

裏銀座は私も大好きです。
ただ、学生時代以来歩いていないので・・・
いつになったらいけるのかわかりませんが
それまで、こちらのページで楽しませてもらいますね!

これからも更新楽しみにしています

投稿: yuki | 2011年8月23日 (火) 19時46分

yukiさん>
初めまして、こんにちは!
いつもブログご覧いただいてありがとうございます
こんなまきchin隊の山行、楽しんでいただけてほんっとうれしいです

夏休みのロング縦走。
昨年ガッツリ歩いてからというもの、なんだか病みつきになってしまいまして。
この、山にどっぷり浸かってる感じがたまらないんですよね。。
今年も、お天気見ながらなんとか歩けて、ヨカッタです(^^

裏銀座。yukiさんもお好きなんですね!
この静かな真っ白な稜線、そして素晴らしい展望。ほんとよいですよね。

yukiさんが7月に歩かれた五色ヶ原は、昨年我々が行った時はガスガスだったんですよ。
なので、また行きたい場所の一つなのです。

お互い、いろいろ歩きましょうね♪
またよろしくお願いします(^^

投稿: まきchin | 2011年8月23日 (火) 23時43分

野口五郎やばい(≧▽≦)
水晶から見たときなかなかすげえなと思いましたけど、近づくとなおやばいし、振り返った水晶と鷲羽と赤牛ときたらもぉ堪りませんね。

もぉこんなやばいとここんなにたくさん紹介されたって消化できません!もう困った二人だな(^_^)

投稿: Toby | 2011年8月25日 (木) 00時45分

Tobyさん>
野口五郎。やばいっしょ?ね!
この前後の稜線ののびやかさも、かなりヤバいです(笑)
いやもう、山頂で、マジで気絶してたんじゃないかと思うくらい、時間が過ぎるのが早いこと早いこと。
野口五郎の小屋でノンビリしたい、てのが、次の目標です(あ、雲ノ平でノンビリ、もだった)。

> もう困った二人だな(^_^)
困らせちまったc(>ω<)ゞ
きゃ~(アホですいません。。。(≧m≦))

投稿: まきchin | 2011年8月25日 (木) 22時40分

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