2011/8/6-13 表銀座~裏銀座縦走!(1日目・合戦尾根~大天荘)
1日目(8/6):合戦尾根~燕山荘~大天荘(小屋泊)
2日目(8/7):大天荘~横通岳~東天井岳~大天荘(小屋泊)
3日目(8/8):大天荘~喜作新道~赤岩岳~西岳(テン泊)
4日目(8/9):西岳~東鎌尾根~西鎌尾根~樅沢岳~双六小屋(テン泊)
5日目(8/10):双六小屋~抜戸岳~双六小屋(テン泊)
6日目(8/11):双六小屋~双六岳~三俣蓮華岳~三俣山荘(テン泊)
7日目(8/12):三俣山荘~鷲羽岳~野口五郎岳~烏帽子小屋(テン泊)
8日目(8/13):烏帽子小屋~ブナ立尾根~高瀬ダム
さあ、夏休み。
なぜだか夏休み直前は、毎年何かが勃発して忙しく、今年も同様ではありましたが。
おかげさまで、なんとか休みに入れました。(会社の皆さま、多謝 o(_ _)oペコッ)
行き先は、今年も北アルプス。
お天気が不安ながらも、稜線つなげての大縦走計画♪
登山口は、表銀座の起点、合戦尾根。
長期縦走ということもあり、車を駐車場に置きっぱなしにするのは不安なので、南安タクシーの車お預かりサービスを利用しました。
※豊科の南安タクシー本社に車を預けて、登山口へはタクシーで。
※タクシー代のみで車を預かってもらえる、というステキなサービスです。
※帰りも、電話すれば下山口までタクシーで迎えに来てもらえます。
横浜の自宅を1時過ぎに出発し、豊科へは4時過ぎころ着。
そこからタクシーで中房温泉へ向かうと、なんと有明荘の下くらいまで路駐の列!!
ん~、自家用車じゃなくて良かった。。。
というわけで、大混雑の中房温泉登山口からいざ、出発。
今年もまた、ザックに足が生えてるような後ろ姿にて。
いや~、それにしても朝イチの急坂、しかも20kg越えの重荷はキツイ。(;´Д`A ```
こんな重荷、久しぶりだしなあ。
階段続きの九十九折りの急坂を、汗だくになって登っていくと、第一ベンチ到着。
一息ついたらさっくり出発。
ここから先も、まだまだ急坂が続くのよねぇ。
しかも、木立の中の道は、風が通らず暑い!!
何度も立ち止まって息をつくまきchin隊を、皆さまさくさく追い越して登って行かれます。。。
いやいや、今日は初日だし。ゆっくり登ろう。
昨年は、最初に飛ばして膝を痛めてしまったし。
今年は焦らず無理せず、ゆっくり登りましょ。
木の根や階段の段差を登り、合戦小屋の荷揚げリフト下をくぐるとほどなく、第二ベンチに到着。
この合戦尾根、標高差でほぼ200mおきくらいにベンチが登場するので、リズムがついて歩きやすい。
第二ベンチから、ゆるやかな道と階段のかかる急坂を繰り返しつつ登っていくと、第三ベンチに到着。
第三ベンチから富士見ベンチを過ぎ、合戦小屋の手前まで、まだまだ急坂は続きます。
(今年も富士見ベンチからはうっすら富士山が見えました!)
てか、第三ベンチから上は、階段やら岩場やら大きな段差やらが続き、これまたキツイ道なんですな。
てなわけで、合戦小屋手前でようやく現れたこんな看板に、思わずほっと一息。
木立も切れて明るくなってきた道をゆるりと一登りで
合戦小屋、到着!
登山口の車や人の混雑がそのままここにも反映され、かな~り賑わってます。
そしてここまでくればもちろん
合戦小屋名物、スイカ! いっただっきま~す♪
一切れ(1/8サイズ)800円のスイカを、今日は奮発して一人一切れ。
松本産のスイカは甘くてジューシーで、乾いた喉にじゅわぁ~っと沁み渡ります。美味し。
さて、のんびりスイカをいただいていると、なんだかガスが濃くなってきたような。
髪の毛やザックがしっとり湿ってしまうくらい濃いガス。
とりあえずザックカバーつけて、再び出発です。
ココから先はそれほど急坂もなく。
灌木の中、白ザレの道をゆるゆる登ります。
所々、切れ落ちたガケの上の道もあったりするけど、ロープや足場はしっかりしてるのでまあ大丈夫。
ああ、晴れてりゃ槍ヶ岳や大天井岳が一望なんだけどねえ。
今日は、全然ダメだねえ。(´・ω・`)
展望もないので、黙々と足を進めていくと、ほどなくガスの中の燕山荘に到着です。
コマクサ眺めつつ、しばし腹ごしらえ休憩したら、ガスの中の表銀座へ突撃!
晴れてれば、裏銀座や槍ヶ岳を眺めながらの気持ち良い稜線なんですが。
こうなっちゃうと、ザレと岩の稜線を、アップダウン繰り返しつつ黙々と歩くのみ。
せめてこのまま雨は降らず、霧のままで続いててくれたらいいなぁ・・・と思う気持ちもむなしく。
蛙岩を過ぎたあたりで、とうとう雨が降り出して。
大下りを下り、再び登り返して長野側を歩く頃には土砂降り・・・(´;ω;`)ウウ・・・
最近、雨が降りそうなときは歩いてなかったし。
しかもこんな土砂降りの雨は久しぶりだし。
雨具を伝ってぽたぽた滴る雨をぬぐいつつ、とぼとぼ歩く表銀座の稜線は、なんだかちょっと物悲しい。
初日にしていきなりこれかい。
まあ、風はそれほど強くないし、雷も鳴ってないのがせめてもの幸いか。。。
途中の花畑もスルー、喜作さんのレリーフのある切通岩もさっくりスルー。
喜作新道の分岐から大天荘へと登る最後の坂道も、いつもなら景色眺めつつ、一息つきつつ登るところですが。
今日は雨に打たれつつ九十九折りに登り、岩ごろのトラバース道を黙々と登って、大天荘に到着です。
#天気がいいときの表銀座は、こっちをご参照
⇒2010/9/4-5 表銀座(合戦尾根~大天井岳、東天井岳)
雨具をつけてはいたものの、ザックもシャツもじっとり濡れて気持ち悪い。
こりゃもう小屋泊まりで乾かすしかないでしょ、と、この日はさっくり大天荘泊まり決定です(素泊5,600円)。
こんな天気ということもあってか、布団一枚に一人、と小屋は割と空いててラッキー。
お昼寝したり、ストーブがついてる談話室でぬくぬく生ビール飲んだり、翌日以降の行程を検討したり、との~んびり。
翌日も、午後からは怪しい天気予報。
というわけで、明日はさっくり午前中のみ行動予定ってことで早々に決定。
さあ、晴れろ~~!!
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