2011/1/9 四阿山BC
ハクノリBCを満喫した翌日は、東信へ移動して四阿山へ。
雪がタップリ降った後を狙ってたのですが、この連休は絶好のチャンス♪
あづまや高原ホテルの駐車場についたころ、ちょうどお日様が出てきました。
カラマツの木立の隙間から射しこむ朝日が美しい。
※登山者用の無料駐車場は、ホテル駐車場の一段下にあります。
さあ、準備して出発。
ホテルの前を過ぎ、道路の突き当たりにある登山口でスキー履いてGo!
しばし歩くと、牧柵にぶつかります。
このゲート、昨年来た時は閉まってて越えるのに難儀した記憶が。
今回は開いててラクちん♪
ここでゲートを抜け、牧柵に沿って再びゆるゆる歩いて行くと
さあ、この広大な牧場のどこを目指して歩いて行くか。
しかも牧場を抜けるまで、2度ほど牧柵を越えるんだけど、注意しないと有刺鉄線の牧柵がまだ埋まってない場所にぶつかってしまう可能性もあり。
とりあえず、右側の尾根を目指して歩きだします。
夏道は、左側の中四阿山に向けて、牧場を回り込むようについてるみたい。
・・・右側の尾根の先が四阿山の山頂なんだけど、雲に隠れてるのが気になる。。。
吹きだまりには意外と新雪が。
が、風で雪が飛んだところは氷が出てたりするので、帰りは注意だな~~。
なあんて考えつつ、タシタシ歩いて夏道の入口に到着。
牧場を斜めにつっきった感じですな。
さて、ここからは夏道沿いに歩きましょ。
昨日の登山者のトレースがしっかりついた道を歩きます(なぜかトレースは山スキーのものばかり)。
所々に赤テープや標識もあるし、まあ木立が切れたところを辿っていけば迷うことはなし、かと。
緩やかな道を歩いて行くと、中四阿山方面への分岐(里宮)に到着。
トレースは四阿山方面へ、そしてまきchin隊もそれに続きます。
・・・それにしても前方の四阿山、雲がかかったままですな。
さて、道はここから本格的な登りに。
最初のうちは夏道沿いについてたトレースが、そのうちだんだんフリーダムになり。
まきchin隊、今日は夏道沿いに登る!と決めてたので、途中からとうとう自ら道を切り開くハメに。(^^;
む~ん、ラッセルとまではいかないが、新雪踏んで道を開拓するのはやっぱしんどい。
眼下には、菅平。ツバクロ・オオマツ方面ですね。
お天気よければ、この向こうには北アルプスが一望なんだけど。
残念ながら今回は、アルプスの展望はナシ。
(前回(2010/1/11)は、ぐるり大展望でしたが・・)
新雪踏み踏み登り、途中で、後から来られた単独の方に先頭を譲って登っていくと、標高2,000m越えたあたりで落葉樹の林が針葉樹混じりになり。
このあたりになると木がまばらになり、吹き付ける風もかなり強くなってきた。
フリース着込んで帽子をヘルメットに替え、再び出発。
標高2,100m越えたあたりまで登ると、吹きさらしのガリガリクラスト斜面に突入。
ここ、そういや前回も苦労したのよね~~。
まきchin隊は、斜面を半分くらい登ったあたり(横に針葉樹林帯が伸びているとこのちょい上あたり)で夏道からそれて、斜面の右側をトラバース。
トラバース気味にゆるゆる登っていくと、クラスト斜面を直登してきた夏道に合流し、再び針葉樹林帯の中へ。
楽しい~っ(><)
このあたり、山頂直下ではありつつも、尾根に風をさえぎられて奇跡的にほぼ無風。
樹氷の中を、しばしふらふら遊んでみたり。
だってここ、菅平ですよ?東信ですよ?
先日の八幡平バリの樹氷がこんなにもさもさあるなんて、ちとビックリ。
しかも密集度合いでいえば、こっちのほうがすごいかも。(≧m≦)
・・・そんな感じで山頂直下の標高2,300m地点まで歩いてきましたが。
尾根上に上がる直前で風をさえぎるものがなくなったせいか、昨日に引き続き強風にあおられ。
しかも雲が低くなってガスってきた。
いやぁ~、もう風は勘弁。
前回の四阿山BC(2010/1/11)で山頂は踏んでるし、今日はココで撤退!!
そうと決まれば、風がないところまで戻って滑走準備。
ついでに腹ごしらえもしてから、下山開始!
ガリガリクラスト地帯は、登りと同じ道をトラバースでパスして、再び木々の間を抜けて滑ります。
とは言っても、なかなか天然の斜面は難しい。
パウダーだったりモナカだったり、深かったり浅かったりする雪に、まきchin手こずりつつ下ります。
登ってくる方と何度かすれ違いつつ、夏道から付かず離れずで滑り降り
この広い斜面、マッタリ気持ち良く滑れるかと思いきや、いろんな雪質がミックスされてて油断大敵。
というわけで、牧柵を横切る位置に注意しつつ、だら~りと滑って終了。
下山後、あずまや高原ホテルの立ち寄り湯(一人1,000円)にのんびり浸かってると、雪が降ってきました。
ああ、タッチの差でしたね。やれやれ。
※ここの温泉、晴れてれば露天から浅間山が一望。かなりお気に入りです。
そして本日のお宿も、道の駅小布施へ。
屋根付きスペースをゲットして、恒例の車中鍋です。
まきchin母の作った白菜、ネギ、カブでアツアツお鍋。美味し。
鍋のお伴は、今日もまた志賀高原ビール。
外はしんしんと雪が降り続いてますが、今日は屋根付きなので車に雪が積もることもなく快適。
さあ、翌日はゲレンデスキーかな・・・?!
<今回の山行>
1年ぶりの四阿山BC。
ここもまた、降雪直後を狙っていた場所。
#ある程度降らないと、牧柵が埋まらないのでメンドウだし。
おかげで今回も、タップリのぱふぱふ新雪をいただくことができました♪
藪はほぼ雪に埋まってましたが、もうちょっと降雪があるとさらに快適かな(特に下部)。
そしてなんと言っても見どころは、2,000m超えたあたりから登場する樹氷たち。
東信でこんなのが見れるなんて、もうほんとビックリです。
晴れてたらもっとキレイなんでしょうけどね~~
展望も素晴らしいですしね~~
今回、風が強い&ガスで山頂アタックはしませんでしたが、樹氷も見れたし、まあ満足。
そして相変わらずの課題は、雪質や斜面のバリエーションがいろいろの斜面を、なかなか上手く滑れないことなんですが・・・
これはもう、数をこなすしかないのかしらん。
まきchin、かなりビビりなのでなかなか雪に突っ込めず、ゲレンデじゃないところの新雪滑りは一向に上達しませんが、まあ、のんびり頑張ります。。。
| 固定リンク
「◇山スキー」カテゴリの記事
- 2024/4/14 岩木山BC(2024.04.18)
- 2024/4/13 南八甲田・櫛ヶ峯BC(2024.04.17)
- 2024/4/7 北八甲田・高田大岳BC(2024.04.11)
- 2024/4/6 森吉山BC(2024.04.09)
- 2024/2/18 田代岳BC(2024.02.24)
コメント
翌日は、四阿でしたか~^ー^
頑張りますね~~^^
もう少し雪がほしいところかな?
そうそう~♪無理して山頂を踏む事はない!
安全と快適・・・0^^0
ココもガスるとやばいしね~(--:)
今週末・・・寒波来るのかな?
投稿: みい | 2011年1月13日 (木) 17時06分
ツバクロに私が写ってるー。なんちゃって(^^)
ニアミスでした。
菅平でド根性ゲートトレーニングしてました。
その日まるさんはヒザではなく頭痛でダウンして宿でお留守番してました。
降りだした雪は朝までに20cmくらい積もったみたいなので
3日目のほうが状況良かったかもしれませんが、
3日目はものすごーーーく寒かったです。
そうそう、小布施の道の駅の駐車場
屋根付のところがあって
冬場とか雨の時楽そうだと思っていました。
やっぱり楽そうですね(^^)
投稿: のんすけ | 2011年1月13日 (木) 22時59分
四阿山、林の中はタップリの雪でしたよ~。
ただ牧場のあたり、もうちょっと牧柵が埋まってるとよいんですけどね。
前日、頑張ってハクノリの山頂を踏んだので。
この日は無理せず、楽しい~トコだけ頂いてきました♪
こんな天気だと、山頂行ってもなんも見えないし。。。
今週末、どうでしょね。
山はムリそうかな。。。たまには一休みするか、ゲレンデで滑るか悩み中デス。
投稿: まきchin | 2011年1月14日 (金) 00時12分
のんすけさん>
やっぱり!! ド根性ののんすけさんらしき人が、なんか見えるな~~と(笑)
2日目、かなり雪降ってましたよね。
この日もラッセルが結構キツかったので、あれ以上積もっちゃうともうほんと大変そうです。
・・・そういう意味では、2日目でヨカッタかな(^^;
小布施の道の駅、屋根つきエリアが定位置です。
やっぱ雪国だと、安心ですしね。(^^
投稿: まきchin | 2011年1月14日 (金) 00時16分
四阿山で道を譲っていただいたyouです。
私は今回がリベンジで「絶対山頂に立つ!」と強い気持ちで臨みました。
おかげさまで無事山頂に立つことができました。
トレースありがとうございました。
精力的に滑りに行かれてる様ですね、これからパウダーシーズン真っ盛りで、ウキウキですね。
またどこかでお会いしましょう。
それでは。
投稿: you | 2011年1月17日 (月) 21時20分
youさん>
コメントありがとうございます!
やっぱり山頂踏まれたんですね~、おめでとうございます!
私らは、山頂直下の樹林帯の中で、強風にヘタレて下山してしまいました。。。先行の方は山頂に行かれたんだろうな~、すごいな~、と話しつつも。
ちょうど先頭を交代したあたりから傾斜が急になって、youさん大変だったのでは。
こちらこそ、大変なところをラッセルいただき、ありがとうございました(^^
なかなか天然のゲレンデはうまく滑れず、数はこなせど技術が。。という感じなのですが。
でも、登って得られる展望と真っ白な景色も楽しみの一つ、これからのパウダーシーズンがもうほんとワックワクです♪
お互い、ステキな山行を楽しみましょうね♪
またどこかのお山で、お会いしましょう!楽しみにしております。
投稿: まきchin | 2011年1月17日 (月) 22時34分