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2010年10月 1日 (金)

2010/9/17-20 秋空の下、白峰三山へ(3日目)

3日目は、仙塩尾根をぶらぶら散歩。

201009190
お散歩の後は、農鳥岳へ向けて間ノ岳のトラバース道を歩きます。
どんどん近づいてくる農鳥岳、かっこよい♪

===安倍荒倉岳、新蛇抜山、北荒川岳===
2010/9/19(日):熊の平小屋(5:45)~▲安倍荒倉岳(6:20)~▲新蛇抜山(7:10-7:15)~▲北荒川岳(8:05-8:20)~熊の平小屋(10:25-10:55)~三国平(11:30)~農鳥小屋(13:30)
累積登高:810m
======

1日目(9/17):広河原~右俣~小太郎山~北岳肩ノ小屋(テン泊)
2日目(9/18):北岳肩ノ小屋~北岳~間ノ岳~熊の平小屋(テン泊)
3日目(9/19):熊の平小屋~北荒川岳ピストン~農鳥小屋(テン泊)
4日目(9/20):農鳥小屋~農鳥岳~奈良田

この日は、塩見岳の手前の北荒川岳まで仙塩尾根をピストンしてから、農鳥小屋へ向かいます。

・・・なんか、この「塩見の手前で引き返す」ってとこがすごくモドカシイのよね~。
でも塩見まで行っちゃうと、車の回収が大変だし。
いっそのこと蝙蝠尾根下っちゃう?!という意見も出るには出たけど、下調べ不十分にて断念。

というわけで。
早朝にヘリが来るからテント畳んで行ってね~、と山小屋の管理人さんに言われ、テントは撤収、荷造りも完了。
でかザックは、管理人さんのご厚意で小屋に置かせていただき(感謝!)、サブザックで仙塩尾根散歩へ出発です。

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農鳥岳の上空は、ビミョウな色合い。

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小屋からしばらくは、こんな針葉樹の林の中を登ります。
最初は意外と急な道。
息をつきつつ登り、林を抜けてナナカマドのトンネルの中の急坂を登ると

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お、稜線に出た。

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ハイマツの中の開けた稜線歩き。
前方にひときわ高く聳えるのは塩見岳。ああ、あそこまで歩きたい。。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

塩見岳に熱い視線を送りつつ、小ピークをゆるりと巻いて歩いて行くと、再び木立の中へ。
そこからちょこっと歩くと、安倍荒倉岳山頂への分岐に到着です。

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山頂は、登山道から少し登ったところにあり(標識には「1分」とあるけど、1分もかからなかったような)。
踏み跡もバッチリ。

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で、三角点のある安倍荒倉岳山頂(2,692m)、ゲット。
ここは展望もないので、早々に登山道に戻りましょ。

さあて、ここから竜尾見晴まではひたすら樹林帯の中の道ですよ~。

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いやあ、静かな道ですな。

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所々でアップダウンもあり。
が、概ね穏やかな道。

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秋ですね~、キノコもにょきにょき。

静かな道をゆるゆる歩いて行くと、林が切れてハイマツ帯となり

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見晴らしのよい、竜尾見晴に到着~♪

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間ノ岳と農鳥岳。
こういう景色を見ると、あ、今、南アルプスにいるんだ、って思いますねぇ。
(だってここまで、穏やかな林の中の稜線だったし。なんか奥秩父の道みたいで。)

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農鳥岳から延びる白峰南嶺。ああ、いつかは端から端まで歩きたい憧れの尾根。
※この日、atsu510さん&moko510さんが歩いてらしたそうで。うらやましい!!

ん~、吹く風は冷たいけど、眺めは素晴らしい!(≧∇≦)
林の中の稜線から、時折ぽっこり顔を出してこんな大展望を拝むことができるなんて、なんとも味がある稜線です、仙塩尾根。

竜尾見晴で2つ岩峰を越えると、再び林の中へ。
そしてすぐ、新蛇抜山の山頂を巻く道に(登山道は山頂を巻いてます)。
・・・ここ、標識もないし山頂への踏み跡もほとんどないし。
うっかりすると通り過ぎちゃいますね。

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まきchin隊は、木立の向こうにうっすら見える山頂を目指し、なんとなく残る踏み跡を辿って林をテキトウに直登。

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お、林を抜けた。が、かなりの急坂! しかも鹿フン多し!!
(ここで鹿の鳴き声を聞いたような気も)

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うりゃ~、あと一息!

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で、新蛇抜山山頂(2,667m)到着!
相変わらず、背後の塩見岳がカッコいい。
そして目指す北荒川岳も近くなってきた。

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塩見と反対側に目を転じると、間ノ岳と農鳥岳。歩いてきた稜線も一望♪
新蛇抜山、意外といいトコですね~。
木立の中の稜線に、ぽっかり浮かぶ物見台のようです。

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だって、ほら。
塩見岳もこんなに近い♪

石積みがあるのみの狭い小さな山頂は、周囲を山に囲まれ、地味なピークではありつつも。
ど真ん中感タップリ。(≧m≦)

・・・さて、景色を堪能したら、再び急斜面を下って登山道へ戻ります。

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さあて、目指すは北荒川岳。
ここからしばらく、ゆるゆるとアップダウンを繰り返す稜線の道を進みますよ~。

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ゆる~りと下っていくと、木立が切れて前方には北荒川岳(&塩見岳)のピークが。
さあ、あと一登り!

・・・と思ってからが、意外とキツかった。

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北荒川岳の手前は、きゅ~っと登る急坂が2か所。やられた。
最後はハイマツの中をまっすぐ延びる道を登っていくと

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北荒川岳山頂(2,697m)、到着!
しっかし、風が強い。

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でも、展望はスバラシイ!
振り返ると、間ノ岳と農鳥岳、そして白峰南嶺。

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そして何より、塩見岳が近い!目の前です。
ごろ太君も満足げ。。。というよりも、あっちまで歩きたくてうずうず。

あ~、いいな~。
北荒川岳から塩見岳へは、切れ落ちたガケの上、開けた稜線上を歩いて行くようで、ここからもその道がよく見える。
折しも、先行してた単独の方がそこを登っていくのが見えたりして。

あ~~、いいですね~~。(*≧m≦*)
・・が、それはまた次回、ですな。
というか、いつかは仙塩尾根を端から端まで歩いてみたいもんです。

・・・と、塩見岳と仙塩尾根への想いを新たにしつつ、後ろ髪ひかれまくりつつ、北荒川岳を後にして熊ノ平へ折り返し。

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帰りは、行きに寄り道した山頂達へ再び寄ることもなく、ひたすら歩いて戻ります。
なんせ、今日の泊りは農鳥小屋ですからね~、遅く着くことのないようにしなくちゃ。

歩いて行くうちに、なんだかスッキリしなかった空がだんだん明るくなり、青空も覗き始め。
天気好転、ヨカッタヨカッタとてくてく歩いて

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熊の平小屋に戻ってきました~。

ここまでで出会った人は、行きと帰りに追い越したご夫婦連れ、そして帰りに塩見へ向けて歩く単独の方4人とすれ違ったくらいかな。
所々でば~んと現れる大展望といい、静かな道といい。
いやはや、いいですねえ、仙塩尾根。
やっぱ、山歩きはこうじゃなくちゃ。

さて、小屋に置かせていただいてたでかザックを再び担いで、いよいよ農鳥小屋へ向けて出発!

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青空が出るとお日様も出てくるわけで。暑いです。
そして前方のあの坂を登り返さなくちゃいけないわけですな。
う~、めんどくさい。

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時折風が吹き抜けるものの、林の中の道は暑い!!九十九折りもキツイ!!

何度も足を止めて一息つきつつ、急坂を登りきると、開けた三国平へ。
ここから、間ノ岳のトラバース道へ突入です。

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お~、農鳥岳がキレイ。

そして、このあたりではまだ元気があったのだけど。
トラバース道特有の細かなアップダウン、そして道に覆いかぶさるように生えるハイマツが、意外とコタえる。。。

でも景色はなかなかスバラシイ。

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間ノ岳ですな。迫力満点!

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どんどん近くなるぅ~♪
間ノ岳の斜面に、まっすぐ横切る道が付いてるの、わかるかしら。
あの道を歩いて行くのです。

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ちょうど三峰岳の下あたりは、大きな岩がゴロゴロした道。
岩を越え、ハイマツをかき分けて歩いて行くと

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お、水場!
トラバースに入ってちょうど45分くらい歩いたところに、冷たくておいしい水がじゃばじゃば流れる水場がありました。
大井川の源流ですな。

ふと見上げると

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間ノ岳~三峰岳への岩峰と、紅葉し始めた斜面とナナカマド。
なんだか涸沢みたい。

さて、喉を潤して水も補給し、元気回復したところで再び出発。

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目の前には農鳥岳。

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緩やかなトラバースと思ってたら、こんな急坂も所々にあり。
う~、予想はしてたものの、結構キツイです。。。

急坂が多いというだけでなく、意外と道も細いしハイマツかき分け地帯も多い。
コースタイムで2時間ってほんと?!とか思ってたけど、う~ん、こりゃ時間かかりますわ。。

が、そんな道のおかげ(?)で人とは全く出会わず。
風の音と、はるか下の沢音のみの静かな道。

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あ、雷鳥さんには出会いました♪

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そんな感じでひいこら登っていくと、間ノ岳からのびる支尾根に到着。
目の前の農鳥岳が、デカイ!! (≧m≦)
いやあ、やっと近くまで来た。

・・・がっ、ここで喜んではイカンのであります。
支尾根を回り込んで行くと、なんと、ここにきて100mのアップダウン。。。しかもかなりの急坂。。。

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ザレた谷に向けて、どんどん下る。ひたすら下る。

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ああ、がっかり。せっかく登ったのに。
そして目の前に農鳥小屋が見えてるのに。

そして下りきったら、またも見上げんばかりのガレ斜面の急登。

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うりゃ~

最後の力(?)を振り絞ってよじ登ることしばし。

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間ノ岳からの道に合流したときは、ほんとホッとしましたです。

そして10分ほどゆるりと歩くと、農鳥小屋に到着!

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こりゃまたすごいゼイタクなロケーションですな。
農鳥岳がむちゃくちゃ近い。

そして農鳥小屋といえば、噂の小屋主さん。
小屋に遅く到着すると怒られる、という話もあり、受付の時に必ず何か一言あるという話もあり、ドキドキしてたのだけど・・・

テン場の受付をしてくれたのは、アルバイトの若者でありました。
小屋主さんは、奥で夕飯の支度中。
(ちとがっかり、でもちとホッとしたような)

そして早速、小屋のすぐ先にあるテン場にテントを張っての~んびり。

2010091944
テントはそれほど多くはないですね~、最終的には20張りくらいだったかな。
※水場は、テントから往復30分のところにあり。まきchin隊は、トラバース道で水汲んでたので、水場は行かず。小屋で水を買うこともできるらしい。
※トイレは、小屋前の空中トイレ(いや、これ以外にどんな表現がいいか。。。)を使用。紙は各自持参。

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テン場からは、湧きあがる雲に見え隠れする農鳥岳が一望。
こんな景色を眺めながらのビール、もう最高です♪

日向ぼっこしつつ、のんびりビールを飲み、夕食食べたらもう夕方。

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西の空はこんな感じ。
このパステルカラーの夕暮れも、これはこれでオツかな。

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農鳥岳の空も

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間ノ岳の空も、ほんわり色づいてステキ。
こういう、薄墨色の中に沈んでいくような夕暮れも、結構好きです。(o^-^o)

そしてこの日は満月も近く、夜中に目覚めたら月で影ができるほどでありました。

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コメント

はじめましてです。
楽しく拝見させていただきました。

農鳥のテン場でお隣さんでご一緒しました黒ポロと申します。偶然、レポ拝見させていただいて、熊ノ平の話のくだりからどこかで聞き覚えがあるなぁーとおもってたら、びっくり、隣でご挨拶させていただいてました。(写真のなかの隣の緑のテントで確信です)

まきchinさん、夏も冬もガッつりすごいですね!!小生は昨年からヤマ歩きを始めたばかりで、今年の冬からBCに挑戦しようと装備をそろえたとこであります。

まきchinさんの山行でいろいろ行程を勉強させていただいてます。またアップちぇきらせていただきます!

ごろ太くんさんにもよろしくお伝えくださいませ。

黒ポロ

投稿: 黒ポロ | 2010年11月14日 (日) 15時49分

黒ポロさん>
初めまして!コメントいただき、ありがとうございます!!

農鳥で隣のテントだった方ですね、覚えてます~!!
テント張ってノンビリされてるところに、すぐ隣に張っちゃって失礼しましたデス。

この日、ほんと農鳥の眺めが間近でキレイでしたよね。
夏と秋の境目、という感じでしたが、白峰三山の稜線歩き、素晴らしかったですね♪

・・・そして黒ポロさん、今年からBCデビューですか。
これはヤバいですよ。ウチと同様、一年間山にどっぷりコース、まっしぐらですよ(^^;
でも夏には夏の、冬には冬の素晴らしさがあるのも確かであり。
ほんと、山はいつ行っても飽きることはありませんね(^^
(というわけで、一年中ガッツリ行っちゃってます。。。)

またよろしくお願いしますね!
この分だと、いつかまた山でお会いしそうですね、ごろ太君共々楽しみにしてます♪

投稿: まきchin | 2010年11月15日 (月) 01時07分

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