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2010年8月18日 (水)

2010/7/31-8/7 立山・黒部・裏銀座大縦走!(6日目・水晶~烏帽子)

青空の下、穏やかな白砂の裏銀座をぶらり旅。

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野口五郎岳を過ぎ、振り返ると水晶岳。
この美しさ、なんとも言えません・・・。

===水晶小屋~野口五郎岳~三ツ岳~烏帽子小屋===
2010/8/5(木):水晶小屋(5:15)~▲真砂岳(7:50-8:10)~▲野口五郎岳(8:45-9:35)~▲三ツ岳(11:40-12:00)~烏帽子小屋(13:15)
累積登高:430m
歩行距離:10.5km
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1日目(7/31):室堂~龍王岳~獅子岳~五色ヶ原(テン泊)
2日目(8/1):五色ヶ原~越中沢岳~スゴ乗越(テン泊)
3日目(8/2):スゴ乗越~薬師岳~薬師峠(テン泊)
4日目(8/3):薬師峠~北ノ俣岳~黒部五郎岳~黒部五郎小舎(テン泊)
5日目(8/4):黒部五郎小舎~三俣蓮華岳~鷲羽岳~水晶小屋(小屋泊)
6日目(8/5):水晶小屋~野口五郎岳~三ツ岳~烏帽子小屋(テン泊)
7日目(8/6):烏帽子小屋~烏帽子岳~船窪岳~船窪小屋(小屋泊)
8日目(8/7):船窪小屋~七倉岳~蓮華岳~針ノ木雪渓~扇沢

この日は、朝食をお弁当にしてもらって早立ち・・・のつもりが、小屋前で日の出を拝んでから、の出発。

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ヤリホもクッキリ。
北穂のあたりには、小屋の明かりが。
そして驚いたことに、槍の穂先にもピカピカ光る明かり。しかも動いてる!
ご来光待ちの登山者のヘッデンかな。

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遠く見える浅間山からは、にょろりと噴煙が?!・・いやいや、雲でしょう。

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こちらは、富士山と南アルプス。

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そして野口五郎から日は昇り。

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水晶岳も

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ヤリホ、鷲羽も、モルゲンロート!!

いやはや、すっかり日の出を堪能しちゃいました。
さ、日が昇って登山道も明るくなったので、出発しましょ。

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逆光でわけわかんないですが、まずは目の前の白く大きな野口五郎岳を目指します。

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しばらく足下ザレザレの急坂を下ります。
道の下はガケだし、やな感じ。
滑らないように、膝に負担かけないように慎重に下りましょ。

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・・・と思ったら、今度は岩場の登りですかい。
めんどくさい道ですな~。
東沢乗越までは、こんな感じでザレと岩場が交互に出てくる、アップダウンの道です。

こりゃたまらん、ってんで、20分ほど下ったところでおにぎり休憩。
早っ!

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水晶小屋のお弁当は、梅干し、昆布、ワカメご飯のおにぎりと、ナゲット唐揚げ。美味~♪

腹ごしらえしたら東沢乗越に向けて出発です。

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ハイマツの中、ザレ気味の道を下っていくと、ほどなく標識の立つ東沢乗越に到着。
ここから竹村新道分岐までは、ゆるゆるアップダウンですな。

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登り始めは、こんな白ザレの緩やかな道で楽勝~♪と思いきや。

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あら、いつの間にか、大きな白い石がごろごろした岩場の道。(^^;
でも、ざらざらして滑りにくい石なので、歩きやすい。

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右手には、ヤリホと常念、大天井。

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左手には、朝日に照らされる水晶と、赤牛への稜線。
あ~、岩ごろのアップダウンの道はちと膝には辛いが、眺めはスバラシイ。

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振り向くと、鷲羽も水晶小屋(赤い尾根の一番高いところ)も遠くなった。
歩いてきた稜線は、こんな大きな岩(崩れてる!)の上の道なのね。
登山道も、崩れつつあるんだろうか?

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何度かアップダウンを繰り返しつつ、大きな岩峰を越えると、ちょっと穏やかな道に。
真砂岳、野口五郎岳の白い稜線が近くなった♪
野口五郎も、このたおやかな稜線がほんと美しいのよね~(^^

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左手には、赤牛岳から延びる読売新道の稜線、そしてその向こうには立山も。
わぁ~、なんかまた戻ってきた!て感じ。

こんな道を、景色を眺めつつゆるゆる歩いて行くと

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おお! 一面のハクサンイチゲと槍!

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斜面いっぱいに花が咲き乱れて、見事。
この稜線、こんなに花が咲いてるなんてビックリです。
ガレとザレばっかりかと思ってたのですが(失礼)。

花畑からちょいと下ると、竹村新道分岐手前のコルに到着。
コルの直下に雪渓があり、そこで先行の方が雪をかいて水補給中。

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まきchinも真似っこして、かき氷&水補給休憩。・・・ってどこにいるかわかるかな?

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はい、ココです。見つかった! てか、かき氷美味し!!

まきchinが水補給してる間、真砂岳の山頂を踏んでくる、とごろ太君は先発。
登山道は真砂岳の山頂を巻いてるんだけど、山頂への踏み跡はしっかりついてて(分岐標識もあり)、そこにザックデポして往復、です。
往復10分くらいだそう。

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真砂岳山頂で、ごろ太君ご満悦。
ヤリホ、表銀座の稜線の眺めもバッチリ。

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山頂からの水晶の眺め。
いいねえ、なんとも言えず美しい。

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さて、ごろ太君が山頂踏んで登山道に戻るころ、まきchinも分岐に到着。
無事合流して、野口五郎岳を目指します。

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ここからはしばらく、緩やかな白ザレトラバースの道。
ちょうど日が射してきて、マブシイ!

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ゆるゆると登るにつれて、赤牛の稜線の後ろに薬師も見えてきた♪

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そして野口五郎手前の最後の坂は、白ザレの九十九折りの道。
(野口五郎小屋への道と山頂への道が、分岐してます)
こうやって見るとすごいけど、それほど斜度もなし。
50mほどの登りをゆるりと登って

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野口五郎岳山頂(2,924m)、到着!
いやあ、ここから見る水晶岳とそのカール、よいねえ。(*≧m≦*)

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トンガリ槍も、西鎌尾根も、くっきり!

ここで、水晶の小屋からず~っと前後してご一緒だったおじさんとしばしおしゃべり。
野口五郎から見る水晶岳が、ほんとキレイなんだよね~、と。
(この方とは、烏帽子のテン場までず~っとご一緒でした)

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たしかに、水晶岳に残る雪の形といい、カールといい。
素晴らしく美しい。

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鷲羽、双六、笠ヶ岳の山並みも、歩いてきた道の眺めも負けてない、と思うものの。

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う~む、やはりこちらに軍配か。
大好きな薬師岳も見えてるし。

岩でゴツゴツした立山、ヤリホを眺め、たおやかな薬師、双六を眺め。
そして鷲羽、水晶、赤牛の稜線や、野口五郎から延びる稜線は、迷いがなくスッキリと美しい。
北アルプスのいろんな表情が、ここからは一望。
ああ、野口五郎、なんていいところなんでしょ。(o^-^o)

・・・なあんてことを考えつつ、ぼんやり山頂で過ごす時間はほんとステキ(いや、ほんとはあまりなにも考えてない)。
憧れの野口五郎の山頂は、静かで大展望で、ほんと素晴らしいところです。
野口五郎の小屋に泊ってここでのんびり、なんてのもオツかな。

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さて、ぼんやりしているうちに、裏銀座の稜線には雲が湧いてきた。
そろそろ出発しますかね。

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山頂から小屋まではしばらく、白い大きな石の上を伝い歩く道。
目の前の雄山が、大きい!

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そして野口五郎小屋の前後には、小屋に向かって石段が切られてます。
ほうっておくとザレて滑りやすくなるからか、キレイに掃き清められて歩きやすくなっており、感激。
小屋の方が毎朝、メンテナンスされてるんですねえ。感謝。

道を荒らさないように、思わず静かに歩いちゃいました。

さて、小屋を過ぎると、しばらく白砂の緩やかな道。

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歩く先は、なんだか雲がかかって怪しげではありますが。

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振り向けば、水晶が。

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真横には、赤牛と薬師。

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正面には立山、五色ヶ原。

もう、な~んにも言うことはなし!!

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要所要所で、野口五郎の山頂でご一緒だったおじさんと、景色に見とれつつおしゃべり。
ほんとに山好きな方と景色を眺めつつ、その想いに静かに共感しつつ歩くのは、ステキなひと時です。
何を自慢するでもなく、吹聴するでもなく。ただ山への想いを、共に語るのみ。

そしてこの道、すれ違う人もほとんどなく、静かで明るくて、展望も素晴らしくて。
景色を楽しみつつ、静かにのんびりマッタリ歩くのに最適です。
裏銀座、想像以上にスバラシイ! さすが「裏」!!

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そして今回、この稜線からも、スゴ~薬師の稜線からもず~っと眺めてた赤牛岳。
この山の大きさにまきchin隊、かなりヤラれました。
次回の縦走ターゲットは、この赤牛岳だ!!
・・・M的山ノボラーとしては、やっぱり読売新道を「登る」でしょ。うふ。(*^m^)

なあんて、早くも次なる縦走プランに心躍らせつつ、白砂の稜線をゆるゆる歩いて行くと、三ツ岳手前の展望コースとお花畑コースの分岐に到着。
ここは、トラバースのお花畑コースを選択。
そして、ここで水晶岳の眺めともお別れです。

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お花畑コースは、雪渓の下のゆるゆるトラバース。

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その名のとおり、チングルマ、コイワカガミ、ミヤマキンバイ等々花盛り!

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膝、痛いけど、そんなことは言ってられない。

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だってほら、ほわほわなチングルマもあるし。

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アオノツガザクラだっててんこもりだし。

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タカネツメクサ、ミヤマタネツケバナ。
もういろんなお花がいっぱい!むふ~!!(≧∇≦)

そしてありがたいことに、雪渓の下から水がさらさら流れており、ここで給水です。
(烏帽子小屋は水場ないし)
雪渓の状況によっては水が出てないことも多いと思われるので、ラッキーでした。

さて、一息ついたら出発。
展望コースと合流したら、いよいよ三ツ岳です。

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登山道は三ツ岳の山頂を巻いてるんだけど、百高山の頂、やはり踏まないと。
・・・と、ゆるゆる三ツ岳へ向けて歩いていると

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お、雷鳥!

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ヒナも2羽。う~、かわゆい。

鳴き交わしつつ、斜面を歩いて行く雷鳥を見送ったら、ザックをデポして三ツ岳アタック!

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わずかに残る踏み跡を辿り、ザレザレの斜面を登ること10分弱。

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山頂標識はないけど三角点はあり。
とりあえず、三ツ岳山頂(2,844m)ゲット!
山頂はちょっと広くなっていて、小さな3つのピークに囲まれてました。
だから三ツ岳なのか?!

晴れてれば展望が良いみたいなのだけど、生憎ガスってるのでさっくり登山道に戻ります。

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立山方面大展望、と思われる道をゆるゆると下っていくと、烏帽子小屋への九十九折りの下り道に突入。
その分岐には

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ん?ニボシ??(岩に着目!)・・・じゃなくてエボシか。

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この下り道、開けててなかなか気持ち良い。
眼下には安曇野の街?

そして足下には、コマクサがたくさん!

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わあ。薄いピンクのコマクサ、かわいらしい♪

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遠目にも、斜面がピンク色に染まってるのがわかるくらい。
株の一つ一つはまだ小さくて、終わりかけてるのも多かったけど、それでも一面のコマクサは見事、です。

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・・・いや、行き倒れてるわけではなく。
人がいないもんで、思わず。ハイ。

いやあ、和みますねえ。
道の両側、もうコマクサがみっしりでした。満足。

さて、コマクサロードを過ぎると、あとはいよいよ烏帽子小屋に向けての最後の下り道。

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お、正面にテン場が見えてきた。

岩ごろの道を下りきると、ヒョウタン池のところからの登り道沿いがテン場です。

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運よく、小屋に近い場所が空いてたので、そこにテントを張ってから受付へ。
このテン場、平らだし石ころも出てないし、キレイに掃いて整備されてて居心地よし。
(でも池が近いからか、蚊が多い)

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上から見るとこんな感じ。
三ツ岳が大きく聳えてます。

ちょこっと登ったところに烏帽子小屋があり、そこでテントの受付です。
※トイレは小屋の前にあり。
※水場はナシ。1L200円だったかな、で水(雨水を消毒したもの)購入です。

ビールも仕入れて、早速テン場でマッタリ~。
お隣のテントの方は、今日ブナ立尾根を登ってこられたそう。
入山地を問われ、室堂、と言ったら目をむかれてしまった・・・(^^;
明日は水晶方面に行かれるとのことで、水場や登山道の状況など、情報交換です。

水晶からず~っとご一緒だったおじさんも隣のテントだったので、ぽつりぽつりおしゃべり。

ああ、テント場で過ごす、こんなのんびりした時間も最高。
明日のキビシイ道に想いを馳せつつ、今日はあまり痛まなかった膝をマッサージしつつ、三ツ岳眺めながらの~んびり。。。

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コメント

いや~いや~♪素晴らしい縦走でんなっ!
天気も味方につけ~これぞ、至福の大縦走~^-^
いつか、やっぱ立山~行かんとね~^^

達成シリーズ終わったら、のんびり~♪好きな
山に出かけるぞ~って思いました^^

ホント、素晴らしい歩き・・レポ、有難う~♪

馬力と根性・・・お風呂我慢隊のまきchin隊・・・
是非、次は白峰南嶺を歩いてつかわさい~♪

レポ読んでて、山を歩けて良かった~!の
一言につきる縦走で~とにかく最高~♪
感激!でした~~^-^
・・・って、まだ終わってない(笑)
懐かしい場面もいっぱいで、楽しかった!
 ごちそうさ~~~ん(笑)

投稿: | 2010年8月19日 (木) 22時24分

興奮しすぎて、名前忘れました~(笑)

みい!でした~

  すんまそん><

投稿: みい | 2010年8月19日 (木) 22時29分

おお! 裏銀!
良い展望なのに人が少なくて最高っすよね。
特に野口五郎岳はメチャお気に入りなんですよ~!

そして赤牛岳・読売新道を「登る」って案、やっぱ「M的」ならそうですよね~。 ワタクシも是非行ってみたいっす。 まきchin家ならどんな風に繋げるのか、楽しみですね。

しかし、連日いい天気だなぁ。 うらやましい…。

投稿: たかや | 2010年8月20日 (金) 00時21分

みいさん>
いやぁ~ほんと、至福の8日間!
6日目辺りから、頭洗いたい病でしたが。
人間、なんとかなるもんです(笑)

のんびり歩き、最高ですね~~
白峰南嶺、ここは相当手ごわそうだけど・・・いつかは歩くど~!!

いつか歩いた景色をブログレポで見ると、なんだか嬉しいですよね~
あ、懐かしい!!って。
みいさんにも楽しんでいただけてよかった!
・・・あと2日分、のんびりレポしまっす(^^v

投稿: まきchin | 2010年8月20日 (金) 00時54分

たかやさん>
お、北の国から、お帰りなさいまし!!

今回、午前中はお天気、午後はガス&夕立パターンだったのですよ。
お天気ばかりはどうにも、天任せですよね。。

裏銀座、ほんと良いですよね~。そうそう、静かなのに大展望なところがほんと素晴らしい。
野口五郎、ウチもかなりお気に入り!ここに登るためだけに、また行きたいくらいです。

そして読売新道の「登り」。やっぱ、コレでしょう。
小屋泊まり装備で荷物軽くしてアタックしようかと。
最低3泊は必要だろうから、行ける日は限られてるんですよね~~うしし。

投稿: まきchin | 2010年8月20日 (金) 01時00分

毎日いい天気ですね~。やはり水晶~野口五郎あたりが最高ですね♪
読売新道は一度下ったけど、登りの方が達成感ありそうで面白そうですね。赤牛から水晶の稜線はもっと人少ないし。。

投稿: お気楽 | 2010年8月20日 (金) 12時27分

お気楽さん>
水晶~野口五郎、静かで展望もすばらしく、ほんといい稜線ですね~。
また歩きたいです。

読売新道、下る人は何人かいらしたのですが。
ここもぜひ、天気のよい時に登りたい!

・・・そして天気が良かったのは6日目までで、残りはもっぱらガスの中、だったのです。。
続きはまた週明けに!(今週末も山にて。。)

投稿: まきchin | 2010年8月20日 (金) 20時50分

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