2010/7/31-8/7 立山・黒部・裏銀座大縦走!(1日目・室堂~五色ヶ原)
1日目(7/31):室堂~龍王岳~獅子岳~五色ヶ原(テン泊)
2日目(8/1):五色ヶ原~越中沢岳~スゴ乗越(テン泊)
3日目(8/2):スゴ乗越~薬師岳~薬師峠(テン泊)
4日目(8/3):薬師峠~北ノ俣岳~黒部五郎岳~黒部五郎小舎(テン泊)
5日目(8/4):黒部五郎小舎~三俣蓮華岳~鷲羽岳~水晶小屋(小屋泊)
6日目(8/5):水晶小屋~野口五郎岳~三ツ岳~烏帽子小屋(テン泊)
7日目(8/6):烏帽子小屋~烏帽子岳~船窪岳~船窪小屋(小屋泊)
8日目(8/7):船窪小屋~七倉岳~蓮華岳~針ノ木雪渓~扇沢
さあ、夏休み!と、7月最後の週は張り切って仕事を片づけてはいたものの、月末といろんな期限とが重なり、案の定金曜日の帰宅も遅くなったまきchin。
前日にザックの準備をしてたこともあり、なんとか日付が変わらないうちに出発、です。
扇沢に着いたのは3時半頃。
が、駅前の無料駐車場はやはり満車。
というわけで、ちょっと下の市営無料駐車場に車を停めて仮眠です。
今回は、まず扇沢からアルペンルートで室堂へ上がってからのスタート。
この日、アルペンルートのトロリーバス始発は7時半だけど、切符を買うためには早めに並ぶ必要あり。
・・・というわけで、5時半ころ窓口へ。
ふむ、さすがにこの時間ではまだ人は少ない。
窓口には、切符の販売は6時50分から、と書いてあるので、ここはまあのんびり待つことにしましょ。
待つうちに並ぶ人はどんどん増えて、長蛇の列に。
販売開始はまだかな~、とトイレに行ったりうろちょろしてたら、なんだか見覚えのある御姿が・・・しかもポテチ食べてる?!
うわぁ~、ぽっかさんだ!
先々週の南アに引き続きのバッタリ!すごいすごい!!
今回は、針ノ木雪渓を登って針ノ木岳へ行かれるとのこと。
今度計画的バッタリしましょうね~、と、ぽっかさんを見送って、再び切符待ちの行列へ。
切符は、時間通り販売開始(始発の40分前から販売、なのかな)。めでたく始発バスゲット。
扇沢から室堂まで、大人片道5,700円ナリ。
これに荷物券(室堂~黒部ダム間:10kg以上)210円も購入します。
室堂~黒部ダムの始発トロリーバスは、3台出てました。
(大きな荷物は、後ろからついてくる軽トラに別積み)
満員ギュウ詰めで黒部ダム駅に到着すると、そこからダムの上を歩いてケーブルカーの黒部湖駅へ。
たらたら歩いて到着した黒部湖駅で、再び荷物券(黒部湖~室堂)400円を購入。
何度も(というか2回だけど)荷物券を買わなくちゃならんのも、めんどくさい。
オンシーズンだと、始発も早くてさくさく乗り継げるんだろうけど、この日は着く駅ごとに結構待ち時間もあり。
トロリーバス、ケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバスと3回も乗り換えて、室堂にはようやく9時半ころ着。
ああ、朝から疲れた。。。やっぱり室堂へのアクセスは、まきchin隊的には立山からがよいな。。。
到着した室堂は、真っ白で重いガスの中。
歩いてるだけでじっとり濡れてくるので、カッパ上下&スパッツのフル装備で出発です。
なんか、後ろから見るとザックに足が生えてるみたいね。(^^;
観光客でいっぱいの室堂から、浄土山方面の登山道へと登っていくと
春はここを登って滑ってたんだよな~と思いつつ、石畳の道をゆるゆる登っていくと、いよいよ浄土山への急坂へ。
大きな石が積み重なった急坂の脇には、ミヤマキンポウゲやハクサンイチゲもたくさん。
ただなんせ荷物が重い、花を見ては一息つき、ひいこらよじ登り、浄土山の山頂に到着。
ここから龍王岳へは緩やかな道。
花畑の中の道を歩いてると
お、雷鳥!
浄土山の近辺って、雷鳥多いのね。いつ来ても雷鳥を見てるような気がする。
ライチョウと別れてゆるゆる歩いていくと、一ノ越との分岐の富山大立山研究所(建替え中)に到着。
ここから五色ヶ原方面にちょこっと歩いたところで
龍王岳山頂へは、登山道から逸れて踏み跡をたどります。
百高山のひとつである龍王岳山頂をゲットすべく、ザックをデポしてしっかりついた踏み跡を登ること10分弱。
龍王岳山頂(2,872m)、到着!
ああ、晴れてたら大展望なんだろうけどなあ。
晴れた時にまた来ましょ、ということにして、さっくり戻って再び出発。
ここからは、200mほどガッツリ急坂の下り。
谷の雪渓に向けて、石ころがごろごろした坂を下ります。
そして道端にはお花がいっぱい!
ミヤマリンドウ、ウラジロタデ、ミヤマダイコンソウ、ベニバナイチゴ。
ハクサンイチゲも。ああ、この透明な純白、何度見ても心が洗われる。
美しい♪
花いっぱいの急坂を下りきり、雪渓を渡ると再び石がごろごろした道を登り降り。
鬼岳を巻くように付けられた道は、なかなかめんどくさい。
歩きやすくステップが切られた雪渓。
結構長いけど、安心して歩けますな。
このあとも一つ出てきた雪渓も、キレイにステップが切られてて歩きやすい。
小屋の方が整備されてるのかな。ありがたい。
雪渓を過ぎると、今度は獅子岳への登り道。
ウラジロタデがもっさり茂る斜面をゆるゆると、九十九折りに登る道。
汗かきかきゆるゆる登り、山頂直下の岩場を抜けて歩いて行くと
獅子岳山頂、到着~♪
あとはガッツリ下ってちょこっと登るだけ。ちょいと一安心で、おふざけ獅子ポーズ。(^^;
さて、獅子岳からしばらくは、ゆるゆるとお花畑の中を歩きます。
トウヤクリンドウ、クロユリも。
ガスがかかって、幻想的ですわぁ~♪
一面の満開の花に、ちと興奮気味。(≧∇≦)
ウットリ花を眺めつつ歩いて行くと、いよいよザラ峠への300m近い大下りです。
急なザレ道下りですな。「ザラ峠」の響きのとおり、ザレザレでっす。
一瞬ガスが薄くなり、向こうに五色ヶ原が!!
うあ~、憧れの地がもう目の前。
・・・てか、その前に下らなくちゃならんのが辛いねえ。
ガスがこのまま晴れてくれるかと思いきや、ちと雨がパラついたりして。
所々にあるハシゴを越えたりしつつ、ザレ道を下っていくと、ごろ太君憧れの地、ザラ峠に到着!
佐々成政の家来の亡霊のマネ、だそう。なんのこっちゃ。
ごろ太君憧れのザラ峠はガスの中。
そして棒きれが立つのみのシンプルな峠でありました。
さて、ここからちょいと一登りで五色ヶ原!ガンバ!!
ゆるりと登る道沿いには、イワギキョウがてんこ盛り。
薄紫に染まる道端が何ともステキ。
石がごろごろした道が木道になり、テン場への分岐を過ぎてしばらくゆるりと登っていくと
ここでテント場の受付をし、ビールを仕入れて、小屋前からテント場へ続く木道を下ります。
10分ほどゆるゆる下り、ようやくテン場に到着~。
※トイレと水場はテン場にあり。
早々にテントを張って一息ついたと思ったら、雨がざあっと降ってきました。
ぎりぎりセーフ。
テントを打つ雨音を聞きつつビールで乾杯し、夕食摂ったら、早々にオヤスミナサイです。。。
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