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2010年4月23日 (金)

2010/4/17-19 立山BC!(2日目)~剱沢、雷鳥沢

2日目はピーカンのいいお天気。
こりゃ暑くなるかと思いきや、風にびうびう吹かれて寒い中でのBC。

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でも空気が澄んでて、山がクッキリ!
剱沢からの剱岳、カッコよすぎです。

===立山BC・2日目===
2010/4/18(日):雷鳥荘(7:30)~雷鳥沢キャンプ地(7:35-7:50)~雷鳥沢~剱御前小屋(10:20-10:55)~剱沢~2,650m地点(11:05-11:20)~剱沢~剱御前小屋(11:45-12:20)~雷鳥沢~雷鳥沢キャンプ地(13:20-13:30)~雷鳥荘(14:00)
累積登高:800m
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1日目:室堂⇒雷鳥荘(移動のみ)
2日目:剱沢、雷鳥沢
3日目:浄土山

タップリ眠って起きたら、雲ひとつない好天!
雷鳥荘に泊った面々、もう朝からソワソワ。

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まきchin家も早々に準備して、出発~♪

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まずは雷鳥荘直下の斜面を滑り降りるんだけど。
昨日滑った人のトレースで、もう斜面はぎったんぎったん。しかも重パウ。

いきなりの重雪に足を取られつつもなんとか滑り降り、キャンプ地を抜けて雷鳥沢直下の登り口へ。
ここ、夏は称名川の河原です。

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登り口から見る立山。陰影がステキ。

さて、ここでシールを付けて、いよいよ登り開始!

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正面の雷鳥沢の左側の尾根を登ります。
雷鳥沢、雪庇が出ててちと怖いですな。

ゆるゆる~っと登り、一つ目のやや大きな棚を越えたあたりから、傾斜がちょいと急に。

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あれ、雷鳥荘がもう眼下に。

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登るにつれて傾斜はキツく、雪も硬くなり。
スノーシューの直登道と、スキーのジグザグ道が交差する斜面を登ります。ふひ~。
そして登れば登るほど、風が強く冷たく吹き付けて寒い~。

立ち止まって一息ついて、ふと右手を見ると

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雄山と浄土山。
なんかもう、この眺め、日本じゃないみたい。

そして二つ目の大きな棚を過ぎると

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う~、かなり急坂。雪も硬いし。
そろそろシール登行の限界か・・・。

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ギリギリまで頑張ったものの、棚から100mほど登ったところでシール登行は諦めて、スキー担いでアイゼン登行に切り替え。
ごろ太君は、スキーアイゼンでもうちょい頑張る、とな。

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アイゼン付けた場所の横には、こんな岩場が。その後の奥大日岳がステキ♪

さて、あと一登りだぁ~。

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ふと下を見ると、結構な高度感。( ̄Д ̄;;
このあたり、昨年はつぼ足でざくざく登れたのに、今年はカチカチです。
こりゃもう、ストックじゃなくてピッケルが必要!
(ピッケルを置いてきちゃったことを激しく後悔。。)

50mほど登ったところでごろ太君、スキーアイゼンギブアップ宣言。
こちらも板を担いで、アイゼン登行に切り替え。

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ぐわ~、風強い!(風で雪が飛ばされて硬い斜面が出ちゃってるんだろうな)
でももうちょい!!

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ようやく尾根に出ると、もっと風強い!。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
しかも、左手側は明らかに雪庇だし、踏み跡を外さないように行かねば。
てかここも、ピッケル欲しいよ~。

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雪庇地帯を越えると、目の前の剱御前小屋目指して斜面をトラバース。
ふと右手を見ると

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槍ヶ岳!

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薬師岳と黒部五郎岳!!ああ、美しい。

思わぬ眺めに心癒され、一頑張りで剱御前小屋に到着!
そして小屋の前からは

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じゃじゃ~ん♪剱岳!!かっこいい!
しかもその後には、白馬三山、唐松、五竜も!
空気、むっちゃ澄んでますな、山がクッキリはっきり見えて感動。

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剱御前の小屋の後に延びる別山の尾根からの斜面も、なかなかよさげ。
そっち方面に登っていく人も結構いました。

別山尾根の向かいの剱御前に登り、そこから剱沢に滑り降りる人も結構いるのだけど、まきchin隊はここから剱沢へドロップイン!
気持ちよ~く滑るぞ~と思いきや、滑り出しはいきなりの激重モナカで足を取られて転倒。
なかなかに手ごわいナリ。

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気を取り直して、ゆる~り大きくターンして滑りましょ。
これはこれで気持ち良い!

2,650m地点の棚に、テントが2張り張ってあるところまで滑り降りて終了。
昨年は、この下の剱沢小屋まで滑ったんだけど、今回はここまで。

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いや~、剱岳、近い!
何度見ても良いですねぇ。
この景色を見たいがためにここまで来たといっても過言ではない。
雪景色、しかも青空の下の眺めは格別です。
いやはや、満足。

ここで、剱岳を眺めつつのんびりお昼でも食べたいところだったのだけど、意外に風が強くて寒い!
こりゃ長居は無用、ってんで、再びシール付けて登り返しです。
#ごろ太君、ここでチートシートを飛ばしてしまって大ショック。

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剱沢の登りは、緩やかでよいねぇ。
雪庇が崩れそうな別山の尾根を見上げつつ、ゆるゆる歩き

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剱御前小屋に戻ってきました。
小屋の近くには、相変わらず人がたくさん。

小屋の陰で風をよけつつ腹ごしらえしたら、またまたシールはがして雷鳥沢へ!

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うむむ。意外と急かも。
しかも上部はカチカチ氷が顔を出してたり、かと思えばアイスバーンの上にもっさり雪が積もってたり。
ちょいと傾斜がゆるくなるところ(アイゼンつけたところあたり)までトラバースで降りたものの、なんともはや、跳びこむのに勇気を有する雪質ですな。

先を行くボーダーたちは雷鳥沢に滑りこんでたけど、どうにもやっぱり雪庇が崩れそうで怖いので、登ってきた尾根上を滑ることにしてGo!

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広~い斜面が気持ち良い!でも雪は重い!!
重い湿った雪の滑り方をすっかり忘れてたのではじめは恐る恐る、でも斜度がやや緩くなり、滑り方を思い出してからはのんびりと。

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大日岳を右手に、しゃ~っと。
いやぁ~、気持ち良いねえ。
重パウも、慣れると楽しいねえ。

昨日、今日と既にたくさんの人が滑ってぼっこぼこだけど、所々にノートレースの斜面が残ってて良い感じ。

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ごろ太君も、足を気にしつつしゃ~っと。

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いやはや、満足!
もう一回、雷鳥沢を途中まで登って滑っちゃう?!とか思ったりしたけど、まあ今日はここまで。

下り切ったところでシールをつけて、雷鳥荘への最後の登り返し。

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うんせ、うんせ。
頭の中は、温泉とビール♪

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で、帰ってきました。
さすがにこの時間に切り上げる人はあまりいないらしく。
温泉も空いてて(というかほぼ独り占め)極楽~♪

2010041830
風呂上がりのビールも、うま~♪

この日は、夕方から曇ってきて夕焼けショーはナシ。
夕食をいただいて、早々に夢の中へ・・・。

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