2009/11/7-8 雪の立山、大日三山へ（1日目）

すっかり雪景色になり、歩く人も少なく静かな立山へ行ってきました。
すっきりピーカンの青空に聳える、凛とした佇まいがなんとも美しい！
雪の立山、やっぱいいねえ。

龍王岳分岐手前から延びる谷の向こうには、立山、真砂岳、別山、剱岳。

===立山（浄土山、雄山）===
2009/11/7（土）：室堂（9:20）～▲浄土山（11:05-11:15）～龍王岳分岐（11:35-11:50）～一ノ越（12:10-12:15）～▲雄山（13:10-13:35）～一ノ越（14:00）～雷鳥荘（15:15）
累積登高：780m
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高い山には雪が降り、小屋ももう軒並み営業終了。
こんな時に行ける高い山は立山のみ、ってんで、行ってきました、立山へ。

今回も、立山駅から室堂へ、ケーブルとバスを使ってのアクセスです。
11月4日からは、ケーブルの始発は朝8時。
てなわけで立山駅前の駐車場で仮眠し、6時半ころに切符売り場に並びました。

うん、さすがに人は少ない。

めでたく始発ケーブルの切符をゲットし、美女平へ。
時刻表上では、ここでバスを1時間待つ予定だったのだけど、始発ケーブルに接続するバスが増発されて、早く室堂まで行くことができました。

到着した室堂は、青空ピーカン！！(≧∇≦)
早速準備して、出発！

目指すはコレ。浄土山。

雪がよく踏まれた遊歩道を進み、室堂山荘の前でアイゼン装着して、いざ、浄土山へ。

浄土山へは、先行者の踏み跡あり。
感謝しつつ、たどります。

緩めの斜面はすぐに急になり、浄土山を左手に見つつフカフカの雪を踏んでえっちらおっちら。

しばし登ると、室堂山と浄土山に挟まれた展望台に向けて、緩やかな道に。
ああ、静かだねえ。

振り返ると、室堂平が眼下に広がってます。
その奥には毛勝山。

景色を眺めつつゆっくり歩いて行くと、浄土山山頂への分岐に到着。

ここからは、岩の中の急登。
そして踏み跡もさらに少ない。

うんせ、うんせ。
背後には大日三山が聳えてます。

右手には、五色ヶ原、薬師、黒部五郎、雲ノ平などなど、大好きな黒部のお山たち。

岩がごつごつ出た道をよじ登っていくと、開けた緩やかな斜面になり

浄土山山頂、到着！

山頂にはこんなのもいました。

だいぶ白くなったねえ。
突然現れたヒトにびっくりしたのか、ハイマツの中からわらわら出てきて、こっちがびっくり。

そして眺めも最高！

剱岳も見えてます。

雄山も近い。

針ノ木岳、八ヶ岳も一望。

ああ、いいねえ。
風もなく、人もおらず、静かな山頂で展望を満喫したら、龍王岳分岐に向けて出発です。

開けたゆるゆる斜面を歩き

切れ落ちた尾根を進み

ゆるゆる歩いて行くと、富山大の立山研究所が立つ龍王岳分岐に到着です。

小屋前でしばし腹ごしらえしたら、一ノ越目指して出発！

うあ～、雄山が大きい！！
一ノ越への道は、雪が締まってて歩きやすい。
さくさく下っていくと、あっという間に一ノ越に到着。

さて、早速雄山に登りますよ～。

一ノ越から雄山への道は、所々岩が出ていて、アイゼン付けて登るかどうかビミョウな感じ。

う～、でもめんどくさいので、アイゼン付けたまま登っちゃえ。
雪がある所を選んでざくざく登ります。

大日三山と、室堂平、雷鳥沢も一望。

急登を過ぎ、ちと緩やかな尾根筋に出ると、そこから先はしっかり雪がついた道でした。

硬めの雪をざくざく踏んで登り

山頂小屋前に到着！
そしておなじみ、大展望。

何度見てもいいねえ♪　黒部の山々、ヤリホ～の眺め。

針ノ木の稜線。
あっちを歩いた時は、ガスガスだったっけ・・・。

山頂の横からは、五竜、鹿島槍も。
そうそう、雄山山頂にももちろん寄ってきました。

さて、ここから大汝、富士の折立を通って雷鳥沢に降りる、という案もあったのだけど、トラバース道の雪も多そうだし、時間もあまりないし、で、素直にここから下山です。

下りは早い。さくさく下って一ノ越へ。
ここからまずは、室堂山荘まで下ります。

時折ショートカットしつつ、さくさく下りますよ～。

室堂山荘近くまで下ったところで振り返ると、立山には雲が湧いてました。

室堂山荘から雷鳥荘までは、観光客の人もたくさんいる遊歩道を歩きます。

みどりが池はすっかり凍ってました。

午後の太陽に照らされる大日三山。
地獄谷からは、湯気がもうもうと。

で、ゆるゆる歩いて行くと

雷鳥荘に到着！
この日、満室だったのでさぞかし混んでるのでは・・と思ってたら、どうも縮小営業してたらしく、本日の宿泊は25人ほど。
空いてて最高♪

で、一息ついたら早速お風呂へGo！
雷鳥荘と言えば、大日三山を眺めながらの展望かけ流し温泉。
独り占め状態でのんびり浸かって出てきたら、空は早くも茜色。

明日も天気になあれ。

風呂上がりの生ビールもいただき

山の上とは思えない豪華な夕食もいただき

大満足の一日は、更けていくのでありました・・・。

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