« 2009/9/26 紅葉まっさかりの栗駒山へ | トップページ | 2009/10/4 越後・奥只見の山、荒沢岳へ »

2009年10月 8日 (木)

2009/9/27 紅葉の山肌きらめく焼石岳へ

憧れの焼石岳。山頂直下は紅葉まっさかり、太陽に照らされた紅葉の山肌が、キラキラ美しい~!

200909270
山頂直下は真っ赤っか。

===焼石岳===
2009/9/27(日):つぶ沼登山口(7:15)~銀明水(9:30)~姥石平分岐(10:35)~▲焼石岳(11:00-11:45)~東焼石岳分岐(12:35)~姥石平分岐(12:45-12:50)~銀明水(13:35)~つぶ沼登山口(15:30)
累積登高:1,200m
======

栗駒山に行った次の日はどこに行くか?
地図とにらめっこして決めた行き先は、花の百名山でもある焼石岳。
ここ、一度行ってみたかったのよね。

昨年の地震の影響で、メジャーな中沼登山口への道は通行止め。
なので、今回はつぶ沼コースからの往復です。

200909271
つぶ沼の道路はさんで向かい側にある駐車場は、かなりたくさん停められそう。
まきchin達がついたときは、10台弱ほど停まってました。
※水洗トイレもあり(ピンクのキレイな建物)。
※秋田からつぶ沼に抜ける道は、11月中旬まで夜間通行止めだそう。要注意。

さて、準備して出発!

200909272
登山口は、駐車場から道をちょっと歩いたところにありました。

道路脇の階段を登ると、あとはブナ林の中のゆるゆる登り道。

200909273
ブナの林って、明るくていいねえ。

金山沢を越え、雑木林の中を再びゆるゆると。

200909274
色づいている木々がちらほら。

のんびりゆるゆる歩いて行くと、眼下に透明な石沼が。

200909275
そしてこのあたり、右手に石沼を見下ろす尾根を歩くのだけど、右側が石沼に向かって崩れ落ちている箇所多し。
登山道にも亀裂が入っているし。

地震の爪痕は深いです。

石沼を過ぎると、再び雑木林の中のゆるゆる歩き。

200909276 お、紅葉のハシリ!
そして足元が盛大にぬかるんでるところが結構多い。
ぬかるみにハマらないように注意して歩いて行くと、中沼コースとの合流に到着です。

200909277
中沼コース方面には、ご丁寧に「通行止め」の標識が。

200909278
こっちのつぶ沼コースにも、ちゃんと同じような標識がついてます。
この標識、なんと布を手縫いで縫い合わせ、文字は油性ペンでキレイに書いてある、というどなたかの超力作。すごいっす。

さて、ここから銀明水までは一歩き。

200909279
合流から先は、木道や木段が整備されて歩きやすい道に。

2009092710
色づいた木々も増えてきて

2009092711
銀明水、到着!
広場の横の水場からは、こんこんと冷たい水が湧いてました。
水を飲んで、一息。

2009092712
ん~、雲に隠れてた山頂方面も、晴れてきた!
テンション上がりますな~。

さて、山頂に向けて、出発!

2009092713
沢沿いの木道を登り

2009092714
石ころがごろごろした道を登っていくと

2009092715
キタ!

2009092716
キタ!!

2009092717
キターーー!!!

いやぁ~、やっぱり日光に照らされると一段と鮮やか!
しかも登山道が紅葉に包まれてるので、かな~り迫力満点。

2009092718
左手を仰ぎ見ると、赤と黄色に輝く横岳の斜面。

赤や黄色に色づいた葉が、太陽にキラキラ輝くさまはまるで別世界。
いやはや、この色の力強さ、鮮やかさに、もう声もなし。

2009092719
このあたりから道は緩やかに。
前方の山肌は紅葉真っ盛り。
こうなってしまうと、例によってもう足が進まない。

2009092720
と言いつつも、大きな石がごろごろしたなだらかな道を歩いて行くと、姥石平に到着。
このあたり、草はらが開けていて開放感タップリ。
夏の間は、相当なお花畑なんだろうなあ。

と、夏の時期に想いを馳せつつも、今は目の前の紅葉に夢中。

2009092721
黄金色の草はらの中、山頂目指してGo!

そして焼石岳山頂への登りの手前、泉水沼に映る焼石岳にくぎ付け。

2009092722
むっはぁ・・・美しい・・・。

あ~、紅葉って、なんて心を揺さぶる色合いなんでしょ。
ウットリです。

さてさて、山頂はすぐそこ。
ここからは、大きな石がごろごろしたちょい急な道を登ります。
そして登ることしばし

2009092723
ややっ?紅葉の斜面の向こうに見えるのは、鳥海山・・・?!

ただでさえ紅葉でテンション上がってるのに、益々テンション上がってきた。
石がごろごろした急登を九十九折りに一登りで

2009092724
焼石岳山頂、到着!

広い山頂では、みなさま思い思いに景色を眺めて一休み中。

2009092725
眼下には、紅葉に染まる湖沼群。

2009092726
西焼石岳と鳥海山。

ああ、やっぱり晴れてるとよいねえ。

腹ごしらえしたりしてのんびりしたら、下山開始。
せっかくなので下りは、東焼石岳のほうを回る道を歩くことに。

2009092727
南本内岳を正面に、大きな石がごろごろした道を下ります。
所々やぶっぽいところもあり、ちと歩きづらい。

2009092728
かな~り、石、ごろごろ。
でも、成瀬村方面へ下る道沿いに広がる草原と沼の景色が美しい。

2009092729
振り返ると、焼石岳が遠くなり。

2009092730
焼石神社の分岐に到着。
神社はどの辺にあるのかな、よくわからなかった。

まきchin達は、ここから東焼石岳方面へ。
草原を抜けて歩いて行くと、笹が刈りはらわれた緩やかな道へ。
焼石岳の斜面のトラバース道。
左手が開けていて、眺めがすばらしい。

2009092731
南本内岳。

2009092732
谷の紅葉が鮮やか。・・・ちと雲が出てきたのが残念。

トラバース道を過ぎ、広大な草原に出ると、東焼石岳への道との分岐に到着。
ガスも出てきたことだし、ここはおとなしく、つぶ沼方面へ戻る道をたどります。

2009092733
といってもこの道、ひたすら黄金色の草原の中をゆるゆる歩くのみで、な~んもなし。

2009092734
あ、咲き残っちゃったハクサンイチゲを発見。
???他はもう紅葉しちゃってるのに、がんばるね~~。

花の時期はすごいんでしょうな。また来たい。

というわけでひたすらてくてく歩いて行くと、姥石平の分岐に到着。

2009092735
戻ってきた!
そしてちょうどガスが切れて、焼石岳がお目見え。

また来るよ!と別れを告げて、あとは来た道を下るのみ。

2009092736
紅葉の道を下り。

2009092737
お、銀明水避難小屋。

2009092738
石沼上の崩落地を抜けて。

2009092739
あかるいブナ林をどんどん下っていくと、あっという間に登山口に着!

2009092740
はい、最後の階段は気をつけてくだりましょ~
※コケたわけではないので、念のため。(^^

下山後の温泉は、登山口にほど近い、焼石クアパークひめかゆへ。
プールがついてたり、宿泊や食事もできたり、とかなり大きな温泉。
地元の人でとってもにぎわってました。

というわけで下山後ものんびりしてたので、出発は6時ころ。
おかげで東北道の渋滞も解消してて、すいすい帰ってこれました!

<今回の山行>
SW中の皆様のレポを参考に、紅葉がピークと思われる山を狙って行った今回の山行。
土曜日の天気はイマイチでしたが、紅葉は、当たった!!

東北の紅葉は、やはり規模といい色といい、すばらしいですね。
山肌一面が色とりどりに紅葉し、それが太陽に照らされて煌めくさまはなんとも言えず美しい。

憧れの栗駒山と焼石岳の紅葉を満喫し、大満足です。

栗駒山は、地震災害から復旧したら、今度は違うコースで登ってみたい。
焼石岳は、花の時期にぜひ登ってみたい。
夏油温泉方面へ、山中一泊で縦走、てのもやってみたいし。

そしてこのあたり、まだまだ地震の影響が色濃く残っているんだなあ、と認識を新たにしました。
今回のコースは問題なく登れたものの、それもいろんな方のご尽力あってのことだと思います。
感謝。。。

自然の脅威はものすごいですね。
歩きながら、今地震があったらどう対処できるだろうか?と考えてしまいました。

・・・というわけで、東北紅葉山行、これにて終了。
紅葉、今年は早いとは言っても地域によっていろいろ進み具合は違うみたいだし、
お天気と紅葉の進み具合を見て、またあちこち出没できればなあ、と。

|

« 2009/9/26 紅葉まっさかりの栗駒山へ | トップページ | 2009/10/4 越後・奥只見の山、荒沢岳へ »

◇登山」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2009/9/27 紅葉の山肌きらめく焼石岳へ:

« 2009/9/26 紅葉まっさかりの栗駒山へ | トップページ | 2009/10/4 越後・奥只見の山、荒沢岳へ »