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2009年8月27日 (木)

2009/8/15-16 常念岳から燕岳、ぶらり表銀座の旅(1日目)

槍・穂高連峰を眺めながらのゼイタクな尾根歩き。
常念岳から大天井岳、燕岳を結んで歩いてきました!

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常念岳山頂からのヤリホ~絶景!

===常念岳(百名山96座目)===
2009/8/15(土):一ノ沢登山口(4:50)~常念乗越(8:50-9:40)~▲常念岳(10:40-13:05)~常念乗越(13:45)
累積登高:1,600m
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 > 2日目はコチラ

北海道の山めぐりから戻った次の週末。
天気予報は・・・好天! こりゃもう山に行くしかない。

行き先は、スッキリ晴れた時にぜひ歩きたかった、常念岳から大天井岳・燕岳への稜線に決定。

この稜線歩きで一番悩むのが、登山口と下山口へのアクセス。
車で行っちゃうと、どうやって車を回収するか、悩ましい。
・・・てことで今回、南安タクシーの無料マイカーお預かりサービスを使ってみました。

 タクシー会社の駐車場に車を置いておいて、そこから登山口、下山口から駐車場へはタクシーで。(要事前予約)
 車の預かりは無料、かかるのは、行きと帰りのタクシー代のみ。
 ちなみにタクシー代は、駐車場から一ノ沢登山口までは5000円ちょい、下山した中房温泉から駐車場までは7000円ちょいでした。

中央道豊科ICを降りてすぐの南安タクシー穂高営業所には、15日の朝4時ころ着。
ここでタクシーに乗り換えて、一ノ沢登山口へ。

乗用車で来ると、登山口の手前20分ほどのところにある駐車場に停めて、そこから登山口までは歩き、だそうな。
タクシーだと、登山口まで来られるのでラクチンラクチン(そのくらい歩けってか)。

トイレと水場、休憩所のある登山口で準備して出発。

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このころになるとちょっと明るくなってきて、ヘッドランプは不要でした。

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薄暗い森の中を、沢音を聞きながらゆるゆる~っとね。

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沢沿いを歩きつつ、時折水がさらさら流れる道を歩きつつ。

王滝ベンチを過ぎ、木の橋がかかった沢をいくつか渡ってゆるゆる登っていくと、いきなり林がきれて青空がぽっかりと。

200908154 うぉ~、太陽がまぶしい!

道が明るくなると、花もたくさん!

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ヒメシャジン、キオン、ヤマハハコ、ノアザミ(?)。

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オオバギボウシ、ニッコウキスゲ、ミソガワソウ、クルマユリ。

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オタカラコウ咲き乱れる斜面。

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沢の水がじゃばじゃば。

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振り返ると、夏の空。

さてさて、沢沿いをゆるゆる歩いて行くと、いよいよ胸突八丁。

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こんな木の階段もあり、沢を高巻いての登り。

あかるい道沿いには、お花もたくさん~

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シモツケソウ、ゴマナ、センジュガンピ、トリカブト。
特にシモツケソウがとっても多くて、緑の斜面がほんわりピンク色に見えるほど。

下山してくる人とすれ違いながら登っていくと、再び沢を渡って最後の水場に着!

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LAST WATERだって。なんかかっこいい。

水場からは再び、林の中の九十九折り。

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ジグザグ登りますよ~。

林の中は、風が通らなくて暑い。
一息つきつつ、黙々と登り・・・

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お? いきなり左手が開けて

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うお~! 常念岳!!

ここからは道も明るく緩やかになり、一登りで

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常念乗越、到着!

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常念小屋の赤い屋根と、ヤリホ~。これぞ北アルプス!

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あっちは明日歩く、大天井岳方面。

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これから向かう常念岳。

めっちゃ青空ですやん!!

いきなり目の前に広がる大絶景にコーフン気味のまきchin隊。
しばし景色を楽しんだ後、ちと早いが、まずは本日の寝ぐら作り(=テント設営)。

テン場は常念小屋の前に2か所。50張くらいはいけそう。一人600円(トイレ協力金込)です。
トイレはテン場に設置されてる仮設トイレを使用。
トイレットペーパーもついててキレイ。

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ええと、時間も早すぎるので、ほかにはテント張ってる人もなし。
がっ、今日はノンビリするのだ!!ってことで。

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さて、身軽になって、いざ山頂へ。
あやしい雲が出てきたかな。

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山頂への道は、結構岩がごろごろしてます。大きいのやら小さいのやら。

岩場の花も咲いてます。

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コバノコゴメグサ、トウヤクリンドウ、イワギキョウ、ミヤマホツツジ。

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黙々と登るうちに、あっというまに小屋ははるか下に。
横通岳と東天井岳、大天井岳もど~んと。

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岩だらけの急な道を登りきり、ちと緩やかになった道を登っていくと・・・

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とうちゃ~く! どうじゃ、この眺め!!

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手前の横通岳、大天井岳、燕岳の稜線の向こうには、鷲羽・水晶、剱・立山、針ノ木、後立山も一望!!

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蝶ヶ岳方面は、だいぶ雲が上ってきた。

いやはや、すばらしい。

岩がごろごろした山頂では、みんな景色を眺めながら一休み中。
まきchin達も、ヤリホ~を見ながら腹ごしらえ、そしてちょこっとイッパイ。
んでもって、景色を眺めつつお昼寝です。
・・・まきchin、岩に腰掛けてコックリコックリ船漕いでたので、周りの人に笑われてたかも。(汗

いやはや、贅沢ですな。

気が付いたら2時間以上も山頂に。

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ガスってきたし、そろそろ帰りますかね。

たったか岩場を下り、テン場へ。

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お、だいぶテント増えた。
最終的には、こっちのテン場はほぼ満員状態になってました。さすが夏休み。

戻ってきたらもうやることないので、あとはのんびり。
小屋で水を汲んだり(テン泊の人には、2L200円で分けてもらえる)、ぼんやり行きかう人を眺めたり。
小屋は団体さんがたくさん入ってて、混雑してそう。

で、小屋で調達したビールを飲みながら夕食の準備してたら、ヤマケイJOYの取材を受けちゃいました。
来年のJOY夏号の取材、だって。
取材する人も大変だねえ。
載るかどうかは来年のお楽しみ、ですな。

というわけで、夕食摂ってたらガスガスで展望ゼロになっちゃったので、もうあとは寝るのみ。
明日に備えて、おやすみなさ~いZZZzzz

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コメント

最高の眺め、またまた快晴で素晴らしいですね~
ここはいつかいってみたいと前々から思っているコースです。
以前は縦走でしたからこのコースは歩いてないのですよ(^^ゞ
夏は良さそうですよね。
次の日も楽しみにしてます♪
来年のヤマケイ夏山JOYはきっと売れますよ(^_-)-☆

投稿: sanae | 2009年8月27日 (木) 16時16分

sanaeさん>
コメントありがとうございます~

常念~大天井は、のんびりゆるゆる、槍穂を見ながらの稜線歩きがタマリマセンでした・・・
個人的には大天井岳からの眺めが大好きなので、またこの稜線を歩きつつ、大天井からの眺めを楽しみつつ、槍まで縦走、とかやってみたい。

このあたりは、いろんなコース取りが楽しめますよね!!
sanae隊も、まだまだいけますよ~

ヤマケイ夏山JOY、楽しみなようでもあり(載るかどうか・・)。
ま、来年の話をするとオニが笑う、ってことで。

投稿: まきchin | 2009年8月28日 (金) 22時13分

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