2009/5/1 GW遠征3日目 祖母山・新緑と岩の山歩き
本日は久しぶりの標高差1,000m越えの山歩き。
登山口の尾平には5時半ころつきましたが、フリーの路肩駐車スペース(10台弱駐車可?)はすでに満車。
しゃーないので、一日500円の駐車場に停めました。
(駐車場の入口に、駐車料金を入れる箱があり。登って帰ってきたら、フロントガラスに駐車料金を入れる封筒がはさまってました。これに、車のナンバーを書いて500円を入れ、箱に投函する方式です)
駐車場から登山口方面に歩くと、キレイな水洗トイレもあり。
整備されてますな。助かります。
ここからちょこっと砂利道を歩きます。
正面には、祖母の稜線。すんごいぎざぎざ。
ほんとはあの稜線を歩いて、縦走したかったんだけどね~。
砂利道はすぐに終わって、川沿いの登山道をゆるゆる歩いていくと、ほどなく宮原コースと黒金山尾根コースの分岐に到着。
宮原コースへは、吊橋を渡って川向こうに渡ります。
川を渡るとすぐに、尾根コースと林道コースの分岐。
林道に出てくねくね歩くのもしんどそうだったので、ここは直登の尾根コースを選択。
林の中のほうが、歩いてても気持ちいいし。
はあ~、それにしても暑い。尾根とは言っても支尾根なので、風もあんまり通らなくて暑いっす。
汗かきかき登っていくと、ようやく林道コースとの合流に到着。
・・・って、えええ?! まだ二合目??!!
ちょうど林道コースから登ってきたおじさん二人組と、顔見合わせて笑っちゃいました。とほほ。
若干しょんぼりしつつ、登り再開。
アケボノツツジ、シャクナゲもみごと! ピンクがかわいらしい。
登るうちに木がまばらになり、その代わりに笹薮が出現。
最後の急な登りを、笹を掻き分け掻き分け登っていくと、ようやっと障子岩尾根との合流、宮原に到着。
さて、ここからの尾根歩きは、笹薮の中のだらだら登り。
あち~。
そして1,570m地点付近の馬ノ背で、左手に祖母山の大展望!
下から見るとぎざぎざなのにね。キレイな三角形の佇まいがステキ。
さて、ここからは道幅も狭くなり、ところどころに岩も登場。
こんなのとか。
左手の祖母山を仰ぎ見つつ歩いていくと、数張り分のテン場を通り過ぎ、そしてほどなく九合目小屋に到着。
キレイな小屋だねえ。発電装置もついてて水場も近く、テン場も近い。
テン泊も小屋泊も、どっちも快適そう。
さて、一息入れたら山頂へ。
どろどろの道を登っていくと・・・
尾平方面と、傾山。
ほんとはあっちに縦走したかったんだけどね。またの機会、です。
山頂には入れ替わり立ちかわり、人がたくさん。
団体さんも来たりしてニギヤカです。
さて、30分ほど景色を眺めつつ一休みしたら、下山開始。
下りは黒金山尾根コース。
そんでもって山頂直下、いきなりの岩場。
クサリあり、ロープありの岩場をいくつかクリアして下っていくと、すれ違ったおじさんが一言、「この先にめんどくさいハシゴやらクサリやらあるよ~」と。げげ。
うむ、たしかにめんどくさい。ハシゴ、固定されてなかったりするし。
しばしめんどくさい道を下り、鞍部を過ぎて天狗岩に向けて登っていくと、天狗岩直下の展望台に着。
眼前には祖母山の南面。また違った様相ですな。
さて、下山下山。ここから先も、急な下りです。さっきまでみたいな岩場はないけどね。
上部はアケボノツツジが彩りを添える道。
それにしてもこのアケボノツツジ、ピンクの色の感じとかぴらぴらした感じとか、なんとも女心をくすぐりますね。かなーり、らぶり~。
このあたりから、単独のおじさんとおしゃべりしながら歩きました。
このおじさん、むちゃくちゃ足早い。
冬山の話とか、山スキーの話とか、山食の話とか、山ヤならではの話にすんごい盛り上がりながら、すんごい勢いで山道を(ほぼ)駆け下りてったので、あっという間に渓谷まで降りちゃいました。
ん~、涼しげ。というか涼しい。
渓流で顔を洗ったりして一息ついたら、ちょいと渡渉して向こう岸に。
ここ、増水したときは渡渉せずにずっと歩いて、吊橋を渡って戻る、ということもできるみたい。
穏やかな道をしばし歩くと、吊橋のたもとに出てきて登山道終了。
ここでおじさんともお別れ。
いやあ、キツイ下りが楽しくあっという間でした~ありがとうございました!!
さて、ここから次の目的地、九重を目指して車を走らせます。
途中黒川温泉を通りながらも、本日の立ち寄り湯は小国町の北里バランはかせの湯。
なんだかおもしろそうな名前(バランって何?!)と、大人300円という安さと、空いてるという情報に惹かれたので。
・・・結果。たしかに空いてた。浴槽独り占め。
地元の人の温泉って感じ。さらっとしたお湯をノンビリ楽しみました。
で、本日の宿泊は、道の駅小国。
歩いて1分かからないところに22時までやってるスーパーがあってすばらしい。
そこで地のモノを購入して、車中で鍋宴会。
馬刺し! スーパーで馬刺しが売ってて、それがしかもウマイ!!
・・・食べながら、一口馬主オーナーのkauriさんご夫妻とTさんのお顔が脳裏をよぎったのはナイショ。
(はい、Tさんには「なんて可哀想な・・・!」と言われちまいました)
シメは、大分の平たいうどん、やせうまで(きしめんよりもちょい太い感じのうどん)。
これに熊本の日本酒も加えての宴会、大満足~♪
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コメント
お花いっぱいで、冬山とはまた違った山の表情ですね。
ちょうど1年前、守屋山に一緒に行ったときの事を思い出しました。
馬刺し、私たちは食べちゃう!
ひつじかわいい!といいながら、ラムスキンも買っちゃうし。
私ってひどい。
これからも記事楽しみにしてます。
しかし記事更新が追いつかないんじゃない?
投稿: kauri | 2009年5月14日 (木) 16時54分
kauriさん>
守屋山行ったときも、新緑がまぶしく、足元には花が咲き、という感じでしたよね。
この時期の山は勢いがありますよね~。
そしてその勢いを乗せるべく、レポ作成しておりますが、なかなか追いつかず。
今週末はお天気悪そうだし、おとなしく、レポ更新でもしてようかと。がむばります。
お、そしてkauriさんは馬刺し食べちゃいますか。
・・・だっておいしいものはおいしいんですもの・・・
もちろん感謝はしつつ、いただくわけで・・・。(^^;
投稿: まきchin | 2009年5月15日 (金) 03時02分