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2008年11月 8日 (土)

2008/11/1-3 四国中国、山・湯・味巡り~2日目・石鎚山

四国中国巡りの2日目は、西日本の最高峰、信仰の山の石鎚山へ。
ちょうど翌日、法螺吹鳴奉納式があり、その参加者(と思われる方たち)が吹き鳴らす法螺貝の音の中、表参道を歩きました。

200811020 三ノ鎖。かなりの高度感。

===石鎚山(百名山77座目)===
2008/11/2(日):ロープウェイ山麓駅(7:15)~石鎚神社成就社(7:40)~八丁(8:00)~前社森(8:30)~夜明峠(8:55)~一ノ鎖下(9:05)~二ノ鎖下(9:20)~三ノ鎖下(9:40)~▲石鎚山(弥山)(9:50)~▲天狗岳(10:10-10:35)~▲石鎚山(10:50-11:00)~夜明峠(11:35)~石鎚神社成就社(12:35)~ロープウェイ山麓駅(13:20)
累積標高差:930m
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車中泊した石鎚山SAから石鎚山ロープウェイ駅までは、車で30分ほど。
三連休の中日で混雑が予想されたので、ちょい早めに出発し、駅下の有料駐車場に6時前に着。

200811021
のんびり準備してたら、続々と車は入ってくるし、停まってる車の中から人は続々と出てくるし。
こりゃロープウェイ始発の7:40よりも早く動かすに違いない、ってんで、6時半過ぎにロープウェイ山麓駅に向けて出発しました。

山麓駅で改札を待つ間、天狗番付なるものを発見。
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石鎚山の石鎚法起坊は、西の前頭筆頭らしい。ちなみに東の前頭筆頭は、立山縄乗坊。
東の横綱は富士太郎、西の横綱は京都の愛宕山栄術太郎、らしい。

休場とか行司とかも書いてあって(休場っていったい?!)、なかなか楽しめました。

さて、そうこうするうちにロープウェイ駅には長蛇の列。で、予想通り始発時間を早めて7:10、改札開始です。
まきchin家はめでたく始発ロープウェイで上がることができました。

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石鎚神社成就社までは、紅葉の木々の中をゆるゆると登ります。
ここは観光客もかなりたくさん歩くらしく、整備されてるし傾斜もゆるゆる。

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しばし歩くと、旅館やおみやげものやさんが並ぶ参道に出ました。
鳥居の向こうには成就社があり、お参りしてから山道へGo!

ここからは山門をくぐり、八丁坂を緩やかに下ります。
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途中、行者さん?が法螺貝を吹き鳴らしてました。ぶお~ぷお~ってね。
ここで前を歩いてたおじさん達の会話。

おじさんA「アルペンホルンで対抗するか?」
おじさんB「大きくて持って来れないよ~(一同大笑)」
・・・まきchinも全く同じこと考えてました・・・(;´▽`A``

そしてこの八丁坂、紅葉がきれい。
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紅葉の木々の間からは、石鎚山の山頂がのぞいてます。

鞍部の八丁を過ぎた後は、ひたすらに木の階段の登り。
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落ち葉を踏みしめ、紅葉の木々の下の明るい道をひたすらに登る登る。

前社森のところには試し鎖がかかってたけど、まきchin達は取りあえずパスして巻き道へ。
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この巻き道、赤の紅葉がキレイだった~。

さて、試し鎖を過ぎてまた登っていくと、夜明峠に到着。
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峠からは、これからよじ登る石鎚山のクサリ場が一望!

そしてこのあたりから、雑木林を抜けて笹原の中の明るい道になります。
2008110210

遠くの山々の連なりがステキ。

そしてほどなく、一ノ鎖に到着。
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クサリ場の長さは33m。鎖に足を引っ掛けながらよじ登り、難なくクリア(迂回路もあります)。

一ノ鎖上からしばらくゆるゆる歩いていくと、立派な鳥居のところで土小屋からの道と合流。
鳥居をくぐり、木の段を上っていくと二ノ鎖下に到着。

二ノ鎖は長さ65m。
2008110213 始めは、岩伝いによじ登り~の。

2008110214
そのうち鎖が細くなってきて、ますます岩伝いによじ登り~の。
鎖が細い(足を掛けられない)分、二ノ鎖は怖かった!!(こっちも迂回路あり)

さて、二ノ鎖を登りきったところから山道を歩いていくと、三ノ鎖への分岐が登場(そのまま巻き道へ進んでも、三ノ鎖の登り口には行けます)。
ちょっとした鎖場をよじ登ると、三ノ鎖の下に到着です。三ノ鎖、全長68m。(迂回路あり)
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下から見るとこんな感じ。

鎖の丸い輪っかに足をひっかけて登っていきます。
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よ~く見ると、かなりの崖。むっちゃ高度感あるんですけど。
でも三ノ鎖は、この丸い輪っかがず~っと続いてたので登りやすかった。

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さくさくよじ登って・・・

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石鎚山山頂に到着!

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山頂からは、二ノ森、西ノ冠岳の縦走路が一望。雲海に浮かんでます。

そしてここまで来たら、目と鼻の先の最高峰、天狗岳に行かねば、ですね。
(そう、実は、さっきの「石鎚山山頂」は弥山の山頂であって、最高峰は天狗岳なのです)

地図上では点線の道を慎重に。それにしても、こんなに歩く人の多い点線の道ってのも珍しいかも。
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ナイフリッジを通過して・・・

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到着! 岩の上の祠が最高点でありました。

山頂からは、歩いてきた道のりが一望。
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瀬戸内海も見えました~!!

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瓶ヶ森、笹ヶ峰などなど、穏やかに連なる四国の山並み。
ゆっくり歩いてみたいねえ。石鎚山系縦走とかできそうだねえ。

さて、そろそろ山頂に戻ります。
もと来た道を戻ると、山頂は人でごった返していました。
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そう、鎖場をとおらずとも迂回路をくれば、誰でも簡単に来れちゃうのよね。

山頂に建つ石鎚神社にお参りしてから、下山開始です。
下りはもちろん迂回路へ。
2008110225 三ノ鎖迂回路。
2008110226
二ノ鎖迂回路。
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一ノ鎖迂回路。
この迂回路、整備されてるけど結構長いし急だし。鎖もまあ大変だけど迂回路も大変そう。続々と登ってくる人たちはみんな、息を切らしてるし。
・・・と思いながら振り返ると、鎖場は大渋滞でありました。ひええ。

さあて、下りは紅葉を眺めながらさくさく下ります。
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そして山門をくぐり、石鎚神社成就社に到着!
神社の裏手には、石鎚山が聳えてました。
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修験の山、ですな。

そして神社前には法螺貝持った人がたくさん。ぶぉ~ん、ぷぉ~ん、と明日の奉納式に備えて練習中。
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登山の格好が、違和感ありまくり。

下りのロープウェイはちょっと並びました。上ってくるロープウェイも人がいっぱい乗ってるし、人気スポットなんだねえ。
成就社まで、とか、八丁まで、という人も結構たくさんいる感じでした。
駐車場もいっぱいだったし、観光バスも続々と来てるし(でも道が細いので、バスが来るとすれ違えなくて大渋滞・・・)、昼間は混雑必至です。

~~~

さて、下山後は道後温泉へ! これも本日のお楽しみの一つ。

中心に近いところにある駐車場は満車だったので、椿の湯裏手にある道後観光パーキングに車を停め、商店街をぬけたところに・・・

2008110233 どーん!!
いきなり現れた、古色蒼然たる道後温泉本館。
日本最古の温泉、そして坊ちゃんの湯としても超有名ですよね。ちょっと感動。
なんせ3,000年の歴史があり、大国主命や聖徳太子も登場するんですから。

ここのお風呂に入るのは、ちょっと料金体系が複雑。1階の神の湯に入るだけなら400円、浴衣付き・2階で休憩付きなら800円、2階の霊の湯にも入るなら1,200円、とか。
まきchinたちは取りあえずお風呂だけでいいので、一番安い神の湯onlyコース。

脱衣場もキレイだしお風呂も広いし、掛け流しのたっぷりとしたお湯が気持ちイイ!
湯船が結構深くてびっくりしたけど、ゆっくりシンまであったまりました。満足!!
(シャワーはあるけど、石鹸やシャンプーは備え付けがないので要持参。あと、ドライヤーは、10円で3分使えるのが備え付けてありました。Myドライヤーは使用禁止、だそうな)

さて、お風呂に入ってさっぱりしたところで、お次は腹ごしらえ。
道後温泉本館のすぐ近くにあった、「おいでん家別館」に入りました。

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旬のお刺身盛り合わせ

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鯛めし(ほとんど食べちゃったあとで慌ててパチリ)。たれがうまい!
※ほんとは、ごはんと鯛とたれと薬味は別々に饗されます。↑は食べかけね。すいません。

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たこ釜飯(同上・・・)。たこ、むっちむち!
※こっちも、お一人様の釜で炊いたご飯が薬味と一緒に饗されます。

うま~い!! ぐぁ~、ビール飲みたい!!!

お腹も満足して表に出ると、もう夕暮れ時でした。

2008110237
日本の音風景百選にも選ばれていて、朝・正午・夕に鳴らされる太鼓が見えます。

2008110238
ああ、いいねえ。

すっかり満喫して大満足。

さて、ここから次の目的地、大山まで行っちゃおうかとも思いましたが、ビールも飲みたいし、今から行くと深夜割引も使えないし、で、昨晩と同じ石鎚山ハイウェイオアシスで車中泊することに。

2008110239
てなわけで、ハイウェイオアシスにて道後ビール!
他にも、道後温泉で仕入れてた道後限定のライムフィズとか愛媛産南高梅の梅酒とかでいい気分。

四国って、空気がほんわか穏やかでいいねえ・・・。

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