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2008年8月17日 (日)

2008/8/3~9 十勝・大雪縦走(6日目)

6日目、緑のお花畑に別れを告げ、荒涼とした火口を巡って旭岳へ向かいました。
雲が低くて、旭岳山頂は展望ナシ。

200808080
でも旭岳に向かう途中、これまで歩いてきた富良野岳、十勝岳、オプタテシケ、トムラウシ、忠別岳、高根ヶ原が一望。
う~ん、これを全部歩いたのね。我ながら、よくやったのう。
その道のりが眺められて、ちょっとうれしい。

===旭岳===
2008/8/8(金):白雲岳避難小屋(6:00)~白雲分岐(6:30)~▲北海岳(7:30-7:40)~間宮岳(8:40)~▲旭岳(9:40-10:40)~間宮岳(11:45)~中岳(12:25)~黒岳石室(13:50)
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 1日目(2008/8/3):十勝岳温泉~富良野岳~上ホロカメットク山~上ホロ避難小屋
 2日目(2008/8/4):上ホロ避難小屋~十勝岳~美瑛岳~オプタテシケ山~双子池
 3日目(2008/8/5):双子池~コスマヌプリ~ツリガネ山~三川台
 4日目(2008/8/6):三川台~トムラウシ山~化雲岳~五色岳~忠別岳避難小屋
 5日目(2008/8/7):忠別岳避難小屋~忠別岳~高根ヶ原~白雲岳避難小屋
 6日目(2008/8/8):白雲岳避難小屋~北海岳~旭岳~雲ノ平~黒岳石室
 7日目(2008/8/9):黒岳石室~黒岳~層雲峡

朝のうちはよい天気。

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避難小屋の東側、緑岳方面。

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朝日を浴びて輝くトムラウシと高根ヶ原。

小屋での朝の目覚めは、誰かコーヒーを淹れた人がいたらしく、コーヒーの香りに包まれたサワヤカな朝でした。
(まるで外国のホテルのような・・・)

さて、準備して出発。
最初は小屋の裏手の、大きな石がごろごろした急登を登ります。
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振り返ると、小屋がだいぶ遠くに。
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その後には高根ヶ原とトムラウシ、そして十勝岳方面も見えてきた!

ひとしきり急登を登りきると、白雲岳への道、赤岳への道、北海岳への道の四叉路に出ました。
ここが白雲分岐。

ここから北海岳までは、これまでとは打って変わって荒涼とした溶岩台地の中をゆるゆる進みます。
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しかもなんだか雲まで出てきて、荒涼度かなりアップ。風も強い。

道沿いにはところどころ草原があり、いろんなお花が。
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エゾイワツメクサ、コガネギクとヨツバシオガマ、エゾマルバシモツケ、チシマクモマグサ。
ほかにも、ウメバチソウ、イワギキョウ、ミヤマサワアザミ、クモマユキノシタ、メアカンキンバイなど。

しばらくこんなゆるゆる道を進んでいくと、北海岳へのちょっとした登りに。
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このあたりの礫地には、コマクサやクモマユキノシタがたくさん咲いてました。
(でもちっちゃいし地味なので、色味にはちと欠ける・・・)。

登りきったところが北海岳山頂。
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ようやく、黒岳が見えました(右手前の山)。

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眼下に広がるのは御鉢平。昔は火口だったんだろうね。

そして北海岳山頂、すごく風が強くて寒い!
長居は無用、と、御鉢平の周りをぐるっと巡る登山道を、間宮岳目指して進みます。

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左手には、彼方に十勝岳、そしてトムラウシ方面の眺めが広がってます。
ステキ。ウットリですわ~。

間宮岳までは、そんなに急な登りもなく、火山礫の緩やかなザレ道を進みます。
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そして礫地には礫地のお花たち。地面にしがみつくように生えてます。

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ヒメイワタデ、エゾタカネスミレ、エゾタカネヤナギ、ウスユキトウヒレン。
ほかにも、イワブクロ、ウサギギクなど。

しばし緩やかな道を登っていくと、間宮岳(正確には間宮岳山頂のちょっと手前の分岐)に到着。
ここから旭岳に往復、です。

旭岳へは、赤ザレの道をいったん100mほど下り、激しいザレ道の急登を200m登ります。
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おおお?旭岳の雲が晴れてきた?!

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コル付近は、雪渓も近くにあり水が流れているからか、イワギキョウがきれいに咲いてて心和みます。

・・・で、和む間もなく急登に取付き。
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あじゃー、かな~り急登。立ち止まると滑り落ちそうなので、あまり休まずにひたすら登る登る。
う~む、コルにザックをデポしてくりゃよかった。

なんてこと考えながら登ってたら、いつの間にか頂上付近はまた雲の中。

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6年ぶりの山頂に到着。6年前は、姿見ノ池からの観光登山だったのでした。
そのときは、あんなでかいザックかついで登る人の気が知れないとか思ってたのに、今はこの有様。
人って、変わるもんですな。coldsweats01

びゅうびゅう風が吹きつける中、1時間近く山頂で粘ってたけど結局雲は晴れず。
でもちょこっと姿見ノ池方面が見えたりしたので、それでよしとしましょう。

さて、旭岳を後にして黒岳へ向かいます。

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まずはこの急なザレ道を下ります。いやあ、よく滑る滑る。こんなザレの急な道は初めてかも。

ザレ道を下り、間宮岳に向かって登る途中、学生さんの団体と何度かすれ違い。
結構女の子もたくさんいるのね。みんなおっきなザックです。

さて、間宮岳からはまた御鉢平を巡る道をゆるゆる進みます。
急な登りも下りもないけど、黒岳石室の手前までず~っとザレ道の荒涼とした道が広がってて、ちょっとつまらん。
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右手には御鉢平。これまた荒涼としてます。

だけどこの道も、北鎮岳への分岐を過ぎ、雲ノ平へ下るようになると一変。

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緑の草原とお花たち。チングルマやヨツバシオガマ、ウサギギクがいっぱい。
大きな雪渓もあって、水がじゃばじゃば流れてました。

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北アルプスの雲ノ平とはかなり違うけど(ボソッ)。gawk

さてさて、ここまで来たら、黒岳石室はもうすぐそこ。
ハイマツや草原の中をのんびり歩きます。
2008080823 夏雲ですな~。

そして前方の丘の向こうには・・・
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黒岳石室!到着!!
ここはハイカーも多いだけあって、バイオトイレ設置です。とってもキレイ。

広くて整備されたテント場もあったけど、雨が降りそうってことなので、本日は石室泊。
一人毛布一枚付きで2,000円。
石室は、その名のとおり、石を積み上げて作られた小屋です。中は、二段の棚になってます。
本日は10人程度の宿泊。テントは5~6張あったかな。
水は、小屋の方が汲んできてくれた水がポリタンクに入って、自由に汲めるようになってました。

そしてなんとこの石室、ビールが売ってるのですっ!!
第三のビールだけど、350mlだけど、そんなの関係ないのだ!
(しかも雪渓の雪でひやされてて冷えひえ~!!)

2008080825 6日ぶりのビール、うんまい~! しみるぅ。

ビール飲んで一息ついて、夕食食べてたら、「熊が出たよ~」との声。なんですと?!
あわてて飛び出したら、小屋の谷向こうの斜面に大きなヒグマが一頭。
小屋の人の望遠鏡でのぞかせてもらったら、たしかにヒグマが、地面を掘り返して何か食べてました。

2008080826 2008080827_2
すいません、ちとカメラの望遠が・・・。まあ、距離的にはこんなもんです。

熊さん、昨日も出たんだって。やっぱりほんとにいるんだねえ。ビックリ。

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コメント

とてつもないロングコースですね。
お疲れ様でした!!
一気に読ませてもらいました♪

私達は十勝もトムラウシも大雪も単発になっちゃったのですが、いつか(若くて体力のあるうちに(^^;)縦走したいな~って思います!
でも、まきchinさんみたいに端から端までは体力ないので無理だな~(^^ゞ
水のこと、テント場のこと色々参考になります♪

後一日分、編集頑張ってください!

投稿: 白音 | 2008年8月17日 (日) 10時46分

白音さん>
おかえりなさいませ!
白音さんもたくさん登ってこられたんですね、大満喫ですね!!
山行記録、楽しみにしてます~happy01

私たちは、最短5日の道のりをゆっくり時間かけて歩いたので、そんなに体力バリバリというわけでも。coldsweats01
問題は、食料と水を担がなくちゃいけないことですよね。
でもぜひ、縦走してみてください!
かなり、すばらしかったです。

投稿: まきchin | 2008年8月17日 (日) 16時03分

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