2008/7/18～21 南アルプス周遊！（４日目）

さあ、南アルプス最終日。
快晴の空のもとに聳える聖岳を振り返り仰ぎ見ながら、下山です。

下山道から仰ぎ見る聖岳。

===聖平小屋～椹島===
2008/7/21（月）：聖平小屋（5:50）～岩頭滝見台（7:00-7:10）～造林小屋跡（8:20）～聖沢吊橋（8:50）～登山口（10:05）～椹島（11:10）
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1日目（2008/7/18）：椹島～千枚小屋
2日目（2008/7/19）：千枚小屋～千枚岳～悪沢岳～中岳～赤石岳～赤石岳避難小屋
3日目（2008/7/20）：赤石岳避難小屋～百間洞山の家～兎岳～聖岳～聖平小屋
4日目（2008/7/21）：聖平小屋～椹島

テン場の朝は早い。朝3時ころからどうも周りがざわついていた、、、というのももっともで、今朝はピーカンの快晴！
うあ～、今すぐ聖に登りたい！！ でも時間的にも体力的にも無理か・・・。

というわけで、のんびり朝食とって、準備して出発です。

最初は沢沿いの緩やかな道を進みます。
このまま緩やかに下っていくのかと思いきや、意外と細かなアップダウンが多い。
う～ん・・・ちと消耗するなあ・・・。しかも暑い・・・。

あまり進展のないだらだらアップダウンを進んでいくと、大きな岩こぶのある滝見台に到着。

聖岳から流れ落ちる長大な滝を眺めます。いやはや、見事。
今年は雪渓もかなり残ってるから、水量も多いのかな。

さてここからは、急斜面のトラバースちっくの道。
いくつかガレた沢を横切りながら、緩やかに下っていきます。

こんな道とか

こんな吊橋とか
※ごろ太君が渡ったら、「バキッ」とかいってたような・・・？！

ここから造林小屋跡までは、林の中の道を下ります。
ゆるゆる～っとね。

小屋跡からは350mの急な下り。
枯葉の積もる急斜面をジグザグとひたすら降りていくと、聖沢にかかる吊橋に出ました。

なかなか大きな橋。足下にはじゃばじゃばと、涼しげな沢。

吊橋を渡ると、あとは細かなアップダウンのトラバース道です。
道が細くて危なそうなところには、金属パイプの手摺がもれなく付いてました。 至れり付くせり。

しばしトラバース道を歩き、桧の植林の中を下ると、聖岳登山口に到着！

下界だ～。
（注）熊に襲われてびっくり、なわけではありません。

さて、ここから椹島へ、長～く暑～い林道歩き。
歩いてる間、椹島方面からは、臨時と思しき下山バスが2台ほど走ってきました。
でも聖岳登山口から駐車場方面へは途中乗車できないので、仕方なく椹島へ歩きます・・・あち～。

延々と歩くこと1時間、ようやっと椹島に到着。
まずはバス乗車の受付を済ませ、1時のバスを待つ間、椹島のレストハウスにて生ビールで乾杯！！

うま～。しみる！！

そうこうするうち、人数が28人集まったとかで臨時バスが12時に出ることになり、それに乗って駐車場に戻りました。

さて、まずは温泉！
駐車場から少し下ったところにある白樺荘のお風呂に立ち寄り、です。
今年は無料で入れるとかで、登山帰りの人で大賑わい。普段は地元の人御用達なんだろうな。
備え付けは石鹸のみ（シャンプー必要だったら、売店で購入可）だし、かなり鄙びた感じだったけど、なかなか味のある温泉でした。

さて、あとは東名目指して車を走らせます。
行きは通行止めだった県道60号線も、休日は通行可。
エグい林道はパスして、県道→国道362号線、のコースで清水ICを目指します。

途中、今回2日目までご一緒してた静岡のＹさんにご挨拶。
しばし今回の山行や次の予定、スキーの予定（？！）についておしゃべりした後、清水の魚市場を教えていただきました！
ついでに魚市場で腹ごしらえ。

お魚、うま～い！！
そして市場の中にはお魚がいっぱい！

Ｙさん、いろいろありがとうございました。またぜひ、Ｈさんも一緒に山に行きましょう！

＜今回の山行＞
椹島から南アルプスの3,000m峰をぐるっと一巡り。
とっても歩きたかった憧れのコースを、絶好の天気のときに歩くことができて、とってもハッピー。
でも思った以上にアップダウンが激しくて、ちょっとびっくりでした。

北アルプスとは違って、緑濃く、清水湧き、一つ一つがどっしりと大きな山容が印象的。心まで大きく広くなったような気が。（あくまで気のせい？！）
歩く人も少なく、静かでノンビリした山歩きを満喫してきました。
花の満開にはちと早かったのが心残りかな。でも、稜線上では高山植物が花盛り、でした。

天気もよく、南アルプスはもちろん、中央アルプス、北アルプスの山々がきれいに眺められて大満足です。
道も整備されててわかりやすく、歩きやすかった。
今度は秋かな。
また行くぞ！！