イタリア・ドロミテ スキー旅行総括
旅行会社:
フェロートラベル ⇒ 現地に到着してから先はお任せなので、らくちん! しかもガイドさんにも誠心誠意対応していただけて、安心感たっぷりです。感謝。
スキー場としては?:
- 【レンタル】スキーレンタルは、フェローで手配していただきました。5日間で99ユーロなり。ロシニョールの最新モデルが各種そろってます。
ワタシが今回レンタルしたのは、Volkl レースタイガーRC(昨年モデル)。今使っているHeadのDEMO iRC SRF2と滑り心地が似てるかも。
- 【スキーパス】スキーパスは、ドロミテの12スキーエリアの共通券が、5日間で182ユーロ。チップが仕込まれていて、 リフトに乗るときに読み取ってゲートが開く方式。
- 【雪】ドロミテのスキー場は、99%くらいが人工雪だそう。たしかに、雪がついているのはコースのみ。他は土が見えていたりして、ちょっと不思議な光景。
人口降雪機くんががんばってくれているので、コース上は雪バッチリです!
日本でよくある、降雪機のガリガリの雪質ではなく、ほんとにサラサラな上質な雪です。
- 【コース整備】コース整備もばっちり。かっとばし屋さんにはたまらないのでは。新雪好きさんには、物足りないかも。
- 【バーン】長い中斜面が中心かな。ただ午後になって気温が下がると、どの斜面も氷のようなカリカリバーンになってしまうので、ちと怖かった。
ごろ太君曰く、長い急斜面がある、というのが日本との最大の違い、とのこと(例:アルタバディアのワールドカップコース)。
あと、急斜面なのに、みんな大回りするせいか全然コブができてないのがすごかった。
- 【景色】岩の隙間を縫って滑る、という感じ。前後左右に迫る岩壁が迫力満点です。遠くに眺める景色も、岩壁また岩壁。これはいまだかつて見たことのない景色です。
- 【スーパードロミテ】ドロミテは、12のスキー場の集合体です。12のスキー場の規模はそれぞれ大小ありますが、どれもロングです。でも5日間程度の滞在じゃ、ちょろっとかじっただけですけど・・・
- 【ゲレンデの皆様】ドロミテを滑る皆様、かっとばし屋さんばかり、しかもみんな(お子様含む)上手い!!!
小回りしてる人皆無(つまり、どんな急斜面でも、みんな高速でかっとばしてます)。
あと、ボーダーがほとんどいないので、スキーヤーの我々としては滑りやすかったです。
さすが、ワールドカップレーサーをたくさん輩出する国だけあります。
・・・そしてこのバーンを滑っても、結局スピードにはびびりまくりだったまきchin・・・。
今回のおみやげ:
- 我が家のお土産は、イタリアのリキュール、リモンチェッロ。同行のツアーの方には「また飲むのか~」とか言われちゃいましたけど。
(リモンチェッロ、帰国早々半分飲んじゃいました・・・)
- あとは、リゾットのもととか調味料の類。イタリアの味を自宅でも!!
- 毎日美味しいもの三昧につき、余分なお肉もおみやげ・・・
日程:2007年12月30日(日)~2008年1月7日(月)
●1日目(12/30) 成田発14:00⇒(アリタリア航空)⇒ミラノ着18:30(12時間半)
ミラノ発22:00⇒(アリタリア航空)⇒ベネツィア空港着23:00
ベネツィア空港発0:00⇒(フェローのバス)⇒コルティナ着2:00
- アリタリア航空、座席の並びが3+3+3なので、窓側になるとあとあとトイレに行くのが大変かも。
- ミラノからベネツィア行きの便の出発が1時間半くらい遅れたけど、これはベネツィア空港の天候不良(霧)によるものらしい。 結構あるみたいで、時には欠航になるとか。なんと恐ろしい。
- アリタリア航空の飛行機には、一機ごとに名前がついているらしい。ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトとか、 都市の名前とか。
ちなみに行きの飛行機は、セストリエール君でした。
●2日目(12/31) スキー:ファローリア、クリスタッロ ⇒ 2日目のキロクはこちら
- コルティナからファローリア、クリスタッロまでは、街中を走る巡回バスで行けます。スキーパスを持って、 スキー目的で乗れば無料。(スキーパスを持っていても、お買い物でちょっとそこまで、ってのは×らしい)
- ファローリアは、足慣らしには最適。ちょっと短めの中斜面と急斜面、とりまぜて滑れます。正面にトファーナエリアのスキー場が眺められ、景色もばっちり。
クリスタッロのトップ部分は、中斜面で適度な長さがあり、快適に滑れました。岩壁にはさまれたバーンで、まさにドロミテ!という感じです。
●3日目(1/1) スキー:トファーナ ⇒ 3日目のキロクはこちら
- コルティナからトファーナまでも、巡回バスでOK。
- 猪谷千春氏が銀メダルを取ったコース、ワールドカップコース、とチャレンジングなバーンがそろってます。
- トップ部分は眺めもよく、広い一枚バーンが広がっていて快適。午後になるとカリカリになりますが、人も少ないので思う存分かっ飛ばせます。
●4日目(1/2) スキー:セラロンダ ⇒ 4日目のキロクはこちら
- コルティナから、セラロンダの今回の起点アラッバまでは、フェロー手配のバスで行きました。路線バスがあるとのことですが、 結構面倒そう。
- ドロミテといえばセラロンダ、むちゃくちゃ人が多かった! でもゲレンデも広いので、リフト待ちはほとんどないですし、まあ気持ちよく滑れます。
- なんといっても、巨大なセラ山群の周りをぐるりと滑る、というツアー感覚がたまらない。よく考えついたものです、イタリア人。
●5日目(1/3) スキー:アルタバディア ⇒ 5日目のキロクはこちら
- コルティナからの移動は、フェロー手配のバスです。
ラガツォイからのコースは、人が少なくて岩山に囲まれた静かなバーンを滑り降りる、この自然との一体感がなんともいえずいい感じです。岩壁と、雪山と、ワタシ、って感じ。
- ごろ太君談:「ここがアルタバディアのピスタ・グラン・リサ(ワールドカップコースのこと)か!!」って感じで、感無量だったそう(まきchin、ありがたみがよくわかんなくて、おこられちまいましたが・・・だってただの急斜じゃん!!)。このワールドカップコースもバッチリ整備されていて、さすがドロミテです。
⇒アルタバディアのゲレンデマップはこちら
⇒おまけ・ラガツォイからのマップはこちら
●6日目(1/4) スキー:アルタプステリア ⇒ 6日目のキロクはこちら
- コルティナからの移動は、フェロー手配のバスです。
- こじんまりとしたスキー場でしたが、静かで人も少なくて、しかも斜面も長く意外とGoodでした。
- 国内スキー場に例えれば、ルスツの2倍くらいの長さで、2倍くらいの斜度?!(斜度はあくまで上級者コースの話)。これを一本のゴンドラで一気に上がれる、というのがすばらしい。
●7日目(1/5) ⇒ 7日目のキロクはこちら
コルティナ発7:30⇒(フェローのバス)⇒ベネツィア空港着9:40
ベネツィア空港発10:20⇒(バス)⇒ベネツィア・メストレ着10:40
- 中世チックな街並みがステキ。水上バスもいいけど、ぜひ歩いてみてください。
- アドリア海の女王とも言われるヴェネチアと、広がるアドリア海。宮崎駿氏の名作「紅の豚」を彷彿とさせますな(それにはちょっと繁栄しすぎてるけど)。
- 聖人像に花が添えてあります。敬虔な気持ちになりますね。
●8日目(1/6-7) ベネツィア・メストレ発9:00⇒(バス)⇒ベネツィア空港着9:20
ベネツィア空港発12:40⇒(アリタリア航空)⇒ミラノ着13:40
ミラノ発15:30⇒(アリタリア航空)⇒成田着(1/7)11:25(12時間)
- 帰りの機内食も、ジャパニーズorイタリアンの選択肢。イタリアンは、チキンとポテトのグラタン風と、バジル風味のラザニア風のもの。ちなみにジャパニーズは、茶そばと鶏照り焼き風でした。
- そして、帰りの飛行機の名前は、なんと「コルティナ・ダンペッツォ」君!! ちょっとうれしい。(よぉ~く見ると機首の下に名前が書いてある)
| 固定リンク | 0
「□観光」カテゴリの記事
- 【速報】2020/11/21-22 会津晩秋山行に行ってきました~(2020.11.23)
- 【速報】2020/11/14-15 岩手晩秋山行に行ってきました~(2020.11.16)
- 【速報】2020/10/3-4 木曽山歩き&観光に行ってきました~(2020.10.04)
- 【速報】2020/7/24-26 山形の山歩き&観光に行ってきました~(2020.07.26)
- 2020/7/4-5 久しぶりの東北(2020.07.05)
「◆海外スキー」カテゴリの記事
- ウィスラー年越しスキー(2012/1/3 大雪!)(2012.01.04)
- ウィスラー年越しスキー(2012/1/2 Blackcombエリア2)(2012.01.03)
- ウィスラー年越しスキー(2012/1/1 Blackcombエリア)(2012.01.02)
- ウィスラー年越しスキー(2011/12/31 ヘリスキー)(2012.01.01)
- ウィスラー年越しスキー(2011/12/30 Whistler Mountain)(2011.12.31)
コメント