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2007年12月 9日 (日)

乾徳山 ~単独行、のち、旅は道連れ!~

360°展望の山、山梨は乾徳山に行ってきました。
初の単独行でしたが、下りは二人連れのオジサマと意気投合、仲良く三人で明るい尾根道を下ってきました。

200712090 岩岩の山頂。

===乾徳山===
2007/12/9(日):乾徳公園(7:15)~乾徳山登山口(7:40)~銀晶水~錦晶水~国師ヶ原(8:50)~扇平(9:15)~▲乾徳山(10:00-11:30)~扇平(12:10)~道満尾根~道満山(13:10)~乾徳公園(13:50)
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今日はごろ太君の都合が悪い・・・だが天気予報は晴れ・・・。
まきchin、一大決心して初の単独行です。

行き先は、この時期、天気がいい日を狙って何回か行ったことのある乾徳山。
車を乾徳公園の駐車場に停めて出発です。さすがに3~4台しか停まってなかった。

歩き始めは、徳和の集落の中の道路をゆるゆると登っていきます。10分ほど歩くと、舗装道路から石ころごろごろの砂利道へ。川沿いにしばらく登っていくと、乾徳山登山口に到着。

200712091 非常にわかりやすい。

登りはじめると、すぐに杉林の中の急登になります。ここまでの道路歩きで多少はウォーミングアップしてたとはいえ・・・結構急ですがな・・・。

杉林が切れて明るい雑木林になると、林道を横切り、またも杉林の急登に突入。しばらくジグザグに登ると、銀晶水という湧き水に着きました。流れはちょろちょろ~で、水場の奥の水溜りで鳥が水浴びしてます。

200712092
さて、ここからは道もちょっと緩やかになり、明るい雑木林の中を進みます。

そして前がぱあっと開けて・・・

200712093 国師ヶ原!
正面にはカヤトの明るい斜面、そして目指す乾徳山山頂!
昨日雪が降ったのか、道にはうっすらと雪が積もってました。

ゆるやかな道を少し行くと道満尾根との分岐を過ぎ、そこからは明るい雑木林の中のつづれ折の登り。振り返るときれいに見える富士山に励まされ、登りきったところの大きな月見岩を過ぎ、ほどなく扇平に到着。

200712094 あとはあれをよじ登るのみ。

ここからは林の中の岩いわ道になります。雪がうっすら積もっているけど、全然問題ナシ。岩だらけの道を登り、時折大きな岩の間をすり抜けて登っていくと・・・

200712095 出た!第一のクサリ場。
でも実はホールドも足を置く場所もたくさんあるので、あんまりクサリに頼らなくても大丈夫かも。
第一のクサリ場を登りきったところがちょっとした棚になっていて、そこから第二のクサリ場をよじ登ります。これも手がかり・足がかりは結構あるので難なくクリア。

200712096
でも上から見ると結構高度感ある?右下の、雪で白い登山道からよじ登るんだけど・・・。

ここからは時折林が切れて、富士山を正面に見る展望台のような場所をいくつか通り過ぎます。そしていよいよ最後、第三のクサリ場。

200712097 いつもながら、どこをよじ登るやら。
クラックに手をかけ足をかけ、えいやあとよじ登り、なんとかクリア。

200712098 上から見た図。
さっきよりだいぶ、登山道(雪で白くなってるところ)が下に見えますな。

で、この第三のクサリ場を登ったところが山頂です!360°~!!

200712099
岩岩の山頂。あかるくて気持ちいい!

富士山はもちろん、甲斐駒・仙丈、白峰三山、塩見、赤石・悪沢・聖まで見えました。どれも雪で真っ白。金峰山の五丈岩も甲武信岳も近い!
2007120910
お昼ごはんと食後のコーヒーは、贅沢に富士山と南アルプスを眺めながらいただきました。風もそれほど強くなくて、お日様がぽかぽか気持ちいい。あまり人も多くなくて、ついのんびり。

さて、山頂からは来た道を戻ります。さきほどの第三のクサリ場、実はハシゴの巻き道があるので下りはそっちに回ります。
電車・バス組の方たちかな、何組か登ってくる人たちとすれ違い、扇平へ向けて下っていくと、さっき山頂にいたオジサマ二人が月見岩の上で一休み中。おしゃべりしているうちに、じゃあ下まで一緒に降りましょ~ってなことになり、道満尾根を一緒に下りました。

2007120912
このオジサマたち、早い早い。ワタシも結構早いほうなのだけど、ほぼ同じくらいとは恐れ入りました(実は登りもほぼ同じくらいで、前後して登ってたのです。オネエサン(!)早いね~と言われちゃいましたが・・・オジサマたちも早いです!!)。

道満尾根、明るい林の中を下っていくのだけど、結構急な道。落ち葉に覆われた道を下る下る。登りに使うとかな~りツラそう。
何回か林道を横切りながら、ひたすら急な道を下ります。途中、道満山の手前でちょこっと登る以外は、ず~っと下り。

2007120911 そしてやっと集落が!

健脚のオジサマたちにくっついて、いろんな山の話をしながら下ってたので、あっという間でした。楽しかった~。この尾根、あまり人も歩いてなさそうなので、一人だとちと歩きづらいのですが、おかげさまでとっても楽しく下ることができました。ありがとうございました!!

山菜にも詳しいそうなので、あったかくなったらまたご一緒する約束して別れました。今年は山に関連して、ほんとにいろんなステキな出合いがあったな~。

<今回の山行>
今回、初の単独行ということもありちょっとドキドキだったんだけど、何回か行ったことある山だったのと、それほど時間がかからないこともあり、無事行って帰ってきました。オジサマたちとご一緒できたのも大きかったかな。
乾徳山、この時期はベストシーズンですね(春もいいかも)。まだ雪もうっすら積もる程度だったので、雪でキケンなところもなく。狙い通り360°のいい眺め、そして楽しい山行でした!

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