« 板、買っちゃいました。 | トップページ | 乾徳山 ~単独行、のち、旅は道連れ!~ »

2007年12月 2日 (日)

ほんとうの空を見に、安達太良山へ。

安達太良山に行ってきました。むっちゃ風強かった・・・。

200712020
安達太良山頂。エビの尻尾が発達しまくり。

===安達太良山(百名山47座目)===
2007/12/2(日):あだたら高原スキー場駐車場(7:20)~奥岳登山口分岐(7:30)~くろがね小屋(8:50-9:10)~峰の辻(9:50)~馬ノ背分岐(10:20)~▲安達太良山(10:50-11:10)~馬ノ背分岐(11:30)~くろがね小屋(12:30-14:00)~あだたら高原スキー場駐車場(15:20)
======

今週末、ほんとは恵那山に行こうと思ってたのだけど、黒井沢登山口も神坂峠登山口も、そこまで行く林道が、なんと12月1日で冬季通行止め。う~ん、いまさら他の登山口に予定変更ってのもなあ・・・

てなわけで、大幅に予定変更して、まだラッセルなしに登れる山、安達太良山にアタックです。

あだたら高原スキー場のオープンは来週。駐車場はまだ閑散としています・・・と、そこまではいいんだけど、いきなりものすごい風!真横に吹き付ける風。が、とりあえず出発。

200712021
最初は、こんな感じの林道をゆるゆると登ります。林の中なのでそれほど風も強くない。

ゴンドラリフトの脇を登る奥岳登山口への分岐を過ぎ、奥岳自然歩道と交差する道を過ぎると、登山道に入ります。
選択肢は2つ、ゆるやかな林道の「馬車道」と登山道の「旧道」。両者は何回か交差しながら登っていくのだけど、ここは旧道を選択。
登りはじめは林の中の赤土の道ですが、そのうち笹の中の雪道に。そんなに急な道ではないので、ゆっくりさくさく登っていくと、くろがね小屋手前のゆるやかな道に合わさります。

200712022
小屋までは、ず~っとこんな感じ。
途中、くろがね小屋を経由せずに山頂まで登る道を分け、さらに進んでいくと、くろがね小屋到着。

200712023
通年営業の小屋で、源泉かけながしの温泉があるんだよね~。帰りに温泉入りますね、とご主人に挨拶し、ここでスパッツをつけて、いざ山頂へ。

小屋の前から、ふかふかの雪が積もった斜面をぐいぐい登ります。横には通行禁止の源泉があることもあり、硫黄のにおいがしまくり。雪がふかふか積もっているので、アイゼンは必要ありませんでした。

200712024
最初はこんな感じでハイマツの中を進みます。踏み跡は風にかき消されてしまっているので、岩につけられたマーキングを頼りに進んでいくんだけど・・・

200712025
マーキングはどこじゃ?しかも風がどんどん強くなってくるし、視界は悪いし、時々吹き溜まってるし・・・。

先が見えない中、なんとかところどころ立つ標識とマーキング、そして地図を頼りに、上へ上へと登ること40分、峰の辻到着。

200712026
強い風でとてもじゃないけど目を開けてられないので、ゴーグル装着。
ここから安達太良山頂に直接行く道もあるようなのだけど、なんせ視界が悪くて道がよくわからない。とりあえず、それらしき道がついている馬ノ背分岐を目指して登っていくと・・・

200712027
なんじゃこりゃ~?!(馬ノ背分岐です。てか、標識読めないし。)

安達太良山の冬は風が強いことで有名らしいのだけど、特に馬ノ背分岐はコル状になっていることもあり、風がむちゃくちゃ強い。で、↑のようなエビの尻尾が発達しまくりなわけです。

200712028
・・てな御託はともかく、ぎゃー!!飛ばされる!!!

馬ノ背分岐からは、ケルンがところどころに立つ牛ノ背を進みますが、まじで、「敗退」の文字が頭の中に踊ってました。だって先は見えないし、ものすごい強風で進めないし(立ち上がるとあおられて1mくらい流される)。このまま匍匐前進で進むのかと。

ただ、コル状の箇所を過ぎるとちょっと風が収まった(あおられて流されなくなった、程度)ので、風と道しるべに十分注意しながら山頂を目指します。
山頂までの稜線は、風で雪が飛ばされてるので、吹き溜まりもないし凍ってガチガチのところもありませんでした。岩がところどころ見えている道を進む、という感じ。もっと厳冬期になると違うんでしょうけど。
(このあたり、まだアイゼンやピッケルは必要ないけど、ゴーグルや目出し帽は必要。今回、ゴーグルがなければほんとに敗退でした。目出し帽も欲しかった・・)

しばらくは稜線上のゆるやかな道を進み、ガレた岩山を回りこむと山頂直下に到着。一登りで、山頂に到着です。

200712029 祠も寒そう。我らも寒い!

早々に退散です。山頂で出会った単独行の方は、一人だと稜線の道は怖いので奥岳経由で下りる、とおっしゃってました。たしかに、一人だとあの尾根道は通れないかも。途中で萎えちゃうよな~。
我らはくろがね小屋の温泉目指して、来た道を戻ります。
馬ノ背分岐が近づくにつれてまたまた強くなる風(ほんとは峰の辻を直接目指せばいいんだけど、視界が利かないので道がわからない)。時々地面に這いつくばりながら、なんとか馬ノ背分岐到着。早々に峰の辻へ下ります。

この頃になると、だんだん視界がよくなってきました。こんなところを登ってたんだ、というのが良く見えて気持ちいい。ごろ太くん談、「スキー担いで登りたい~!!」と。むふふ、バックカントリーしたくなってきたでしょ?(まきchin、作戦成功。今年は無理でも来年は・・!)

2007120210
峰の辻分岐ちょい下から見る安達太良山(左側のもこっとした山)。だいぶ視界が開けてきました。しかも下りは、ふかふかの雪をさくさく下って気持ちいい~!

2007120211
こんな斜面を下ります。ほんと、気持ちいい。この時期だけの特権かも。ちょうど視界が開けてきたこともあり、しばし雪と戯れます。や~、いいね~。

2007120212
くろがね小屋まではこんな道を淡々と下り、小屋についたらまずはお風呂~!!硫黄泉で、白く濁って湯の花が浮いてる掛け流しのお風呂。とろけますわ。
男女別だけどお隣の声はよ~く聞こえました。お隣ではフォークソング大会になっていて、私も「あの素晴らしい愛をもう一度」あたりは一緒に(コッソリ)歌っちゃいました。中学校のとき、合唱大会とかで歌ったなあ。

この小屋、ランプや石炭ストーブもあり、小屋のご主人もとても素敵。こんどはぜひ一泊したいですね。ありがとうございました!

さて、あったまって一息ついたところで、再び下山開始。ここからはゆるゆると下ります。旧道の山道は雪が融けてどろんどろんだったので、ゆるやかな馬車道を行きました。
朝よりはだいぶ雪が融けた道を下り、あだたら高原スキー場の駐車場に到着。いやはや、無事生還、おつかれさま。

<今回の山行>
安達太良山の冬は風が強いとは聞いてましたが、聞きしに勝る風。稜線上は、マジでキケンです。あんな風は経験したことがない。
でももうちょっと雪が降れば、板を担いで登って滑って降りたいですね。

山としては、春や秋に登ればおだやかで楽しい山なのでは。今回は「冬」登山になりましたが、時期が早いこともあってか、さくさく新雪を踏んでの(山頂付近の稜線以外は)とても楽しい山行でした。展望のよい、穏やかな季節にもまた来てみたいですね。もちろん、くろがね小屋へは泊まりで・・・。

|

« 板、買っちゃいました。 | トップページ | 乾徳山 ~単独行、のち、旅は道連れ!~ »

登山」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/500450/17257982

この記事へのトラックバック一覧です: ほんとうの空を見に、安達太良山へ。:

« 板、買っちゃいました。 | トップページ | 乾徳山 ~単独行、のち、旅は道連れ!~ »