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2007年9月29日 (土)

遥かなる山、平ヶ岳

200709290

行ってきました、遥かなる山、平ヶ岳。そして憧れの玉子石。

===平ヶ岳(百名山40座目)===
鷹ノ巣駐車場(6:30)~下台倉山(8:50)~台倉山(9:45)~白沢清水(10:30)~姫ノ池(11:30)~▲平ヶ岳(11:50-12:50)~玉子石(13:20)~姫ノ池(13:50)~鷹ノ巣駐車場(17:00)
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登山道までのアプローチも長く、登山道からのアプローチも長い山、平ヶ岳。でもひそかに憧れていた山でもあります(何に憧れてるって、そりゃアナタ、あの玉子石といい、アプローチの長さといい、ちょっと心がくすぐられません?)。
そして、いよいよ平ヶ岳アタックの日がやってきた!(晴れを狙って行ったつもりなのに、結局天気はイマイチでした・・)

駐車場にはすでに10台ほど駐車してました。トイレがないとは聞いてたのだけど、ちゃんと簡易トイレがありました。ホッ。

林道のような砂利道をしばらく行くと、平ヶ岳登山口です。(平ヶ岳まで10.5km)

そしていきなり登る登る。両側の切れ落ちたヤセ尾根をずんずん登ります(2時間で800m弱。なかなか大した標高差です)。ガスってたのでそれほど怖くなかったのですが、かなり両側が切れ落ちてるような。しかも道幅も狭いので、十分気をつけていくべし、です。

200709291_2 こんな道を延々と。

何箇所かクサリ場もあり、大きな岩をよじ登るところもあり、ひたすら登っていくと下台倉山到着。

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標識が立つのみの、シンプルな山頂です。(平ヶ岳まで7.2km)

ここからは大きなアップダウンもなく、尾根に出たり樹林帯に入ったりとゆるゆる歩きます。晴れてたらいい眺めなんだろうけどな~、ガスっちゃってよく見えません。

三角点がぽつんとある台倉山山頂を過ぎ、樹林帯の道をしばらく行くと台倉清水。水場はちょっと離れたところにあるらしい。(平ヶ岳まで4.9km。やっと半分!)

200709293で、再び樹林帯の道をまったりと進むと・・

第二の水場、白沢清水です。水場、っていうか、水溜り?ちょっとここで水を汲もうという気にはなれまへん・・・。(平ヶ岳まで3.2km)

それにしても、下台倉山からここまでの道の平らで長いこと。さすがは平ヶ岳(って、まだ山頂にはついてないんですけど・・)。
道が平らだからってわけじゃないんですが、なぜかまきchin、今日は元気一杯で、人があまりいないのをいいことに、登りながら歌を歌いまくってました(本日は80年代ヒットソングシリーズでお届け中。でもいい気分で歌ってると、バッタリ人に出くわすので注意注意・・・)。

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さて、白沢清水を過ぎてしばらく行くと、再び急登です。これを登れば上は平らなはず・・・

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急登を過ぎると平らな木道になり、姫ノ池に到着。きました!平ヶ岳!!

今まで山頂が見えなかっただけに、感動もひとしお。明るくて穏やかで、やさしげですね。

ここからは、ちょっとした登りを過ぎ、木道を行きます。

200709296 200709297
いや~、平ヶ岳ですわ。山頂付近なのに平ら。山頂も平ら。

山頂からちょっと行ったところでお昼にしました。ここも平らですね~。正面に燧ヶ岳、至仏山が見えます。意外に近くてびっくり。越後三山方面は、ガスってて展望は利きませんでした・・・。

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越後三山方面。雲の中・・・。

さて、お次はいよいよ憧れの玉子石。山頂から姫ノ池に向かう途中、水場経由でいったん下り、そこから木道の道を登っていきます。
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そして丘をこえた向こうに・・・

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出た!!玉子石!!!

背景といい、丘を越えたら現れるというロケーションといい、なんともステキ。

でも、風化が進んでいるそうで、あまり近づかないよう注意書きがありました。いつかこの石も、風雨に削られて「ゴロン!!」といってしまうんでしょうか。

2007092910 横から見ると、けっこう細長い。

名残惜しいですが、しばらく眺めを楽しんだ後、帰途につきます。

帰りはひたすら下ります。緩やかでなが~い道も、下台倉山から先の急な斜面も、ひたすら黙々と下る我々。急斜面を下るころは、さすがに足が棒です。まだかいな・・・。

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こんな道を登ってきたのね・・・。

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で、やっと到着。お疲れさんでした!

<今回の山行>
憧れの平ヶ岳。展望はイマイチでしたが、玉子石も見れたし、平らでなが~い道も堪能したし、結構満足です(ほんとに平らで長くて、なんか笑っちゃいました)。

最初の急登を除けば、あとは樹林帯や木道の穏やかな道を行く、明るく開けた気持ちのよい山です。晴れてたらさぞかしすばらしいことだろうな・・・。というわけで、晴れてる日を狙って、リベンジ決定。また行くぞ!!

そうそう、平ヶ岳まで行く道も、なかなか長くてエグいトンネルと山道が続きます。ご注意あれ。

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