黒部源流周遊(4日目)
朝起きると快晴!いや~、テンション上がりますわ~。
朝食も早々に、出発です。初日の太郎平小屋から一緒だった愉快な三人組、今日は薬師沢経由で下山とのこと。富山でキトキトのお魚と日本酒を満喫する予定らしい。またお会いしましょう~!
こじんまりしてるけどキレイで雰囲気満点の雲ノ平山荘。また来るよ~!
さて、我々はまずは祖父岳に向かいます。そしてギリシャ庭園から見る山々のすばらしい眺め!
はああ・・・天国みたい・・・(って、天国見たことあるわけじゃないけど)。
夢見心地で木道を進み、キャンプ場に寄り道して水場で水を調達。ここから祖父岳まで、道は登りに転じます。何箇所か、切れ落ちた崖の上を歩く場所がありますが、あとはそんなにキケンでも急でもなく、淡々と登ります。祖父岳頂上手前、ガレ場の道を登ると、ケルンがいくつか立つ頂上到着。
祖父岳から見る薬師岳と雲ノ平。山荘があんな小さくなってしまった・・・。それにしても雲ノ平って、隔世の感あり、ですな。日本最後の秘境というのも納得。
さて、ここからは稜線を下り、昨日通った岩苔乗越に向かいます。
岩苔乗越を過ぎると、ガレ場の登りになります。鷲羽岳への道と分岐するまではちょっと登るけど、あとは稜線上の道をゆるゆる~っと進みます。天気もいいし、眺めもいいし、気持ちいい~!
水晶小屋の前で、裏銀座からのコースが合わさります。人がたくさん登ってきてるよ~。我らは小屋の裏手に荷物をデポして水晶岳へ向かいます。
水晶岳への道は、なんだか石がキラキラしてます。これが名前の由来なの?
しばらく穏やかな稜線上の道を行くと、これまでの穏やかな道はどこへやら
こんな岩を越え、よじ登る道になります。意外ときっつい。この岩岩を越えると山頂到着!
立山、黒部湖、野口五郎岳を背景に。
山頂からは360°大展望。裏銀座コースの山々はもちろん、目の前には薬師岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、槍・穂高が迫ります。すご~い!!
岩岩の狭い山頂でしばし眺めを楽しんだあとは、小屋に向かって下山です。
水晶小屋の裏手でお昼を食べて、鷲羽岳に向かって出発。さっきの分岐まではゆるゆる下り、分岐を過ぎたあたりからワリモ岳への急な登りになります。ひいぃ、ガレ場の登りがきつい。
ジグザグ登り、岩を越えるとワリモ岳。これで終わりかと思いきや、また急な道を下り、さらに岩場をよじ登ると・・・
山頂到着!下に見えるは鷲羽池、バックは槍・穂高。贅沢~!!三俣蓮華、黒部五郎、薬師、雲ノ平の眺めも眼下に広がります。
あああ、ここも天国のよう。鷲羽岳への登りはけっこうキツかったけど、この景色ですべて帳消しです。
しばし眺めに浸るまきchin。もはやタマシイ抜けちゃってます・・・このまま時が止まってしまっても、全然OKですわ・・・。
さて、せっかくここまできたので、下山道をはずれて鷲羽池まで下ります。雲ノ平山荘のオーナーさんにも勧められたし、昨年白馬岳で一緒になったご夫婦にもイチオシで勧められてたので、ここは下りないわけには行きません。
鷲羽池までは道はついてるものの、あんまり踏まれてないのでちょっと石ころとか不安定かも。かなり急な道を下ると、池のほとりに到着。
聞こえるのは風の音のみ。聳える鷲羽岳のもとに透明な水を湛える池。ここもある意味天国のよう。ああ、こんなにいろんな天国を見てしまっていいんでしょーか。
さて、いつまでも天国にいるわけにもいかないので、本日のお宿、三俣山荘向けて下山開始。しっかし下りの急なこと。ザレ気味の道を小屋に向けて下る下る。急な坂をひたすら下ると、今回2回目の三俣山荘到着です。
山荘前でひなたぼっこしつつ、ビールを飲みながら眺めた鷲羽岳。左にちょこっと頭が見えてるのが水晶岳。だいぶ遠くなった・・。
夕飯は、今日もエビフライ。うんまい~!!!
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