笠ヶ岳(2日目)
いつもは朝日も見ずに寝ているまきchinですが、今日は山荘裏手の小笠によじ登り、日の出を拝みます。だって快晴だし。これは見なきゃソンでしょ。
満足満足。小屋に戻って朝食をいただき、笠ヶ岳に向かって出発。
山頂からの朝イチの眺めは大満足。槍・穂高はもちろん、御嶽、南アルプス、富士山まで見えます。立山方面はといえば、黒部五郎、薬師、水晶、鷲羽、立山、剣。来週もこんだけ晴れるといいんだけどな~。
しばし眺めを楽しんだあと、下山開始。クリヤ谷のほうに下りようかとも思ったのだけど、道が崩れている箇所があるとのことだったので、おとなしく笠新道を再び下ります。
まずはテン場までのガレ道を下ります。正面には槍・穂高。気持ちいいですな。
アップダウンを繰り返し、抜戸岳に向かいます。笠ヶ岳に向かってくる人も結構いますね。あと、追い抜いた人たちは、双六岳方面に向かうという方が多かった。ええのう。我ら、明日からはまた会社だからのう。
と、稜線の道をひたすら行くうちに抜戸岳到着。
さあ、ここからは急な下りの始まり。足元に気をつけて、ひたすらお花畑の中を下ります。
乗鞍、御嶽を見ながら下る下る。
杓子平までは、笠ヶ岳や穂高連峰、お花を見ながらの(割と)楽しい下り道が続きます。やっぱり天気がよくて景色がいいと、大変さを忘れますな。
シラネニンジン、モミジカラマツ、クロユリとハクサンイチゲ。和みます。
楽しく下るうちに、杓子平到着。
ここで、だいぶ遠くなった笠ヶ岳に別れを告げて、笠新道の下りに突入です。
下るにつれて、気温が上がって暑くなってくる・・・下界はいったい何度になってることやら(猛暑で大変なことになってたらしいが、このときはまだ知る由もなく)。目の前の穂高連峰を眺めつつ、登ってくるたくさんの人とすれ違いながら、ひたすら下ります。
行きには気づかなかったお花もたくさん。タカネニガナ、ミヤマコウゾリナ。
暑い道をひたすら下ると、ようやっと樹林帯の道に突入。このあたりになると左俣林道沿いの川が木立の隙間に見え始めるのだけど、なんせ急登なもんで、なかなかたどりつきません。
途中、笠ヶ岳山荘で同じお部屋だった方に追いつきます。そうそう、昨日の山荘のお部屋に泊まった人7人(我々も入れて)、全員同じ区民だったのです!びっくり。どこかで(山の中じゃなくても街中とかでも)またお会いする日まで~、とお別れして、またひたすら下り。ずんずん下って、膝が笑い始めたところで・・・
ここからは林道をだらだら下ります。やれやれ、オツカレサマでした。
駐車場に戻り、近くの無料足湯で足を洗おうとしたところ・・・手の甲が痛い!!今回、うっかり手袋をするのを忘れており、手の甲がまっかっかになってしまってました。やられた。
こりゃ、レディの手じゃありませんな。おじいさんの手みたいになってしまったよ・・・とほほ。
<今回の山行>
笠新道、あんまり「急登」ということを意識せずに行ったのですが、けっこう長い登りでさすがに大変でした。しかも猛暑だし。
でも杓子平から上はお花が色とりどり。うっとり夢見心地です。しかも今回、天気がとってもよかったので、山の眺めを思う存分楽しむことができました。なんといっても槍・穂高がすぐ目の前というのは、贅沢すぎます・・・。
やっぱ、こういう日があるから、やめられないのよね。
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