笠ヶ岳(1日目)
お盆Weekの初日。そして来週は黒部周遊6日間の旅。1泊2日で行けて、それほど混んでなさそうで、来週の足慣らしによさそうな山といえば・・・。ヤマケイをめくり、笠ヶ岳に行き先決定。(知り合いの山ノボラーには、「1泊2日で行く山じゃないよ!!」と言われちゃったんですけど。)
例によって金曜日、早めに家を出て新穂高に向かいます。新穂高の駐車場手前の無料駐車場に停めようとしたら、金曜夜なのにすでに満車~!びっくり。しょうがないので、新穂高の有料駐車場に駐車して、しばし仮眠(新穂高の駐車場は6時間500円。でも背に腹は変えられない・・)。
さて、5時頃起きだして出発準備。もう続々と山ノボラーが歩いていってます。みんな槍まで行くのかな~双六岳方面かな~。
さて、笠新道入り口までは、林道を登っていきます。淡々と川沿いの道を行くと、いよいよ笠新道入り口。ここから登るぞ~。
樹林帯の中の道をつづれ折にひたすら登っていくと、時々林の切れ目が出てきます。お向かいの槍・穂高がまぶしい!そして林が切れて明るい道になると、いろんなお花が登場。
クガイソウ、オオバギボウシ?、シモツケソウ、ササユリ。しっかし、お花が咲いているところには日がサンサンと差していて、暑いことこの上ない。急登もきついけど、この日差しもけっこうきつい。
登るにつれて、だんだん大きな岩の上を歩くようになります。頭上に岩壁が見えるようになり、草原の中を登りきると・・・
杓子平到着!そして目の前に広がる、笠ヶ岳のパノラマ!!うお~、テンション上がりまくり!!
ちなみに左のトンガリが笠ヶ岳。我々は右の道を行き、右端の抜戸岳に登って稜線伝いに笠ヶ岳に行くのですが・・・まだ結構登るじゃん。
さて、パノラマを満喫し、エネルギー補給してテンションも十分上がったところで出発です。しばらくはお花畑の中をゆるゆる~っと登る道ですが、間もなく抜戸岳に向けた急登になります。
立ちはだかる壁状態。
石ころごろごろの道をひたすら登ります。なんか、さっきの笠新道よりもキツイんですけど。今日は暑いからかな~、水の消費量が異常に多いし、急な登りがしんどいです。
そしてここでもお花に励まされてます。コバイケイソウ、タカネヤハズハハコ、ハクサンイチゲと笠ヶ岳、ミヤマダイモンジソウ。
休み休み、へろへろになって抜戸岳到着。
目の前に見えるは笠ヶ岳と、そこに続く稜線。あとはあれをたどるだけね~!!だいぶ近くなった・・・。
さて、ここからは稜線伝いの気持ちいい道です。左手には槍・穂高、右手には飛騨の山々、そして振り返れば、来週アタックの薬師岳と黒部五郎。ああ、あの急登を越えてきた甲斐がありました。
細かいアップダウンを繰り返し、いくつか小さなピークを越えていきます。さっきの急登に比べれば、ちょろいちょろい。
抜戸岩の間を通り抜けたあたりから、最後の登り。ハイマツの中の道をきゅーっと登るとテン場です。すでにテントが何張か。
そしてここから大きな岩がごろごろするガレ場を登ります。岩に「あと一息、ガンバレ!」とか書いてあって、なごみますわ。ガンバルぞ!・・と最後のひと登り、気合を入れなおして登っていくと・・・
本日のお宿、笠ヶ岳山荘到着!キレイな山荘ですね~。木が真新しい。館内も明るくてきれいです。
さて、山荘に荷物を置いて、早速笠ヶ岳山頂へ向かいます。
そして、30分ほどで山頂到着!祠があって広くなっているところがあり、そこからちょっと離れた場所に、山頂碑と三角点がありました。
歩いてきた道をバックに。さすがにこのころになると、雲が出てきちゃいましたね~。槍、穂高は雲の中、です。
ま、展望はまた明日の朝に譲るとしましょう。
山荘は、お盆Week初日ということもありやや混みです。が、狙ったとおり、なんとか一人一枚のお布団ゲット。よかったよかった。
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コメント
とても古い記事のコメントで恐縮ですが、、、
検索エンジンでたまたま発見。
見てみたら、滅茶苦茶近い時期に登ってましたね。
http://blog.goo.ne.jp/atsu-510/e/436f8109fd6fc375a14b443405b7601a
投稿: atsu510 | 2009年2月27日 (金) 22時40分
atsu510さん>
こんにちは!
ほんとだ、すんごく近い。
笠新道は、テン泊装備だと辛いでしょう~、私らはそのころまだ小屋泊装備だったですが、それでもキツかったですもん。
でも、槍・穂高の眺めはサイコウですよね~。
いいな~、双六から槍。歩いてみたいっす。
そして槍の登り、私も下りコースを逆走しました・・・(;´▽`A``
投稿: まきchin | 2009年2月27日 (金) 23時27分