« 十二ヶ岳 | トップページ | 鳳凰三山(2日目) »

2007年5月26日 (土)

鳳凰三山(1日目)

白峰三山を眺めながらの贅沢な山行。雪が意外にたくさん残る中、存分に眺めを楽しみました。

200705260

白く光る薬師岳山頂から見る白峰三山。近い!

===鳳凰三山(百名山26座目)===
1日目 2007/5/26(土):夜叉神峠登山口(7:50)~夜叉神峠(8:40)~杖立峠(10:00)~苺平(11:30-11:50)~南御室小屋(12:50)~薬師岳小屋(14:30)+薬師岳往復
=====

中央道を走ると、甲府のあたりから南アルプスが見えますね。今回はその手前に見える山、鳳凰三山へ行ってきました。

夜叉神峠駐車場から夜叉神峠までは、いきなりつづれ折の急登。朝イチの登りにしてはキツイっすね・・・。新緑の樹林帯の中をひたすらジグザグ登っていくと、夜叉神峠到着!

200705261
白峰三山が美しい~!!青空に雪が映えますわ。ここまではハイキングの人もたくさん来るみたい。ちょこっとがんばればこの眺めが楽しめるとあっては、それは行かずになんとする、ですな。

さて、一息ついたら、延々と続く登りに取り付きます。峠からちょっと下ると、長~い登りに突入。

200705262 こんな感じの登りが延々と続きます。飽きたよ~。登るのに飽きたのは初めてかも。

道標が立つ杖立峠を過ぎると、ちょっと下ってすぐにまた同じような登り。ううう、だからもう飽きたってば。
・・・と、突然林が切れて、白峰三山が目の前に広がります。そんな場所が2箇所ほどありました。

200705263
標高2300mを過ぎたあたりから、雪道登場。この辺から雪があるってことは、いったい上はどうなってることやら。

そうこうするうちに、苺平到着です。ツアーの人がたくさん、ランチ休憩中。
200705267
我らもここでお昼を食べ、さっくり出発です。

そしたらここから先の雪がなんと深いこと。踏み抜くと軽く太ももくらいまでははまっちゃうし、先行者があまりいなかったようで、あまり踏み跡もないし・・・。
いやはや、えらいしんどかった。雪がなければ(もしくは、雪が踏まれてれば)たいしたことないゆるゆる~っとした道なんだけど。
(このあたり、あまりにも大変だったので写真を撮る余裕ナシ)

無雪期の倍の時間かかって、南御室小屋に到着。小屋の周りは開けてて、雪もまったくなし。おひさまがあったか~い!!
200705268

一休みしたら、いよいよ薬師岳への登りです。しばらくは樹林の中を登りますが、またまた雪の深いこと。しかもちょっと斜度も増して、キックステップで登っていきます(アイゼンは必要なし)。ま、ある意味、踏み跡のないところを登っていくってのもなかなか楽しい。天気もいいし。

200705264
登るうちに森林限界を越え、薬師岳小屋手前の砂払岳に到着。目の前に薬師岳!その奥には観音岳!!

砂払岳を下ると、薬師岳小屋到着です。

200705265
こじんまりした小屋。入り口にある、ホウオウシャジンのオブジェがステキ。小屋のご主人やスタッフの方が、とても気さくで楽しいです。

さて、小屋に荷物を置いて薬師岳山頂アタック。
小屋のすぐ裏手にある雪の斜面を登り、白砂の斜面を進むと・・・

200705266広い白砂の山頂に到着!
北岳、間ノ岳、農鳥岳はだいぶ雲をかぶっちゃってますね~。それにしても風が冷たい!

あんまりにも風が冷たくて、早々に小屋に退散です。小屋の夕食は噂に聞くおでん。でもあったかくておいしかった!

> 2日目へ

|

« 十二ヶ岳 | トップページ | 鳳凰三山(2日目) »

◇登山」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 鳳凰三山(1日目):

« 十二ヶ岳 | トップページ | 鳳凰三山(2日目) »